12月31日(金) 大晦日
今午後4時半。朝からの雪はやんだようだ。今年はまだ仕事をしている。終わらない。
でも忙しいという気持ちではない。 昨日の続きなだけ。
明日も今日の続きなだけ。今年はそういう風に今年と来年を繋げてみようかな、
と思っている。 なんだか世の中が静かなような気がする。雪のせいだろうか。
この日本には、一年を通してみて、国を挙げてみんながひとつの時節を感じるのが、
この大晦日から正月しか、もはや無い。
クリスマスは11月終わりから一ヶ月に渡るの商業キャンペーンでしかない。
日曜日も夏休みも、どこも店は開いているし、塾はあるし、いつからいつだかわからない。
昔はこの四季のはっきりした国には、折々みんなが同じ気持ちになる日がもっと
多かったと思う。冬至や夏至、お盆、啓蟄や、立春、立冬。もうそんなのいつかも知らない。
でもお正月だけは、一年が終わり、始まることを、全員が意識する一日だ。
味噌ラーメンにタバスコを入れて食べるとウマイ、というのを聞いて、
なんだかうまそうな気がして、やってみたい気持ちが、来年に向けて盛り上がっている、
そんな大晦日ですが、皆さんいかがお過ごしですか 。←なんのつもりだバカ。
12月30日(木) 「引越大正解」
という曲のトラックダウンが終わったのを、ドラムの夏秋さんから受け取った。
これが、なかなかイイ出来で、疲れがとぶほど嬉しくなってしまった。
なんとミックスした夏秋さん自身が、後からドラムとディジュリドゥを入れてくれていて、
アーシーなノリが最高(軽く入ってたリズムボックスを消して代わりに)。
もうアルバムの最後はこの曲に決めた。
部屋で聴いてて踊り出したくなるような感じは久しぶり。
豆茶を飲みながら仕事。ゆる〜い文章書いているんだけど。
12月29日(水) 竹中直人さんの芝居
『唐辛子なアイツはダンプカー』本人直々にお誘いを受けていたので、下北沢本多劇場に観に行く。
演劇観るのも久しぶり。すごく混んでいて補助イスまで出ていたが、イイ席を取っておいてもらえた。
面白かった。いかにも竹中直人という感じ。本人がいろいろ変わるのがやはり面白かった。
演奏がMEN'S5による生演奏で、これがすごくよかった。
今回は、作=ケラリーノ・サンドロヴィッチ+松尾スズキ+宮沢章夫 、演出=竹中直人
ということだがどこからどこまで、どうなっているんだろう?こういう共作は。
大人計画の井口昇さんも出ていたが、隣りの席の大男 客は井口さんが出るだけで、
どのシーンでも異様に笑っていて、なんかヘンだった。井口さんは確かに 面白かったけど。
お話は正直よくわからなかったけど、最初から最後まで楽しめたので、ずいぶん気分転換になった。
帰りにカレーを食べて(あまりおいしくなくてガッカリ)淋しい気持ちで帰ろうと思ったら、
雑踏で「あ、クスミさん!」と声をかけられた。通りは人であふれていた。
忘年会の一次会が終わって 2次会へ向かう吉田戦車さんだった。向こうのほうには
いしかわじゅんさんがいた。他にも 知り合いの少し酔った顔がちらほら。とり・みきさんの
忘年会だという。
petWORKs(ポストペットを作った会社)の八谷さんにも久しぶりに会った。
「一緒に来ませんか」と誘われたけど、帰って仕事場で風呂に入って仕事をした。
もう今日で会社は終わり、というところが多い。 「じゃあ、原稿は年明けでいいです!」と
やけに元気に電話で言われると、なんだか取り残されたような気持ちになった。
12月28日(火) 今渋谷の中央街に
ボクがイラストを描いた「謹賀新年」のフラッグがかかっている。ネコが獅子舞してる絵。
つーか、ボクはまだ見ていないんだが。もし渋谷に行ったら街の電信柱を見上げてみて。
場所的にはモアイ像のあるあたりから、東急プラザ、マークシティの 井の頭線の南側一帯。
来年の松の内まで。
12月27日(月) 仕事場の隣のビル
だんだん高くなってきた。今二階を作っている。ここが4階なので、絶対ここまで来る。
今の工事はそんなにうるさくないのが救い。でも東の窓は塞がるなあ。引っ越したい。
12月26日(日) 大掃除・年賀状
年内無理そう。なのに見たい映画とかDVDとかがどんどん出てきてしまう。
前にCS&Nが3人では初来日して、クラヴクワトロで観て、感激したのだが、
それが91年だったというのには驚いた。13年も前だっけ!?…そうか、そうなるか。
でもあの時は俺、今より13歳若かったのか。ベースのアキラはじゃあ、7歳かよ。
来日メンバーは3人だけで、ドラムもベースもいなかったが、すごいグルーヴしていて
ハーモニーもすごいし、完全にロックだったので驚いた記憶があるが(これでニールが
いたらどんなにすごいことになるんだろうと思った)、 その同じツアーのDVDが出ていて、
つい買ってしまった。ちょっと観て、感激 したんだが、とても全部観ている時間はないのだす。
12月25日(土) 全然終わらない
最後に来て年内に終わらせなければならない仕事がボロボロ出てくる。
いや、出てきたんじゃない、前からあったんだけど。「年内によろしく」
と言われたのが今月初めだったので、忘れていた。とにかくコツコツやるしかない。
12月24日(金) 中央線も
近いうちに山手線や総武線のように、ステンレス車になるんだそうだ。
なんだかさびしい。今の車両だと、塗装代もかかるし、車体は重いし、燃費が悪いそうだ。
最新のステンレス車は、どの線も同じで、あの横の色のラインはシールだという。
先頭車両だけ「顔」の部分がFRP製なので、デザインを変えているんだそうだ。
とにかく軽くて、使いまわしが利いて、燃費がよくて、整備の人件費が削減できるという。
でも聞いていたら、なんだかさびしくわびしく、虚しい気持ちになってしまった。
なにもかも経済効率優先というのでは、あまりにも美意識がない。
自分たちの利用する列車そのものに、もう少し愛着を持ちたいな。どれも同じでシール違い…。
日本の都市風景から、また味わいが無くなっていくな。
12月23日(木) 嫌いなもの
最近よく宣伝されてるサイレントギター。要するに音がほとんどしないので
(ヘッドホーンで聴く)深夜でも練習できるって言うヤツ。
真ん中の部分だけあって、輪郭だけスチールなどで かたどられたもの 。
ギター好きとしては、あんなに気持ち悪いものない。
元祖某マハのこれもやだが、某リアのこれもキツイ。
もし仮にクリスマスプレゼントなどでもらったら、悶え苦しむだろう。
12月22日(水) 電柱
世の中にはあらゆるマニアがいる。電柱マニアという人もいる。ホームページを作っている。
12月21日(火) 屋上から
吉祥寺でも、6階の上の屋上に行くと、東に新宿高層ビル街、その右手に小さく東京タワーが見える。
特に夜はオレンジ色に光っているので、すぐわかる。かわいい。
小学校の時、新しくできた鉄筋校舎のわずか3階から、東京タワーを発見したときは驚いた。
まだ新宿高層ビル街が何もなくて、「高層ビルのあけぼの」と言われた36階霞ヶ関ビルが
東京タワーの横に小さく見えた。今は3階程度ではとても見えないだろう。
江戸時代、渋谷の道玄坂の上から、 東京湾が見えたそうだ。
昭和初期でも、荻窪から冬の朝空気が澄んでいると、隅田川の船の汽笛が聞こえたそうだ。
距離感というのは、文明とともに変わる。
江戸時代は横浜へ行くというと、朝出て着くのはどうしたって夕方。それが電車ができて
新橋から横浜まで55分で行けた時は夢のようだったそうだ。今は55分もかかったの?と思う。
坂本龍馬達は幕末、一年に江戸と京都を一年に何度も徒歩で往復している。九州にも徒歩だ。
12月20日(月)「ロード・トゥ・メンフィス」
気がついていて、イライラしてる人も多かったと思いますが、この日記の日付と曜日が
滅茶苦茶でした。それはこのパソコンの横に貼ってあるカレンダーが11月のままだったからだと思う。
ブルース映画「ロード・トゥ・メンフィス」観ました。よかった。これはドキュメンタリーっぽくて
ブルースマンの現在を知るには実にわかりやすくて面白い。
とくにボビー・ラッシュのどさまわりの「奮闘公演」ぷりがよかった。自らバンドバスを運転し
超ケバイだっさいステージ衣装を嬉しそうに(しかしツケで)買い、ギャラが安いことに渋り、
太ったダンサーのヤラシイ尻振りダンスの露骨なこと、お下品なこと!「もうちょっとなんだ、
BBキングたちみたいに認められたくてがんばってる」 と真顔で話す66歳。ジジメタル褒章!
