6月30日(月) 仕事はかどらず
だるいというか眠いというか、仕事はかどらず。今からこんなで夏ばては大丈夫か。
最近歳のせいか前より汗をかくようになった。風呂上がりなんて扇風機無しではいつまでも汗がおさまらず、
下着が着れない。やだなー。Tシャツは一日一回は着替える。じゃないと自分が臭くて嫌になる。

6月28日(土) GoldeBatブルースセッション
たぶん今年初めての参加。半年前と顔ぶれがずいぶん変わっていて、面白かった。
 締め切りが重なる月末で、どうしようかと思ったけど来てよかった。なんか解放された。
 エレキギターをアンプを通して弾くのも2月のライヴ以来だけどリラックスできた。
 なかに鳥取から旅行中という青年がいて、彼がなかなか渋くてよかった。テレながらも徐々に本領を発揮、
ボーカルもシャウト、ギターもなかなか骨太で一緒に演奏していて楽しくなった。何より顔が
やさしい ゴリラ系で ブルースにはバッチリだ。2セット、別のメンバーで5曲ぐらい演奏。最後は盛り上がった。
 音楽は一期一会、まさにその醍醐味だ。100人に100人のブルースあり。奥深し。
  夫婦者が二組もいた。一組は妻歌夫ギター、 もう一組は夫ギター妻ブルースハープ!
これが息がピッタリ合っていて家庭内セッションの毎日が想像される。
 美學校の今年の生徒が来てくれ「授業もギター持ってやればどうですか?」と言われる。

6月27日(金) QUIL
久々に思い切り寝た。9時間ぐらい。お昼過ぎて起きた。
昨日美學校の生徒に、最近27時間途中一度も目が覚めないで寝続けた、という話を聞いたせいか。
その人は別に病気とかじゃなくて、 「たまにやる」そうだ。起きたら日付が完全に変わっているわけで
軽い浦島太郎ではないか。体験してみたい気もする。ボクの最高は十代の時、16時間ぐらいかな。
夜寝て起きたら夕方だったのは夢を見ているようだった。

バンド仲間のアキラが初のリーダーアルバムを持って吉祥寺に来た。9月に発売だがもうジャケットまで完成している。
さっそく聴くとライヴとはまたずいぶん違った印象。全てアキラが打ち込んだという最初の曲が
全然肩に力が入ってなくてとぼけたカワイイ曲で笑った。リズムが気持ちいい。どうなるか楽しみなバンド。
アキラとは近々ごく小さなユニットでライヴをやる予定。   

6月26日(木) 「大根はエライ」
先月末に描いていた絵本「大根はエライ」は8月1日に福音館書店「たくさんのふしぎ」9月号として
発売されます。カワイイから買ってねー。大人が読んでも面白いよ。
やっぱり今度のスティーリー・ダン、聴くほどにいいわ。うー、ドナルド・フェイゲン、センスいい〜。
 眠い。午前中から仕事したけど10時半から11時半頃までソファで 寝た。まだ全然眠い。

6月25日(水) ベートーベン
子供のためのベートーベンコンサートのためのパンフレットデザイン。というかイラスト。
ベートーベンって、名前がまず面白い。ベートーベン。ちょっとしたマンガを描いて入れようと思って、
タイトル「ベートーベン君」と書いたらなんか笑ってしまった。

