12月26日(月) うー風邪引きそうだ…
関節が何となく痛い。頭もほのかに痛い。
お腹も痛い。でも下痢はしてない。でも食欲が無い。食べると少し胃が痛い。
26日の締め切りが6つぐらいあり、それがどれも面倒くさいもので、 この3日4日睡眠不足が続き、
加えて寒く、少し寝たりうどんを食べたり、ソファで寝袋に入って30分ぐらい寝たり、
ビタミン飲んだり水分とったり、下半身は寝袋に入れて机に向かったり、
今日はとうとういったん自宅に帰って薬湯に使って体の芯まで暖まり、 その後自分の布団で90分寝て、
もも引き履いてジーパンはいて 仕事場に来た。 はちみつも入れてハーブティも飲んだ。
もうありとあらゆることやって、ここまできた。
あと1本で眠れる。明日は取りあえず思いきり寝坊するぞ!
これから描くのはQBBの「へぼへぼ中学時代」4P。 正月ネタだ。弟はスタンバっていて、
作画は明日の午前中が限界の締め切り。 こんなの書いてる場合じゃないが、気分転換に。
ちなみに先週号の
Q.B.B.は (急に立ち上がって・罵声を浴びせた者がいる・ボブである) の略だった。
もうなんだかわかんないね。 今週はどうしようかな。
Q.B.B. (キュ〜〜〜〜(音小さくなる)ン… ・(遠くで)ボン!・バーン!!「で、出たああ!!」)
なんてどうかな。あまりにアナーキーか。
Q.B.B.(九州人の・便はとりわけ・ビックリするほどほど立派でごわす隊)
Q.B.B.(クワイエット・ボロアパートに泊った・馬場昌平(のちのジャイアント馬場))
Q.B.B.(久住と・バンビが・バンザ〜イ!)
誰も読んでないかもしれないけど、 これはマンガを作る前の儀式で、
これを書いてバカになりきる。 それで弟を鼓舞しているつもりなんだが…。
さ、今からやるぞ!の午前12時37分。

今の BGMはマヌ・カッチェの「Neighbourhood」。だんだん好きになっていくアルバムだ。
胃に優しく、透明な力強さがよい。知的で野生で上品。彼のドラムって、いわゆるドラムらしくないが、
ロックをやっても、ジャズをやっても、素晴らしく曲にビートと深みを出す。
一番好きなドラマーのリーダージャズアルバム。

12月22日(木) 我慢できず寒風の中自転車で
さっき江ぐちに行ってきました。
噂の新人くんが、フロントに立って必死で仕事していました。
タクヤは奥の冷蔵庫の前に立って顔を斜めにして心配そうに、しかしどことなく嬉しそうに見ていた。
おばちゃんが新人にいろいろアドバイスしている。 またまだ動きはぎこちない。
でもアワ食ったようにパニックにもなっておらず、意外に落ち着いて見え、頼もしい。
ボクはいつものように小瓶のビールと竹の子の皿をもらって、飲みながら彼の仕事ぶりを眺めた。
麺がうまくまとまらない。余裕なんてまったく無い感じだ。鍋の中で作る半熟タマゴが
けっこうボロボロだ。やっぱり難しいんだな、あれ。ワンタン引き上げがちょっと早いような気がする。
ついつい心配している自分に気がつく。
橋幸夫は黙って丼を洗ってビールを出している。彼は結構年配の髪を染めた手伝いだが後継者ではない。
お客さんはみんなシーンと食べていました。 2時半前です。
そしたらメガネをかけた元気な小学生が一人で入ってきて、 座るなり奥のタクヤの方に向かって、甲高い声で、
「お、オジサン、しりぞいたね!」
と叫んだので、満員の沈黙客がどーっと笑った。
ああ、みんな同じこと考えていたんだな、心配なんだな、嬉しいんだな、と思いボクも笑ってしまった。
とたんに常連ぽい中年男性客たちが、口火を切られたように、
「子供は正直だ」
「本当だ」
「いやー、よかったね」
「よかった。これであと50年は大丈夫だ」
と言ったりして笑っている。端の席でビール飲んでいるおじいさんが、
「いやぁ、江ぐちの火が消えなくてよかったよ」
としみじみいい、同じ沈黙が和やかな空気に変った。
シリゾイタ、と言う言葉が予想外の直球だった。たしかにそういう構図。
新人の男の子は、急に常連ぽい物言いになった男性客に、
「もう少し味が薄くてもいいな、少ーしボクにはしょっぱい。いや、人それぞれだけどね」
と言われると 、
「ありがとうございます。勉強になります」
とか真面目に対応していた。黒目がちの澄んだ瞳が印象的な青年。二十代前半か。
眉も濃くしっかりしていて、スポーツ刈りが伸びたような短髪。
顔に似合わずがっしりとした体で、後ろを向くと背中が大きく、でもちょっとお腹の辺りが太い。
手先が真っ赤で、この仕事を始めて間もないのがわかる。
でも次から次の注文に、顔も別の理由で真っ赤だ。 どこか少し憂いのある、でもいい笑顔をしている。
ボクはビールがあと少しになったので、ラーメンを頼んだ。
ラーメンはちゃんと美味しかった。ただ竹の子の皿のタレが少しかかり過ぎだった。でも問題ない。
2時半を過ぎて、客が子供とボクとおじいさんだけになると、 タクヤが新人になにか小声でねぎらいの言葉をかけた。
すると若き店員は
「頭の中までバクバクいってます」
と照れたように言い、店員達がみんな笑った。
簡単な片づけを終わり、彼がカウンターの外に出ると、老人客が
「まあまあ、一杯」
と彼にビールを出した。彼は立ったままそれをひと息に飲み、
「ありがとうございます。勉強しますので、今後とも、よろしくお願いします」
と頭を下げ、足早に出ていった。
タクヤが厨房の外に出て、カウンターを拭きながらまだ食べているボクのそばに来た。
「今日は、なにかこちらへ?」
と言われたので、まさかインターネットで新人出現の情報を得ていたたまれず来たとも言えず、
「ちょっとこっちに用事があって」
とウソを言うと、
「ああそうですか」
新人くんのことが訊きたいのは、もうわかっているだろうから、
「…いつからですか?」 と言うと、
「ま〜だ2,3日」 と本当に嬉しそうに言った。それ以上何も訊けないでいると、
「わけありでね。じゃあ、うちぃ来ないって言ってね」
とぼそりと言いました。わけあり。またまた謎が。ドラマが。
「ああ、そうですか。…よかったですね」
「えぇ」
「 おいしかったです」
「いつもありがとうございますー」
とにっこりした。 後継者の有力な候補が現れ安心したのか、タクヤの顔が、
店員として麺に向かっているときより 、なんだかおじいさんぽく見えた。
気のせいかな。がんばれ、新人くん。

12月21日(水) 江ぐちに後継者出現!?
 今日知った話によると、三鷹のラーメン屋「江ぐち」に見知らぬ若者がおり、
誰か聴いたお客さんに店主タクヤ(あだ名)が、
「今度から(彼が)主役になるからね。」
と言ってたそうだ(何でこういう情報が入ってくるかね)。
 若者はいったい誰なんでしょうか?格闘技をやっているようないい体をしていて、
笑うと愛嬌のある顔だそうだ。
 これで、江ぐちは存続が決まったのか?一刻も早く行きたい、食べたい。
 今年の俺的十大ニュースに確実に入る事件かも。

12月19日(月) キングコング 

 すんごい映像でした。 ピーター・ジャクソンの
「これが撮れたら死んでもいい!」 という思いが全カットに感じられた。
 最初は「スローモーションがちょっと多いな」なんて余裕で見ていたが、
途中から手に汗握るシーンの連続に身をよじるようだった。
ラストはわかっていても、かわいそう過ぎの、切な過ぎでした。    

  ボクは小学校1年ぐらいの時、テレビで「オリジナルキングコング」を 観たんだけど、
最後キンコンがかわいそうで、悲しくて仕方なかったことだけ覚えている。
 泣いたような気もする。  

  で、高校生頃、一度現代版にリメイクされたのを観て、がっかりした。
  なんか、青空で、人(それも完全に西洋人)が入っていて、完全に二重撮影で、
ちょっとおやじエロっぽいのが混じっていて、安っぽくて、分別くさかった。

 大学生頃にビデオでオリジナルを見たら、なんとも創意工夫に満ちた面白い映画だった。
チャチでもホントによくできた映画だった。笑いながら感動した。できた当時は観客の度肝を抜いただろう。
 でも途中は覚えてなかったけれどラストに来たら、子供の時とまったく同じ切ない気持ちになり、
その自分の心にちょっと驚いた。  
  ああ、子供の自分と今の自分は、同じ自分なんだ、と当たり前のことを 実感として感じたのです。  
  大人って、いつのまにか、子供の頃の自分を、別人のように観ているふしがある。  

  それで、今回もラストが近づいてくると、興奮しておもしろがっていながら、
頭の隅でその気持ちになるのがコワイ自分がいるのを感じた。  
  その気持ちをさらに脅かすのが、ビルに登りだしてからの映像で、 ボクは高所恐怖症気味なので、
もうゾクゾクしっぱなし。怖すぎる。
  手すりねえぞ。ハシゴやめろ。無理に上らなくてイイ!ああ、すべる!そんなところで飛ぶな。
立たんでいい!それ以上登らんでいい!縁によるな!座れ!うわあああ。  
  映画でこれほど高いのが怖かったの、初めてです。大画面のせいかな。 本当に怖かった。  

  それで恐れていたラストはやっぱり悲しくて、人間が嫌いになりそうになった。  
  しかし仮にエンディングを変えるとしても、どう転んでもハッピーエンドは無い映画だ。
 キングコングは文明人に見つかった時点で、おしまいなのだ。 切なすぎる。  
  でも、愛すべき映画に仕上がっていると思う。 ボクはキングコングが大好きだ。
 この映画が意外に客が入っていない(向こうでも。今日は平日のせいもあって空いていた)のは、昨今の
動物愛護の風潮もあるかもしれない。動物の好きな人あと高所恐怖症の人)は、
人間の理不尽さに本気で腹が立ってくると思う。
 キングコングに象徴されることを、人間は自然に対して今もやってるのだ。

12月18日(日) 新・中学生日記5 明日発売!
いよいよ面白くなってきましたよ。これまでのバラバラな「グループ」が絡み合い、好きになったり、
憎んだり照れたり、ケンカしたり。さぁ、これからどうなるんでしょう ?
目が離せません!ぜひぜひ買ってね!

12月16日(金)志ん生の動画映像
志ん生は大好きで毎晩眠る時に聴いているが、今日初めて動く志ん生を観た。
倒れるちょっと前だから、歳はとっているものの全盛期でもある。
演目は「おかめ団子」。人情噺だ。落語の人情噺ほど、下手な人のが苦痛なものはない。
これが志ん生だと、まったくならない。人情ばなしであることすら忘れる。
 冬の木枯らしがピューッと吹く江戸の郊外を、汚れた半天1枚で大根を売り歩く、
若く貧しい男の、しみ入るような寒さやわびしさが、ひしひしと伝わってくる。
 随所に挟むくすぐりも、なんともかわいらしいというか、笑ってしまう。
 見終わって、なんともさっぱりした気持ちになった。でも深く感動していた。
 最近、友人に米朝の落語CDをたくさんもらい、開眼して、これも毎日のように聴いて、
和み笑っているが、 やっぱり全然違うものとして、志ん生はすごい。誰にもできない天然の芸だと痛感。

12月15日(木)リチャード・ボナ
という今世界で一番売れているベース・プレイヤーのドキュメンタリーのDVDを観た。
 今30歳。生まれ育ったアフリカ中央部のカメルーンのミンタ村にはラジオもなかったという。
 たった30年で全世界を股にかけて活躍するミュージシャンになったという夢物語だ。
 その村の子供の頃の友達達の話やまだ村に住む母親の話、彼を見いだしたジョー・ザヴィヌル、マイク・スターン、
ハービー・ハンコック、日本の渡辺香津美、渡辺貞夫らのインタビューと、彼の演奏やスタジオ風景が
収録されている。演奏シーンはそれほど多くないけど、面白かった。
 アフリカの風景が素晴らしくキレイでみずみずしく、今の本拠地ニューヨークの街と対照的。
それにしても短期間ですごい文化のギャップだ。生活の変化もものすごいだろう。
 彼がこんなに引っ張りだこなのは、一緒に演奏した人が一番わかるのだろう。全員がべた褒め状態。
 特に良かったのはカリプソ風の曲を、アコーデオン奏者をフィーチャーした小編成のバンドで やった映像で、
これを観ると、彼を褒める理由が痛いほどわかる。ずば抜けたミュージシャンだ。
 超人的なテクニックもさることながら、バッキングプレイヤーとして、その時のメイン演奏者の心までも
受け入れ、ささえてあおって応援して、全体をひとつの大きな歓喜の流れに導く、演奏者としての大きさは
ちょっと今までに観たことが無い。観ていてわけもなくうれしくなってくる(実際ものすごく楽しそうにやってる)。
 エレキベースではアンソニー・ジャクソンにそんな感じを受けたが、若いだけにもっとやんちゃなところもある。
 彼とやったら、誰でも自分の能力の未知の部分が、引き出されるだろう。そう感じられるプレイだ。
 歌がまた猛烈にウマイのも彼のプレイに関係しているように思う。生ギターも他に無いような演奏を見せる。
 ジャズというジャンルに一応所属しながら、ジャズっぽくなく、しかも実に健康的(笑)。
 しかも、まだまだ進化の途中だと思う。これからの活動がすごく楽しみだ。 こういう人がアフリカの村から
登場する時代なんだと思った。 すごくうれしいことだ。

12月14日(水)ぴぴぴぴぴぴぴぴ、っぴっぴ
今の仕事場は駅前なので夕方、バスが入ってくるとき、笛を吹いて通行人に注意を促す交通 整理のオジサンが
いるのだが、今の人が「ぴぴぴぴぴぴぴぴ、っぴっぴ」という癖のある笛の吹き方をするので、耳について
すごく、わずらわしい。仕事場まで、その笛の音がずーっと繰り返されて聞こえてくるんだもん。
「っぴっぴ」のとこのわずかなタメといいますか、休符が特にイヤダ。

12月13日(火)展覧会が終わって
100号の油絵とかが帰ってきた。ハッキリ言って、邪魔。

12月12日(月)「夏の庭」湯本香樹実
という文庫本を読んだ。こういう子供が主人公の小説を読むと、ついつい「小学生がこんな言葉つかうかよ」
と思ってしまうのだけど、 結構よかった。
おばあさんが皆同じような言葉遣いするのも「ばあさんにもいろいろいるだろうに」 と思ったが、
自分もついついそうなっているんだろうな、と思ったりした。
読みやすくて、いい話だった。 でもサブタイトルの「TheFriends」はいらないんじゃないだろうか。
編集者がつけたんじゃないのだろうか。作者はどうしてそんな英語付けたんだろう。
余計なことが、いろいろ気になりながらも、面白く電車やなんかで一気読み。

12月11日(日) やる気ゼロの日
いっぱいやることがあるのに、全然やる気のでない日だった。
机に向かっていても、ついついインターネットをいろいろ眺めて時間を潰してしまい、
喫茶店に気分転換に行っても、全然ダメ。ボーッとしてしまい。
夜になってもダメ。こんなことならもっと1日積極的に、日曜日らしく休んで遊べばよかった。

12月10日(土) ライヴ満員御礼!
立ち見もたくさん出るほどの盛況の中で演奏できてよかった。
 新曲もやったけど、この2年ではもっとも完成度の高いライヴだったかもしれない。というか、
この形に決まって、今、始まったというか。失敗はいろいろあったけど、それより音楽がストレートに
楽しめたです。来て下さった皆さん本当にありがとう。来年もこの6人でがんばります。
 この一年でとても伸びたGOCCIをフィーチャーした3曲がいずれも反応が良くて、よかった。
打ち上げは魚民だったが、店員が年末で(?)忙しすぎて全然回ってなくて、腹が立つより気の毒だった。

12月9日(金) ライヴ開場時間と開演時間、30分押しです
6時半開場、7時半開演です!どうもすみません!
ライヴチャージは2500円でした。重ねてどうもすみません!
では明日お会いしましょう。ジミヘンの出力作品は結局9点作りました。

12月9日(金)いよいよ明日ライヴです!
 もーしっちゃかめっちゃかですが、準備はできています。明日のライヴはオモシロイですよ。
 今年最後ですね。展覧会もやっています、月曜日までですよ。
 明日両方見に来てください。もう全力出しきります。
 今弦張りなおしたし、ハーモニカも新しいの買ったし、ピックも3枚買ったし。

12月8日(木) ジミヘンのデジタル加工切り絵
をさらに数点作る。もうこういうのガンガン作りたい気分もあるけど、時間が全然ないっての!
展覧会が始まってから新しい作品飾り足すの、よせ! ハイ、スイマセン。


12月6日(火) 搬入

朝全然起きれず、一度10時に目が覚めたのに、次に目を開けたら12時だった。
慌てて仕事場に行き、昨日描いた絵を額装して、さらにもう1枚描き足し、別の仕事を少ししてから
搬入、取り付け(紙芝居がカワイイ!)、帰ってQBBのマンガの原作を作って、
これからスタジオに土曜日のリハに行く。慌ただしくてなにか忘れているような気がしてならない。
 コーラスのGOCCIが風邪気味ということで大事を取って休み。よくなるといいんだけど。
 風邪はとても流行っている。水分・睡眠・ビタミン、と唱えている。睡眠が足りない。