もちろんBB当人の70歳のステージの貫禄にも感動。全然現役。ギタープレイも最高。
デヴィッド・バーンの新譜「グロウン・バックワーズ」を買った。今度はいきなり南米趣味を後ろに隠し、
ストリングスを全面に フィーチャーしたアルバム。1度2度聴いただけでは言えないけど、
歌が重要視されたアルバムなので 最近の彼のアルバムでは一番好きになりそう(彼の歌がダメな人はダメだろう)
。
トーキングヘッズの 頃から彼のセンスはロック界でもずば抜けていて、大好き。デザインも。
なにより、等身大で時代を生きている感じが肌に響く。歌詞にもチラチラ同じセンスを感じる。
今回も「だらしなくてよかった」みたいな歌があって笑う。「周りのことが見えなくてよかった」
「うまくいかないのがよかった。それが俺をちっとも悩ませないのがよかった」だって。ははは。
ボクは「馬鹿でよかった助かった」と歌ってる。
イタリアの知人から、日本の知人経由で家でイタリア版「孤独のグルメ」を持ってる画像が届く。
(3Q、ダリオ&キョーチャン 。イタリアで買ってくれて!イタリアの人の間奏聞かせて)
12月19日(日)「ソウル・オブ・マン」
ようやく観ました。観たかったんだ。J.B. ルノアの動いている映像にやっぱり感動した。
歌や演奏もさることながら、彼の人柄、ハートに。やっぱり見ないとわからないね。
99年にミシシッピに行った時、ゴスペルとブルースの話を現地の人に聴いたが、最初
「ガースペ」というのがゴスペルとわからなくて、話がわからなかった。
白人のオバサンは「ガースペはいいけど、ブルーズは酒と女とケンカ、最悪」と言っていた。
「ガースペやる黒人はブルーズはやらない、内容が正反対だから」みたいなことも。
でもボクらから聴くと、音楽的には深く太く通じるものがあったから、それを個人で両方
受け入れて表現しているブルースマンがいると思っていた(40〜50年代当時)。
JBルノアは、そうだったんだな。それと、やっぱり表現にはその人の「人柄」といのが
大きく反映されるものだ、と改めて思った。白人のインタビューアーに (一緒にギターを弾いて)
何か一緒にやろう、と提案して2コードのブルースを歌うところなんか、
なんとも心温まる感動的なものだった(でも全然ぶっきらぼうなところがまたイイ。
当時まだ初対面の白人と黒人が一緒のソファに座って演奏するなんて相当緊張感合ったはず)。
インタビュアーがあり合わせのガットギターと言うところもリアル。
スキップ・ジェームスは、もうホントに「幽玄」の世界ですね。ブルースマンには
いるんだ、ギター一本の弾き語りで「幽玄」まで行っちゃう人が。
というか、名の残る昔のブルーズマンは多かれ少なかれ、そういう部分がある。
この世界にいて歌いながら、半分向こうの世界から歌っているような。
約30年間人から忘れられていたのを「発見」され、いきなり1万人以上の前に出てギター1本で
あの演奏、あの歌。世の中は完全にロックになっているのに、ジェームスは最初の1小節で自分の
世界をそこに出現させた。その会場の空気を30年代にしてしまった。 物凄い人だ。
でも、それこそが、音楽だと思う。世界のクラシックの指揮者が バッハや、モーツアルトを演奏することは、
そうやってバッハなりを「生きる」ことなのだろう。だから人は何度でもそれを聴きたいのだろう。
12月18日(土)「ヒーロー・インクレディブル」
を観た。風邪気味だったし疲れていたから、何か単純に楽しめる映画を観たかったが、
もーサイコーに楽しんだ。昔っぽいヒーローものの要素と、今っぽいコメディの混ぜ具合がうまく、
しかも最先端のCG技術ならでは!という視覚的面白さ、ワクワク感、リアルさとありえなさが
満載で、見終わって肩凝りが治った。敵の要塞のディテールやジャングルの作り込みもすごい。
音楽も微妙に古い感じで、大好き。ラストのスタッフロールのセンスの良さにも舌を巻いた(なにもんだ俺)。
とにかく俺好み100%かもしれない楽しい映画でしたよ。
いわゆる現実的未来のビジョンが、見えなくなってしまった今、映画はCGの作り出すあり得無さに
頼らざるを得ないと言うか、アニメも含め、そういういわゆる「ファンタジー」が流行るのも
無理はないのか。現実はドキュメンタリー(スポーツも含め)しか、もはや面白くないのか。
でも、CGでもやっぱり「ちゃんと作ってる」PIXERやジブリのと、他は全然違うけど。
こないだは「ゴジラ・ファイナルウォーズ」を観たが、呆れるほどのデタラメぶりで
ここまでやればかえって面白かったし、楽しんだ。でももの作りのレベルが完全に「仮面
ライダー」級。
外国の人にはあまり見られたくない。 作るのにいくらかかったかも内緒にして欲しい、恥ずかしいから。
12月17日(金)とりあえずたっぷり寝た
風邪には睡眠が一番。と思ってたっぷり寝た。喉に痛みを少し感じるが、頭痛などは消えた。
ずっと延びてしまっている単行本書き下ろしの仕事を本格的に始める。
来年は2月に銀座で切り絵の個展、3月に京都で展覧会が決まっている。
また、3月末にはみうらじゅんと塩釜に行くことになっている(長井勝一記念館で対談)。
今日の打ち合わせで、2月にはBSの仕事で東北に行くかもしれない。来年はまた旅行の
多い年になるのかもしれない。こういうのは確実に波がある。
今年のクリスマスカードのデザインをした化学器機輸入代理店の ハガキが届き、
自分の年賀状もやらなきゃあ、と思うけど、その前に仕事場の片づけとかしないと
部屋が滅茶苦茶すぎて頭がおかしくなりそう。
先日のライヴのビデオとMDを観て聴いた。たぶん1部のロム・チアキサンの演奏の影響で、
地に足の着いた演奏でなかなか良かった。やっぱりアコースティックは歌が慣れている。
エレキバンドはヴォーカルが慣れてなくて、弱いなぁと思う。練習だな。
前半にテルミンをゲストに招いたので、 そのために最初メンバー全員が著しく舞台シモ手に片寄っていて、
その図がヘンでおかしかった。
やることがたくさんあるのに、ボーッとしてなかなか進まない。
「インフォメーション」に今年のライヴ活動、まとめました。今年はよくやったなー。
12月16日(木) 美學校忘年会
いつも料理をやってくれるOBの人が体調を悪くしているので、センセーがちゃんこ鍋を作る。
味噌仕立てでつみれ・豚肉・タラ・白菜・厚揚げ・コンニャク・キノコたっぷりと水菜など
。
みんな食べ物を持ち寄るので会費がたったの500円で、飲み放題でお腹一杯。
大鍋に山盛り作った鍋も気がつけばほとんど空になっている。
恒例のクスミビンゴをやって盛り上がる。すごく楽しかったが、最後は体力が尽きて風邪症状が
出てくる気配がしたので、片づけをこっそりさぼってソファで横になって体力回復した。
毎年、美學校の生徒は傾向が違うけど、みんな個性的で面白い。今年で5年目。一期生から
のOBも少しづつ今日は来てくれ楽しかった。美學校に卒業はないので、一度生徒になった人は
いつ遊びに来てもいいことになってる。ボクも赤瀬川クラスでそうだった。
今「デザインの現場」の裏表紙のリキテックスの広告イラストを描いている山嶋くみサンは3期生。
その他「アックス」でマンガを連載している堀道広クン、今は少女マンガを描いている河内遙さん、
「散歩の達人」や「ぴあ」等でイラストを描いているかとうとおるクン。鈴木裕之クンもマンガデビュー
したはず。だんだんいろんな人が出てきてウレシイ。その他独自の表現活動をしている人も多い。
劇団野鳩主催の水谷圭一も今日は来てくれた。かとうとおるクンとの忘年会AV討論が伝説だ。
来年度の生徒も募集し始めたようなので、興味のある人は美學校まで問い合わせを。
ずっと毎週木曜日の夜だったが、来年度からは水曜日に変わる。一週間のサイクルが変わるなぁ。
12月15日(水) 風邪っぽい
睡眠不足とか疲れがたまってるとかあったけど、ライヴまで風邪だけはひけないと思っていたら、
終わったとたん、やっぱり軽い頭痛と喉の痛み、風邪の初期症状。まだ年末進行もあるので、夕方
2時間ぐらい眠る。起きたらスッキリする。
12月13日(月) アコースティックライヴ
年末の平日だというのにたくさんの人が来てくれた。
まずはロム・チアキさんのテルミンのライヴがすごく面白かった。テルミンという楽器を実際に
見たことのない人も多かったとおもうけど、テルミンもさることながら、バンド自体の面
白さ、
楽曲の良さが観客を完全に魅了していた。もちろんボクもほんとにい体験をした気持ち。
さてボクらのバンドだけど、非常に何というか落ち着いてだんだん盛り上がっていけた。
「誰かさんが今」のアコースティック版も評判が良かった。
SIESTAとやるのも久しぶりだったけど、やっぱりいいものです。Q&Wの時の曲も3曲やった。
「Night&Snow」は最後のリハの時、ちょっとやったら「イイ曲だからやりましょうよ!」と
おだてられて、キーをちょっと変えてやった。ベースやカホン、エレピとやるのは初めてで
なかなか心温まるものだった。ちょっとアコーデオンとジャンベ・トライアングルとも
合わせたが、かなりイイものになる気配濃厚。来年の楽しみが増えた。
「GAIJIN」には見に来てくれた加藤千晶さんを特別ゲストにして、GOCCIと女性コーラスふたり、
間奏はロムチアキさんのテルミンという超豪華版だった。
最後は上鈴木兄弟が入った「引越大正解」。こんなに盛り上がったのは
久しぶり。ベースソロが手拍子とジャンベに乗ってさらにアドリブでファンキーに
弾きまくる中、 ボクがステージを降り、ハクシュウがご機嫌なラップを聴かせると、彼に呼ばれて
ヒップホップの格好(のつもりらしい)で下駄を履いた 坂本Q一が登場!
上鈴木ハクシュウと、ラップ(?)の掛け合いで、会場も異様な世界から
異常な世界へ突入、「結婚しようよ」のラップ、クラフトワークの「ロボット」、
で最後は「諸人こぞりて」のヒッポップフォークでとどめを刺して帰っていった。
ロムチアキさんの静謐で繊細で豊饒で楽しい音楽から、ボクらのバンドが珍しく繊細に、
徐々に熱く築き上げた今夜の空気を根底から破壊して沸騰させた挙げ句、
「今夜は楽しい坂本Q一ショーに来てくれてありがとう!」と帰っていった、アイツは何ものだ?