6月24日(火) オルゴール
 約100年前の大きな木のオルゴールを実際に動かしてもらい、いろんな機種を聴いた。
ゼンマイ式の大きな木のオルゴールはスイス製、ドイツ製、アメリカ製でそれぞれ音が違う。
「アヴェ・マリア」をリクエストしたが、本当に夢のような音がした。
 電気で増幅することがないのでオルゴールそのものが共鳴して大きくて深い音を響かせた。
 オルゴールは1910年頃までが全盛期で、その後普及してきた蓄音機によって駆逐された。 
レコードの出現でよってオルゴールが滅びたというのは考えたこともなかった。
 それまで音楽というのは、楽器を演奏できる人、歌を歌える人に奏でてもらう以外、
聴くことが出来なかったのだ 。オルゴールは初めて一般の人が繰り返し聴けるの無人演奏だったわけだ。
 ところが蓄音機は人間の声さえ再生することが出来た。音楽の革命だ。
人間に取って音楽というものがまったく変わったと言ってもいいと思う。
 我々は世界中の音楽をあたかも目の前で演奏してくれるがごとく聴くことが出来るようになった。
と同時に生活の中の音楽はどんどんレコードやラジオテレビによる「バーチャル体験」になっていく。
 今「音楽」と言ったら「バーチャル音楽」が98%ぐらいなんじゃないだろうか。
 オルゴールははその狭間にあった。演奏者がいなくても、いるかのように生演奏する機械に
人間の音楽に対する「夢」を感じた。どこか音楽に対する畏怖があるような、そしてそれを伝える
製作者の自信や威厳のようなようなものを感ずる深い響きだった。
 それに対して蓄音機〜CDプレイヤーは「驚き」ではあっても「夢」度は低い。
ひたすらリアルの追求という現実志向だ。本物そっくり、に近づこうという技術力。
そう考えるとどんなリアル録音も高級オーディオも虚しくなる。
 スイスやドイツの大手のオルゴールメーカーは1900年代にほとんど潰れた。
 その時期の、社の生き残りをかけた「蓄音機付きオルゴール」という驚くべき製品も見た。痛ましかった。
 だけど完全に滅びるかと思われたオルゴールだが、 現実には今でも小さく小さくなり、
音楽を奏でるものと言うより音の鳴る装飾品となって生き延びている。
 ボクは今何かの景品でもらったちゃちなオルゴールを聴く時でも、わずかな切なさのようなものをを感じる。
 それは人類の「いつでも(生の)音楽を聴けたらなぁ」という夢の残り火のようなものだと思う。

6月22日(日) スティーリー・ダン
の新作「Everythong must go」を聴いている。前作はよかったけどはっきり言ってボクは
前と変わらないなー、と言うことばかりが耳に付き、何度も聴きたいとは思わなかった。
 だけど今度の作品はすごく気に入っている。というのはほとんど全曲がブルースを基調にしていて
しかもすごくバンドサウンドっぽいからだ。ボクにとって実にプレイヤー心を熱くさせるアルバム。
 本当にブルースというのは許容力のある音楽だ。ブルースってなんだろうと思い続けて25年。
その正体は全然見えない。自分で演奏するたびにその疑問は深くなり、泥沼にはまっていく。
(でもいわゆるブルースファンオヤジはちょっと敬遠したい)
  今回は歌詞もいいし、ウォルター・ベッカーが全曲引いているベースラインもヘンでイイ。
ギターもウマイけど「上手」っぽさより「個性」が全面に出ていて、・・・・
チキショー今週の土曜日は GOLDEN BATのブルースセッションに参加するぞ!今年初めてだ。
 
でも付録のセンスあるDVDで見るスティーリー・ダンの二人の顔、やっぱり絶対変わり者オヤジ。

6月21日(土) ひたすら原稿書き
昨日今日と弟との対談の直しや単行本のための細かい書き直し。
ボクの子供の頃は今考えるとホントに ビンボーだった。
クーラーなんてもちろん無かったし、熱帯夜は寝苦しかった。
小学校の時、寝室(兼居間)の 雨戸の下のを方をオヤジがノコギリで切り抜いて、
そこに網戸をはって、ガラス戸は開けて寝たりした。今思うとかなりヘン。
足が熱くて横のガラス戸に付けたりした。
「微風」というのと「120分」という長いタイマーが付いた扇風機は画期的で
寝るとき付けて寝られるのに狂喜した。でも「微風」にすると首振りも遅くなるので
なかなか自分のところに風が来ない。
あの静寂の中の扇風機の作動音と、寝苦しさを今も憶えている。