12月5日(月) 小さな絵の連作を描いた
明後日から高円寺で切り絵展。下北沢からそのまま移動(すでに車で全部運んである)した
作品と、以前に描いた100号の油絵2点と50号一点 。そこに最近作った紙芝居を展示したが
どうしても描き下ろしの作品が飾りたくて、泉昌之の原作が終わった深夜から
小さなピーピーボンボンの絵の連作を描きはじめた。

 明け方までかかって4枚描いた。 いずれも糸につかまってタコのように空を飛んでいる絵。
 ロットリングと色鉛筆。この絵の描き方は20年ぐらい前から時々やっている。
 スティービー・ワンダーの新譜やジョー・ザヴィヌルのライヴを聞きながら 一生懸命心を込めて描いた。
 スティービーの「MoonBlue」は引き込まれるような美しさ。珍しいスティービーの生ピアノソロが
もう素晴らしすぎる。深い深い青色と冷たく妖しい月の光を感じる。盲目の彼はどういうふうに
感じたものを、こういうふうに表現しているんだろう。

12月3日(土) 塩竈で
マンガ講座みたいなの、10代から60代までの男女が集まってくれ、皆さんよく笑ってくれて
楽しく話せました。感想に「写真で見るより男前でした」というのがあり吹きだした。
男前、はもちろん言われたことがないし、その言葉が実際につかわれる場面に初めて遭遇。
 もう掲示板に書いたけど、打ち上げでは最高に美味しい寿司をいただいた。
 でも6時前から寿司屋に行ったので、さんざん飲んで食って笑って店を出たのがまだ9時前だった。
 塩竈の古いお菓子屋さんが、ボクに新しいお菓子のイラストを描いて欲しいと行ってくれてウレシイ。
 ホテルの帰って、仕事を持ってきていたが、酔っているしできない。
  風呂に入って11時頃寝たら3時にぱっちり目が覚めた。起きてお茶を飲んで
朝6時まで机に向かってマンガを描いた。へんな感じ。1時間寝て、7時に朝食。
 食べて少し仕事したらまた眠くなって9時まで寝た。
 それで起きて、タクシーで駅に行き、新幹線で帰った。

12月2日(金) 明日は塩竈へ
 
春にみうらじゅんと行った塩竈に今度は一人でマンガ教室(?)のようなことをやりに行く。
 
みうらくんには「BUBUKA」でまたやられた。例の「円楽隣り事件」の写真を思いっきり出された。
 あのビデオは一生恥ずかしい映像だ。でもきっと忘れた頃にやられるんだろう。多分一生。
 
仕事場がまたすごく散らかっているが、片づける暇が無い。このまま年末に突入か?
せめて正月はキレイな片づいた仕事場で迎えたいものだ。

12月1日(木)リハ
 今回のライヴはコーラスのGOCCIをフィーチャーした曲を4曲ぐらいやる。
 どの歌も彼女がいろんな時にふと話した言葉をボクが歌にしたものばかりだ。
そう言えばWAKAとやっているときも、飲み屋で話しているときの一言からよく歌を作っていた。
「11月3日、晴」と言う歌なんか秋が来るたびに思い出す。イイ曲なんだ。「Night&Snow」も。
 前回は京都に帰るというので「トロッコ」(京都ではケンタのことをケンチキというらしい)を作った。
 今回は前回の打ち上げで「明日リハがあるので梅酒にしておきます」と言ってたので
「11時35分、梅酒」 というブルースを作った。今日やってみたら、もうバッチリ。
ウッドベースによるブルースは最高。やっててニヤケる。歌詞も、GOCCIが歌うと笑いが込み上げる。
 さらに「お金無いなぁ。でもピアノ欲しい(京都弁で)」とよく言ってたので、
「神様わたしにピアノをください」という小唄を作った。なかなかしみじみしたカワイイ歌になりそう。
 ボクの歌では高円寺の居酒屋でピアノとギターだけでやった「ワンルーム・フォークワルツ」も、
バンドで やるとまたストーリーのゴージャス化、その破綻っぷりが大袈裟になってよかった。
 というわけで、今日のリハも面白かったです。外は寒いのに笑って盛り上がって汗かいた。

11月30日(水) 久しぶり日記
 7日から高円寺に場所を移して切り絵展続行。ハガキは明後日できる。しかも広いから新作か別 の作品が必要となり、
前に描いた100号の 油絵やなんかもこの際展示することにした。
  ちょうど、紙芝居の仕事をしたものができてきたので、これも展示予定。
紙芝居というのは一般書店には並ばないので、まあ、丁度よい機会かもしれない。4〜6歳向けだけど。
 会期中の10日には同じ高円寺のJIROKICHIで今年最後のライヴがあるので、その準備もある。
 19日のライヴで感触がつかめた今年のBlueHipの集大成的な感じ。昨年も同じライヴハウスでやったが、
今年は去年と比べたら8割りが新曲。前からやっている曲も、ずいぶん違った感触になったと思う。
 すごく楽しみなライヴ。全局オモシロイからぜひぜひ来てね〜。

11月29日(火)「ダンドリくんブラック」
 風俗ルポマンガ「ダンドリくんブラック」が、来年3月頃、単行本になることが決定。
 
泉昌之では久しぶりの単行本がエロというのも淋しいが、なんでも描くぜ。

11月28日(月)「新・中学生日記5」
 カバーイラストの校正刷りが出た。自分でデザインしといてなんだが、なんだかシリーズで一番カワイイ。
 内容も、いろんな登場人物がどんどん絡み合ってきて、今までで一番ニギヤカかも知れない。
 発売は12月20日頃。

11月27日(日)「神々の山巓 」作・夢枕漠/画・谷口ジロー
 間違いなく面白いことがわかっていながら観ていない映画、読んでいない本、聴いていないCDがあるが
(芝居とか演劇はそういうわけにはいかぬ)、このマンガもそうだった。
 もう読みはじめたらダメ、久しぶりにむさぼるように 読んだ。面白すぎる。熱に浮かされたように読む。
 4巻ではいよいよ、というところで、頭の中で音楽が鳴って、鳥肌が立った。
 なのに近所の本屋のどこにも5巻が売っていなくて(走っていった)、頭がおかしくなりそう。

11月26日(土)耐震強度偽造の人のおかげで
 世の中の人の関心がヅラに向いているのではないか。
 そのおかげでヅラの人は、いつもよりビクビクと暮らしているんじゃないだろうか。
 気の毒で、滑稽。

11月25日(金)QBBでカラオケマンガ?
を描くかも知れないのでラフを描く。「カラオケ家族ロビンソング」。没でもいいや。
「幼稚なOTONA」の主人公がお父さんで、娘は「新・中学生日記」のキノジュン。
役者方式が手塚治虫みたいだ。なんかオモシロイ。2ページものだけど。

11月24日(木)「さんぽ者」
 谷口ジローさんとの新作マンガ「さんぽ者」の発売は遅れている。年内無理か。
 でも今日初めてカバーデザインを見た(日下潤一さんデザイン)。 これがすごくよくて、
うれしくなる。100ページ足らずの薄い本だけど、内容もさんぽのことだから、淡いんだけど、
たとえば小津安二郎の映画じゃないけど、絵の味わいが素晴らしい。
 ボクの本では久々のハードカバーというのもウレシイ。年明け早々に出るといいんだけど。

11月23日(水) 展覧会の引っ越し!?
 
下北沢の個展が終わったと思ったら、高円寺のギャラリーStudioZoneに1週間穴が空いたので
切り絵展を持ってきませんか、という話が舞い込む。
 12月7日(水)から12日までの6日間。

11月21日(月) 切り絵展最終日迫る
 下北沢での切り絵展は、明後日23日水曜日祝日 までです。
 オープニングとか、全然しなかったので、最終日は夕方からずっとギャラリーにいようかと思っています。
「え、いつまでだっけ?」なんて、とぼけたこといってる人が多いのが展覧会というものです。
 ぜひとも、下北沢にいらして下さい!もらったワインでもあけて振る舞いましょう(2本ぐらいしかないか)。
 お待ちしていますよ!

11月20日(日) 「新・中学生日記5」
 朝起きたら頭が痛い。喉もちょっと痛い。
 二日酔いかと思ったが(実際それもある)、どうも風邪の初期症状にも思える。
一度起きたが、水分をたっぷりとり、ビタミン剤を飲んで二度寝。
 展覧会と2度のライヴと、単発の仕事が終わって、気が抜けたか。
でも明日は「新・中学生日記5」の単行本のカバーデザインの締め切り(実は昨日)。
 午後から起きて、仕事場へ。冷えないように注意しながら仕事。
でも弟から届いた絵がかわいくて、デザインの仕事自体は楽しい。
 12月の20日過ぎに店頭に並ぶ予定。

11月19日(土) ブルーヒップ、完成の気持ち
 一昨年、モダンヒップとQ&Wを活動休止してから、いろんな形で演奏してきた今のバンド、
BLUE HIPが、ぼんやり描いていた理想形になったように思う。
 というのは、今日ライヴ当日になって、ベースをアップライトのエレベに変えたのだが
これがすごくよかった。昼間の当日リハで初めて全員がそろったのだが、
全員がかたまった音がすごく柔軟で、空間があって、気持ちいい。
 GOCCI、シャケ、カタラオという最初からのメンバーがすごく活きている状態になった。  
  バンドをはじめた当初はアキラ(QUIL・明日20日六本木でワンマンライヴ)の
天才的フレットレスベースをソロ及びバンドの個性にしつつバンドを進めていたけど、
気持ち的には全員アコースティックの音でできたらなぁ、という思いもあった。
 今回、ベースをウッドベース(エレクトリックだけど)にしたことで、どんな音楽をやっても
すべてアコースティックなイメージが出た。もちろんプレイヤーのボブの才能もある。
  さらに、前々から導入したかったパーカッションが 加入したことで、音に広がりと自由さが出た。
 ノリのある曲をやったときの、 うねりというか、ボクの好きな横ノリの大きさ強さは
やっていても自然に身体が動くようだ。もちろん演奏者のクリちゃんのセンスも素晴らしい。
 
 さて本番、 お客さんはもう一つのバンドと半々で満員、彼らのバンドが若いお客さんで、全然ボクのことを
知らない若いお客さんばかりで、でもしっかりした反応があり、手ごたえを感じた。
 換気が悪い会場だったのがちょっと辛かったが、今までがんばって続けてきてよかったな、
と実は心の中で僕自身がちょっと満足していた。これからだ。楽しんでいろいろ売り出すつもり。
 前々から考えていた音楽配信や、HPでのデモ試聴なども来年はやろうと思っている。
  BLUE HIP今年最後のライヴは、12月10日(土)高円寺JIROKICHIです!要チェキ(古い)

11月18日(金) 明日もライヴ!今度はバンド
西荻窪 w.jaz にて。7時半開演ですが、前座がある(エラそー)ので 8時前ぐらいに出番です。
場所などは
http://humpback.cool.ne.jp/wjaz/
小さな店ですが、音はなかなかいい。 明日はお客さん少なそうで、心配。
今回の演奏形態は、アコースティックバンドで、メンバーは

クスミ(歌・生ギター・ハーモニカ)
ゴッチ(コーラス・マラカス)
シャケ(キーボード)
カタラオ (ドラムス)
ボブ(ベース)
クリケン(パーカッション)
ハクシュウ(ラップ・パーカッション)

ボブとクリケンは今回初めて。二人ともいいキャラしてる若者。
 ボブは高円寺系板橋人23歳アゴヒゲ。「80年代アングラが好き」だそうです。
 最近フォークっぽい感じが多めになってきています。 というわけで、新曲は四畳半フォークを意識して
「四畳半ビョーク」(彼女がビョーク好きな男の子の歌)「ワンルーム」(現代版四畳半住まいワルツ)
「トロッコ」(モロフォーク・京都版)「サンダ対ガイラ」(そういうラヴソング)などなど。
 例によって笑える曲も多いですが、いい曲多いよ。パーカッションが楽しいライヴになりそう。
  ぜひぜひ来て下さい。 初めての方も大歓迎。女性一人でもカップルでも きっと楽しめますよ。
オジサン一人客にももちろん、来て欲しい。50歳でも60歳でも歓迎。介護老人半額。

11月17日(木) 切り絵展来てね〜!
気がつくと終わっているのが個展ってもんですから。
ジミヘンの切り絵が売れました。好きなのから売れる気がする。今回自分で気に入っているのは
たけしと、トムウエイツと、猪木と、モンクとか。
23日まで ですからね!急な展覧会だったので、オープニングもやってないので、23日は夕方から
クロージングのようなことをやろうかなと思っています。少なくともその時間ボクはいるつもり。

11月12日(土) ギャラリーの場所
 インフォメーションにもリンク張るの忘れていました。
下北沢GalleryFREESTYLEホームページをごらん下さい。
 井の頭線のホームの一番吉祥寺よりにある「西口」から徒歩2分ぐらいです。
 小田急線だと北口から3分ぐらいかな。昼12時から夜8時まで。木曜定休。


11月11日(金) 下北沢で切り絵展始まる!
 今日から下北沢のギャラリーFREE STYLEで、切り絵の個展が始まった。
 半月前に急に決まったので、ハガキができたのが、一昨日。もう全然出せなくて、
だからひとが来るか心配というか、こういうところで見た人しか来ませんね。
 ぜひ来て下さい。
 急なこともあって、今までのありもので、という話だったのだが、作家根性と言いますか、
出てしまって、結局15点切り下ろした。過去に作った作品をもう一度切ったものもあるけど
全く同じのはない。どこかしら変えたりしている。小さなスペースに思ったが、いざ飾ってみると
壁はけっこう広くて、飾りでが合った。
  20数点の原画と、高品位出力作品を20点近く作って飾ったので、 結構にぎやかになった。
 今回は「コワイタケシサン」「 インディアン・デスロック」「ジョッキ・フル・オブ・バーボン」
「モモエサン」あたりが目玉かな。遊びで切った亀田コウキなんかに案外新しい感じも少し発見できた。
  作品は、仕事の値段程度の額で原画も売っちゃってしまってます。

 というわけで、やっとそれが終わりました。仕事部屋の渾沌は限界に近いです。
 ちょっと片づけて、土日は延ばしてしまっている仕事を片づけます。お待たせしてしまっている、
 編集の方々、今度こそやります。展覧会の方などに行って、待っていて下さい。
  あ、お越しの際は、編集経費で花なんかくれると、ギャラリーの人たちもボクも、すんごくウレシイですが
ギャラリーが小さいので、小振りなのがとてもウレシイです (なんじゃそりゃ) 。

11月6日(日) 寒い
 午後1時というのに夕方のように薄暗く、寒い。
 昼は吉祥寺通りの「上杉」でうどんを食べた。ここはそばが美味しいがオバサンがコワイのでも有名。
いつも怒っているような調子、顔、声、歩き方。
 お腹の調子は戻ったが、イマイチ体調が思わしくない。気候と気圧の影響もあるだろう。
 仕事のイラストで中田英寿とバレンタイン監督を切った。
 バデイ・ガイの新譜を聴いているが、ゲストのカルロス・サンタナとの共演の曲、
「I put spell on you」(かのスクリーミン・J・ホーキンス@鼻に骨の曲!)で、
久しぶりに切れまくった凄まじいギターを弾いていて、もう笑っちゃう。
 ディランの「Lay lady lay」もやっていて、これはまた違った意味ですごくイイ。
 元気づけられる。まだ手をかばって切り絵しているのか、右腕が痛い。

11月5日(土) 15日と19日にライヴ
 インフォメーション参照。15日は、高円寺のマイクもない小さな店。なのでなんか、飲みながら
トークライヴっぽくしようかなと思っている。
 19日はバンドのライヴ。こちらはアコースティック・バンド。ちょっと変わったメンバーになるか。
 両方新曲もやります。バカな曲。今日は「キミのうちはお父さんがコワイ」という歌を作った。
 下北沢に。ギャラリーの下見に。
 このギャラリーは、今月末に『散歩もの』(作・クスミ/画・谷口ジロー)を出版する
フリースタイルという出版社がやっている「Gallery FREESTYLE」。まんまじゃん。
 今月始まったばかりで、今は吉田戦車さんが「絵俳句」の個展をやっていた。
 四畳半ぐらいに感じる小さなスペースだけど、お客さんはたくさんいた。
 帰りに下北沢をぶらぶらして特価品の額を買い、「いーはとーぼ」でコーヒーを
飲んで帰る。この頃コーヒーをよく飲む。ここのコーヒーは1杯ずつ豆を挽いて作るのでとても美味しい。
 もう20年以上、下北沢に来るたびに立ち寄る。
 帰ってビートたけしの切り絵を切った。