それにしても一年を締めくくるような楽しい夜だった。
終わってから「中華街」という店に行くと、ボクらと入れ替わりに楽器を持った人達が
ゾロゾロでてきた。よく見たらサックスを持った人はドクトル梅津さんだ。
あれ、あの白髪の人は日本屈指のパーカッショニスト仙波清彦さん。
店に入って座敷に座ると、仙波さんともうひとり眼鏡で髭・長髪の人が戻ってきて
「あの、クスミ君だよね」なんとその人は、キーボード奏者にして奥さんが久保田沙樹、お父さんが久米明で
そしてボクの中学のバスケ部の一年先輩である久米大作だった。驚いた。たぶんこうして話すのは
30年ぶり。いや〜驚いた。そういうミュージシャンに会えたのもいい余録だったな。
12月12日(日) 明日は今年最後のライヴ
アコースティック版BlueHip(withSIESTA)のリハーサル。3週続いたライヴだけど、
今年は明日でお終い。先々週のエレクトリック・バンドのほうと、同じ曲を3曲やるのだけど、
また全然違う感じになる。ベースが久しぶりにアキラ。フレットレスベースは生ギターに合う。
生ギターもやっぱりいいなぁと思う。ずいぶん久しぶりにやる曲もある。
平日なので、来れないと言う人もいるかもしれませんが、ボクらは後の出番なので、8時半ぐらいに
来れれば十分間に合います。12〜3曲はやります。面白くて、なんかあたたかい感じですよ。
(あ、一部のロム・チアキさんの、テルミンのバンドもスッゴク面白いです。絶対オススメ。
一曲ボクらのバンドにも参加してもいただけることになりました!)
初めてという人にもぜひぜひ来て欲しいです。ライヴハウスに行ったことない人にも。
ボクらのユニットは20歳から46歳までのメンバーがやっているせいか、お客さんの幅も広いです。
最近25歳の双子の兄弟が加わったので、バンドの平均年齢がどんどん下がっていく良い傾向にあります。
でもはっきり言って音楽には年齢は関係ない、そこがいいのだ。今後75歳の新メンバー、なんてのも
すごくいいな、と思っているし。来年は、もう一つユニットを作ってゲリラ活動する予定です。
ともかく、明日は「中央線ソングス」に「自由の筈」が入った記念ライヴでもあるので
、
がんばって面白いライヴにします。ぜひぜひみんなできて下さいね!よろしく!
12月9日(木) 今売ってるDanchuで
ボクがカキフライ食べてます。タコ顔が恥ずかしいけど、3軒ともうまかった。
でもベストはやっぱり和食のカキフライかな。
12月8日(水) こないだのジロキチのライヴ
のCD-Rを恐る恐る聴く。最近はライヴハウスのサービスもいろいろあって、驚く。
土曜日のJIROKICHIのライヴ、そのままCD-Rに焼き付けて終演後、受け取る。たった500円。
聴いてみて驚いたのは、曲と曲の間のMCが全てカットしてある上、曲のインデックスまで
付いている!これはありがたい。新しいメンバーに曲のテープなどを渡すとき、ライヴの
テープから曲を探すわずらわしさって、ないんですよ、ほんと。これなら聴きたい曲をすぐ頭出しできる。
とはいえ、ミキサーの卓からラインで録音された音を聴くのは、正直ドキドキする。
失敗したところが、全部あからさまに聞こえるから。とくに今回はいろいろダメなところを
指摘されていたので、聴くのが恐かったが、思ったよりはずっとよかった。ホッとした。
でも、ホントにこれからの参考になる。指摘されたところが具体的にわかるし、どうすれば
もっとよくなるかも。会場で「聞き難かった」という部分、確かにミキサーのほうで音量
を
上げていない(上げ忘れてる・気づかない)のもわかり、逆に安心。アレンジ的にも演奏的にも
そんなに問題はない。10年ぶりだったんで、ミキサーも慣れていないこともあるんだろう。
でも、耳直しにYMOの「テクノデリック」と高田渡の「Fishin'on Sunday」を聴いて
仕事してるオレって、坂本Q一の影響受けているのか?
12月7日(火) ロフトプラスワン
楽しかったです、昨日も。ご来場下さった皆さまありがとう。初めてお会いする人も多く、
ロフトプラスワンの力を感じました。ゲストのマンガ家・掘道広くん、後藤由香さんも、
面白かった〜。堀君が後藤さんの中学時代の写真を見て、彼女の黒いタイツをはいた膝頭を
「後藤さんがまたがっているオヤジの頭の微妙なすけ具合が面白い」
と、仰天するような見間違いをしたりして、盛り上がりました。青林工藝舎の皆さんも
特製バッヂを作ってくれたり、サイン本を売るほか、出演までしてくれて爆笑エピソード、
本当にお疲れさま。おっと、もうひとりのゲスト、おそろしゴリラ・ノヴァもありがとう。
最後はこのところ怒濤の助っ人上鈴木ブラザースのジャンベとラップに加え、当日ベースを
持ってきたAkiraを加え、弟もウクレレを弾いて2曲、盛り上がって締めました。
なんかQBBの今年の仕事の締めという感じでした。
青林工藝舎のホームページの日記で写
真が少し見れます。
12月6日(月) 明日は「新・中学生日記4」発売記念トークショー
まったくイベント続きの12月。
インフォメーションに詳しく書きましたが、ぜひ来てくださいね、ロフトプラスワン。
単純に笑えそうです。中学時代の恥ずかしい写真やラヴレター、日記、イラスト、
持ってきて下されば、休憩時間にお借りして2部でネタにして笑って成仏させます。
あ、あと、今回の単行本にネタ提供者は、受付で必ずおっしゃって下さい。入場料はフリーで、サイン本を
その場でお渡しします。 待っていますよ!
12月4日(土) 昨日は3Q!
約10年ぶりのJIROKICHIライヴ、やはり10年ぶりぐらいにブルースハープの
田中君に会ったり、
(またきっと彼はゲストに呼ぼうと思っています)、ソプラノサックスのフクムラ君の入った「自由の筈」が
久しぶりにできたり、うまくできなくて悔しいところも多々ありながら、最後は盛り上がりまして、
来てくれた皆さま、メンバーのみんな、ありがとうございましたです。
チェルノ&ブイリには、モダンヒップのコーラスをしていたマキちゃんもいて、ドラムはモダンヒップの
ダエマだし、ベースは大学時代の先輩でもある最高のベース・カンサスだし、もうなんというか
同窓会みたいな感じもあったけど、この際面白ければいいじゃないかと。マキちゃんの圧倒的な
歌唱力にも感激しました(「勝負パンツ」という曲)。それにしても、全曲J-POPの王道を行く楽曲だった。
ボクらには今回は旭川で知り合った「上鈴木ブラザーズ」がジャンベとラップで3曲に特別
参加、
新鮮な風を吹き込んでくれたのがよかった。 彼らは7日のイベントにも、13日のライヴにも
ゲスト参加してもらう予定。
エレクトリックBLUE HIPは、ようやくメンバーの意志疎通ができてきて今日が本当の意味で
初めてのライヴだったと思う。自分の力の無さは思い知らされたけど、来年は絶対すごいバンドになるよ。
12月3日(金) 明日はライヴ
ですよ。「インフォメーション」に会場の地図などをリンクし忘れていました。
明日から3週に渡ってあるイベントの場所、全てリンク張りました。待ってますよ。
でも明日は夕方から雨とか・・・。お客さん、たくさん来るといいな・・・。
12月2日(木) 「食い意地クン」
出ました。昨日は夜遅くからその打ち上げやって、今朝久々に二日酔いだった。
旭川の生姜ラーメンが無性に食べたくなった。でもきっと旭川は雪で寒いんだろうなぁ。
では「食い意地クン」よろしくお願いします。土曜日のライヴ会場で、サイン本販売の予定もあります。
11月30日(火) リハ
昨日の夜が土曜日のライヴの最後のリハに。なのに新曲「金がねぇ」を。ブルースなので
全員がそれぞれの思いを込めた、ほとばしる貧乏感を押さえ込んだ本物のブルースになった。
一番笑えるかも。 いや、笑えない歌だ。でもおかしい。でもカナシイ。うん、ブルーズだ。
11月29日(月) 「中央線ソングス」
こないだから書いていた「自由の筈」が収録されるアルバムは来年1月21日発売される
『散歩の達人produce中央線ソングス』(ビクター)というコンピレーションアルバムです。
今日ほぼ全曲入ったデモCDをもらいました。メンバーは、高田渡・友部正人・武蔵野タンポポ団・
はちみつぱい・吉田拓郎・RCサクセション・バンバンバザール・吾妻光良&スウィンギンバッパーズ・
斉藤哲夫・中山ラビなどです。濃い〜。でもなかなかスゴイメンバーですね。ボクの「自由の筈」は
一番短いバージョンで、演奏はアコースティックのBlueHipSIESTA。
いや〜最初のほう、みんな70年代の録音で懐かしい。うわ〜って感じ。けど拓郎の「高円寺」って、
かっこいいですね。ギターのカッティングとか、ひとりでボーカル2回重ねてて(忘れてた)。
11月28日(日)楽器
久しぶりにバンド形式でライヴをやろうとすると、妙に新しい楽器が欲しくなる。
新しいエレキギターとか。鈴木慶一さんも、みうらじゅんも、そういうことを言っていたな。
でも、我慢していようと思ったが、我慢できなくなって、買ってしまった。安い楽器だけど
ちょっとユニークだ。明日のリハに持っていって、使えそうなら即戦力で4日のライヴに使う。
4日のライヴは本当に楽しみ。ただ年末近くなってきたので、お客さんが入るか、心配。
この日記読んだ人が、友達を連れてたくさん来てくれることを祈る。よろしく!