6月19日(木) QUIL(クワイル)
モダンヒップのベーシストアキラのリーダーバンド「QUIL」のアルバムが早くもできた。
発売はまだ先なんだけど、音源が送られてきた。これがなかなかいい。インストバンドで
キーボード、ベース、ドラムスの3人。ゲストにエレキギターが数曲入っている。
ドラムのカズヤはモダンヒップなどでも叩いたことのある最高のドラマー。
ジャズっぽいと言えば言えるが、ファンクなリズムと奇妙な浮遊感のあるメロディが気持ちいい。
一番似ているのはマイルスデイビスのバンドかな。 でも頭で作ってなくて体で作ってる感じが
すごく気持ちよく聴ける。アキラのベースはリズムがよくて、ゴマカシやハッタリがないのが好きだ。
アルバムはライヴとはまた違ったおもしろさ。ライヴはとにかくパワフルだ。カッコイイ!
今度の日曜日、西荻窪ビンスパークでライヴがある。7時から、2000円。ぜひ。

6月18日(水) 大井町
大井町にあるブティックのマークとかロゴをやった店ができたので行く。
ついでに引っ越して新装オープンした居酒屋「廣田」に行く。ボクの切り絵が所狭しと飾ってあるのだけど
そのレイアウトにセンスがあって、恥ずかしくない。と言うかはっきり言って気分がいい。
店主に注文を受けていた「チャー」の切り絵を切って持っていく。バックの青が店に合っていてよかった。
前にも一回切ったが今回は顔だけ。チャーの顔って鳥みたい。
店のお客さんに植木等とジャコの切り絵を買ってくれた人がいて、その人達がたまたま偶然にも来た。

6月17日(火) 運動不足
を真剣に感じ、久しぶりにプールへ行って軽く500メートルほど泳ぎ、ストレッチをして、サウナに入り
仕事場に戻ってきて15分ぐらい寝た。ポプラビーチに連載の妖怪のイラストを3点。「へぼへぼ中学時代」原作。
夜居酒屋に行ったら江口寿史さんと田村信さんがいた。その場でトークショーのハガキのデザインを頼まれる。
田村信さんは「え?クスミさん、美術学校の校長 なの?」と言われる。どこでどう話を増幅するんだ?
いつも声が大きい。ガハハとよく笑う。マンガより本人が面白い。顔も。

6月16日(月) オペラシティ
初台のオペラシティに 打ち合わせに行く。8階のオフィスから見る新宿の眺めはなかなかよかった。
I.C.G.のギャラリーに行くのを楽しみにしてたら月曜日で休館だった。
帰るときボーっとしていて明大前で折りのを忘れて京王線をかなり乗り過ごして戻った。
水木しげるの「カランコロン漂泊記」が面白すぎて熱中してしまったのだ。そのせいにしておく。

夜、 風呂から出たらなぜか汗が止まらない。着替えたTシャツがびっしょり。パンツの腰の方まで。
ずっと拭いているが体が冷えてくる。ようやく汗が止まったので、布団を敷いて1時間ほど仮眠。
穴に落ち込むように熟睡。睡眠不足か。水木さんもあらゆる病気は眠れば治る、と書いてあったが、
ボクも「睡眠教」だ。眠ればなんでもよくなると信じている。ハゲはよくならない。

6月15日(日) レディオヘッドの新作
あいかわらずアートワークがすごくいい。思わず真似したくなる感じ。
中央線に乗っていたら誰かのおならの匂いが漂ってきた。息を止めた。でも匂いを嗅いだと言うことは肺に入っている。
おならが血液に混じる 。たすけて〜。

6月14日(土) 食彩浪漫
去年「男の食彩」というNHKの番組に出たのがきっかけ、というわけでもないが同番組の
あとのシリーズ「食彩浪漫」の番組雑誌で2ページのマンガを描いている。 食べ物の小さな疑問を
取り上げるんだけど、今日描いたのはラーメンに入ってるナルト。あれはやっぱりラーメンと一緒に
中国から来たのかな?と思ったが。それにしては名前がナルトだし。
調べたら完全に日本のもので江戸時代にはもうあったようだ。なんと全国のナルトの9割は静岡県焼津市で作ってる。
でも「ボクはラーメンのナルトを食べるのを楽しみにしている」という人にあったことがない。
久しぶりにそば屋のラーメンで味わって食べました。いつもは気がつくと無くなっている感じ。