 夜何だかお腹が もやもやしたような、胸焼けのような感じになり、2時頃寝たがなかなか眠れず、
布団の中で3時半か4時ぐらいまで起きていた。
 うとうとしたらお腹が痛い夢を見た。痛いというか、張ってる。
  夢の中で美學校の生徒と3人で、 『おなら合戦』をしている。
誰が一番おならが出るか、回数と大きさを競っているようなのだが、自分は
たくさん出るのだが、臭いのが恥ずかしくて、肛門で調節して、屁を小出ししている。
 ところが小出し屁(こだしべ)が、また濃厚に臭い。それが恥ずかしくて、笑ってごまかせない。
 多分布団の中で本当に臭いおならをたくさんしていたんじゃないかと思う。
 昔から思うけど、こういう時、ダブルベッドで誰かと寝てる人とか、どうしているんだろう。

11月4日(金) 重い問題
 自分に関係した、しかしボクは何も作業に関わっていない本が、ボクに黙って出版された。
 今、慎重に担当と話しているんだけど、全く信じられない話で、気が重く沈んでいる。
 
  そういう中「JazzLife」という雑誌に「ジャズ爺」というくだらないマンガを描いた。絵も自分で描く連載。
 モンクとコルトレーンのカーネギーホールのライヴ。コルトレーン、ものすごい演奏を
淡々とやっていて、さりげなく聞き流せる音楽でもあるけど、繰り返し効くうち
笑っちゃうほどすごいのでした。
 というわけで、セロニアス・モンクの切り絵を制作。無心に切っているときは嫌なことを忘れる。

11月3日(木) 個展のハガキデザイン
 遅いッちゅーの。出来るのは個展が始まる前日。まあ、今回は、ギャラリーのある下北沢や
吉祥寺の店なんかに撒ければいいかな、という気持ち。なにしろ急だったから。
 この数日でリリー・フランキーさんの「東京タワー」読んだ。すごく面白かった。
 文章が完結で、溢れんばかりの思いがこもっていて。自分にしか書けないことを最短距離で書いていると感じた。
 でもリリーさんの小説本の装丁って、今一つ中身にそぐわない感じ。どこか落ち着かない。なぜだろう。

11月2日(水) 泉昌之のマンガの真似CM
 
詳しくは掲示板見て下さい。
 今までも、よくあったことだけど、今度のオリコのCMは、泉昌之の
「スーパーウルトラジャイアントキングG(グレート)」のパクリじゃないですか!
と、知人に教えられる。ボクはそのCM見たことないけど、
インターネットで見たかぎり、確かにアイデアというか、センスがモロだと思う。
 確証はもちろんないけど、見た瞬間の確信あった。教えてくれた人たちも
きっとそうなんだと思う。
 企業は悪くないけど、ガロだと思って、涼しい顔でパクって自分のアイデアの
様な顔してるCM製作者には腹が立つ。一言言ってくれればいいのに。
 電話してくれた人や、メールしてくれた人がいるけど、
「泉昌之のマンガに接触した人間は一人もいません」との回答だった。
 マイナーだと思って。
 夜は美學校の授業として、個展作品作りを生徒に手伝ってもらう。

11月1日(火) 11月11日から下北沢で切り絵展
 
をすることになったのが、つい半月前。ようやく作品を作り始めた。他の仕事もあるので、
思うようにできない。手が痛いこともあって、カッターがうまく握れなかった。が、だいぶイイ。
 足は思い出したように痒くなって、夕方外から帰ってきて少ししたころなんか、
堪え難くなってちょっと掻いてしまう。が、いったん掻くと、歯止めが効かなくなり、
どんどん痒くなり、肌を傷めてしまう。なんか嫌なことがあると、意志薄弱になっていて、
靴下の上からならイイだろう、と掻きまくってしまい、足の甲が赤くなり少し皮が剥けた。
 よくない。わかってる。

10月30日(月) 浅草橋

印刷所に直接入稿の仕事があり、午前中に浅草橋へ。自分の展覧会の作品を作りたいのに
面倒だが、浅草橋にはいろんな問屋や素材屋があり、ついでにいろいろ見てくる。
 浅草橋、小伝馬町、人形町、という問屋街も、大好きだ。下町っぽいというか、小さな商店が
軒を連ねてる集合体の街は、宝物が一杯埋っている気がする。
  180円くらいの木っ端を 10枚買った。どうするかなんに使うか全然決めていないが。

10月29日(土) 漢方軟膏効いた
多分「紫雲丹」だと思うんだけど、朝起きたら、親指横の傷が塞がってる。
それが、なんか自分の肉というか皮が内側からうっすら赤く盛り上がった感じにくっついていて、
ステロイドで炎症が消えたのと全然感じが違う。絆創膏を取ってそのまま、空気にさらしながら
なおその軟膏を塗る。午後にはギターがほとんど違和感なく弾けた。おそるべし漢方の力。
 まあ、薬だけの力じゃなくて、実際体力のほうが戻ってきたというか、皮膚に活力が
出てきたところだったから効いたのかもしれない。それにしても。
 薬というのは、使うタイミングなども大事なんだろうな、と痛感。
 今回は、皮膚や薬について、ホントにいろいろ体験して、いろいろ考えさせられた。
 
夜、版画イラストレーターの宇多川新聞さんと、編集者の松井真さんの結婚パーティで
歌を歌った。彼らからのリクエスト。二人の初めてのデートが僕らのライヴだったんだそうだ。
 知らない人ばかりと思っていて、やる前はちょっと緊張したけど、知っている人も
何人もいて、業界は狭いですね。ほのぼのと盛り上がっていいパーティだった。
 指が痛いのはすっかり忘れていた。

10月28日(金) 漢方の薬
 
指先の裂傷が治らない。手も荒れている。
  アロエとスキンクリームを日に何度も塗ったら、全体はだいぶカサカサが治まってきたが
裂傷は乾くとぱっくり割れる。明日はギターを弾かねばならないのに、
右手親指はピックを持っても痛い。サムピックでやってみたが
使い慣れていないので引っ掛かる。引っ掛かるとまた痛い!
  そんなとき、知人がネットで見つけたという、女性ピアニストの日記アドレスを
教えてくれた。
 指先が命のピアニストでも、手が荒れ性で、冬場は油断するとすぐ乾燥肌に
ひびが入ってしまうという。でもテープなどは感覚が著しく鈍るので使いたくない。
「とにかく1日でこのひび割れをくっつけたい!」
 と薬局を歩いて見つけたのが漢方の塗り薬。赤紫でごま油のような匂いのする薬で、
これを塗って絆創膏を貼って眠ると翌日は快方に向かうという。
 まさにボクが前にもらったのと同じだ。
 アレルギー性皮膚炎、ショウセキ膿ホウ症には効果が芳しくなかったが、早速塗った。
自然のものだけで作ってあるというが、確かにゴマバターのような匂いがする。
 赤くて、よく塗り込んでも靴下など履くと生地が赤くなる。
 夜寝る前にもう一度指先に塗り、絆創膏を貼りなおして寝た。

10月27日(木) 紙芝居
 
4歳くらいの子供用の紙芝居を制作しているが、何度も書き直しが入り、紙芝居という
メディアの特異性がだんだんわかってきて面白い。
 ボクが読んだら絶対ウケるのだが、考えてみたら読むのはボクのように毒のない、
優しいお姉さんがほとんどで、彼女達が読んだらちょっとヒドイ感じを与えてしまうかもしれない。
 なるほど、と思う。まずお姉さん画読むのが楽しくなる、ノル、のを書かなきゃ
ダメなんだな。よしよし。面白い。

10月26日(水) 右手親指の先が切れて
 例の皮膚炎は足はかなりよくなったが、手が悪い。特に指先の皮が剥け、その薄い皮が
ひび割れる。親指の先が3ミリほど割れたのは本当に痛い。
 イライラするほど痛い。いろんなことをするのにいちいち触る。
 とくに頻繁に困るのはジッパーやボタンを開け閉めするときと、財布から10円玉 や100円玉を
選んでつまみ出すとき。
  普段何でもないことを、いやというほど思い知らされる。

10月25日(火) 雨の夕方のタンメン
 今日は雨で肌寒くて、用事で仕事場の近所に出た午後4時過ぎ、 バス通りも薄暗くて、
ボクは気がつくとおなかがペコペコだった。
  今こそタンメンがおいしいタイミングだ、と思いついた。
  背中のガラス戸が 空いていているカウンターだけのラーメン屋で、
本当に久しぶりに、タンメンを頼んだ。店は空いていて、雨の匂いが入り込んでいる。
 店は空いていた。
  後ろでバスのタイヤが濡れたアスファルトをノロノロ踏みしめて走る 。雑踏の傘に雨が降る音。
 思った通りのタンメンが目の前に湯気をもうもう立てて現れた。
  割りばしを割って、コショーをかけて、すくい上げた麺をふーふー吹きながら夢中ですすり食べると、
  もうホントにシアワセになるほど美味しかった。
 熱くて、あったかくて、野菜のエキスがよく出た塩味のスープにすっごくコクがあって、
ごま油が香って、 キャベツが甘くて少し歯ごたえあって、麺がつるつるだった。
  たまにもやしに絡まってるブタのバラ肉が、今はチャーシューよりずっとご馳走に感じた。
  途中でちょっとだけ酢をかけて、味に変化をつけて食べた。
 スープを飲んで、麺をすすって、野菜を食べて、 いつまでもずっと美味しかった。
  白いレンゲで、スープの底からもやしや短い麺をすくいながら、 もう少し、もうちょっと、
と結局スープもきれいに全部飲んでしまった。
  本当に満足。
  おなかが一杯になり、身体と心が芯からあったまった。
  外はまだ雨が降っていて、さっきより少し暗くなってたけど、 それさえなんだかうれしかった。
 隣の隣のビルから、傘をささずに早足で仕事場に戻った。

10月24日(月) 手足の皮膚炎その後
 足は、あんなに酷いのが元に戻るのか?とまで思ったのが、かなりつるりときれいになった。
でもまだ赤みがあり、皮膚もてかてかしていて、弱そう。一日に何度か、余震のように、痒みが襲ってくる。
 でもなるべく我慢して(仕事場ではお湯をかけてから水でよく冷やすと治まる)、アロエの軟膏を塗って
湿度を保つようにしている。ステロイドはいっさいやめた。
 しかし手の方は、なかなか、厄介で、手の甲や間接がいったんステロイドできれいになったが、
今度は指先から皮が剥け始め、剥けた部分は赤く皮が敏感で、剥けた皮のめくれたのとかも邪魔で
細かい作業がしにくい。あらためて人間の指先には神経が集中しているのだと思い知る。
 幸い左手は親指しかやられおらず、ギターの弦を押さえるのには今のところ支障が無い。右手の
フィンガーピッキングは皮が引っ掛かる上痛いが、ピックを使う分には大丈夫。
 指と指の間が、やはり日に何度か猛烈に痒くなる。これは手を洗って冷やしてからアロエを
塗るようにしている。友人にいただいたアロエ軟膏は本当にさっぱりしてサラサラになり手放せない。
 顔は、ときどき唇の周りがカサカサになる程度。ここにもアロエ。アロエ男だ〜。

10月23日(日) 谷岡ヤスジ展
 三鷹市民ギャラリーでやっている谷岡ヤスジ展が今日まで、と夕方聞き、慌てて 行く。
会場でマンガ家の東陽片岡さん、河内遥さんと、偶然会う。みな最終日で慌ててきた感じ。
後でホームページでばばかよさんも来ていたと知る。時間的にもニアミス。会場には
マンガ家ッぽい人も多かった。
 谷岡ヤスジさんは、もうずっと大ファンなので、原画が見れたのは嬉しい。
 とにかく線のきれいな人。これは訓練というより生まれ持ってのものとわかった。
吹きだしの中の字も本当にきれいでバランスがよい。一発でするりシューッと描いた
線が美しくてほれぼれする。
 ボクはたいていのマンガは読んでいたが、会場に来ていた人の多くは原画を見るというより、
描かれたマンガそのものを読んで笑っていて、それが面白かった。
 谷口さんの仕事机も展示されており、その座卓のなんでもなさ、普通さにもなにか感動。
 嬉しかったのは、生前の仕事部屋の写真の、机脇の本棚に、ボクと加藤総夫の共著『脳天記』
(現・「脳天観光」(扶桑社文庫))があったこと!
 ボクは『漫画ゴラク』に「現代のヨーカイ」を連載していた時、同誌の谷岡ヤスジさんの連載
マンガの柱で「久住昌之氏の現代のヨーカイがオモシロイ!」と書かれたとき、どんなに嬉しかったことか。
 最後まで馬鹿馬鹿しい、だけど他の大人ギャグマンがとは断然一線を画するマンガを
描き続けた谷岡ヤスジさんは、ボクの中で本当に大好きで、尊敬してしてやまない大天才マンガ家だ!
「セミはブタをバーにせず!」とか
「海はいーぞー・・・・こーやって・・・・んーごろごろごろ」とか
「それは言わない言わない」とか
「あーーー!それはいい!」
「セデレゴデレどこじゃないもんね実際のハナシ」
とか、一生忘れられない、何度読んでもおかしいネームもた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 くさん、もーた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜はぁ、〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜くさん !ある!。

10月22日(土) ジョー・ザヴィヌル
 
ここのところ、いいアルバムが立て続けに出て、どれも聴くほどによくて、ついつい
聴きこんでしまい、仕事が滞る。
 今日はサビヌルの新譜「ウィーンの夜」を買ったが、これがまたすごくイイ。日本特別 編集のライヴ盤。
 ジョー・ザヴィヌルは言わずと知れた元ウェザーリポートのキーボード・プレイヤーである音楽家。
 ウィーンは彼の出身地だ。今73歳ということだが、まず信じられないエネルギーだ。(体力作りに、今も
ボクシングを続けているという!) 本当に音楽もパワフルで緊張感があり、だけど全体には
アフリカに通じるゆったりとした広い空間を感じる。
 このライヴも、他のどんなバンドでも聴けないリズムとメロディのるつぼを、聴くことができる。
  ジャコ・パスとリアスやリチャード・ボナといった名ベーシストを見いだしてきた彼だが、
今のベーシストのリンレイ・マルトが、これまたスゴイ独特のグルーブを持ったベースで、4ビートは
果てしなく押し寄せてくる生き物のようだ。生まれつきの才能としか考えられない。
 そして曲がすごくイイ。どこにも属さない、まさにザビヌルの世界。奇妙だが美しい。そしてどこか
郷愁感があるのに、まるで土着的臭みがなくて、メロディが常に地表から10センチぐらい浮遊している。
 ラストにウェザーの頃の曲「ブギウギ・ワルツ」をやっていて、カッコイイ!このタイトルは
大友克洋もマンガと単行本のタイトルに使っていましたね。曲はもちろん今のものになっていて
疾走感といい重さといい、すさまじい。エンディングに引き続いてリズムに入って行きながらフェイドアウトで
終わるのだが、その時のベース、リズムにゾクゾクして鳥肌が立つ。そこから先が聴きたい!生で観たい!

 今朝も悪夢を見た。今度は匂いの夢だ。
 三鷹駅から夜、電車に乗ったら(新潟行きの急行)、車両がゲロ臭い。嫌だなぁ、と思って
隣の車両に行って、ドアの窓から見ると、床にどんどんゲロが広がっていて、3歳ぐらいの子供が
泣いている。どうやらそこ子供が吐いたらしい。かわいそうだな、と思ったが、
まだ臭い。振り返ったら、この車両にも ゲロがある。うわ、いやだなあ、と思う。ゲロ臭い。
 と思ったら、自分の来ている黒いセーターの前にゲロがついている!どうやら
さっき子供が吐いたときにかかったらしい。キタナイ。ティッシュでぬぐうも、
この先着替えもないまま、長いこと電車に乗らねばならない。うんざりしている。
 
 夢に匂いがあったのは久しぶりだ。ハッキリと臭かった。起きて気分が悪く、水を飲んで、
さらに歯を磨いた。 体調が悪いわけではないのだが。

10月21日(金) 米朝
 近所に住んでいるデザイナーの友人が桂米朝の落語をCD-Rに焼いてくれるので、毎日のように
聴いている。上方落語はあまり好きではなかったが、すっかり米朝さんのファンになった。
 大阪弁特有のおかしさ、リズムがタマラナイ。下品さも強烈なのに、米朝さんの声が、
最後の一線でそれを救ってる。
「えー駕篭」と駕篭かきの人が呼びかけていると、歩いている人がそれを聞き
「後ろへ回れ」「は?」「後ろへ回れちゅうに」「…なんで?」
「屁ぇ嗅ご、言うたやろ、嗅がしてやるさかい」「誰がそんなもん嗅ぎまんねん!」
 こういうのは江戸落語には絶対無いですね。
 ののしり文句も江戸とは全然違う。
「いったい何を見ていたんだ?」「どこに目をつけているんだ」
というのが、志ん生だと、
「お前さんのまゆ毛の下で光っているものはなんだ」「目です」「そんなのもの目じゃない、くりぬ いて
銀紙でも貼っておけ」
となるところが、米朝だと、
「 われの顔の真ん中にふたつ光ってるもんなんや。え?目ぇでおますぅ?俺はまた、まゆ毛が落ちんように
とめてあるビョウかと思たわ。見える目ぇか見えん目ぇか、見えん目ぇならくり貫いて
陰干しにしとけ。たばこ入れの緒締めなんとなるわい。」
となる。 さらに「おのれ、そのドタマ、ばーんと胴体にめり込ませて、へその穴から世間覗かしたろか?
頭と足持ってくそ結びに結んだろか?ケツの穴から口まで青竹通して裏表火ぃでこんがり焼いたろか! 」
と続く。強烈。出ないなぁ、こういうのは、自分からも絶対でないノリ。でも面白い。
 ときどき、みうらじゅんの話すリズムに微かに似ているところを感じる。そういえば、みうらくんは
米朝ファンだったような気がする。
 志ん生好きでこの20年志ん生ばかり聴いてきたけど、米朝もいい。上方落語を見直す。