夕方、駅の近くの新しいラーメン屋で塩ラーメンを食べたら、塩が強すぎてバカじゃないかと思った。
「麺の硬さが選べます。(柔らかい・硬い・バリ硬)」だって。普通はどれなんだ。ないのか。
みうらじゅん・安斎肇 の「勝手に観光協会」から、セカンドアルバムが届く。
仕事しながら聴いて笑う。今回は前作より、なんだかヘンな凝った曲が多くて、ヘンで面
白かった。
11月27日(土) またもや!ひどすぎる
昨日の取材の振り替えで、今日朝10時! 10時に錦糸町に行った、ひとりで。
そしたら駅に着いた瞬間に、担当編集者から電話「その人が親戚に不幸があったそうで…」
がーーーっかり。対策を考えるというので、駅を出たところの喫茶店でコーヒー飲んで
待つこと1時間。さすがに頭に来て、帰る。時間がまったく無駄。早起きして損した。
菓子折り持って出版社に謝りに行くと言ってたそうだが、俺ンとこだろ!しかも
菓子折りなんていらないし、あの人と顔合わせるのも嫌だ。
でもいつまでも腹を立ててもしかたがないので、総武線で寝て帰って、お茶を飲んで
心を落ち着け、知人に頼まれたクリスマスカードのイラストの仕事を黙々とした。
楽しい絵が描けたら、嫌なことも忘れてしまった。 全然別の取材にしてもらう。
矢野顕子のニューアルバムを買って聴く。ロックっぽくて若返った感じ。半分くるりとの
コラボレーションみたいな感じ。あそこのガイジンドラム、意気がよくて好きだ。
つぶしがきかなそうでもあるが、よい。
「つぶしが利かない」 というのはよい意味で来年のキーワードだな。
「こいつ、つぶしがきかなそうけど、いいなぁ〜」という人が、面白くなるだろう。
11月26日(金) すっぽかし
泉くんと一緒に錦糸町に行って、取材しようとしたら、その人が今日いないということで
無駄足に。むかついてラーメン食って帰った。ちょっとわざとらしい、新しいレトロな店だった。
わざと錆びたような看板とか、ホーロー看板、デコラバリのテーブル…まるでひとりラーメン博物館。
でも 泉くんが残してたから、たいしたことないだろうな。
いや、いっろいろ、考えてるのはわかる味だったが。
夜はエルビスコステロの新譜を聴きながら「本の雑誌」の原稿を書いた。
11月25日(木) 新刊エッセイの見本出る
久しぶりのいわゆるエッセイ集『食い意地クン』(二見書房)の見本ができた。
雑誌「問題小説」に連載している食べ物エッセイから26本、もうかなりの量直して、
各項にイラスト2点と描き下ろし、さらにおならブー太先生が28本の4コママンガを描いた。
装丁もやった。なんか大急ぎで本を一冊 作り上げた感じ。最初はエッセイをまとめるだけ、
と思っていたのになぁ。 「クイーヂ君」というキャラクターもできてしまった。
自分で全部やった本は、どうも自分で面白いのかどうかどうも自信がもてない。
でも「おいしそうな、軽く楽しめそうな本」をめざして、デザインした。とりあえずの
見た目はわりと気に入っている。 もしも読んでいただけたら、感想メール、カキコミ、下さい。
12月頭には本屋さんに並びます。
11月24日(水) インタビュー
某散歩の達人誌にインタビューを受けた。吉祥寺の「武蔵野文庫」でやったのだが、
遅れたので自転車で行った。終わってから、数カ所で撮影があり、夕方終わって仕事場に帰った。
夜自転車に乗ろうとしたら、無い。「盗まれた!? 」と思ったが、よくよく考えたら
武蔵野文庫だ。全然忘れていた。歩いて取りに行くには、遠かった。
実は、「自由の筈」はこの雑誌がプロデュースするアルバムなのであります。
11月23日(火) 「自由の筈」
が来年一月末に某社から発売になるコンピレーションアルバムに、入ることになった。
今のまま話が進めば、そうそうたるメンバーの中に入ることになり、すごく嬉しい。
詳しい話が決まり次第、ここで発表します。アルバム制作に弾みがついた。
とりあえず、皆さんには、ぜひとも12月4日のライヴを見に来て欲しいです。絶対楽しめますから。
11月22日(月) 帰京
さすがに寝坊。午前中、夕べ来てくれたお客さんのやっている水産物卸の店に
お邪魔して、カニをご馳走になる。うまっ!店のはす向かいに「理容 ビトー」という
のを発見、そのままスーッと左のほうを見たら交差点の向こうに「居酒屋 いさお」発見。
笑った。偶然だろう。店の人も気づかなかったと笑っていた。
12時半の飛行機で帰京。東京、暑い!急いで仕事をして、ちょっと寝る。
夜はバンドのリハ。メンバーにラーメンとチョコレートのお土産。
12月4日の高円寺のライヴはかなり面白くなりそうだ。曲がどんどんこなれてきた。
「M&M」という新曲もよくなってきた。コーラスのGOCCIをフィーチャーした歌で
音楽とお金、がテーマ。ふたつは、もともと全然関係ない 、今でもホントは関係ない、と歌う。
キーボードのシャケのガンバリが今日は目立った。スチールドラムみたいなソロが良い。
帰りに打ち合わせ兼ねて、ベースのダライ=ラマとドラムのカタラオと飲み、来年3月に
3人で島根でライヴをやる(サックス&キーボード現地調達)ことが決定。
11月21日(日) シークレット・ライヴ
ホテルで朝ご飯を食べたら 、熱いジャガイモに塩辛をのせて食べる、という初体験の
ものがあり、やってみたら不思議な美味しさだった。でも塩辛も、ジャガイモも、単体で
ご飯に付けて食べた方がおいしいような気がした。ご飯がおいしい。
昼前に道人に案内され「男山酒造」見学。酒蔵見学は楽しいが、同行の人達は、そんなことより
早く試飲、試飲、となっていて、ボクが見終わったときは、彼らはすでに一杯目の試飲
を
終えていた。濁り酒や大吟醸、純米大吟醸、と数杯小さなグラスで飲んだが、ビックリするほど
うまかった。やはり水がおいしい。というわけでお昼なのにほろ酔い。
展覧会場に行き、できたばかりの「新・中学生日記」にサインを入れる。
東京から、この展覧会およびライヴを見に来たという若者4人に会う。ウチ二人は
双子の兄弟で、兄がパーカッション、弟がラップをやるという。何か一緒にやろうということに。
昼は回転寿司へ。これがもう、何でもオイシイので驚愕。イクラのウマサたるや、とても
廻り寿司とは思えず。噂は本当だった。しかもちゃんと安い!
ホテルに戻ってスライドの構成と休憩したのち、シークレットライヴ会場のジャズ・バーへ。
ギターアンプ2台が、生ギターとボーカル用のPAだ。音響設備はこれで全て。
十分!弾き語りはこれでできるので 気が楽だ。マイクとスタンドはちゃんとしたのを借りてくれてあった。
音出ししているところに、例の双子「上鈴木兄弟」がやって来て、合わせてみる。
兄がジャンベを叩き、弟はトライアングルをスプーンで叩いて合わせた。
これが思ったより僕の音に馴染み、セッションぽく遊んでいるうち「いいね、いいね」と
またたくまに1曲が2曲、2曲が4曲になり、結局予定曲の半分ぐらいに参加してもらうことに。
結果的に彼らのおかげで、弾き語りは何倍も豊かなものになった。
ライヴは予約ですでに一杯になっているのでシークレット・ライヴということだったが
初めてお会いする人達の中で、まずスライドショーをやり、それからライヴをやった。
本当にみんなたくさん笑ってくれ、手拍子をくれ、歌ってくれた。温かい雰囲気が最後は
熱くなり、やってて最高でした。 奥田民生の「ひとり股旅」の気分が少しわかった。
上鈴木ブラザーズとは、非常に息が合い、東京でもぜひ一緒にやろうと約束。
な、なんと東京から坂本Q一も来てくれ、アンコールで数曲歌い、ボクは完全に食われた。
お客さんの「Qチャーン!」の爆笑に押され、奇怪なポーズを繰り返しながら、
「終電が無くなるので帰ります!」と去っていった。終電?どこへ帰る?何もんだろう?アイツは。
今回は、旭川の2人のアベさんが、展覧会とライヴの企画・交渉・人集め・宣伝まで
やってくれた。本当にお二人には感謝。またきっと来たいです。
お店でお客さんたちみんなと、遅くまで打ち上げを兼ねて飲んで 、帰りに「ばら」という
あやしい地下のスナック改造ラーメン屋に行き、ソファでおいしいラーメンを食べた。
また、どこかの街にこうやって行ってみたい。呼んでくださいまし。
11月20日(土)旭川へ
切り絵展をやっている旭川へ。もう雪が降ったというので、スポーツ用品店で雪山用の
タイツ?みたいなものをGパンの下に履き込んでゆく。
飛行機が旭川空港に降りていくと、雪景色が見え、感激する。空港を出ると、なだらかな
起伏のある稜線に高い樹が立ち並び、いかにも北海道といった風景が展開されている。
空気が冷たくて透明で、空が広い。でも、思ったより寒くなかった。雲はあるけどいい天気。
迎えに来てくれた道人2人に連れられて、生姜ラーメンを食べに。これがオイシイ!