6月13日(金) 色校
なんか最近一週間に一回の更新になってしまった。本当に次から次で、別にドンドン仕事が来て大儲かり、
というんじゃなくて、単行本の直しとか、校正とか、書き下ろしとか、マンガのための写 真撮り
だったり、 単発ものの取材とかで、なんだかビンボーヒマ無し頼むコーラス(わかんないよな)だった。
 今日は8月の末に出る絵本の色校が出たというんで、ものすごくドキドキしながら出かけた。
 これが思ったよりキレイでストレートで、正直言ってものすごく嬉しくなった。
 マンガも絵本も、結局はビジュアルなので、お話や理屈が面白くても、目が面白くなければ
それはすべてがダメと言うことだ。原作でも、そうなるように、そこのところは注意しているつもりだ。
 そういう意味でデザインやカラーマンガ、イラストの色校には本当にドキドキする。
そしてそれがいいとどんな小さな仕事でも心底安心する。いろいろ直すにしても、気分が違う。
 今日はホッとした。帰りに月がものすごくキレイだった。
 手を合わせたいような丸くて明るい月だった。

6月12日(木) ジャズライフ
ついこの前 描いたばかりのマンガがもう本屋に出てる月刊誌に載っている。本当にギリギリの入稿だったんだな。
今回のおならブー太先生の作品は「泉昌之」のマンガのコンテみたいなもの、つまり鉛筆で書いて
コピーを取ったそのもの。でもしりあがり寿みたいですね、と言われ、そうかそう受け取ってもらえるようになったか
ある意味、しりさんサンキュー。

6月10日(火) ダンドリくんBLACK
 誰が見てもダンドリくんだが、全くの別人「ダンドリくんBLACK」のマンガを某風俗誌に描いている。
 プロレスの武藤が顔にペイントして「グレート・ムタ」になると妙に活き活きして元気なように、
このエッチ全開、下半身に引っ張られて毎日を送ってるようなダンドリくんBLACKの原作を作るのは 楽しい。
 ダンドリくんでは恥ずかしくてかけないようなことを描けばいいのだから、やってみると意外にも楽。
 シモネタはデビュー頃、自販機エロ週刊誌でよくやってたからなんでもないが、興味がなくなってた。
だから方法を変えただけで新鮮で結構乗ってできる。 懐かしい。それに泉くんの描く風俗嬢も楽しみ。

6月6日(金) ジャズ爺
「ジャズライフ」誌の2ページマンガを描く。そのために、と言ってはなんだがパット・メセニーの
新譜「ワン・クワイエット・ナイト」を買って来て聴く。全部生ギター一本のソロアルバム。
 間違いなくイイのはわかっていたが、カッティング主体の曲を聴くと、完全にパット・メセニー・グループの
音が聞こえてくるような気がしてしょうがないのは面白く、さすがだと思った。
 このギターを造ったカナダ人の女性ギター職人リンダ・マンザーの『森の中からジャズが聞こえる』
すごくいい本だ。インタビューからおこしたものなので読みやすくて、元気が出る。
 細かい仕事を黙々とこなす。
 ところで、書くのを忘れたが激辛(そうでもないけど)つけ麺2杯食べた次の朝のお通 じですが
「お尻が熱い」のではと心配したけど、全然何ともないどころか、すごくスポーンとした
一本どっこ土俵入りといったいいのが出ました。野菜がたくさん入っているからでしょうか。健康食です。

6月5日(木) 原爆記念館
朝7時に起きてホテルでバイキング朝食。修学旅行の中学生団体とぶつかり、なんだか食べた気がしない。
部屋に戻ってシャワーを浴びて、午前11時まで泉昌之の原作コンテ。フロントで泉くんにFAX。
 1時間ほどの時間があったので「広島原爆記念館」へ。
 こんな物凄い大量殺戮文化破壊が、日本で忘れられたり、多くの欧米人に「あれはやむを得なかったんじゃないの?」
とか軽く考えられている 事実に、人間のうすら恐ろしさを感じる。「発明した以上使ってみたかった」人間の欲望もこわい。
 地獄絵図、とはまさに本当に完全に間違いなくあの時の広島・長崎。核保有国のヤツら全員にそこを歩かせたい。
というか、戦争のなれの果てを人類全員が見たらいい。スピルバーグも作れないだろ、怖くて。 合掌。
 さすがに言葉を失って暗い気持ちになる。でも大量の小中高校生がぐしゃぐしゃといたのは、うるさくて逆に救われた。
 そこから車で西条市。賀茂鶴をはじめとした造り酒屋の多い酒の街。ものすごく探索したかったが時間が無くて残念。
 取材最後の店はチェーン店で、東京にも目黒不動尊にある「辛辛亭」 。ここはさすがに全国展開を狙っているだけに
食べやすさは一番かな。でも広島まで来た身としてはなんとなく物足りなさもあるような。
社長さんはもともと美容師で(今もやってる)、「破天荒グループ」という社名がふざけてる。でも美味しい。
 飛行機の中でエッセイの原稿。戻って品川でうち合わせ。神保町に向かい美學校の授業。さすがに疲れた。
 たまたまいろんな仕事が重なってしまい、広島県に旅してきた実感がほとんどない。