10月20日(木) 悪夢の連続
 
仕事場のゴミ出しの日なので早起きして来る。
 睡眠時間が短かったので、午前中ソファで寝たが、寝苦しく、悪夢の連続。
 夢の中で本気で怒って、人のことを叩こうとするが(相手はもう亡くなった新潟のオジサン!)、
力が全然入らない、届かない、という典型的なもどかしい苦しい夢。
 爆破される巨大な工場に知人と入り、中がどんどん爆破され、がらんどうになった所から
逃げ出そうとして、これまた空気の入った巨大な袋に阻止され、必死でそれを越えようともがく夢。
 手が動かなくなる夢。
 全然面白くない外国のドキュメンタリーのDVDを人に見せてしまい(なんか飛行機が出てくる)
時間がどんどん無駄になり、相手もつまらなそうで大後悔する夢。
 切り絵を作ったのが、壁に引っ掛かっていて、取ろうと塀に上るのだが、わずかに届かない、
繊細に切った紙(まだ色付けしてない黒一色の)が、風で丸まってくしゃくしゃになりそうで
気がかりで辛い夢 。
 オールマンブラザーズのCDが見つからず、間違えて開いた、へんなボックスセットに
カセットやギターの弦や、付け鼻(?)がごちゃごちゃ入っていてフタが閉まらないイライラする夢。
 友達のお兄さんが仕事場のベランダにいてサッシを閉めないから寒くて仕方ない風邪引きそうな夢。

10月19日(水) 突然個展決まる
 11月の後半に、谷口ジローさんとの合作マンガ『散歩もの』が、フリースタイルという出版社から出る。
「通販生活」に連載していたのだが、季刊誌で1回8pなので、扉など入れてもずいぶん薄い本になる。
 とはいえ 絵は谷口さんが 8Pに2週間かけているので、見ごたえがある。決して軽くはない本になったと思う。
  話は散歩だから 軽いんだけど。「孤独のグルメ」と、そこは同じだな、やっぱり。
  8Pに、2週間ですよ、簡単にいうけど。アシスタントも数人いて。スゴイですよ。本来なら
原稿原寸で見せたいようだ。
 ページが少ないこともあり、「通販生活」連載時、谷口さんが体調を崩した回、ボクが番外編として
描いた「散歩ものの原作レポート」を載せるのだが、これはちょっと複雑な気持ちもある。
 気持ちとしてはマンガで完結した方がすっきりしていると思うのだ。それに「孤独のグルメ」の時も
ラストに文章を入れたら、賛否両論だったし・・・。まあ、最後につけるので、読みたくない人は
読まないでくれればいいし、なんて弱気。写真もたくさん入れるからそれなりに面白いとは思うのだけど。

 それで、本が出るのに合わせて、というわけじゃないが下北沢で個展をすることになった。
 フリースタイルのショップが、ギャラリーになるというのだ。そこで。
 今日打ち合わせがてら、店を見てくる。ごく小さいけど、下北沢の駅にも近く、悪くない場所。
 期日はなんと11月11日から。もうほとんど時間がない。だから新作は作らず、
ボクのすでにある作品を展示しませんか、と言うことだったが、ありものを出す、というのが
急にシャクになり、できる限り新作も飾りたい!という気持ちが高まってしまう。
 下北沢という場所もいいし。 店側は「切り絵でいきませんか」ということで、うーん、 大変だけど
早起きして、がんばるか!何点できるかなぁ。

 
午前中からはかどらない仕事して、昼下北沢に行き、夜は美學校。終わって高円寺に
用事で行ったら、店が休みでがっくり、昼からつらかった肩凝りが電車の中でどんどん重くなり、
息苦しい感じ。吉祥寺駅から電話して指圧に行く。押されていくと思わず声が出るほどだった。
 やっぱり足や手の皮膚炎や、急に寒くなったことや、目の疲れではないかとのこと。

10月18日(火) ネガドン
友人の竹熊健太郎さんのHPで知ったのだが、この映画、面白そう。
全部一人で2年半かけて作った「昔の怪獣映画」。ここまでくるとオタクを越えてる。
 ポスターも素晴らしいが、予告編はかなりよくできている。ダサさをよくよくわかってる。
 とうとうこういう作家が出てきた。まだまだプライベートCG映画、アニメは面白くなるだろう。
映画館の大画面で見てみたい。とにかくよくやった。「昭和百年」という設定にまず笑う。
 下で予告編が観れる。
http://www.h2.dion.ne.jp/~magara/project.html

 スティービー・ワンダーの待ちに待った新作が出てて即購入。一聴しただけでは普通 のイイ曲だが、
何度も聴くほどいろんな要素がどんどん聞こえてくるスティービーマジックは健在。
 本当の意味で深みのある音楽。だんだん好きになる曲ばかり。
 どの曲でも パーカッションがいろいろイイ。ラストの曲では全世界のパーカッションが
同時に演奏され、そこにメッセージが強く感じられた。
  結局はリズムか、誰もが簡単に心をひとつにできるのは。

10月17日(月)皮膚科
顔はすっかりきれいになり、足も赤みも腫れもほとんど引いた。
  でもなぜか右手指の第一間接は3本とも ひどい皮剥けと数ヶ所の縦横の裂傷が治らず、痛い。
しかも指の付け根などがときどき痒く、手の甲に 少し湿疹が新たに出ている。
  皮膚科に行くと、
「足もだいぶ治りましたね。でもまだ少し赤いから どんどん軟膏を塗ってください。
指は、手荒れですね。これもどんどん塗れば治ります。手の甲も、はい。治ります。
軟膏は まだまだありますね(初疹のとき、足用に5本、顔用に2本出されてちょっとぎょっとした)。
痒みには別の飲み薬出します。お大事に」
ということだった。感じのいい医師で、好感は持っているけど、何となく、足に塗るのは
控えめにしようかな。硝石膿疱症の症状と、別の皮膚炎の症状が完全に混ざりながら治ってきていて
足の裏には厚い皮の剥けた断層ができているので、いじらないようにしている。
 痒み止めの藥も、やはり眠気が出るというので、我慢できる痒さだから飲むのはやめようかと思う。
 難しいところだなあ。シロウト判断はいけないんだろうけど、飲まないほうなら、いいのでは・・・。

10月16日(日) おそるべし、ステロイド
 たった1日で足と顔のあれほどの赤い腫れ上がりがほとんどひきました。 あまりの効力が早くてコワイ。
 言われた通り月曜まで処方して、もう一度皮膚科に行った後は また漢方に戻して長期治療しようと思う。
これを機会に 少しずつでも体質改善したい。そのためになったんだとさえ思う。
風邪も「休め、寝ろ」の信号だと思うし。
 休め寝ろ、と言えば、今回抗生物質のせいか、もう眠くて眠くて仕方がない。
 朝、8時とか9時に起きて、ご飯少し食べて藥飲んで、塗って、 少し本読んでると、いつの間にか寝てる。
目が覚めると11時とかで あ、と思って目をつぶって、もう一度目を開けると12時!
 ワープしたみたい。驚く。もう一度目をつぶったら12時半!!
 と言うわけで、この二日はよく寝た。寝るのはいい。無条件にいい。 今日もよく寝た。
 起きて、駅前のコーヒー屋でおいしいコーヒーと トーストとオムレツとサラダを食べて、
タクシーの運転手たちの 雑談をしばらく聞いて、仕事場に来た。
  もう午後、遅い時間に なっちゃったけど、頭も心もクリアで、仕事が進みそう。
 ニール・ヤングの新譜ばかり聴いている。 今までの歌のメロディや 歌詞が所々出てきて、
小さなころの家族の情景や、「すべては夢で、それが今消えていくところ」なんて歌われると
ニールがもうすぐ死んじゃうみたいでなんだか「やめてよ」ってなるが、最後の一線で 力強く輝いている。
「He was the king」と言う曲も大好きになった。 キングがエルビスの所が面白い。単純で楽しい歌。
「When god made me」はDVDでみたら黒人コーラスで、ゴスペルみたいでカッコよかった。
 全曲映像が付いているのは嬉しい。日本盤待てず買ってしまったが、正解。

 ニール・ヤングはボクにとって「江ぐち」のラーメンみたいなもので、人に何と言われようと好き。
 中一から聴いているから、江ぐち歴ともダブる。ニールのことを「声が嫌い」と言う人がいるが
(たとえばその他の部分は全部音楽観が合うピーター・バラカンさんも、そう)、そういうのはあるでしょう、
とにこにこ受け流せる。誰が何と言おうと、駄作と言われるアルバムにも必ず好きなところがある。
爺になっても、マルハゲでも、首に肉が付いても、もう何でも好き。
  また、新しい曲を作りたくなってしまう。 そういう力があるんだよ、ボクにとって。

10月14日(金)ニール・ヤングの新譜
「PRAIRIE WIND」が出ていて、慌てて買う。静かな方のアルバムだけど、ストリングスやホーンが
所々に入っていて、なんとも聴き心地の良いアルバムだった。
  この一週間ほど、足の皮膚炎をこじらせたか、 足の甲が腫れて靴が痛かったり(ライヴは
何とか乗り切ったが、その後悪くなった)、 3日前には突如顔に出て(今も右目がごくライトなお岩さん)、
赤くまだらデコボコになっちゃったりして、気が晴れなかったのだが、このアルバムには癒されました。
 特にラスト、賛美歌が来ると思わなかったので、おっと思って、ジーンと来てしまった。
 しかも完全にニール独自の賛美歌。「When god made me」という題。彼はボクの母国を考えたか、
ボクの肌の色を考えたか、ボクを作ったとき。と歌うニールの賛美歌は、どこにも属さない
ロックンローラーの孤独と誇りがシンプルで美しいメロディで謳われ、大勢の素朴なコーラスが
加わってくると泣けてきた 。やられた。さすがニール、ただでは終わらない。サンキュー。
 中学1年生の時から、リアルタイムで彼の音楽に、暗い道の前方を照らしてもらっている。

10月13日(木)訂正の訂正
昨日の日記で、9月25日の日記に「12人の優しい日本人」の映画版は監督三谷幸喜と書いてしまったけど
星護の間違い、と書いたけど、それも間違いで、「12人のやさしい日本人」は監督は中原俊監督。
 星譲は「笑いの大学」の監督。も〜〜〜〜。ごめんなさい。
 
 今日は「新・中学生日記5」の打ち合わせ。5巻になってようやくマンガが続き物になってきた。
こんなシリーズも珍しいいうな気がする。なので、どこで切るかとか、どこに単発ものを入れるかとか
案外構成が難しい。12月中旬発売予定。でも話が続いているので、来年春には6巻も出したい。
 7巻までは確実にいきそう。全何巻になるのか。8巻かな。すごい。こんなくだらないネタばかりで。

10月12日(水) 訂正
9月25日の日記で、「12人の優しい日本人」の映画版は監督三谷幸喜と書いてしまったけど
星護の間違いでした。読んでいらいらしてしまった人ごめんなさい。
 三谷幸喜監督の映画は「みんなのいえ」でしたね。これがボクはなんとも、三谷幸喜のよさが
出ていないなあ、という映画でした。舞台と映画とテレビは当たり前だけど全然違う。
「12人の優しい日本人」は再演されることになったですね。観たいけど、複雑。

10月10日(体育の日) ライヴ
雨の中、来て下さった大勢の皆さん、ありがとうございます!

10月9日(日)明日の昼間は大久保でライヴ!!!
 ぜひ見に来て下さいね。
 詳しくはインフォメーションを。僕らの出るのは午後3時頃かな。
 今回の問題作は「ボクは死体」と「死体戦隊ホトケンジャー」ですかね。
 全編エレキギターで演奏するのは1年ぶりぐらいでしょうか。
 半分の曲が新曲新アレンジ。ノリがあって、笑えて、かっこいいっすよ。
 ベースのオグちゃん(22)も馴染んできて、確実なビートを聴かせてくれるよん。

10月8日(土)HP復帰
 このところアクセスしてくれた方、すみません。
「qusumi.com」のドメインの期限切れでした。そういうのあるって知らなかった。
更新手続きしてから復帰まで一週間ぐらいかかった。
まぁその間んすっごく忙しかったので、いずれにせよ何もできなかったのだが。
 トップページも近々なおします。

 ところでボクは今 アフリカ中継 「ナショナルジオグラフィック」のアフリカライヴカメラに 夢中。
 仕事中 ずっとつけっぱなし。
 ボツニアの サバンナの水飲み場にいろんな動物が集まってる。 さっきはシマウマが登場。
ヒヒ、ガゼルなんかも。 ゾウも来るらしい。
 音もいいんだ。 ただ鳥の声や水の音で。 草食動物が水の中を歩く音とかすごくリアル。
  ボクの心の故郷、アフリカのたった今、と思うとたまらない。
  しかし誰がどこでカメラの操作しているんだろう。
  http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/feature/0509/wildcamafrica/

10月6日(木) 杉浦日向子さん お別れの会
もう締め切りを過ぎた仕事の真っ最中だったが、迷った末、行った。
 おかげで継ぎはぎの穴の空いたGパンに真っ赤なTシャツ、穴の空いたジャケットだ。
「平服でどうぞ」と書いてあったので、「まあ、いいか」と思って行ったが、ほとんどの人が喪服で
肩身が狭かった。でもきっと杉浦さんなら笑ってわかってくれると思う。
 杉浦さんのお兄さんの話が、不器用な感じに、淡々と、しかし切々としていて、胸に迫った。
 遺影はとてもきれいで、天命を全うしたんだな、と今更思った。
 その後故人を忍ぶ会でビールを献杯、いろんな人に会ったけれど、挨拶もそこそこに
そっとその場を後にした。
 少ししんみりした気分になったので、夕飯がわりにひとりでおいしい蕎麦を食べた。
 鴨汁そば。食べるとき、ちょっと迷って、ネギを入れるのをやめた。杉浦さんは大の蕎麦好きなのに
ネギとか 苦手な人だった。そうやって、ボクなりに杉浦さんと蕎麦を食べた。合掌。
 さあ、朝まで仕事だ。

9月30日(金) 「12人の優しい日本人」
 25日の日記でそのことを書き忘れた。 この芝居は三谷幸喜が東京サンシャインボーイズ時代に
やってて、もう絶対絶対面白いだろうから観たかったのに、どうしてもチケットが取れなくて
ものすごく悔しかった。あとで映画になったが悔しくて観なかった。ビデオになってから観たが
やっぱり本がめちゃくちゃ面白い!映画としても三谷幸喜が監督するより、ずっと映画的に
よくできていて、映像的にも音楽の使い方もよかった。だけに悔しい。
 映画のパロディを芝居でやったもの、を映画化した、というのがはっきりわかる。
  だから、どうしても全体に芝居が学芸会的というか「芸能人隠し芸大会」的な感じがしてしまった。
 そういう感じって、仕方ないのかなぁ。日本映画は学芸会で行かなきゃだめなのか。
 それはそれで、面白いんだけど。

9月29日(木) 米朝
の落語のCDを近所の知り合いがCDに焼いてくれる。最高。大好きになった。
こないだ生で見たときより声が全然若くて最初驚いた。美声!昔も今も声がいい。
いい落語家はみんな声がいい。

9月28日(水) QUEEN+PaulRogers
別冊宝島のマンガで泉昌之の4ページマンガを描く。 ジジメタルの連中が居酒屋で
賛否を激論。泉昌之のマンガ、もっと描きたいなあ。

9月27日(火) QBB
「アックス」 用の8P原作作る。美術の時間に粘土で「おとなのちんこ」作る男子…。

9月26日(月) 夜リハ
 新曲ばかりリハ。メンバーは爆笑しながら、すごくいい演奏を展開してくれて、どんどんまとまる。
 ボクは演奏しながらその場でアレンジしていくので、場の空気がすごく大切。
 歌詞もメロディも変わっていくことが多い。
 ある歌の中で ボクは「死にレッド」になる。もちろん コーラスのGOCCIは「死にピンク」。
そう、スーパー戦隊シリーズなのだ。それもサイテーの。