いかにも旭川ラーメン、というのではないらしいけど、毎日食べたくなるような、
僕の好きなタイプのラーメンだった。体が温まる。
さっそく展覧会場の冨喜堂MEGAに。大きな書店の中にあるカフェで、お客さんもたくさんいるので
照れ臭い。でも展示はすごくよくて、小さい作品も見劣りしないようにバランスよく飾られていて
大満足。でもあまり満足している顔していると、大先生みたいで恥ずかしいので、地味にしていた。
B全に出力してもらったジミヘンがカッコイイ。お客さんがボクのマンガを持ってきてくれて
サインをしたりした。だんだん慣れてきて、居心地よくなる。中には、カバーの色があせた
ボロボロの「かっこいいスキヤキ」を持ってきてくれた人もいて、 ファンというのはありがたいと
心底思った。
音楽やスライドの器材のチェックを終えホテルにチェックイン。シャワーを浴びて小一時間
ウトウトする。昨夜は準備などで1時間半ぐらいしか寝ていないのだ。
それから、道人に案内されるまま、最高にシブイ、ボク好みの焼鳥屋でまずはビール。店員が
全員オバチャンで、古くてすっげーイイ感じ。
次に夕飯を兼ねたジンギスカン。陶板で焼く店で、これまたすごくオイシイ。
さらにもう一軒、シブ〜イ居酒屋に行った。居酒屋の本を書いて有名な太田和彦さんも
「日本3大割烹着の似合う女性」店員がいるという店。確かに確かに。感じがよかったが
さすがに睡魔に襲われた。まだ12時前だというのに。ホテルに帰って爆睡。
11月18日(木) 新・中学生日記4、見本出来る
表紙が新鮮。今回の途中から一話4Pになるので、急に学園マンガぽさがでてきた。
このマンガの真の盛り上がりはこれからなのかもしれない。(おせーよ)
書店に並ぶのは発売は11月26日ぐらいか。12月7日のロフト・プラス・ワンの
トークイベント、盛り上がりましょう。当日中学生のハズカシネタ、持ってきてくれるの
大歓迎。サインボンも売ります。もちろん持ってきた本にサインもします。カンバッヂなども販売。
スライドなどやる予定で、絶対笑えるぞ。
11月17日(水) 練習
12月4日(土)高円寺JIROKICHIのリハをここのところ毎週2時間やっている。かなり
忙しくても、仕事場から1分のところにスタジオがあるので、抜け出してできる。
エレキバンドのほうだが、全員が翌週までにいろいろ考えてくるので、バンドとして
どんどんまとまっていくのがわかる。昔やっていた曲も、このバンドらしくなっていく。
メンバーはダライラマ、ゴッチ、カタラオ、シャケ、カチ。ラマとカチの進歩著し。
新曲3曲、どれも面白い。12月4日は絶対来て損はないです。 かなりイイ。
11月16日(火) 録音
久しぶりの録音。これで7曲目。アキラ、ゴッチ、カタラオ、シャケ。
ドラマーでエンジニアの夏秋さんのプライベートスタジオで。
夏秋さんが非常にいい人であることも手伝って、終始笑いの絶えない、それでいて
細かいところは厳しいチェックがしあえる充実した一日だった。録音はいつもこうありたい。
加藤千晶さんがまたゲストで来てくれて、ゴッチと二人の女性コーラス。加藤さんの
現場能力にずいぶん助けられた。音程もさることながら、ニュアンスを合わせていくコーラスが
すごくいい。加藤さんの声はホントにカワイイ。アキラ、シャケのソロも良かった。
最後は盛り上がっちゃって、全員でパーカッション&奇声(俺だけか)。
いよいよアルバムが楽しみになってきたよ〜。午後1時に初めて終わったの10時。
11月15日(月) 今日から旭川で切り絵展始まる
いや〜、日記を半月も休んでしまった。今年は暇でヤバイと思っていたら、ここへ来て
単行本が2冊と、イラスト一冊分の、描き下ろしや書き直しや編集や装丁があって、さらに
旭川で切り絵展と重なって、そこに取材ものが3本と、ありがたいことですが、大変でした。
休んでいた分の日記は、暇になったら書いておこうかな。
今日から旭川のマルカツデパート6階冨貴堂MEGAという本屋さんで、切り絵展が始まりました。
北海道方面の方はぜひお立ち寄り下さい。切り下ろしも数点あるほか全て今年作った作品です。
企画してくれた旭川のabeさん、ウチの陸ガメ・ロボさん、展示とかポスターや宣伝、
この場を借りてありがとうございます。週末に旭川に行くのを楽しみに今週を乗り切ります。
写真を送ってもらいましたが、すごくイイ感じで、ウレシイです。
弟と、雨の中、取材で弟の母校である某私立中学を訪ねる。授業を見たり、食堂でランチを食べたりした。
PCの授業は3年生がPowerSpotの使い方を液晶のWindows2000ひとり1.5台使ってやってて
オー、と思った。男子校だが、週イチで家庭科があり、料理とかやるという。これはすごくいいと思った。
今30ぐらいで一人暮らしで、いっさい自炊しないという男、ばかりでなく女も、
結構身のまわりにいる。 学校ではそういうこともやったほうがいいと思ったね。面白そうだし。
みんないいヤツらだった。校舎は半分ぐらい改築されていたというが、いろいろボクまで
中学時代を思い出した。図書室の匂いにクラッと来た。食堂、というか給仕室の匂いは違った。
ランチはおいしかった。ラーメンは日替わりで、今日はタンタンメンだった。
それにしても、たかだか半日の取材だったが、ものすごく疲れたのはなぜだろう。
でも帰りには雨雲が晴れ、透明な秋空がのぞいていた。
10月28日(木) 朗読
一昨日の夜中、加藤千晶さんに「大根はエライ」のカラオケを送るので、ついでに本の朗読を
録音した。仕事が終わって真夜中に仕事場机で録音したのだが、1時半頃の中央線の終電の音
が入っちゃったりして、自分の文章なのに読み間違いしたりして 、
「でも俺の文章なんだし、著者に失礼もないから、まあいいや」と思って、やりなおさず送った。
そしたら今日加藤さんから電話が来て「すごく面白いからCDに入れましょうよ!」とのこと。
なんだか面白いものになってきたなあ、という感じ。面白いことになればいいな。
朗読って、面白いかもね。言ってみりゃ「ポエトリーリーディング」だし。
10月27日(水) また地震
朝起きようとしてた時、ゆらゆら地震。(すげー寝坊なんですけど)
「また新潟揺れてるかなあ」と思って、テレビつけたらまたまた震度6!
新潟の人は本当に気の毒だ。
うちは父の実家が新潟。しかも三島郡和島村。最初の震度6地帯だ。
幸いけが人はいなかったようだが、うちの中はメチャメチャだったらしい。
寒い時期なので、お年寄りたちを中心に大変だと思う。今より、これからが本当に
厳しい状況になって行くんではないかと思い、心が痛む。
それにしても、あの土砂崩れの中から出てきた2歳の子供は奇跡だ。驚いた。
こういうときにイラクで人質。あの青年の顔がすでにちょっと考え甘い的な香り濃厚なんだが、
しかもこのタイミングの悪さなんだけど、でも、実家に誹謗中傷の電話殺到というのは、
なんだかもっと醜くい。そんなことしかできないのでしょうか。
10月26日(火) 燃える音楽
「仕事に気合いを入れたいとき聴く音楽は?」という質問に、迷わず
「ジェフ・ベック」
と答えた。「それも新作ね」。「ブロー・バイ・ブロー」とかじゃなくて。
今年60ですよ、ベック。絶対考えられないパッション。テンション。イマジネーション。
もう激しいヤツ聴いて、ガーッと燃えて、冷ますのに最新作から「BULGARIA」聴く。
オーケストラとジェフの、素晴らしい世界。エレキギターもここまで繊細な
表現ができるところまできたか、という感じ。オーケストラのダイナミズムと荘厳さに対して、
エレキギター一本で完全に対等にプレイし、かつ溶け込んでいる。かつてクラシックギタリストにも
ジャズにもロックにもこんなプレイヤーはいなかった。表現力がまだ進歩してる!スッゲー、ジェフ。
ちなみに本では「燃えよ剣」。 次点「まんが道」。
10月25日(月) エレクトリックバンド緊急リハ
予定的にはできないところ、無理矢理ねじ込んで2時間リハ。とりあえずキーボードレス。
久しぶりにエレキを持ってドラムとやって楽しかった。新曲1曲と昔やってた曲を2曲。
これが意外に面白くなりそう。オリジナルなダンスビートが作れそう。
今度はコーラスのGOCCIにリードヴォーカルをとってもらう曲をやる。
あと、ブルースなんか、ガッとやっちゃおーかなぁ、と。
ギターの加地コージが、グッとよくなってきた。4人でやるとギターバンドみたいで
それはそれで昔っぽくて楽しい。新曲はフォークロックみたいなので、あってる。
もっとリハやりたいけど、どうにもこうにも時間が、ぬ。
10月24日(日) 大根フェスタ
10月19日から一ヶ月間「大根フェスタ」というのが用賀の東京農大の博物館でやっている。
加藤千晶さんのご母堂から加藤さんに「やってるからあなたの歌、売り込みなさい」と電話が来て、
それでボクも知った。面白そうなので、ぜひ会期中に行ってみたい。
いろいろ出版社の人に連絡してもらった結果、とりあえず、ボクの絵本「大根はエライ」は
会場で売ってもらえるれることになった。 (最初「ダメ」だったが、あとから連絡が来て
「内容が非常に主旨にあっている」ということでした。)
だがこうなったら歌のほうも何とか知ってながして欲しい(きっと主催者は聞いてないと思う)
。
できればこの機会に、商品にしたい。多くの大根ファンに、お聴かせしたい。
というわけでボクらで作ったデモ音源(かなり十分面白い)に、急いでジャケットを作った。
「大根がもっと好きになる、J-POP大根ソングの決定盤!」とかコピーも入っている。
なんとかしたいものだ。大根、キテマス来てます。 どこかで使ってくれないかなぁ。
10月23日(土) 4コママンガ
単行本に入れる4コママンガ描き下ろし二十数本一気。作画おならブー太先生つまり俺。
原作コンテ型マンガ、とでも呼びましょうか、大変だったけど、思い切りゆるいです。
10月22日(金)「新中学生日記4」
の直しとか掲示板の編集。今回も面白い。4巻はボクの本では「ダンドリくん」の4巻と同じ。
5巻まで出るのはもう確実。11月21日発売予定。
そして、12月 7日(火)に発売を記念して新宿ロフトプラスワンでトークショー、決定!
まだ詳細は決まっていないけれど、幼稚でバカで恥ずかしい、爆笑の夜にしようじゃないか。
10月21日(木) 横浜の母乳・妊婦専門
の出張エステの店の人に、泉くんと編集者と話を聞きに行く。 社長は若い女性で、小学生の子持ち。
働いている子はもちろん、若くいて妊娠している人と、母乳が出る産後1ヶ月とか3ヶ月とか主婦。
この店には専門の託児所があって 専属スタッフがいる。もちろん家族には内緒。
みんな明るくて、客は体に気を遣ってくれて親切です、と母乳を飛ばして見せてくれた。
面白かったけど、なんだかちょっとやーな気分にも なりそうになったので、
中華街に行ってビールを飲んでラーメンを食べた。おいしかった。救われた。
10月20日(水) 単行本のイラスト
描き下ろしで 50点ぐらい描かなければならず、台風関係なく、とにかく描いていた。
10月19日(火) QBBの「中学生日記」が
来週の金曜日 TBSの「R30」という番組の中で紹介されるそうです。
24時40分から26時の間ということです。
推薦者はピエール瀧さんだそうです。
サンキュー、ピエール。
10月18日(月) 歌舞伎の切り絵
を切っている。細かい。でも伝統芸能は切り絵の絵柄に、似合ってしまう。
民芸調にならないように気をつけながら切った。
それと並行して別の仕事でスタンリー・キューブリックを切った。狂気の顔が切れた。
着色したら北海道に持っていこう。11月半ばの旭川は寒いだろうな。
今日は雨で東京も寒い。ストーブが欲しいぐらい。
CDで久しぶりにバッファロー・スプリングフィールドを聴く。
先週、録音した「GAIJIN」を今日も聴いた。まだラフミックスだけど結構気に入っている。
この曲のみコーラスが加藤千晶さん。キーボードとベーシックアレンジがモダンヒップのシャケ。
そして 間奏などにテルミンのロム・チアキさんというメンバー。何度も繰り返して聴いてしまったよ。
これはもう10年以上前に作った歌で 、Q&Wでやっていたけど、みうらじゅんと京都に
いって二人でライヴをやったときにも、ひとりで歌ったなど思い出深い曲。あの時は
ひどい風邪を引いていてホテルで夜中中うなされた。コワイ夢も見た。
最近は 栗コーダーカルテットともやった。その時は坂本Q一がカバーしたのか。ラストで
川口さんがいいサックスソロを吹いてくれて、感激したQ一はステージで号泣していたっけ
。
10月17日(日) QUIL LIVE!