6月4日(水) 広島
寝不足のまま羽田に行き、飛行機で広島へ。意外にも初めて。
「広島つけ麺」を食べるため。一件目はこの道19年、つけ麺1本で(冬も)自宅店舗ビル建てちゃった 「冷めん家」。
初めて食べたが、激辛と聞いていたのでちょっと心配していたが、美味しい辛さ。唐辛子の香りがいい。
ラーメンに似たまっすぐ麺で、スープも冷たくてたっぷりの唐辛子と胡麻が入っている。
特徴は麺にたっぷりのってるさっと湯がいたキャベツと白髪ネギみたいなの。あとキュウリとチャシュー。
美味しい。今日もう一軒食べるのに、思わず全部食べてしまった。
 移動してから次の店に行くまでの2時間 喫茶店で原稿書き。
で2件目は「一瑞」。これは99年頃のブームにできた店。見た目は前の店と似ていたが一口食べて
味が全然違うのでビックリ。辛さも出汁の感じもまるで違う。でも美味しかった。
がさすがに腹一杯になった。この店は他にご飯とか酒の肴みたいなものもありそれが全て美味しかった。
女性二人でやっているので女の人ひとりでも入りやすそう。
 ホテルに帰って30分ぐらい寝て原稿書き。夜は編集者の知っているお店に行って
激ウマの日本酒など飲んだらあっという間に眠くなりました。肴も美味しそうなのに
お腹一杯で食べれなくて残念。残して申し訳ない。クヤシイ。

6月2日(月) 絵本
の絵を描いていた。絵本と言えば85年に「動物の人達」(白泉社・絶版)以来。といっても、
少し科学っぽい月刊絵本のシリーズの一冊。マジックで描いてパソコンで着色したら一晩ぐらいで出来そうなのを
やっぱりそれもつまらないのでちゃんと色を塗ろうと思ったら、結構時間がかかってしまった。簡単な絵なのに
何度も描き直したり失敗したり。自分が嫌になる。結局他の仕事やりながら一週間以上かかった。
秋に出る予定。詳細はまた。
そういうわけで更新を怠ったなー。土曜日のブルースセッションにも今月こそ行きたかったのに!
今日からQBBと泉昌之と谷口ジローとおならブー太の原作(おならは絵も)を作らねばならない。
だけど今週水曜日木曜日は取材で広島へ広島つけ麺を食べに行くのだ。木曜の夜は美學校だし。
全然時間がないじゃん。どうするんだよオレ。軽い絶体絶命かも。

5月30日の「北海道新聞」の夕刊にイラスト(切り絵・寺山修司と文章)が載りました。

5月25日(日) 一日お絵かき
昼寝しながら終日お絵かき。破いたり、ギターを1時間弾いたり。
「ヘボヘボ掲示板」でも活躍してる「おそろしゴリラ」のホームページ「馬鹿力」、知ってる人いると思いますが
面白いですよ。いろいろ面白いけど、とりあえず「ぽいズム」、見てくださいよ。笑えるから。
疲れるとこれ見て笑ってる。「アングラお遊び」の「動けフランケン」も笑った。弟と近いことをしたから。
http://www1.odn.ne.jp/bakadikara/