9月25日(日) 「笑いの大学」
三谷幸喜の芝居を観たのは実はこの一本だけ。 初演の時だ。
 最高におかしくて、しかも一瞬、熱いものが込み上げた。 思いっきり笑って、感動して、さっぱりした。
 それまでに観た芝居の中でも、一番好きな一本かもしれない。
  今日、深夜にイラストの仕事をしながら、これが映画化されたものをDVDで初めて観た。
 監督は三谷幸喜。公開されたとき、なんとなくがっかりしそうで、観なかった。
 で、実際観たら、まあそれなりに面白かったが、映画ならではの表現部分が全部取ってつけたようで、
芝居で一番良かったところが、流れてしまった。最後のところとか、
引っ張り過ぎでくどくて、どんどん感情がしぼんでしまった。残念だった。
 芝居では検察官の西村雅彦が、最高によかった。いかにも冷たそうで、やなやつそうで。それがクライマックスで
本当に一筋の涙を流すんですよ。舞台で。そこからグワッと展開して、また笑わせるんだ。すごい。
 映画では役所広司で、この人も最高にうまかったけど、西村にくらべたら、笑わせる部分が「ホントはいい人」
な感じが出過ぎて 邪魔だったかんじ。なんて、映画でしか見れない人には十分面白いと思う。
 もともと面白い話なので、それなりには楽しめた。DVDで丁度よい、ボクには。
 芝居を映画にするというのは、難しいかもしれないが、ボクがすぐに思い出すのは
「十二人の怒れる男」。ほとんどひとつの部屋しか出てこないのに、行き詰まる面 白さと
心理の広がりが、まさに映画だと思った。大好きな映画。主演のヘンリー・フォンダは もちろん、
わき役のキャラがばらばらで、みんなすっごくいい。
 テレビで初めて観て大感動した後、もともと芝居だったと知り、なるほどと思うと同時に
観たいと思いましたね、芝居で。無理だけど。
 そして、密室劇を本当にうまく映画というメディアに、非常に巧妙に変換してると感心した。

9月24日(土) 鴨南蛮
を食べた。ちょっと疲れていてかすかに風邪が入り込みそうな予感もあった。
 それもあって 食べたい、と切に思って、ちゃんとおいしい蕎麦屋で高いやつを食べたので
これ以上ないほどうまかった。
 
ネギがちょっと焦げ目がつけてあって、小さなつくね団子が入ってる。
 汁は鴨の肉の脂のためいつまでもあつあつ。
 これを肴に、日本酒の熱燗をいただいた。肉を一切れ、ハグリといただき、
おちょこでツイッとやる。 汁が濃くて、だしが出てて、もうたまりません。
 そばをズズっととやって、きゅっと飲む。最高。 ゆっくり食べて飲む。
 一杯でとっくり2本。身体が熱くなってほろ酔い。風邪の予感なんか吹っ飛んだ。

9月22日(水) 10月10日(体育の日・祝)、昼間、大久保でライヴ
は若いロックバンドと一緒にやるので、久しぶりにロックッぽい曲を作ろうと思って、
あれこれやってるうち、4曲もできてしまった。
ロックっぽい「超能力女」、カリプソっぽい「キンタマーニ」、そして問題作「ボクが死体」。
 最近マイナーの曲がないなあ、と思い、思いっきり暗い歌を作ろうと思って、
真剣に悲しみとか人生の終末、死をみつめて考えてるうち、見つめすぎて死を通りすぎてしまった。
 でもちゃんと暗くて、全然救いがない歌である。何しろ死んじゃっているんだから、ボクは。
 でもその後で、その死をも越えて、この世に戻ってきて地球の平和を守る歌をやります。
 はっきり言って、いい年した男が真面目にやる曲と思えない。狂っています。お楽しみに。
「インフォメーション」を見てぜひ皆さんで来て下さいね!

9月20日(火) ランドセルの部分名称
QBBのマンガの原作を作っていた。その中で、小学生がランドセルの上蓋(?)をとめるベルト(?)を
締めなかったために、中身が飛びだしてしまい、母親に 怒られるシーンを作った。
 が、考えたら、僕らの頃は2本あったベルトが一本というか、ひとつの大きな三角の革のになっていて
差し込み式の留め金か、磁石でととめるのがほとんどだ。
 あそこの名称がわからない。母親が「○○なんて、パチンとすればいいだけじゃない!」という
○○がわからない。そもそも上蓋、でいいのか。フタじゃないよな。
 と思って、Googleで検索したら、日本カバン協会・ランドセル工業界のホームぺージ
各部の正式名称があった。わかるまでの所要時間約30秒。ネットはすごい。
 上蓋は「冠(かぶせ)」、留め金は「錠前」、そしてもとベルトのところは「ベロ」だった。
 ベロかあ。「ちゃんとベロとめなさい」なんて、ママはいわないよなぁ。
 しかし正式名称ベロか。そういう変な正式(?)名称っていっぱいあるんだろうな。
専門用語って面白い。

9月19日(月) 中秋の名月
 すごい満月だった。中秋の名月とは陰暦の八月十五夜と、今年初めて知った。
ど真ん中の秋の満月らしいが、 秋の中の秋、は 11月上旬だと思う。
 僕らにも、そんな歌があるんだけどなぁ。

9月17日(土)米朝と小米朝
吉祥寺前進座にて上方落語。小米朝は新宿で初めて観たとき、その技と洗練と上方らしい賑やかさの
うまさに、上方落語観が変わった思いだった。
 今日はお父さんの米朝を始めて観たが、さすが人間国宝。木彫りの像が生きているよような、
歳取った霊長類というか、上品で人間臭くソフトで時々鋭く、はんなりしてケッタイだった。
 短い噺だったが、かえって実力が感じられた。耳の遠い親父の話なんて、おかしくておかしくて
どうしょもなかった。本当に観れてよかった。チケットを買ってくれたP社の編集者に感謝。
 小米朝は「茶金」をやってくれた。これはうれしかった。ボクは志ん生のテープで少なくとも
50回以上は聴いている。そこでは志ん生が京都弁を使うのも聞き所。
 でも小米朝のバージョンではいろんなところが上方風になっていて 、興味深く、そして
また全然違う面白さ、世界観を聞かせて見せてくれた。
 米朝がすごく好きになった晩だった。お元気でいつまでも話して欲しい。また観たい。
 
9月16日(金) 名古屋にて
 昨日は夜着いて、編集の人と打ち合わせかたがた、前に何度か行った居酒屋へ、数年ぶりに行った。
店の人も全然変わってなかったけど、店の場所が少し変わっていて、前から働いている女の人の
おなかが大きかった。
 編集者とは同年代なので、大学時代のフュージョンブームの頃のアメリカのスタジオミュージシャンの
話になって盛り上がってしまった。アレックス・アカーニャとか。まだいるけど。デヴィッド・スピノザ。
ジョー・ベック。エイブ・ラボリエル。レオン・ンドゥク・チャンクラー。のちにアースに入った
クルセダーズもサポートしてた リズムギタリスト誰だっけ? いつもフォロンの絵がジャケットだったのは?
 でも、ボクはフュージョンブームには冷ややかだった。シャカタクとか出てくると、
もう最高にダサいと思っていた。 リー・リトナーが、タカナカとかとやったりしてたな。
 でもリトナーって、音と顔が嫌いだった。最近めっきり爺になった。でも今、杏里の亭主なんだよな。
 結局名古屋らしいものは食べなかった。酔っぱらって帰ってそれほど遅くもなく爆睡。
  早朝から取材の後、帰りの新幹線で、天むすを、かろうじて食べた。天むす大好き。
  仕事場に入ってきてそのまま机について切り絵の作業を 始め、夜中までに、
昔の 吉田拓郎と、ボクサーの亀田(こいつおもろい)を切って、ジミヘンのデータ作って
それぞれに原稿書いて送った。またも締め切りぎりぎり。あー、肩凝った。

9月15日(木) これから名古屋行き そして体育の日にライヴ決定!
 
今日はよく寝た。8時頃いったん起きたけど、また寝て9時に目が覚めて、もう一度寝て、
最終的に起きたのは11時。体調、悪くない。やっぱり、睡眠だ、人間。ちゃんと布団で。
 夕方の新幹線で名古屋に行く。取材。名古屋、へんで好きです。
 知人のやってる「ずぶねり」というロックバンドに誘われ、今度の10月10日体育の日に
大久保のHOTSHOTでライヴやることになった。しかも真っ昼間。よっしゃ今回はロックするぜ!しかも
大バカなやつ並べて。詳しくはインフォメーションに。ぜひぜひ応援に来てくれい。

9月14日(水) 朝から仕事場に来ているのに
 朝、ゴミ(ペットボトルたくさん)を出して、その後、全然、なんにもしていないまま、
午後1時になってしまった。
 半日が無為に終わった。何となく、だめ。
 うっすらと頭が痛い。暑い。
 WayneShorterの「alegria」を聴く。「ブラジル風バッハ5番」はこの数年でも一番好きな
演奏(曲/アレンジも)。魂がどこかにつれていかれそうになる。
「うう、いいなぁ、たまらないなあ」と思いながら、アルバム全部は聴けず、途中で切る。

9月13日(火) マンガ
泉君と編集者と吉祥寺ルノアールで打ち合わせ。 アイスコーヒーを頼んだら
「ガムシロップはお入れしますか」と言われた。入れるか入れないか、1か0かしか
選択肢が無い。甘すぎるのは嫌なので「入れないで」と言ったら、苦くてまずかった。

9月12日(月) 「フリースタイル」
という雑誌で、畏友、加藤総夫 と鴻巣友希子との対談をやったのが送られてきた。
マンガや日本語の話をしていて、割とまじめに面白いです。よかったら読んでみてください。
 加藤総夫は同い年で慈恵医大の教授、鴻巣友季子は同じ誕生日で人気翻訳家であります。
 フリースタイルは同名の出版社が出している季刊誌で、下北沢にショップもある。
そこではいろんなマンガ家のTシャツとかグッズが買える。ボクのポストカードや切り絵も
置いてある。 地方から遊びに来る人の寄りたい店が一軒増えちゃいましたね。

 暮れに「新・中学生日記」5巻が出る。この巻から突如いろんな登場人物が相互に絡みだし、
続き物マンガみたいになっていく(もちろん単発話もたくさんある)ので、構成が難しい。
 とりあえず7巻ぐらいまでは行きそうな雰囲気。
 今年の2月に 銀座のITO-YAで切り絵展をやったが、評判が良かったらしく、来年の2月にも
やりませんかというお話が来た。もちろんやることにする。今度はもっとたくさんの作品を飾りたい。

9月11日(日) 吉祥寺のお祭り
 太鼓がウルサイ。でも商店街の各神輿は異常に盛り上がっていて、すごくいい。
 絶対お神輿なんか担がないような若者が、飲み屋なんかで誘われて二日間担いで、
その後飲んで声を完全に嗄らして、その感激をボクの語るのをこの10年、何度となく見てきた。
 中には泣いている者さえいた。お祭りはそうじゃなくちゃ、と思うのでうるさくても
よしと思っている。あ、また来た。やっぱりうるせー。電話で話すとき、邪魔。
 というわけで、仕事をやめて、DATを持って下に神輿と太鼓の音を録音に行った。
 吉祥寺の店で見る顔が担ぎ手の中にたくさん混じっていて、面白い。
 まだ蒸し暑く、Tシャツが、気がついたら汗でビッショリ。
  汗をかいて、仕事場に戻って来たら急にすごい風。そして雨。

9月10日(土) 早起き
して仕事場に来てゴミを出す。朝8時までに出すこと、夜のうちに出してはだめ、
と言うのは寝坊のボクには厳しすぎて、すぐゴミが溜まってしまう。
 それにしても、はやくホームページ、直さないと。

9月9日(金) 江ぐちのラーメン
 すっごく久しぶり、半年ぶりぐらいに江ぐちのラーメンを食べに行った。
 結構混んでいたけどすぐ座れて、小瓶のビールとチャシュー皿。のち竹の子そば。
ラーメンにシナチクを多めに入れただけでたけのこそばと変化する面白さ。たった30円増しなのも
うれしい。某ラーメン屋ではネギもメンマも増量は100円増しだ。ラーメンいまだに400円!
 久しぶりの江ぐちは最高においしかった。タクヤは帰りにお金を払ったとき、初めて
「元気?」
と声をかけてくれた。心遣いがうれしい。「なかなか来れなくて」というと
「忙しいから」と笑い「まいど」と言ったので「おいしかったですごちそうさま」
と言って出てきた。できるだけ長く、お元気で店を続けて欲しい。

9月8日(木) EGBRIDGE
Cさんにいただいた日本語ソフトをG4にも入れた。ばっちり。ことえりのお馬鹿さに比べて
なんてボクの言いたいことをわかってくれるんだろう、って感じ。
 それにしても、今や人間は脳のやるべきたくさんのことをパソコンにやらせている。
 パソコンを持っていない人でも、ごく小さなマイコンの世話には無意識になっている。
  掃除機や冷蔵庫や自動販売機や切符販売機やCDやエアコンや レジや電話や、電車や自動車や飛行機や、
シンセサイザーなどの電子楽器、スポーツ器具、テレビ、オーディオ、 などあらゆるものの中に
マイコンが組み込まれている。 都市で暮らすひとりの人間の生活には 100個ぐらいのコンピュータが
関わっているらしい。
 脳は、その仕事を体の外にたくさんやらせている。脳は今や体の外と内にあるみたいな感じだ。
 そうして僕らはどんどん漢字が書けなって、暗算ができなくなる。

9月7日(水) ヒョードルのイラスト
こないだのPRIDEは久しぶりに観たかった。ヒョードル対ミルコ。どちらが勝ってもおかしくない、
最強対決だと思った。両者の意地もあるし、ルックス的にも下手なマンガより絵になっている。
結果的にヒョードルが勝ってミルコはちょっとかわいそうだった。でも「かわいそう」と思わせただけ
すごいと思う。というか、興行的に素晴らしいマッチだったと言えるだろう。観るものは勝手だ。
 それはいい。それは置いておいて、あのヒョードルにホームページがあるというのに少し驚いた。
 それは、あるかもしれない。ロシア語だが、日本語もある(訳された日本語文章が少し変で面 白い。
試合結果の表現なども日本人と考え方、とらえ方が違って興味深い )。
  ところがその中に、ものすごく意外なモノを発見、思わずのけ反った。
 ヒョードルは、なんとイラストを描くのが趣味なのだった。
 それも、いい。問題は、その絵。だって、これ…↓。メルヘン…。
http://www.fedor.jp/index_jp.shtml?id=81
 たしかに驚かされた。ヒョードル、面白い方向に奥が深い。彼の強さの秘密、弱点は実はここに隠れていたりして。

9月6日(火) MacG3をいただく。
 仕事場の引っ越しの際、ボクは2台持っているパソコンのうちの1台(G3)を無くしてしまった。
 そしたら、既得にも「使っていないG3があるので差し上げましょう」という方からメールをいただき、
今日、車で持ってきてくれた。このHPを見てくれていた方で、もちろん面識はない人だ。
 赤坂の方で個人でデザイン会社をなさっていて、栗コーダーカルテットの栗原さんや
みうらじゅんの大学の後輩という。面白いところでつながっているなあ。
 とにかく本当に感謝。簡単な作業を作業を誰かに手伝ってもらうことも、今までできなかった。
 イラストや文章の仕事でも、G4やG5が必要なほどのことはしてないので、今はG3で十分。
 仕事場でもとG3があった棚は、どうしようか、と思いながら整理できず放ってあって、
ぐしゃぐしゃでそこを見るのいがいやだった(モニターはある)。これで一気に立て直そうかと思う。
 繋いでみてちゃんと使えることを確認した後、いろいろ雑談して、すごく楽しい午後だった。
 C(Aさん)さん、この場を借りてもう一度ありがとう。大切にします。

9月5日(月) 大雨
昨日の集中豪雨で、西荻窪に住んでいる弟の知人は床上浸水、どころか肩まで水に浸かったらしい。
テレビに何度も映されたそうだ。気の毒だ。
  都市は天災に弱い。雨に弱い。雪にも弱い。風にも、地震にも弱い。
  それは生き物である川や丘といった自然を、コンクリートなどでがっちり動けないように
固めてしまったせいもあるだろう。川は本来、年々形を変えていくもので、丘も崖も、山も少しずつ
崩れてこその自然。大きく言えば、大陸だって海だってこんなに動いてきたんだものね。
 そんな動き変わりゆく土地に線を引いて、国境を作るなんて、本当の本当は無理なことだ。

9月4日(日)豪雨ライヴ
と言っても野外ではないんだが。雨の中、たくさんのお客さんが来てくれて、本当に感謝。
 共演のQUILもますますうまく、というかスゴクなっていましたね。 どんなに熱い演奏をしても
AKIRAはリラックスして見えるのがイイ。実際指に無駄な力が入っていないのがわかる。これはいい演奏者
全員に言えることだ。逆にキーボードにTomが見た目にも熱く演奏してくれたのは、キーボードという
その場から動けない演奏者だからこそ、非常によかった。実際今回はいつになくワイルドな演奏で
感激しましたね。Kazuyaはいうまでもないが、パワフルなだけに見えてじつは繊細で、でも
非常にシンプルかつストレートなドラムがライヴをとことん盛り上げていた。
 こんなQUILをバックに「ンゴロンゴロ」と「I gotta money,You gotta new one」を
歌いましたが、気持ちよかったな。特に後者はQUIL POPとでもいう感じに明るくて楽しい。
 僕らのバンドでは、一曲目の新曲「シブイ店見つけた」が 掴んでくれて、波に乗れた。
ゲストの堤武明の中央線色の濃厚なテナーサックスがそのコブシ回しを存分に発揮したブルースだ。
 他には最近録音したばかりの「HomeTown」と「誰かさんが今」はさすがに安定していた。
「中央線ブギ」にウクレレを使うのは 今日思い付いたが、ウクレレとサックスの組み合わせが正解 。
 でももしかしたら一番うけたのが、コーラスのGOCCIがソロで歌う王道ポップ(?)の
「SUPER☆GOCCI LOVE〜(ニョロ)あなたが好き」でしたね。生ギターでディスコ(ぷっ)なのが
なかなか渋かったような気がするが、なによりGOCCIの歌がよかった。とても僕の曲とは
思えないような、でもこういうのはホントに楽しいんだな。
 ちきしょー、掲示板が壊れてるから、感想がすぐ読みたいのに読めぬ。来てくれた人、よかったら
感想のメール下さい。メンバーにも転送しますので。よろしく。
 最後は「CHIKEN」のセッション大会で、盛り上がって、坂本Q一が登場、「CHIKEN」に
歌詞を付け2番歌って大いに盛り上げた。「午前中」と「我慢中」。
  終わって楽屋にいったら、水が浸水している!外に出たらバケツをひっくり返したような豪雨。
 お洒落してきた人は靴も裾もずぶぬれ必至の状態。結局打ち上げも無し、ライヴハウスで
おとなしく飲んで流れ解散だった。