仕事を中抜けして、QUILのライヴを見に行った。西荻窪なので10分で行けるので。
かなり無理矢理行った感じだったが 、行ってよかった。
素晴らしいライヴだった。身内だから褒めすぎ、と思われると思うし、実際そうかも知れないけど
いや、やっぱりすごくよかった。とくに昨日はアッという間の50分。30分ぐらいにしか感じなかった。
どういう音楽?と言われると、一番近いのはマイルス・デイヴィスのバンドやウエザーリポートあたり
と答えるしかないけど、似ているバンドはない。インストのトリオジャズファンクと言うしかないか。
単純なリフやリズムが中心になった、わかりやすいけど、もはや超絶技巧のインプロヴィゼーションバンド。
でもとにかく、全然理屈っぽくないのがイイ(でもキーボードの和音、実は大変難解だと思う。でも
ぜんぜんそんな感じがしない。そこがいい。ムズカシイっぽい音楽、 言葉で説明されて
「なるほどそれはすごい」なんていうような理屈っぽい音楽、大ッキライだ。ただタノシイのがいい!
アキラもまた一皮むけて、実に楽しそうに、動き回って自由奔放にプレイしていて(空いてる客席に
座って惹いたり)見た目もすごく面白かった。確実に上手くなってるし。まあ、ビックリしますよ。
あとはキーボードのイワタさんの垢抜けぶりもよかった。前は裏方、黒幕、プロデューサー的な
感じもなきにしもあらずだったけど、今回はかっこよかった。プレイも前に出ていて気持ちよかった。
そしてドラムのカズヤに関してはもう言うことなしというか、他の二人がどこまで行っても、
それ以上のテンションで煽ってくるから、もう笑っちゃうような箇所が何回もあった。
カズヤは元BENZOで叩いていて、その頃から実力と天性は知られていたけど(ボクは玲葉奈とカズヤと
遊びでバンドやったこともある)このバンドでは彼のパワーと 音の抜けの良さが 100%活かされていて最高。
なによりハートがいいドラムだ。自由奔放だけど常にぶっとい芯が一本通っている。そして明るい。
とにかくファンクでジャズでロックだった。 そう、そんじょそこらのロックより数段ロックだった。
すっごく刺激ウケタ。来てよかったと心から思った。チキショー、オレもそういうライヴをやりたい!
と切に思いました。 次回は11月7日(日)新大久保HOT SHOT。今年最後だそうです。
このサイト見てる人全員に、今、観て欲しい!
10月8日(金) LION
雨で寒い。今日は、仕事で奥田民夫の切り絵を切ったので、半日彼の新譜の「LION」を
聴いて仕事をしていた。またゆるいなあ、と思って聴いてるとどんどんよくなってきて、
さすがだなあ、と思う。音がとにかくイイ。声の処理も。メロディも単純なようで
随所に工夫があり、でも理屈っぽくなくて、 ライヴ向けの曲ばかりだ。
「今やっててこういうのが気持ちいいんだよなー」みたいな感じが伝わってきて、
作業していてこちらまで気持ちよくなってきた。 北海道新聞に来週載る。
それはモノクロだけど、旭川の展覧会では色紙で着色して出すつもり。
仕事場の隣がビルを建て始めた。ウルサイ。半年も続くのかと思うと、憂鬱。
雨の中、クレーン車が動き続けている。ここは4階だが、クレーンは6階ぐらいの高さがある。
それが窓からずっと見えている。これからどんどんやかましくなるのかな。
お湯を沸かしてお茶を飲むのが仕事中の気分転換の季節になった。今は緑茶。
10月7日(木) 美學校
今年の生徒はおとなしいけど、じっくり話すとやっぱり面白い人ばかり。まだ二十歳なのに
高校の修学旅行のことを(オーストラリアまでで行ったのに!)「ステファン」のことしか憶えていない、
という男子生徒の話でお腹が痛くなるほど笑った。中学の修学旅行に関しては、北海道を出たか出てないかすら
もう記憶に無いという(彼は根室出身)。お化け屋敷に4人で入って恐かったことしか憶えてない。
今年は教室で短いマンガをよく描いている。といっても実際のペン入れじゃなくて、
アイデアやコマ割りや つまりネーム作り。ネームといっても、一応最後までキチンと書く。
これが面白くて、毎回みんなで見ては、大笑いしている。ボクもすごく刺激を受ける。
先週、先先週と早く帰ったので、教室でポテトチップなどつまみ、遅くまで雑談。
帰って、短い仕事。
ボクは寝るとき、大抵志ん生の落語を耳元で聴きながら寝る。アルファー波が出るのか
アッと言う間に眠れる(本来あまり寝付きはよくない)。おかげでもう何十回何百回と聞いた話がある。
(カセットで聴くので 6本ぐらいしか持っていないから)。今は毎晩「茶金」。暗記しそう。
(でもそれは最初のほうばかり)志ん生の話す京都弁が面白い。カワイイ。
10月6日(水) 自転車
夜、ライトが切れた自転車で走っていたら、前から来た自転車のおじさんがすれ違いざま、
「先に警官がいるよ」
と教えてくれた。見ると確かに二人の警官。慌てて道を変える。知らないおじさんありがとう。
吉祥寺は無灯火だと必ず止められて、すごく面倒くさいのだ。助かった。
10月5日(火) スマイル
ブライアン・ウイルソンの「スマイル」を買う。いつもの最高のコーラスとゴキゲンのビート
なんだけど、それ以外に、 なんだかわかんないけど、スゴイ。わけわかんない変さがあって
面白すぎる。事情はよく知らないけど、信じられないアルバム。でもすごく好き。
でもブライアン・ウイルソンは切らなくていい。
前に録音した「VOLOVOLO」のミックスしたものが上がってきた。これはテンポが速すぎて
ゼッタイ没、と思ってたけど、これはこれでいいような気がしてきた。これで5曲。
テルミン入れたので6曲。ウクレレのを2曲と、あとライヴっぽく2曲録って、
とりあえず出来上がりにしたい。だらだら1年近くかかっちゃったけど、できたら
いろいろ持ち込んでどこかで出したい。自主でもイイ。ボク個人の初めてのソロアルバム。この歳で。
10月4日(月) ダニー・ハザウェイ ソングス・フォー・ユーLIVE!
わかっちゃいたけどスンバラシイ。「ダニー・ハザウェイ・ライヴ」は大学時代もっとも
聴いたアルバム。すり切れるほど。それで、この30分の一でもイイから、いつの日か
開場をこんな雰囲気にしたい、と夢見た。それは今も変わらない。そのくらい、
熱いオーディエンス。リズムセクションも最高。
このアルバムもイイ曲ばかり。ダニーの切り絵、絶対作る!
10月3日(日) テルミン
自分の曲にテルミンを入れたいと思いつき、テルミン奏者のロム・チアキさんにお願いしていたが、
今日録音した。テルミンの無国籍性と、無時代性を、東洋的に使えるんじゃないかと思ったのだ。
スタジオに入って、ロムちゃんの考えてきたメロディを聴いたとたん、思いつきが
間違ってなかった、と嬉しくなった。予想と半分当たっていて、半分は予想外、でも
そこの部分がすごくよかった。
だけどこれほどまでにテルミンがナーバスな楽器とは知らなかった。立つ位置や、蛍光灯や
コンセントや、譜面台などで、もう演奏が出来なくなったりする。
エンジニアをしてくれた夏秋さんと3人、鳥の鳴き声の回数とその場所、声質で、今日一番真剣に
討論したのがおかしかった。
休憩時間にロムちゃんがKUSMI TEAを入れてくれた。おいしかった。
休憩あとのロムちゃんの演奏がまるで歌声みたいでちょっと感動しました。
でもスゴイ雨。
10月2日(土) 偶然
モダンヒップのVo.のWAKAと道で会った。彼は車で後部座席に自転車を積んでいた。
ボクは修理した自転車に乗って舗道を走っていた。 晴れて、暑くも寒くもなく、風がない日だった。
10月1日(金) 運動不足
だと思って、午前中の打ち合わせの後、飯食って午後イチででプールへ。晴れたし。
でも当然屋内プール。ガッラガラで気持ちいい。2時頃、障害を持った人達が介護の人と数人
入ってきた。こういうのもどんどんやった方がいいと思う。しばらく一緒に泳いだ。
奇声を発したり、おびえたりしながらも、やっぱり気持ちよさそうな表情をする。
帰りの道で自転車の後輪が音を立ててパンク。タイヤ交換か。自転車ボロボロなのに。
帰ってイラスト。丁寧に4枚描いて、全然よくないのに気づき、全部破いて描き直した。
9月30日(木) 兵六
打ち合わせばをいくつかして、イイ話があったり、なかったりして、その後、
神保町の古い居酒屋兵六を撮影。ちょっとだけビール。
店には月2〜3買いだけ来る91歳のおじいちゃんがいるそうで、その人は
この店が開店した翌日から通っているそうだ。店主は3代目である。
飲み物を、日本酒から焼酎に変えて40年だって。91で飲みに出かけるかね。
歴史のある店にはスゴイ人がいる。お新香も炒り豆腐も、おいしい。長居したくなり困る。
9月29日(水)代々木歩き
せっかく古賀政夫博物館に行ったのに、休館だった。でも代々木も実はなかなかいい街。
四方を新宿御苑、明治神宮、代々木公園に囲まれており、古い商店街もあって、軒の隙間から
雨に煙った新宿高層ビル街がドーンと見えた。
自転車の後ろのタイヤが破れて、黒いチューブが5ミリぐらい飛び出している。時間の問題だ。
9月28日(火) もう一度中野歩き
「散歩もの」の取材で中野歩き。「もの」を買うのを忘れてた。
久しぶりにタコシェに寄って、本秀康さんの「ワイルドマウンテン」を買う。面白い!