5月24日(土) 3D
取材で品川プリンスアイマックスシアターで「ホーンテッドハウス」という40分ほどの立体映画を見た。
ガッラガラでかわいそうなほどだった。全然期待しないで見た。どうせクダラナイ映画だろうと思って見た。
本当にくだらなかった。日本語吹き替えだし。ロックだし。ストーリー破綻してるし。というか幼稚だし。
だけど、やられました。全編CGの3−D映像は思った以上に進んでる。三半規管がだまされました。
モノスゴイ空間の広がりでした。浮遊感でした。ジェットコースターシーンも気持ちよかった。
3D好きには答えられないですよ。オススメ。イヤーまいった。あまりのダササに油断してやられた。

5月23日(金) WAKAと
久しぶりに会った。偶然、バーで。3ヶ月ぶりぐらいだ。前は毎晩のように会っていたが
ボクが仕事帰りに行く近所の店が無くなってしまったのだ 。
最近はサッカーにはまっているようで、年間チケットを買って見に行っているらしい。
この晩も(夜中)3時からサッカー好きの仲間と店を閉めたバーでサッカー観戦するらしい。
一緒にやっているバンド「モダンヒップ」はWAKAの意向もあり休業中。当分ライヴの予定はないのがちょっと淋しい。
でもそろそろ音楽やりたい。ギターは毎日さわっているのだが。ブルースばっかり弾いてる。

5月22日(木) 大友克洋「童夢」限定豪華版
を美學校に持っていってみんなに見せた。84年にボクが装丁した原稿原寸大の本だ。
でも出た年を言ったら「あたしが一歳の時だ」と言われ「うーん」と思った。
ボクがデビューした時はこの人達はこの世の中に存在していなかったんだな。

5月21日(水) 弟と対談
単行本に収録するための対談を弟とする。オジハルの話。
父親のことをどう感じていたかが、長男と次男では微妙に違うのが面白い。結構笑った。
いつも最後は「お前はひでー」と言われる。ひどいかもしれない。弟にも、父にも。母は怖い。

5月20日(火) つじあやのさんの新譜
が届いた。これがすごく心地よい。つじさんはこないだのスペクタクル・ロック展にも来てくれた。
新譜はサウンドが前作にもましてナチュラルで、オーケストラを加えても大袈裟でなく
いろんなタイプの楽曲が違和感無く並んでいて楽しめた。
でもそれを2、3回続けて聴いたあと、急にB.B.キングを聴きたくなって(しかもライヴ)聴いてるオレって何もん?

5月19日(月) 地震は地球のストレス
最近夜中に地震が多い。
子供の頃、よく地震があったな。家中がごごごごとなるのがすごく怖かった。
地震もたまにはあってもいい。全然なくて、ドカンと大地震があるのが一番困る。
地震は小出しにして欲しい。
マントルのストレスのようなものだ。 ためないで、小出しに。

5月18日(日) 絵本
を作っている。終日絵を描いていた。
でも眠くてしかたがない。一日に何回も睡魔に襲われる。
ダニエル・ラノワの新譜を聴きながら絵を描く。独特の音像空間を出す人だ。
久しぶりにキング・サニー・アデの昔のアルバムも聴く。旧作がCDになっていたのだ。懐かしい。
「シンクロ・システム」という曲のタイトルがアフリカという国のイメージと違和感があって
面白く思った。YMOが登場した頃の話だ。細野晴臣も注目していた。ボクはアデを幸運にも
ニューヨークで見ることが出来た。初めて外国旅行したときのことだ。
トーキングドラムとゆるく軽いシモンズの(懐かしい!)シンセドラム、そこにギターと
なぜかスチールギターが絡む不思議な音楽だ。今聴いても何考えてるのかわからない。でも心地よい。  

5月17日(土) 「クラム」
アメコミ「フリッル・ザ・キャット」の作者で、ジャニス・ジョプリンの「チープ・スリル」の
イラストと言えばわかるかな、そのロバート・クラムのドキュメント映画「クラム」のビデオを
もらい、観た。これが最高に面白い。絵を描いていないとホントに狂ってしまうようなギリギリの人
なんだが、やっぱり絵を描くものにとっては極めてリアルで、面白くてたまらなかった。
兄貴と弟も出てくるが、やばすぎ(笑)。危なすぎ。なのになぜかこの映画、観てると元気が出るというか
救われる。なぜだろう?
やっぱり、絵とか音楽って、人間の心を根本的に癒すというか、安らがせるものがあるつーことかいな。