9月3日(土)ハトが!
朝、仕事場に来たら、部屋の中にハトが2羽、歩いてる!
 ウワッと思って、向こうもびっくりしたようで、出たいようなのだが、ガラスが見えないのか、
ばたばた飛んではサッシにバシバシぶつかる。
 数分後、ようやく窓の外に出たが、床には黒いウンコが4個ぐらい残されていて、急に腹が立つ。
 いいよ、入ってくれてもイイ。でも糞すんなよ、フンを。も〜〜〜〜〜。
 ティッシュで摘んでとったけど 、真っ黒いの。 何食ってンだよって感じ。汚いなあ。少しは考えろよ。
 フローリングだからよかったけど、畳だったら許せないだろう。ソファとかだったら最悪だ。
 この仕事場に来て、窓の外をよく歩くハトには、悪い気はしていなかったが、なんか
妙に大きなうす汚いやつらに見えてきた。足とか汚い。目の周りとか、なんか顔洗ってない感じ。
 でも、戸締まりはちゃんとして帰れ、と言うメッセージと受け止めよう。

9月1日(木) 最後のリハ
9月4日のライヴのための最後のリハ。今回はコーラスのGOCCIのために、新曲を作った。
タイトルが未定なので「SUPER★GOCCI・LOVE」という仮題。ディスコ調、とだけ言っておこう。
この曲だけ浮いてるかも知れないけど、そこがまた面白い。生ギターでディスコもないもんだが。
他に「シブイ店見つけた」という新曲ブルースもやるが、落差が大きくて面白い。GOCCIいわく
「何着ていいのかわかんない」。たしかに。ベースの小倉クン(22)、いいよ。

8月31日(水)HPなかなかなおせない
ゆっくり作ったものなので、一気に全部直すなんてとてもめんどくさっくてできない。
いっそ止めてしまおうかな、とも思うが、やっぱりやめないでおこうかな、とも思う。

8月25日(木) QUIL with 俺
 9月4日のライヴ「Project Q」では、ファンクジャズバンドQUILをバックにボクとGOCCIが歌うコーナー
も考えていて、今日は台風の中、溝口までそのリハに行ってきた。
 このユニットはすごく楽しみにしていて、そのひとつにはドラムのカズヤと一緒に演奏できることだ。
 Leyonaとその昔クロコダイルで一緒に演奏した時もドラムはカズヤだったな。スキヤキロックス。
 最高に気持ちいいパワフルなドラムを叩いてくれる。原人系。
 ということで、2曲、このユニットのために曲を作っていった。一曲は前に曲だけできていて、
歌詞を今日田園都市線の中で作った。
  もう一曲は、リハに出かける前に15分ぐらいで作ったんだけど、 まあ、ホントにそんなもんだけど、
この曲がやってみたらスゴクよくて、一生懸命作ったものより突き抜けてる。
「自由の筈」もリハに行く前、急に思い付いて5分ぐらいで書いた曲だったな。「落ち武者」も5分。
 今日作ったのはジャクソン5あたりを思い出してた気がする単純な曲で、一ケ所演歌みたいな日本メロディが入れていある。
 もちろんカズヤのドラムの歌モノの時のうまさを当て込んでものだが、キーボードのTOMが
予想以上にに良くて、まあ、僕らの世代こういう音楽がどこかで刷り込まれているというか、美味しいところが分かってる。
さらに3回目の演奏で早くも独自のセンスと音色を打ち出していて、さすが。ちゃんとQUILの音になった。
 アキラは歌中ほとんど 大人しく弾いているのにリズムが弾んでいて、聴いていて腰が動く。
  GOCCIもはじけていたし、思わず録音したくなった。
 タイトルは「愛がたまに〜I gotta money」。実はこのフレーズは大学時代の先輩が作った歌の一部を借りた。
サビの歌詞が気が効いていて憶えていたんだけど、曲は暗いものだった。今日できかけたアッパラパーな曲に
ちょっと当てはめてみたら、ぴったりで、その後のメロも歌詞もすぐ出てきた。で、慌てて仕事場を出て
スタジオへ向かう井の頭線の中で譜面(音符なんてなにも書いて無い、コードだけ)を書いた。
  お楽しみに。とにかく9月4日(日)manda-la2は、見どころ聴きどころ満載になってきた。来てよ!
 帰りはカズヤの車で深夜に台風の中、がんがん雨に降られて帰ってきた。気持ちよかった。

8月24日(水) 「アックス」
 隔月刊マンガ「アックス」が届いた。QBBの「中学生日記」。書き忘れていた野糞の話。
 小学校の時、一度学校帰りに友人がして、あとで見せてくれた思い出が元になっている。
 僕は子供の頃はしたことが無くて、30過ぎて、始めてみんなの公認でしました。
 アフリカのケニアのサバンナで、朝サファリの途中でした。ハイエナでも出てくるんじゃ無いか、
蛇だのサソリだのに丸出しのシリを襲われるんじゃ無いか、 というのがちょっと恐かったけど
それはもう、気持ちよかった。もちろんブッシュの中にしゃがんで、みんなからは見えないようにですが。
 大地というより、地球にウンコしている感じだった。

8月23日(火) 駅の階段を
降りながらケータイ電話をしてしまった。そういうのは好きじゃないんだけど、ちょっと
急ぎで、電車の中ではできなかったのと、ボク自身も急いでいたので。
そしたら前からのぼって来た中年の太った男に明らかにわざとぶつかられた。
 電話中だったので何も言えなかったが「…てんじゃねえよ」と押し殺した声で言われた。
 すげーやだった。腹が立つより、自分の方がなんか嫌だった。恥ずかしいと言うか。確かに急用だったけど
そこまでして電話しなきゃならないこと じゃなかった。余裕がないのはよくないね。
 道具に振り回されたくない。とくにパソコンと電話には、注意しないと、ろくでもない無駄 な
時間を食わされたり、ストレスを増やさせらりたり、想像力をしぼませられたり、
とにかく自然の自分ができるはずの大切なことが、すっぽり奪われてしまう気がして仕方ない。
 ブライアン・イーノも「コンピューターを使ってものを作る時は、気を付けないと、
コンピュータの得意とする作業ばかりに手を出すことになる」と、言っている。
 作品を作る時、考え込まねばならない時もある。でも、パソコンがあると、取りあえずできる
パソコンの得意なことをしてしまい、それが最初の重要な発想からどんどんズレていきやすい、と。
 確かに確かに。機械に頼って、機械に使われて、自分の本当に得意なやり方を見失っていくことは多いよのー。
 誰も「整ったもの」なんて欲してないのに、人は自分自身ではいざとなると「整ったもの」を発表したがるものだ。
 それは自分に対する、自信の無さと弱さと言い訳と安い保険だな。まったく陥りやすい。気をつけよう。

8月22日(月) リハ
 9月4日(日)マンダラ2でやるライヴのリハ。新ベース小倉クン、早くも馴染んできました。
非常にリズムのイイ人で、やりやすい。勘もイイ。ベースがイイとドラムはぐっと楽になる。
 ストーンズはベースがダリル・ジョーンズになって、ドラムのチャーリーが元気になった。
そんな感じ。ドラムのカタラオクンが5歳ぐらい若返った。
  このところずっとフレットレスベースでやっていたけど、最近の曲は
アコースティック・ロックバンドといった感じなので、5弦ベースもまた良い。
 新曲2曲。ブルースっぽいのと、歌謡曲〜ディスコっぽいの(GOCCIボーカル)。どんなんだ?
 あまりに曲調が違うので構成が難しい。でも面白い。
 皆さん、ぜひ観に来てね。坂本Q一も出るらしいです。しかもどうやらバックはQUILという噂も・・・。

8月21日(日) 加藤千晶泥棒失格グランプリ
 加藤千晶さんのアルバム完成記念ライヴを観に行った(招待してもらったんだけど)。
 何度も書いているけど、24日発売の「おせっかいカレンダー」は、
ホントにいいアルバムなので、みんなに聴いて欲しい。買って何度も聴かないと本当の良さはわからない。
 ライヴは アルバム完成後、という感じでメンバーがそういう自信とリラックスに満ちていて全曲
すごくよかった。加藤さんの曲はインストルメンタルの曲も実によくて(今回も2曲入ってる)、
今回もアンコール2回目に、もう一度演奏した「落書き線路」がすごくよかった。
「ああ、たまらん、いいなあ!」という瞬間が何度もあった。そういう曲の後はちゃんと拍手も大きくて
みんな同じことを思っているんだなあ、と嬉しくなる。
 で、ラストのほうでなんと、坂本Q一がゲストでコーラスを一曲。たった2行なのに覚えられなくて
しばしば口籠りながら全開で歌う。そして終わって去ろうとする彼に加藤さんが
「Qちゃん、次の曲で最後だから残って、踊って下さい」
と言い、聞いてなかったらしくあぜんとする彼の表情に観客爆笑。
  ちょうど僕はその時トイレにいっていて、 はたして彼がどんなダンスをしたのか(初めて演奏する新曲だそうです)、
残念ながら 観ていない。でもトイレの前の女の人が終わった後ハンカチで涙を拭いていました。

8月20日(土) ホームページデータが
ガチョ〜ン!サーバーの関係で、全部、飛んでしまったそうだ。
 料金払い忘れだと思って(引っ越しの関係とか)、忙しいから後回しにして、ようやく振り込んで
なのに見れないから、電話したら事情を説明された。 でも
「アクセスを拒否されました」
という表示はないだろう。自動的とは言え。なんらかのフォロー的表示はできなかったものか。
 俺が拒否してるみたいじゃん。か、俺が金払ってなくて、それがゆえに見ようとした人が拒否された
みたいじゃん。
 もちろんボクのPCに元はあるけど、細かいデータをもう一回全部アップする気力も時間もない。
 でも取りあえず日記とかインフォメーションは見れるようになった。
 メールくれた皆様、御心配かけてどうもすみません。
 あーあ、これだから、デジタルなデータって、信頼できない・・・。とほほのほ〜。
 あ〜、掲示板ってどうやってたんだっけ。

8月18日(木) ゴキブリ
 仕事場では茶を沸かすぐらいで、料理や飲食は全くといっていいほどしないのに、
ゴキブリが出る。あの小さい茶バネゴキブリ。春はほとんど見なかったが、暑くなってきたら、
一日置きぐらいに出る。
 築30年の古いビルだし、地下、1階2階には飲食店が入っているし、住人もいるのだから
仕方がないのだが、 見つけたら、絶対ただちに殺す。対策としてはいわゆる、ホウ酸ダンゴの
製品を使っている。だから見つけた時はもうそれをなめていて、弱っているので、わけなく叩ける。
 で、トイレに流す。時々壁の隅でカラカラになって死んでいる。
 しかし、毎日見ていると嫌気がさし、ゴキブリホイホイを買ってみた。30年ぶりぐらいか。
 ひと箱が小分けされており「バナナの匂い」とか「エビの匂い」とかあって、逆に気持ち悪い。
そんなこと記さなくてもいいじゃん。
 二日ぐらいして、そっと取り上げ、中を覗いた。覗くのはちょっとコワイ。いたら嫌なのに
捕れていて欲しい気持ちもある。数個仕掛けたうち、流しの下のやつに2匹入っていた。
「おのれ、俺のいない間に俺の部屋にこそこそ入り込んでいたな、泥棒やろうめ!」
と、思ったが、そいつらがまだ生きているというのが、すっげー嫌だった。
  というか生きている状態で、また同じ場所にセットするのがちょっと恐かった。
 これからまだそこに何匹も何匹もかかって、そこで全員生きたままべとべとと捕われている状態を
思うとゾーッとした。どうすればいいんだろう?

8月16日(火) 地震
 ひとりエレベーターの乗っていて地震にあった。初めての経験。
 動いているエレベーターがゆらんゆらん揺れて、恐かった。
 降りて、まだビルは揺れていたが、後から考えて、大地震でエレベータに乗っていたら
どうなるんだろうと考えたらもっと恐くなった。

8月15日(月) 横浜で
古い友達と飲む。最初に「キンパイ」という立ち飲み屋に行った。この店がほんとにシブくて
嬉しくなる。昔は立ち飲み屋は東京にもたくさんあったが、ボクの知っている店はずいぶん潰れてしまった。
 でも最近新しい立ち飲み屋がたくさんできて、女性も入れるようなオシャレな感じも多いが、
ここは日本酒の自動販売機がある(コップ一杯200円)、客は100%オヤジだけの、昔ながらの店。
 店員のジジイも最高にいい顔のが揃っていて、レジも昔昔のをそのまま使っている。冷や奴250円。
 生ビールがすこぶるうまかった。うるめいわしの炙ったやつも。
 
8月14日(日) 「おせっかいカレンダー」加藤千晶
前にサンプル盤をもらっていた加藤千晶さんのアルバムの完成品が届く。
自分が一曲参加しているから言うわけでは無く、お世辞抜きに、これは傑作、名盤です。
音楽配信時代を前にして、このアルバムは、アルバムとして持っておきたい一枚。
 どの曲も、一度聴いた時は「フーム」と言う感じ、なんか感じいいな、ぐらいの印象なのだが
2度目、3度目、と聞き直すうち美味しさがどんどん増してくる、そんな昔からある人気ラーメン屋の
「ラーメン 450円」のような味だ。ハッタリがなく、でも隅々まで気を配ってある。
 加藤さんの曲は、一応ポップなんだけど、ルーツがよくわからない。チューバやマリンバ、
フルートやサックス、それに生ピアノが歌と不可分に混ざりあっていて、時々、古いイタリアの
映画音楽のようになったりして、不思議な懐かしさがある。けど全然レトロでは無い。
 今回初めて歌詞カードを手にして、見ながら聴いたら、また違う印象があった。
 言葉って不思議だなあ、とあらためて思った。聴くのと読むのは、伝わり方が違う。
 歌詞カードを読んで初めて「ああ、そういうことを歌ってたのか」と気付いたりするのだが、
聴いている時はそういった疑問は全然感じなかった。
 そう、昔は歌詞カードやジャケットを見ながら、「ステレオ」の真正面に座って一心に聴いたものだ。
 ウォークマンとかできて、音楽の聴かれ方も変わったものだ。
 とにかくこのアルバムは一人でも多くの人に聴いてもらいたい傑作ですよ。
 あ、今ここで試聴できることに気付いた!
http://www.donutfilms.jp/chiaki/3rdalbum.shtml
 ジャケットは絵本作家の大家加古さとしさん(「だるまちゃんとてんぐちゃん」知ってますよね)。
 来週の日曜日21日、吉祥寺のmanda-la2で、発売記念ライヴがあります。ボクも一曲ゲスト参加しますが、
加藤さんのライヴはホントにリッチな、幸せになる、他のどこにも無い演奏会ですよ。
 ちょっとでも興味のある方は、ぜひ来て下さい。絶対損しないですよ。僕が保証。

8月13日(土) 切り絵
さる社長さんに頼まれて切り絵を たくさん切ったのだが、そのレプリカと言うか高品位 出力版を
十数点作る。応接室に飾るそうだ。力道山とか、エリック・クラプトンとか。原画は自宅に飾るそうだ。
 余力があったら切ってみてくれないか、と言われていた社長さんの御母堂とお孫さんの作品も
とても気にいってもらえ、ホッとした(こういうのは有名人を切るより緊張する)。
 今までにも、御家族や、飼い犬の切り絵を切ったことはある。そういう御用命があれば、切りますよ。
 Leyonaの新譜「Spice!」を何度も聴く。曲がどれもよかった。鈴木正人という人の作った変わった難しい曲があって、
それがよかった。リズムはどの曲も抜群。気持ちいい。

8月12日(金) ニューベース
 今のバンドのベーシストが突如仕事をリストラされ、バンド活動もままならなくなったので、
急遽新しいベーシストでリハをする。深甚(うわ、新人だよ!「しんじん」で変換して一発目に「深甚」出るかね?)
新人小倉君は22歳。またバンドの平均年令が下がった。でも非常にリズムが正確なベーシストで
とてもいい。顔もかわいい。9月4日のライヴが楽しみだ。また違った感じになるだろう。でもせっかくレコーディングまで
一緒にがんばりながら、内田くんは残念。でも生活が第一なのでしかたない。でもまたやる機会はあるだろう。