でもぼくを押しのけて店に入ってきた女の人がいて(わりと空いてるのに、早足で)
なんだ、と思ってみたら、分厚い「毒草事典」を迷わず引き出して立ち読みしていた。
ちょっと恐かった。
夕飯は「くすみ」で食べた。領収書宛名は「くすみ」と書いてもらった。
でも聞いたら店長の名字は「楠見」だった。アジの塩焼き定食、おいしかった。
古い味噌やで味噌を買った。箱マッチをくれた。
9月27日(月) 「彼も私も、二足のワラジストなので」
と普通に言われてのけぞりました。あはは。笑った。タノシイ飲み会だった。
吉祥寺「美舟」には「カンガルー刺」も「カンガルー揚げ」もあります。海の家の如し。
9月26日(日) 旭川で切り絵展
の打ち合わせ。有志が集まって企画してもらえることになったのだ。本当にありがたい。
こんなのあったらどこへでも行きますよ。11月後半は旭川はもう雪だそうだ。楽しみ。
その頃、マンガ「中学生日記4」とエッセイ「食い意地(仮題)」が出せそう。助かる。
9月25日(土) 「色即じぇねれいしょん」みうらじゅん
を読んだ。ずっと前に送ってもらっていたが、昨日から移動中などに読み始めて、ほぼ一気読み。
面白かった。この頃のみうらくんは、面倒くさい言い回しを全部やめて、文章が簡単で素直で
テンポがいいので読みやすい。会話も生き生きしていて良かったな。「親が優しすぎて手強い」
というのもみうららしかった。 読み終わって、何も残らないのが良かった。太宰治が
「おいしく読み終わって、それでいいじゃないか。その後に『残るものが無いな』なんて
言う読者は意地汚い」と書いていたが、本当にそうだと思う。
仏教高校にヤンキーがいる、というシチュエイションがおかしい。パンチパーマが仏陀というのも。
ライヴのシーンはさすがだった。ヤンキーの演奏に感化されるところが実感こもってる。
夜、久しぶりにゴールデンバット・ブルースセッションに顔を出し、2曲、知らないメンバーと
ギターを弾いた。面白かった。客層はますます広がっていて、今日も大盛況。いいことだ。
11月に旭川に行くことになりそう。行ったら弾き語りライヴやることになりそう。
12月13日(月)にマンダラ2でライヴやることが決まった。メンバー未定だけど、
アコースティックセットの予定。テルミン奏者のロムチアキさんのお誘い。うれしいー。
9月24日(金) 中野のアーケードの上のマンションの屋上
あそこは青島幸男とか、沢田研二が住んでいたことでも有名な、古い高級マンション。
66年にできたと言うから築40年近い。その廊下は全て赤絨毯で、屋上には犬の散歩が出きる
空中庭園があると噂されていた。
今回初めて取材させていただいた。取材と言うほどのことでもないか。見せてもらった。
驚きました。屋上。長さ100メートル以上ある細長い屋上は、中央にずっと芝生があり、
花が咲き、小さな木が茂り、池のある日本庭園があり、テーブルやベンチやトイレがあった。
そしてプールもちゃんとありました。犬の散歩も、何人もしていました。もちろん住人。
こんな場所が中野の空中40メートルぐらいにあるというのが 、不思議。
その後、中野から新井薬師を抜けて哲学堂公園まで歩いた。
新井薬師に向かう道に「くすみ」という小料理屋があった。昼定食やってたけど、
なんか照れ臭くて入らず。全然知らない人だけど。今度飲みに行こうと思う。
哲学堂の北に古い給水塔があって、実はそれを見に行く目的もあった。
それは、ぬっとあった。
9月23日(木) 浅草
美學校の生徒と浅草に行った。仲見世から、江戸千代紙や手ぬぐい屋をまわり、一応
浅草寺に
お参りして、浅草の裏のほうをいろいろ歩く。刀売ってたり、大衆演劇の前じろじろ見たり。
最後に路上に張り出されたテーブルで、ビールや酎ハイや電気ブランを飲みながら
煮込みやキムチやメンチを食べる。いきなりご飯をもらって食べる者もいた。まだ明るい
道路のテーブルで丼飯。
向かいの店の張り出しテーブルで飲んでたお姉さん二人組のひとりは、道をホームレスっぽい
お爺さんが歩いて来てなんか言ったら、出ていってジイサンの手を握ったりして、ちょっとビックリ。
イイ感じにからみつく女子に爺さんちょっとたじたじ。道の真ん中だし。なんだったんだろう。
浅草の人達はイイ顔の人が多い。季節が最高で、気持ちよかった。
9月21日(火) 食べ物のエッセイ
「問題小説」に連載してきた食べ物のエッセイをまとめることになって、なおしている。
ちょっと手を入れるんじゃなくて、全面的になおしてしまうのでとても時間がかかる。
でもその作業は苦痛ではない。むしろ楽しい。絵もずいぶん描き下ろす。でも楽しい。
「中学生日記4」の編集作業も始まった。両方の本が11月頃でる予定。
でも最近、連載などがいろいろ終わり、時間があるのでやっているが、収入が激減、実は深刻。
これ読んでいる編集者さん、仕事下さい。どんな小さいのでも安くてもヨゴレでもやります。
録音もやりたいし、「金がねぇ」と言うボクのブルースを地でいっている。
ブルースを魂から歌える。ツライがオカシイ。リズムと不協和音で乗り切ろう。ブルースの真骨頂。
またブルースのレコードをよく聴いている。シミル。
土曜日は久しぶりにゴールデンバット・ブルースセッションに出られそう。1年ぶり?
9月20日(月) 山口瞳
の「血族」読了。なんというか、淡々としながらもスゴイ小説だった。想像していたのと
全然違う。作者の亡き母親への視線がすごい。その秘密を探る旅の深い暗さ、重さ。
でも最後になんとも救われる。 何だろう。この小説は。
9月18日(土) スイートポーズ
美學校に行ったので 神保町でスイートポーズの餃子定食を久しぶりに食べた。
2年ぶりぐらいかな。おいしかった。ホント、ここの餃子、独特。
ラー油がない。かわりにカラシと七味。最近餃子の時ラー油がいらないボクはこれもうれしい。
お腹一杯になった。
9月17日(金) 「GAIJIN」
という曲を今回録音し直そうと思い(前にQ&Wで一度録った。それもすごくいいけど
間奏にありもののサンプリングデータを使っていたり、 変えたいところがいくつか合った)
キーボードのシャケにアレンジを頼んであった。
それが上がってきたのでギターと仮歌を入れて、今回初めて参加してもらうミュージシャンに
送るためのデモを作った。
シャケのアレンジも良くて、また曲が新鮮になった。わりとイイ曲じゃないのかねー。
9月16日(木) マティス
観てきた。年代を追って見れるのが良かった。マティスの絵の色は、薄塗りなのに青も赤も
すごく深い。遠くから見ると発光しているように見える。これは絶対印刷では出ない。
不思議なことに、黒までが発光して見える。 どういうことだろう?
作品制作の過程も面白かった。具象から入って、抽象ギリギリまでなおしていく。
その精神力にまず驚く。まだ違う。もっと良くなる。気に入らない。良くなってきた、
で1年も2年もかけている。
しかも部分的に見ると「え、ここで出来上がり?」と言うところで筆を置いている。それが全体を観ると
完全にバランスが取れていて、一筆の隙もない。
最後に切り貼りの絵になって行くところもなぜか感動的。でもそれも本で見たときより、
絵画っぽかった。ひとつの色のパーツをあんなに切り貼りしていたのにも驚いた。
9月15日(水) 泉昌之のマンガ単発
原作。ワイドショーマンガ。
知り合いのライターに「テレビとかエステがない南の島って、どこかな」と電話で聞いたら、
跳ね返すように「キリバス!」と言われた。
退屈な人には、まったく退屈、極楽と思う人には「この島で死にたい!」なんだそうだ。
さっそくホームページで検索してみた。ホノルルから3時間のミクロネシアの島。
本当に何もなさそうで、でもすごく行ってみたくなった。
9月14日(火) ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、矢野顕子
の切り絵を切った。ビートルズで切りたいのは、ジョン・レノンぐらい。だけど、彼は案外
難しい。長髪に髭に丸眼鏡の時代が一番描きやくて似るけど、その時の顔はあまり好きじゃない。
初期の少しぼんやりした顔と晩年の枯れた自然体の顔が好き。
久しぶりにビートルズを聴いた。
矢野顕子は、うまく切らないと内田春菊になることが描いてみてわかった。
仕事場の近所に、BGMは矢野顕子しかかけない、という喫茶店がある。珍しい。
9月13日(月) 「えほん百科」(平凡社)
たぶん幼稚園か小学校1年の時に買ってもらった、全5巻の大型本で(今でてる同名の本とは
まるっきり違う)。某雑誌でこの本のことを書いていたら、この本こそボクのマイ原点、と思った。
あいうえお順に見開き一項目で、世の中の森羅万象のことが描かれている。その項目の
選びというか、並びというか、説明のかたより、大雑把具合がスゴイ。
第一巻の最初は「アイヌ」から始まる。もうこれがスゴイ。子供っぽくない。
今だったら写真やCGであろうところが。全部手描きの、絵!しかも暗いトーンが多い。
アイヌの次は「あそび」。コマとか竹馬とかの絵とともにブリューゲルの絵が載ってる。
それから「アラビアンナイト」とか「あり」とかもう振りがスゴイ。
「うお」という項目もあった。なぜ「さかな」じゃなくて 「うお」?しかも2ページで
全魚類のことを説明しようとする無理、強引、偏り、大雑把さ。素晴らしい。
うおの後「うちゅう」。さらに壮大。「火星探険」の絵が出ていたけど、当時まだ
月にすら行ってない。想像画。いいのか?いいなぁ。
なんというか、おおらかで 、自由で、真面目で、遊びで、科学で、芸術も入ってて、
なんでもありで、かたよりはあっても、差別はない。マイ原点。
今もちろん絶版中。オールカラーで、当時 一冊800円だった。古本でいくらかな、今。
9月12日(日) QUIL(クワイル)ライヴ
掲示板にも書いてありましたが、ボクのバンドの若きベーシスト・アキラのバンドQUILの
ライヴが本日、大久保のHOT SHOTで、夜 7時からあります。出番は最初です。
とにかく今急成長のジャズファンクバンド(でも全然ジャンル感じない)です。
ここで何度も書いてるけど、絶対に見て損はないです。皆さん行きましょう。
地図その他は HOT SHOT ホームページを。興奮するぜ!