5月15日(木) 美學校初日
 
今日から美學校の講師が始まる。
 今期は12人。今までの3年間ともまた全然違うタイプの生徒が集まる。男女6人づつなのはウレシイ。
 最近はこういう教室はカルチャーセンター含め圧倒的に女性が多い。それはそれでいいんだけど、
やはり男女両方いた方が面白いし、作品に幅が出て刺激しあいやすいものだ。
 今回は「新聞記事を見て来た」という人も多い。自己紹介のようなことをして、ボクも自分のことを話して
いたら9時半頃になってしまったので軽く飲みに行く。
 そしたら何も言ってないのに長いテーブルにものの見事に男女が別れて向かい合ってしまい、
なんか合コンというか、なんていうんだっけ、そういうテレビ番組みたいになってしまった。
 高知出身の女子はみなビールやウーロン茶を飲むのに、最初から日本酒の冷やをビシビシ美味そうに飲んだ。さすが。
会社がいやでやめてきた人 、大学に行かなくなっちゃった人、「アックス」でもうデビューしてるマンガ家さん、
何していいかわからないから来た人、「ガロ」の匂いに引かれてきた人、美學校ってもう無いと思ってたらあったので来た人、
はぴいえんどが好きな人、新幹線で北関東から来る人、彼氏を追って西から東京に来た人、いろんな人が集まった。
 よーし、もう生身を晒してがんばるしかないなー。とりあえず遅刻しないようにしよう。
 楽しかったけど最初はやっぱり無意識に気を遣ってか、疲れた。地元に帰ってきて近所にひとりで飲みに行き
NHKでジャズの番組を見ていたら落ち着いたので、仕事場でメールチェックをしたら睡魔に襲われ
気がついたらソファに寝ていて、電車の音で起きたら朝だった。体が痛い。帰って布団で2時間寝る。

「中学生日記へぼへぼ掲示板」がつながらない、重い、とのメールを何本かいただき、直してもらう。どうかな?
ボクのパソコンではつながりやすくなったけど、まだつながらない人いたら、メール下さい。カキコミもよろしく。

5月14日(水) 銀座
BS日本テレビ「夜のバカンス」収録。
タキモトさんとタスクと銀座を歩く。
まずは銀座和光の時計台に行った。それから某カレー屋。某バー。
最後になんと創業昭和9年のキャバレー「白いバラ」に行った!すげーデカイ店。生バンドが入ってる。
開店直後なので、まだ客がいないのでジャズっぽい曲やってて、エレキベースが2コーラスぐらい好き勝手にベース弾いて
自己陶酔してるのが実に感じで、密かにおかしかった。「好きでこの仕事してるわけじゃない」感じがメンバーの顔に
ビンビンに表れてる。
ホステスさんに囲まれビールをつぐ手が震えてるタキモトさんが面白い。「それで、この手をどこに置けばいいんですか」
と聞いているが、まんざらでもない様子だった。
 店内も明るく広く見渡せる店だけれど、 客に体を触られることはあるか聞くと
「どんな真面目そうな男の人でも何度か来ると必ずそうする(体を触る)というのがわかりました」と
新人の子が言い、でも「でもいやがられないなら全然かまわないですよ」と期待感を持たせるフォローも忘れない。
 それでも酔って(酔ったふりして)いきなり胸に手を入れてくるお客さんとかいて、どうするのか聞くと
「両手でその手を握ってやめさせて、『この手が悪いんだから、もー』とか言うんです。手をそっと握られると
男の人って大人しくなるじゃないですか」
だって。笑う。動物。猫?鳥のヒナ?男って。でもわかりすぎる。ほかにも男の人に期待をもたせ、また来させる
やりかたや、逆に女の子に気を持たせる遊び上手な客のやりかたとか、つるハゲ社長と共に話してくれて
イヤー、大人の遊びだナー、と。「そうですよ!お金払って遊びに来てるんだから!」といわれ、
健康的だなー、と思ったですよ。でもボクは店を出たら肩が凝ってたな。カメラ回ってたしね。