8月11日(木) 山田詠美さんと会った
 近所の居酒屋に夜中に行ったら、女性二人客がいて、しばらくしたら「クスミさん、ですよね」と言われた。
 最初わからなかったけど一人の人は山田詠美さんだった。ボクは15年ぐらい前に山田さんのマンガの
装丁をしたことがあるけど、会ったことは無かった。色が黒くて眉が濃くて唇が厚くて、前髪をたらしている印象が
あったけど、 色黒な印象以外は髪もアップにしていたし、ずいぶん違っていてわからなかったが整った顔だちの人だった。
 注意深く言葉を選んで話す感じも、雑誌等で感じる印象と違う。当たり前だろうが。
 マンガは下手で全然ダメだった、思い出したくも無い、みたいに言っていた。僕がブックでザインをした本は
まだ山田詠美の名前で無く「山田双葉」の名でマンガ家だったころの作品集で、確かに絵はあまりうまく無い
というか、粗かったけど、お話がどれも面白かった。直木賞だったか芥川賞だったかとった直後に出された
ものだったが、さすがだなあ、と思ったのを憶えている。
「私、実はクスミさんの本、いっぱい持っているんですよ」
 昔、ボクの本を読んで 「江ぐち」を探しに行って、見つけて、食べたそうだ。
 帰る真際に「小説、書きませんか?」と小さな声で言われて、ドキッとした。

8月10日(水)六本木 福鮨
BUBUKAのマンガの取材で宮沢りえが16歳から行きつけと言う六本木の寿司屋に行く。
コースで6800円ぐらい、量はしっかりしていて、味もかなりよかった。
ここで貴乃花と初めてデートしたらしい(りえママ付きだが)。思ったよりオープンな感じの店だった。
 でも「Santa fe」を超える衝撃力を持ったヌード写真集は、今後永久に出ないと思う。
 泉くんは当時の新聞全面広告の切り抜きを今でも持っているそうだ。
 でも食後に別の部屋でデザートを出されたのだが、そこの趣味が悪くて(でっかいテレビがついてる喫茶店みたい
部屋)、 外国人客が日本人の彼女とチューチューキスし続けてて、がっかりした。
 なんだか宮沢りえさんの人生まで、辛いなーと思ってしまった。

8月9日(月) TD
 今回3日かけて録った3曲のトラックダウン。ミキサーの人が若いのに非常に性格もよく仕事も実直な
いい人で非常にスムーズに楽しく終わる。と言っても1時から11時頃まではかかったが。
 今回のスタジオはアナログ録音で、音がとても温かくて太い。ドラムや生ギターがイイ音だ。
ここであと2曲ぐらい録音したくなってしまう。終わったのを仕事場のオーディオで聴いたら、
スタジオとはまたずいぶん違って聴こえた。今回はとにかく自分のソロと言うことで、
大掴みに「いかにもクスミらしい!」となればイイと腹を括っているので、
僕は「動かざること山のごとし」の態度で、細かいことや、過去の演奏にこだわらず、
全面的にエンジニアやメンバーを信頼、なるようにしかならないし、と思って録音している。
 今回の3曲は、まったくギミック無しの超シンプルな、とりあえずクスミ全面丸出しの
恥ずかしいほどのストレートクスミな仕上がりであります。 どーなんだろー?

8月8日(日) 録音
 吉祥寺GOKスタジオでの録音最終日。この日に3曲分の録音が終わった。
思ったより時間がかかってしまった。自分の声って、歌い方って、いいところって、
悪いところって、周りと合っているかって、 自分でわからなくなってしまう。
 今夜は簡単と思った曲の歌入れに大ハマリ。ここまで淡々と来たのになあ。
 とにかく力むと絶対ダメで、間違えないようにすると音楽に元気がなくなる。
 これは歌だけじゃなくて、絵でも文章でも、スポーツでも同じだけど。
まあ、こういうのはこういうので、楽しい録音なんだが。ハーモニカは2回目でOKにした。

8月6日(土) 栗コーダー・カルテット10周年記念ライヴDVD
 去年の7月MANDA-LA2で行われた「栗コーダーカルテット結成10周年5DAYS」ライヴの
DVDが送られてきた。忙しいのに我慢できずつい観ながら仕事をしてしまったのだが、これが素晴らしい。
 随所で私は泣きそうになりましたよ。曲がいいし、音楽的に練り上げられているし、リラックスしているし、
なにより音楽の喜びに満ちている。リコーダーの音って、あらためていいなぁと思った。
 リコーダーばかりでない、栗原さんのやさしい鍵盤ハーモニカ、近藤君の素晴らしすぎる生ギター、
川口さんの人間味溢れたサックスとハモニカとパーカッション、関島さんのあたたかすぎるチューバ、もう
どこをとってもどういう組み合わせでも、豊かでユーモラスで、面白くて切ない。
 映画『クイール』観た人はそのテーマでも泣くでしょうね。
  5日を1枚にしたその編集がまたよく出来ていて、見飽きない。 各メンバーのインタビューや
リハーサルや スタジオ録音風景など面白い映像もちりばめてある。
 これは持っていた方がいいデスヨ、皆さん。ほんと、心が洗われる。思わず笑ってしまい、ほろりとくる。
 こういう音楽的良心と才能の集団が同世代の日本にいることに感謝。本当に良いですから。
 しかも、恥ずかしながら僕と鈴木慶一さんの「骨」は、最後の盛り上がりで、
(本当に最終日だった)、観客も巻き込んでの「大団円」という感じで、10分ぐらいやってる。
 一瞬、坂本Q一のスチールまで写る。公式にその姿が捕らえられた最初かもしれない。
 というか、僕がミュージシャンとして映像作品化されたのも、もしかして初めてか。
 なにしろいいから。絶対お勧め。9月7日、2枚組公式BOOTLEG CDと同時発売。
 
発売はサボテン兄弟商会より。詳しくは栗コーダーのホームページで。

8月5日(金) 昼寝の夢
 大きな大きな回転式ブランコに乗っている。物凄く恐い。夢の中でも目を閉じていて、
目を閉じていると本当に恐いなあ、と思っている。振幅が大きくて、いつ停まるとも思えず、
この恐怖が永遠に続くのかと思うと、ますます恐くなる。激しい浮遊感。落下感、上昇感。
 こういう夢は小さい頃よく見た。目が覚めて、ほっとしながら懐かしくなった。
 昨日の疲れが残っているのと、たまっていた疲れが昨日弛んだせいか。

8月4日(木) 油壺
 朝、突然決めて油壺の海水浴場に行った。何年ぶりだろう。というか、ここの海水浴場に来たのは
生まれて初めてだ。友人のブログに行って面白かった、と書いてあったので江ノ島と10秒ほど迷ったが、
出かけた。あまり寝てなかったので、行きの電車は眠かった。
 昔ながらの海水浴場のたたずまい、海に入ったら、茶色っぽく濁っていて、正直かなりがっかりしたが、
磯のほうに泳いでいったら、どんどん澄んできてホッとした。魚もすごい群れをなして足下をかすめる。
 ウニもいたしさざえも見えた。海草がたくさんあるから、魚の種類も多いのかな。
 と、水面近くに変な形の10cmぐらいの魚がいる。変な動きだなあ、とおもったら、イカ!
 こんな浜の近くにイカがくるとはびっくり。大きな目も見えた。
 夕方まで泳いだり磯の生物を捕獲したり、ビールや焼そばを食べたりして、かき氷を食べて
バス停の近くの海洋深層水露天風呂に入り、駅前で寿司(回転してない回転寿司。地魚うまし)を食べて帰ってきた。
 なるべく疲れないようにしたが、やっぱり疲れた。電車ではぐっすり眠りこけた。
  帰って仕事。だが11時過ぎたら目蓋が重く重くなったので、やめた。

8月2日(火) 暑すぎ
 切り絵を頼まれて数点切っている。BGMには、BrianEnoの新譜。これがすごくいいのだ。
とにかく全編、ヴォイスというよりヴォーカル、歌がよい。よくわかんないけど詞もいい。
物凄くシンプルなクラシックか童謡みたいな歌ものとかあって笑っちゃう。けどやっぱりEno、
センス良すぎる!Eno自身が撮った中国かチャイナタウンのジャケット写真もいい。
 自分のアルバムはどんなジャケットにしようかな。
 あ、そうそう、今回頼んでやってもらったパーカッションのケッチャンは、今なんと
サザンオールスターズ(ほんと、大学生ノリのダサイバンド名)サポートメンバーもしてる。
テレビでみた人もいるんじゃないかな。 女性パーカッションの人がいたらそうです。
今度のひたちなかの大きなライヴにも出るらしい。
 これからもいろんなところで活躍していくと思う。喜んでやってもらえて光栄。

7月29日(土)太陽系に第10惑星!?
 朝8時半に起きて、アジを焼いてメカブの味噌汁とご飯を食べて仕事場に来て、仕事を始めるつもりが
雑誌を読んだり、ネットを見たり、日記を書いたり、CDを聴いているうちにお昼。
 なんとなくうっすら頭痛がするような気がするので、栄養ドリンクとビタミンを飲む。
 BrianEnoの新譜。気持ちよくて、寝転がりたくなって困る。
 外は蒸し暑い。空は灰色だ。
 ニュースを見たら太陽系に10番目の惑星が発見されたという。
 太陽系の惑星で最も小さい冥王星の1.5倍程度の大きさがあるというが、それより
 「約560年の周期で太陽の周りを公転している」というのが凄いスケールだと思った。
 惑星と認められたら、なんて言う名前の星になるんだろう。日本語では。
Enoの音楽がそのニュースと妙に合っていて、ソファに寝ころびたくなって困る。

7月29日(金)市営プール
 
仕事場は北西向きで、机は西向きなので今の時期西日がキツイ。
 ブラインド越しにも熱気が伝わってくる。ずっと机に座りっぱなしだったし、
一番西日のキツイ4時から5時、市営プールに1時間だけ泳ぎに行く(昨日も行った)。
 夕方のプールは人が少なくなって、思い切り泳げて気持ちよい。
 水面を赤トンボがスイーッと飛ぶ。 入道雲がモクモクしている。
 中学生男子達が、かわるがわる水死体の真似をして盛り上がっていた。やったやった。
 帰ってJeffBeckを聴きながら、頼まれた切り絵を切る。目が疲れた。

7月28日(木) Macの調子が悪いのを
美學校の元受講生(一期)に見てもらったら、とりあえず固まらなくなった。Joe佐藤、サンキュー。
 机の上のオーディオが、いい加減ダメになってきて(カセットは壊れた。CDはかからないのが
多く、かかっても最近は音飛びとかヒドイ)MDも付いていないし、思いきって買い換える。
 で、前の日曜日に録音した2曲のラフミックスを聴いているが、自分的にはすごく出来がよくて、
ヘビーローテーション。自分のマンガもあまり読み返さないほうだが、今回は完成してないのに
(自分で言うのもなんだが)聴き終わるとまた聴きたくなる。なにか、全員に一体感というか、
月並みな言い方だが、あたたかいものが感じられ、救われる。細かいミスもあるけど、それまでが
リアルというか、音楽をやってる実感に思える。みんなが心から楽しんでやってるのがわかる 。
 それにしても「どんな音楽ですか?」と聞かれてあいかわらず答えようが無い。今回はわりとフォークっぽい
のかな、 も思うがそういうと誤解されそうだ。でも一貫してポップだとは思うのだが。
  『中央線ソングス』にも収録された、長年やっている「自由の筈」は、とにかく今までで ベスト、
思い描いていた理想のアレンジ、演奏になったと自負する。 肩の力が抜けていて、明るくて強い。

7月27日(水)みうらくんにやられた
 すでに掲示板で見た人も多いと思うが、飲み屋で寝込んでいるボクの顔面にみうらじゅんが
落書きしまくった写真がボクの知らないところで、公開されていた。
 3〜4年前の新宿3丁目の飲み屋で、午前3時過ぎと思われる。
 あの後、始発電車で帰ろうとするボクを、一緒にいた4〜5人がさりげなく必死に止め
「タクシーで帰ったほうがいい」と説得。腑に落ちない気持ちでタクシー帰りしたものである。
 タクシーの中では泉晴紀と真面目なマンガの話をしていた。翌朝気づいた。
 ちなみに、盛り上がっていたら、店の人が「赤マジック、ありますよ!」とか協力してくれ、
ひとりがわざわざコンビニに行って写ルンデスを買ってきて撮ったと聴く。
 普通なら許さないところだが、許さない自分はもっと恥ずかしい、というみうらマジックにかかった。
 このような写真が、みうらのところには、まだまだ眠っているはずだ。くそ〜。

7月25日(月)杉浦日向子さんが
まさかのニュース。 同じガロでデビューした同い年。 ガンで亡くなるなんて。
  さっき外に出た帰り、なぜか急に蕎麦が食べたくなり、久しぶりにまつやに行って
もり蕎麦一枚とビールの小びんを頼んだ。 虫のしらせだったのかな。
  実は一昨日、荒木径惟さんの写真集にすごく痩せた杉浦さんのような人が 写っていて、
驚いたばかりなのだが、荒木さんの写真集を立ち読みするなんてことも珍しい。呼ばれたのか。
  南高円寺の今はなき蕎麦屋で、荒木さんと杉浦さんと偶然会ったこともあったな。
  ここ数年は会っていなかったけれど、装丁をお願いされたこともあるし、 ライヴを見に来てくれたこともある。
 展覧会にも来てくれて、誰より先にぐい飲みを買ってくれた。
  年賀状や本は送りあっていた。 杉浦さんの本でも対談しているし、そのために銭湯にも行った。
帰りに三鷹の蕎麦やに行ってヤクザに遭遇したっけ。
  ふたりで結構したたか飲んだこともある。 あの時はトイレに行ってる隙に勘定された。
くそ、あの時の借りをかえしていないじゃないか。奢られっ放しは悔しいやい。
  すごく飲んでも「酔っぱらって最後のほう憶えてない」なんていう飲み方は
「お酒がもったいない」というきれいなお酒の人だった。 博多で御一緒した時もあるな。
  ロックバンドのザ・バンドの「Music from Bigpink」が大好きで擦り切れる程聴いていたり、
小学校の時プラモデル作りに夢中になって、作ったのが「タイガー沍^」という意外なところがあり、
しかしそこが僕と共通だった。
 パソコンを買うと言う時も「クスミ君がMacというならMac買います」と言ったので、
ちょっと待って、とパソコンに詳しくないボクは慌てたりしたのも 懐かしい思い出だ。
  東京を歩きながら、江戸を歩いている人だった。
 いつでも江戸にワープできる人だった。
  離れていても、活躍していることがうれしい友達だった。友達であることがどこか誇らしかった。
 江戸方面のことは杉浦さんがやりつづけているから大丈夫、と思っていた。甘えてたな。
  また、日のあるうちから蕎麦屋飲みしたかったです。 ボクはビールを最初に飲むけど、
杉浦さんは最初から冷やだったな。それも常温の。闇太郎で、「杉の森」飲ませたかった。
 今夜は杉浦さんの分を僕が飲もう。
  きっと今頃、あの世の江戸の町を颯爽と歩いているでしょう。
 大川の川べりでいい風にあたっているかもしれない。
  御冥福を心よりお祈りします。合掌。

7月24日(日) 録音
 とうとうマンガ原稿が終わらないままスタジオに入る。ミキシングルームで人の録音を
聞きながら色鉛筆で彩色(先月はPCで色をつけたが今回は最後の手段)。
 今回はパーカッションと歌入れ。パーカッションはゲストの高橋"けっちゃん"結子。
加藤千晶さんのライヴで何度も聞いて、一度だけ一緒に演奏し、お願いした。
 思った通り素晴らしい演奏で、演奏に一気に躍動感と色彩が加わった。時間の関係で
2曲だけだったけど、コンガもシェイカーもトライアングルも全然違う。
 でも全く新しいパーカッションの使い方も思い付き、笑いながら録音。お楽しみに。
  さらにその2曲には以前モダンヒップでコーラスをやっていた
マキちゃんもゲスト参加してくれて、GOCCIと二人、全く違うキャラクターが うまくコーラスして
ボク的には理想的。現場でも試行錯誤しながら、面白いものになったと思う。
 でも午後から始めて、終電までかかって、2曲。3曲完成は8月9日になった。
 でもほぼアルバム全体の構成も見えてきた。みんなの力を借りてきっといいものができそうだが、
締め切り無しで どこから出すかも未定でやってる俺である。
  ただの中年マンガ家の趣味趣味音楽だろうか…と考えそうになる瀬戸際で、
ずっと止めないでここまで音楽をやってきたことを思い出して、ミュージシャンシップを
奮い立たせて、がんばる 。なんて、楽器持って音楽始めちゃうと嬉しくてバカになっちゃうのだが。
 10年ぐらい前に、自分のソロアルバムのことを知り合いに話したら、
「そんなん、できるわけないやん!」と笑われたのを思い出した。ふふふ。

7月22日(金) 中崎タツヤ「身から出た鯖5」
の装丁 の打ち合わせ。シリーズでやらせていただいているが、隔週2P連載なので、
単行本になるのに何年もかかる。もう15年ぐらいやっていることになる。
最初は上の版下だったのが、途中からデータ入力になった。時代を感じる。
でも中崎さんのマンガは、ずっと変わらず、ずっと面白い。不思議な作家だ。
 装丁の仕事は大好きだけど、この頃は年に1〜2冊。
 どんなマイナーな本でも喜んで引き受けます。装丁の御用命はクスミまで。