9月8日(水)「ウイリアム=テル序曲」
中学一年の時、シングル盤で買った。すごく好きだった。昨日今日と思いだしてしかたがない。なぜ?
でも、無いのでB.B.KingのCDを聴いた。B.B.の喋るようなギター、素晴らしい。いつか自分が喋るように
ギターを弾けるようになりたい。それは難しいフレーズを弾けるようになる、ということではない。
今でも、時々、つかの間、その瞬間がくるんだけど・・・。邪念が。
台風の影響で、 風がものすごい。雨も夜になって一時横殴りに降りつけた。でも昼間は雲間に秋の空が。
先月読み終わった司馬遼太郎の「坂の上の雲」に関するホームページ(つまり日露戦争関係資料)を教えてもらい、
仕事が全然手につかなくなってしまった。写真がいろいろ出てくる出てくる。ネットの威力まざまざ。
あ、一昨日書いた「ロード・オブ・ザ・リング〜旅の仲間(4枚組)」の隠し映像の見方はココに出てます。
9月7日(火) 涼しくなんか無かった!
きのうは↓こんなこと書いたが、午後からメチャクチャ暑くなった。
取材で原宿で「ロコモコ丼」を食べた。ハワイ生まれの丼。
ご飯の上にハンバーグ(厚いデカイの)がのってて、そこにバターソースがドローッとかかってて、
さらにその上から甘いてりやきソースがかかってて、その上に目玉焼き(卵2個)が乗っかっているというシロモノ。
えーと、全部食べ切れませんでした。ボクは嫌いなものがありませんが、これ、ダメかも。
白いご飯が、なんというか、俺的には、踏みにじられてるような。 胸焼けした。
こんなものを好きなのか、菊川怜。
9月6日(月)この頃ようやく涼しいから
夜ぐっすり眠れて、朝起きれなくて、眠くて眠くて、布団の中が気持ちよくて
たまらない。先週睡眠不足の日が続いたせいもあるが、秋の眠りも貼るにまけず最高。
朝雨が降ってると、永久に寝ていたい。
友人が教えてくれた「ロード・オブ・ザ・リング〜旅の仲間特別編」のウラ映像、
初めて見て爆笑!「エルロンドの会議」のパロディ。傑作。なんと、「スクール・オブ・ロック」
のジャック・ブラックが出てきて、会議をメチャメチャにする。しかも下ネタ!
いや〜笑った笑った。映画が真面目なだけに、逆転のパワーがスゴイ!
9月5日(日) おとといのJ-WAVE
書くのを忘れたので今日書こう。掲示板にも書いたけど、渡辺佑が喋る日の
J-WAVEで「Let's VOTE」と言うコーナーがあり、この日のテーマが「好きな4コママンガ」
だった。昼過ぎに知人からメールが来て「QBBの『中学生日記』がランキングされてるよ」
とのことだった。仕事場に来てホームページを見たのが1時頃かな。
20位の中で17位に入っていた。アハハ、と思って一票入れた。それで、しばらくして
もう一度見たら16位になってる。総投票数が少ないのでランキングがすぐ変わるのだ。
面白いな!と思って弟に教えて、投票するように言った。それから出版社の人と
今パソコンに向かって仕事していそうな4人の友人にメールして投票を頼んだ。
それからしばくして見たら、14位になってる!「サザエさん」 とかを抜きそうな勢いだ。
しばらく仕事して、見たら10位!面白い!他の本より動きが早い。
とうとう「コージ苑」も抜いて7位になって終わった(6位は喜国くんの「傷だらけの天使たち」)
弟は最後の1時間、目が離せなかったそうで「選挙の立候補者の気持ちがちょっとわかった」
と笑っていた。友達が友達にメールした、とかでどんどん広がったのか?
面白かったなあ。リアルタイムというのは。久々にインターネットの醍醐味を味わった。
ボクはやらないけど、ネットオークションも、こういう興奮なんだろうな。
9月4日(土) さんま塩焼き定食
食べ物のエッセイに書こうと思って、さんま塩焼き定食を食べる 。
ところが、店に入って席について「さんま塩焼き定食」と言ったら
「申し訳ない、それだけ終わっちゃったんです」と言われ、思わず「えー!」
と言ってしまった。そしたら、たぶんその時の表情が絶望に満ちていたのか、
「ちょっと待って下さい」と言って、店員は厨房にもどり、しばしのち
「 刺身用のがあるので、それを持ってきます」と言って、作ってくれた。
なんか申し訳なかった。 その店は魚屋さんがやっていて、何を食べても本当にオイシイ。
じっくり焼いてくれた新さんまは、本当にいつまでもおいしかった。白いご飯に
またよくあうんだ。食べ終わってしあわせな気分になった。
9月3日(金)「しょうぼうていハーヴィニューヨークをまもる」(リトル・ドッグ・プレス)
去年のこの日記に、マイラ・カルマンの描いた絵本「FIREBOAT」のことを書いた。
さる洋書フェアでこの本に出会い(マイラ・カルマンはかねてよりファンだった)、
ボクは衝撃を受け、この本の翻訳本が出ないなら、自分で訳してでも出したい、
と言うようなことを、興奮のままに書いた。
そしたらその日記を読んで、眠れないほど興味を持ち、翌日手に入れて、一読、
自分の出版社で出したい!と考えてくれた人がいたのでした。
出版社「リトル・ドッグ・プレス」の方です。
夫婦たった二人で やっている小さな会社です。でもこの本を出したいという情熱で、
アメリカのエージェントにすぐ連絡、いろいろ苦労しながらも翻訳・出版権を獲得、
このたび目出度く出版されたのです。翻訳者は、なんと矢野顕子さん!
この本は、1931年生まれの小さな愛すべき消防艇が、スクラップ寸前に有志によって
保存され、またハドソン川に出航した話なんだけど、物語は突如2001年9月11日に
ぶつかる。恐ろしいことがおき、ニューヨークの人達は、寝ずに消防と救護活動を
したわけですが、ハーヴェイも4日4晩、懸命に働き、そしてまた、もとの消防艇に
もどった、と言う話だ。
あのテロが、政治的な意見は一切無く、ただ歴史的なおそろしい大事件、という風景として
だけとらえられ、そこに巻き込まれたいろいろな人々とともに、古い古い消防艇が活躍した
話を、絵本としてあくまで美しく、激しく、そして可愛らしく、仕上げられている。
矢野顕子さんの訳も素直ですごくよかった。矢野さんは、あのテロを自宅の窓から見たそうで
依頼を受け「私が訳すしかない!」とすぐ引き受けてくれたそうだ。
ボクは出版社の方から、直接本をいただき、出版までの紆余曲折を聞き、お礼までされてしまった。
こんな日記がきっかけで、本が一冊生まれることもあるんだな。
まだまだ話題になっていませんが、ぜひぜひ一読をオススメしたいです。
(リトル・ドッグ・プレスのホームページからも買えます。9月7日の「目覚ましテレビ」でも
紹介されるようです)
9月2日(木) 今日から2学期
美學校。 久しぶりに神保町「さぼうる」でコーヒー。バナナをもらう。
今売ってる「東京人」は神保町特集で。赤瀬川原平さんのページの写真にボクが写っている。
夏に銅版画をしに来た時、偶然会った時の写真だ。
9月1日(水) 眼鏡と体感身長
夏の始めに、愛用の眼鏡がついに寿命が来たので眼鏡を作った。
ボクはこの15年ぐらい眼鏡の度数が変わっていなかった。買うに当たって久しぶりに
検眼したところ、若干、0.1ぐらいあげた方が楽かもしれません、ということで、
すこし度数を上げた。ボクは裸眼で0.7と0.9ぐらい。近視ではなくて乱視。
で、できた眼鏡をかけて外を歩いたんだけど、変なことが起きた。
なんか背が2〜3センチ低くなったような感じがするのだ。
一足ごとに地面に2〜3センチめり込んでいるような感じ、でもある。
実になんというかヘンな感じなのだ。まあ、すぐ忘れちゃうんだけど、
出かけるときなんか、今でも最初は低く感じるのだ。そんなことあるんでしょうか?
聞いたことがない。眼鏡のレンズに関係しているのかもしれないが。
ボクは部屋で仕事をするときはほとんど眼鏡をかけていない。
で、たまたま眼鏡をかけるのを忘れて仕事場の近くのコンビニに行ったら、
なんと、背が2〜3センチ高くなったような気分なのだ。驚いた。ちょっと
なんか台に乗って歩いているような感じでもある。
低くなったよりは若干気分がいいような気がするのは、やはり身長は気持ちに
影響を与えると言うことだろうか。ハイヒールを履くと気分も変わるんだろうな。
大人になってから、何か薬で背がぐーんと伸びたら性格も変わるかもしれない。
とか思って、通販でそういう薬、ついつい買っちゃう人多いだろうな。
「それとは違う!」と否定されると思うけど、痩せる薬とか、気生え薬とか、豊胸剤とか、
増大薬とか、みんなそういう心の問題で売れているんだろうな。コンプレックス産業は根強い。
最近、海外からの通販メールで Your penis glowing BIG!とかGet a BIG COCK!とか
書いてあるのがよく来て、 すっげー ウザイんだけど。