7月20日(水) 「ほっぺ」8月号(学習研究社)
にQBB名義で6ページの絵本スタイルのお話を描いています。今売っています。
 なんだかわかんないけど仕事が詰まってしまい、大変。今朝の9時、早起きして
仕事していますが、眠い。ちょっと寝ようと思う。 10分。昨日にくらべて涼しいので、
ますます寝心地がよい。おやすみなさい。10分だけ、10分だけ。

7月19日(火)横浜美術短大
の非常勤講師の仕事最終日。前期だけなので。最後に授業の感想を書いてもらったら
思いがけず反応がよくて、ちょっと感激。5時限目なので、全体にまったりムードで、
寝ている人も結構いたから。
 場所が青葉台で遠いのが辛かったけど「授業の中で一番面白かった」とか書かれると、
はるばる通って一生懸命喋ったことが 報われる思い。もう少しみんなと打ち解けたかったかな。
  でも、「ぶっちゃけマンガに興味ありませんでしたが」 という書き出しは、
大学生の授業の感想として、くだけ過ぎだろ! 面白いけど。

7月18日(月) 猛烈に江ぐちのラーメンが
食いたい。と思うと月曜日。せっかく三鷹に行く用事があるのに、気が付くと月曜日(江ぐち定休日)。
いっつもそう。なんで?この星の巡り合わせ。江ぐちに捧げる歌も、弾き語りで入れるつもり。
 猛烈に暑い、昔の夏休みを思い出すような日だった。

7月17日(日)録音
吉祥寺のスタジオで自分のバンドの録音。3曲。今日はドラムとベースとキーボードと生ギター。
 つまりベーシックなリズムトラック。それと借り歌。あとからソプラノサックス。
リハをちゃんとやっていたので、ほとんど1テイクか2テイクでOK。理想的。
 オルガン部分で、急遽ハモンドオルガンの古いのが借りられ、スンゴクイイ。
シンセサイザーでやるオルガンとまるで違う。音が厚くてあたたかで、感激する。
 今度のアルバムは47歳にして、初めてのソロアルバム。渋すぎ。CDとしては、モダンヒップ名義で
91年に出して以来14年ぶりか。その間、音楽活動をしていなかった年はないので、
14年分の個人的思い入れのある曲を集めたものになる予定。
 大きくわけて3つの編成でやっているけど、基本的にアコースティック。こ3曲ができれば
8曲か。あと2曲スタジオでとって、弾き語りやウクレレの曲を自宅録音して完成予定。
アルバム完成はホントは去年の筈だった(録音開始は一昨年の暮れ)。
山田五郎さんにも公言したし、今回は完成まで至りそうだ。いや、至る。録音がすごく楽しいので、
きっといいものができると思う。というか、絶対に、絶対にいいものにします。する。

7月15日(金)誕生日
47才になりました。しな。よんな。別にどうと言うことなし。健康に気をつけよう、という感じ。
運動不足をなんとかしないと。

7月14日(木)掌蹠膿疱症にかかってはや3月
ショウセキノウホウショウという、読めねー病気が、今年の春に発症。
 これは手のひらとか、土踏まずが、一見水虫みたいに水泡ができて
皮が剥けガビガビになるのを繰りかえすキモい皮膚病で、だけど悪くなると
関節炎を併発してリウマチみたいに激痛を伴う、というオソロシー病である。
 有名人では奈美悦子さんがなって、闘病記を出版している。
 接触感染はしない。体質とか関係あるらしい。言われてみれば、徴候はずっとあった。
 ボクは、手はまだ大丈夫で、右足が悪い。左足も少し。
 痒くはないが(たまに痒い)、変に皮が剥けると血が出て歩く時痛い。何より醜い。
 で、漢方系の薬を飲んでいるんだけど、一進一退というか、なかなか治らない。
 単なる皮膚病ではないので、最低3ヶ月から1年は治療にかかるというが。
 で、この病気の権威が秋田の本荘第一病院の前橋先生というそうなのだが(俺は秋田まで行ってもいいと思っていた)、
有名になってしまって、全国、海外からも患者が押し寄せ、 今日電話したら、
「予約制になっておりまして、今ですと、来年の暮れになります。
キャンセル待ちの方だけで何百人かいらっしゃいまして、一番早くて 来年の9月以降ということになってしまいますが、
それでよろしければ」
と柔らかな秋多弁で言われてしまった。驚いた。奈美さん効果もあるかもしれない。
 基本的には「ビオチン療法」で 治すらしいが、最近は関東にもぼちぼちできていると言う話である。
 どなたか、いい病院御存じの方、いませんか。
 でも「ビオチン療法」って、「微おちん療法」だったら、なんだか嫌だな。
と、友人にメールしたら、
「『美おちん』だったらいいんじゃないですか。失礼しました。お大事に」
と返信が来て、わらった。おちんを美しくして治す療法。なんじゃそりゃ。 ますますやだなぁ。

7月13日(水) ギターは2本指で弾ける?
 
ジャンゴ・ラインハルト。彼の名前は、ギタリストなら、音楽のジャンルが違っても、
敬意をもって受け止めるものだ。
 ジプシー出身の彼は、火事で左手に大やけどをおい、2本しか指がない。
 と、若い時に聞いた。でも、レコードをどんなに聞いても、2本指で弾いてるとは考えられない。
 そのうちに写真を見たら、指はちゃんと5本あるじゃないか。
 そしたら先輩が言うには、やけどで薬指と小指が曲がったまま癒着しちゃって、使えないのだと言う。
 写真を見ると、そう見えなくもない。でもコードも弾くし、なんとなく半信半疑だった。
 そのジャンゴの動画がある、と言う話は聞いたが、見たことはなかった。
 それをついに見た!ありがとう店長教えてくれて。ここでも紹介しちゃう。
http://www.about-django.com/news/videos/videos.php
  ここで見れます。もう拝んじゃうような映像。演出もいい。音と映像があってないのも
あるけど、これだけ一度に見れるなんて、鼻血が出る。
 すごい、本当に指2本で弾いている!(正しくは親指入れて3本)なんだか不思議。
でも当たり前のように奇跡が起っている。1弦をすごい速度で駆け上がっていくに
正確に音階を弾いているのなんて、どうなってるのかと思ってしまう。
 ギターってのは指3本で弾けるものなんだ?俺は 5本あるのに、いったいなんなんだ。
 速弾き部分は解像度が荒いせいで、映像が付いていってない のが残念だけど、演奏はすばらしい。
 音もフレーズもまさにジャンゴ。切れ上がるようなソリッドな音と、甘いメロディに聞き惚れる。
 そして顔も、品があって、なんか別格の貫禄がある。かっこいい。
 一緒に出てくる若きステファン・グラッペリがまた、よだれが垂れる程、良い。
 映画「僕のスウィング」 の中に出てくるチャボロ・シュミットのシーンも儲けもの!

7月12日(火) プロレスラー橋本慎也、死す
 ちょっとビックリした。今はほとんどプロレスは見ないけれど、彼は印象的だ。
 日本のプロレスラーで、第一線で、はっきりデブの選手は珍しい。
 しかもデブなんだけど、コスチュームとか表情とか、すごいカッコつけているのが、
なんとも言えず イイ味出していた。だってカッコ悪いじゃん。でもそこが憎めない感じ。
 すぐ鼻血出るし。妙に眼がつぶらで。顔がでかくて 、鼻口が小さくて顔の真ん中に集まっちゃって、
周りがあまってしょうがないから、ヒゲなんかはやしてみちゃって。
 ああいう奴、いるでしょう、中学校のクラスに。絶対。デブでちょっとバカで、なんかずれてるの。
でもなんか、いいところがあって、憎めないという。なんか、いじらしいと言うか。
 だいたいプロレスラーって、ほとんど「中学生日記」の登場人物に使えそうなやつばっかりですよ。
 本当に惜しいキャラクターだった。40歳で死ぬなんて、やっぱり切ない。
 いかにもプロレス、という人だった。カリスマというより、いつもこちら側の人だった気がする。
 ああいう人は、自分の生き方をデブ丸裸丸出しに見せて、人に勇気を与えるんだと思う。残念だ。
 亡くなってみて、彼は、あのままで、本当にいい顔で、いい体だったんだ、と思った。
 ご冥福をお祈りします。合掌。

7月11日(月) 保冷庫
 大丈夫だった。
入れておいたミネラルウォーターが、ギンギンにではないが、ちょうどよく冷えている。
 ビールでは、ちょっと物足りない温度かもしれない。 でもここでは飲まないので十分。
 時々、居酒屋でコップまで思いきり冷やして出す店があるが、冷え過ぎのビールは美味しくない。
 ジョッキを冷凍庫に入れてあり、ビールの中に氷ができるような店もある。バカだ。
 
  でも、流しの、保冷庫が入ってる場所の上の引き出しを開けたら、モワ〜ンと暖かい空気が立ち上った。
大丈夫だろうか。 あんまりよくはないんだろうな。

7月10日(日) 冷蔵庫
  前の仕事場にはついていたけど、今度の仕事場には冷蔵庫がない。
 寒いうちは、お湯を沸かしてしてお茶など飲んでいるからいいんだけど、
暑くなると、さすがに冷たいものが野みたい。飲みたい!なんだよ、野みたいって!
 というか、ミネラルウォーター野大きいのが、のを野にしたいのか、いつも。
大きいのが、常温では悪くなりそうなので、冷やしておきたいので、ラオックスで買った。
 2Lのペットボトルが何本か入ればいい。氷は作らない。ビールは仕事場では飲まない。
 というわけで選んだら、冷蔵庫じゃなくて、「保温/保冷庫」になってしまった。
 大丈夫だろうか。保冷にすると4℃に保たれている。温度設定なし。4℃固定。
 コンプレッサーがないので音は静か。小さいので、流しの下にすっぽり入れてしまったけど。
  でも、大丈夫だろうか。値引きしてくれて、新品で税込み5.000円 だったんだけど。

7月9日(土) ショック
夕方用事があって久しぶりに実家に行った。
最近仕事が重なっていて、ちょっと眼が疲れていて、
細かい切り絵(頼まれてある会社の社長さんの肖像を切っている)を切る時、見にくいなあ、
俺もついに老眼来たか、本格的に…と思っていた。
実家の戸棚に古いオヤジの老眼鏡があったので、どんなもんだろう?と思ってかけたら、
細かい字が、すごく見やすい!え!こういうものだったの、老眼鏡って!という感じ。
なんか弱い虫眼鏡をつけている感じ。でも、ちょっとショック。
やだよ〜、まだ老眼鏡なんて。来週の金曜日で47歳だけどさ・・・。

7月8日(金) e-mailのマナー
知り合いの編集者からメールがあった。
それは、海外のインターネットのマンガ番組からのインタビューのお願いで、
その編集者が 間に立って、いろんな日本の作家に頼んでいるようだった。
その知り合いの編集者ともひさしぶりだったので、くだけた感じに 去年イタリアやスペインで
「孤独のグルメ」が思ったよりたくさんの部数訳されたことなど書いて、返信した。
 そしたら翌日、その知り合いの編集者からメールが来た。
 ところが、それは間違いメールで、彼が、マンが番組の人に送ったつもりで、僕に送ってしまったものだった。
「久住さん、オーケーです。以下抜粋」
として、僕の書いた文章が全文コピー&ペイストされてあった。抜粋じゃ、ない。
 さらに別のマンガ家の文章も、僕の文章の下にコピーペイストされていて、読んではいけないものを
見てしまったような気がした(きっと他人に読まれたら恥ずかしいと思う文体だった)。
 すぐ彼にメールをすると、翌日「猛省」 のメールが来た(電話一本くれという気持ちだったが)。
 こういうことは、インターネットでは、ついやってしまう人、いるんじゃないだろうか。
  たとえ仕事上の返事であっても、あくまで個人に当てた私信を、見ず知らずの他人に
そっくり見せるというのは、ものすごい失礼で、非常識だと思う。
 編集者やディレクターといった、何かと人と人の間に入りやすい人は、特に注意してほしいと思った。
 そういうことが起っていても、出した人には気付くすべはないので、不安な気持ちになった。
 でも僕自身、友人からあんまり面白い話がくると、ごく友達内だけど、 メールで一部教えてしまうことがある。
 そういうのも、ほんとはいけないな。電話だったら、まだ自分の言葉に置き換えてるけど、  
メールはそのままだから。それでなくてもメールは活字なので、ニュアンスの誤解を招きやすいので、
僕自身、そういう引用や、文体には、くれぐれも注意しようとホントに思いましたよ。
 
7月7日(水) ことえり、使いにくい!
パソコンが調子悪くて、文章を書くと固まってしまう。再起動ばかりしていて、パソコンに
悪いような気がして仕方ない。
日記とか、メールとか、長く書いて固まると、本当に頭にくる。セーヴし庭内部分が全部消えるし。
そのせいで アップしなかった日記や、出すのを止めたメールが、ここのところずいぶんある。
なんのせいか分からなかったが、ふとATOKのせいかと思い、アプリケーションを「ことえり」に
変えたら全然固まらなくなった。
ところが ATOKとことえりではいろいろ操作が違うので、すごく使いにくい上、
感じの変換も、ほら!漢字の変換も、うまくいかず思わず「ばか!」妬思う。と思う。
 でも文章の仕事があるので仕方なくことえりで、書いていたら、だんだん慣れてきた。
 でも、ことえりって、最初「こえとり」と読んでしまい、肥取りみたいでやだった。

 今日は多ナ場タだ。ほら!なんだよそれ!七夕だろ!ばか!

7月5日(火) 地ビール
のラベルのデザインを頼まれた。小さな仕事だけど、なんだかすごく嬉しい。
どんなのにしようかな。
吉祥寺の、行ったことないよさそうなロックバーと、もつ焼き屋を教わり行ってみたくなる。

7月4日(月) 花まるうどん
で、初めて「かけ(小 )」を頼んだ。100円。すっごい空腹じゃなかったので、かつお節と 天かすを
たくさんかけたら、十分満足だった。でもこの店が大好き、ではないのだが。
新しい仕事場の近くに、ふつ〜のそば屋がないのが残念。

7月3日(日) ジェフ・ベック東京公演
最高。今回は曲も70年代から今までのを網羅していて、しかもドラムベースキーボードに
たまにボーカルが入るというシンプルでオーソドックスな編成だったので、ジェフベックのギターが
とことん堪能できた。大感激。音もでかすぎないで良かった。
 でも始まったら全員総立ち、というのはどうか?踊るようなライヴじゃないし 、
座ったままじっくり聞き、盛り上がったら立って観る、というふうに自然になりたかった。 凄くいい座席なのに残念。
 会場で大学の1年後輩ふたりに会った。が最初誰か分からなかった。席が離れていたせいで、帰りに
話したかったが、別れ別れになった。卒業から約25年たつんだな。

7月1日(金) 渡辺香津美ソロアルバム「ギタールネッサンス2[夢]」
昨日のジェフの後でかわいそうのようだが、全編アコースティックギターソロのアルバム。
曲が、ボクが心から好きなのが揃っていたので買った。
 まず、ジャコ・パストリアスの「Three Views of A Secret」。この曲は奇跡のように美しく
不思議な曲。ボクはこの曲を横浜スタジアムで、ジャコのオーケストラで生で観た。
時あたかも日没で、空が刻々と彩りを変えてゆく中、聴いたこの曲は本当に夢のようだった。
一生忘れない音楽的時間だった。
 そして、「Nuage」。ジャンゴ・ラインハルトでこの曲を聴いたとき、どこかに連れて行かれるような
不思議な浮遊感にすっかりやられた。どうやったらこんな曲ができるのか?という曲のひとつの極致。
 同じくジャンゴの「MinorSwing」。ステファン・グラッペリとの共演が素晴らしい。単純な曲なのに
全然飽きない、ジプシーの歴史さえ感じる深みとコクを持っている。曲自体がすでに持っている素晴らしいスイング感。
 ビートルズの「Fool on the hill」。ビートルズではジョン・レノンのほうが好きだけど、
この曲はいいなぁ。大好き。しかも渡辺自身の曲に挟み込むようにアレンジしているので
それが余計曲の美しさをきわだたさせている。
 なんと荒井由実の「旅立つ秋」。初めて聴いたのは高校生だったかな。暗いけど透明なイイ曲だなあ、
と思った。スーッと消え入るような深い秋のイメージ。ユーミン初期の群を抜いたセンスとオリジナリティが結集されている。
 マイルスの「So What」。クール。その言葉はこの曲のためにある、とボクは思う。マイルスの
作曲センスの凄味を感じる。最も洗練されたドブルースというのはこういうものだと思う。 このアルバムの
演奏で間違いなくハイライト。おそらく何百回やって来たであろうこの曲に対する 自信と自由さが
パワフルでクールなスゴイパフォーマンスに結実している。
 ここに「ゴンドラの歌」ですよ。♪命短し恋いせよ乙女…の。黒澤映画の「生きる」っすよ。これも日本歌謡屈指の佳曲。
 こんなに違うジャンルのイイ曲をよく揃えたものだ。
 で、アルバムトータルとしては、そうですね、よいアルバムです。
  でもベックと全然違う意味で、ギターが これぐらい弾けたらさぞかし楽しいだろうなあ、と言うヨダレ、たれる。
  しかし頼まれてもないのにライナーノーツ書いてるような俺、仕事しろ!

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