5月13日(火) みうらじゅんと安斉肇の深夜ラジオ番組
を先週初めて聞いた。渡辺佑も途中から出てきた。仕事をしながら聞いたのだが、そのダラダラ加減、ふざけ加減、
完全にオレなんかとみんなで深夜の飲み屋にいるノリと同じで、聴いているうちに仕事する気がドンドン無くなり
手が動かなくなり頭も働かなくなり、 これはダメだ、と思ってタスクが「では、失礼します」と帰るときに一緒にラジオを切った。
そしたらとたんに眠くなった。しょーもない。

5月11日(日) レッチリ
の「アザーサイド」って切なくて好きな曲。久しぶりに聴いたらぐっときた。
 最近買ったCDではユッスー・ンドゥール「Nothing's in vain」が、素晴らしい。ジャケットも最高。
 ビョークのソロの初のツアーの頃のDVD、ちょっと見たらよくて、買ってしまった。
ああ、もう4時か。こんなん書いてる場合じゃないな。

5月10日(土) 美學校の生徒たち
アートバザールを手伝ってくれた元生徒と打ち上げで、久しぶりに吉祥寺いせや本店に行く。
一階の奥のテーブルだったが、客に味のある顔が多すぎ!高木ブーそっくりとか。昔の歌舞伎役者みたいのとか。
なんていうんだ、床屋で、そのヘアスタイル!というオヤジとか。でもみんななんだか楽しそう。
 男子生徒のひとりが、夜目が覚めたら、2件隣の熟女が部屋に入ってきていて、しかも寝ている上に乗っていた、
という話が怖かった。部屋中酒臭くて「しようよ」と言われたのでとにかく断って帰ってもらったそうだ。
 女子生徒も三軒茶屋で初めて一人暮らしした時、目が覚めたら知らない男が自分の上にいて、しかも首に手をかけていた
そうで、思い切り大声を出したら逃げていったので、すぐ警察を呼んだそうだ。
  怖い!一人暮らしは気をつけよう。 あと千葉は露出狂が多いらしい。 電車の中でもよく出してる人がいるそうだ。
 男子生徒のひとりがまたイラストの仕事を取れて、順調にイラストレーターに向かっている。ウレシイ。

5月9日(金)「工夫癖」
 以前に出した「工夫癖」という単行本を文庫化する話から二転三転、全体的に書き直して「オジハル」中心の
単行本にして出し直しことになって、はや数ヶ月、とうとうギリギリのところまで追いつめれてきた。
単行本の仕事は、連載などの締めきりの後に後に回ってしまうので、なかなか出来ない。
でもみんな少しずつ少しずつ進めているので、どうもすいません。
 日焼けの皮むきは面白い。でも腕毛が引っ張られて痛い。
 山口百恵の昔のダサイアレンジのパートパートが頭に浮かんでしかたない。困る。
 あのホーンセクションのメロ、ドラムのオカズ、 女性コーラス。もう、宇崎竜童節もやっぱ、へん。
 耳直しにSTINGを聴いた。最近のジャズアレンジのヤツが最高にカッコイイ。
 最近トランペットがいいな、と思う。

 深夜は知人に頼まれてミック・ジャガーの切り絵を仕上げる予定。今年のミック。心込めまっせ。

5月8日(木) 日焼け
 は早く寝たので、朝9時前に起きて原稿の直し。
 日焼けして2日ばかり風呂にはいると痛かった腕が痛くなくなって赤みも取れてよかったな、
と思っていたら、皮が剥け始めた。ごく薄い皮がへろーっと剥ける。
 最近十年ぐらいは日焼けには注意していて海に行っても焼けたことはないので、久しぶり。きもい。
 でもむき始めるとやめられなくなる。懐かしい。

5月7日(水) 春眠
なんだかわかんないけど最近眠い。昼でも夜でも急に眠気が襲ってくる。今日は12時前に眠くて仕事にならなくなった。

5月6日( 火) 泉昌之
久しぶりに泉昌之マンガの原作を書いた。1年ぶりかもしれない。
こういうときに 泉くんの絵を見るのが一番楽しみなのは 原作を書いたボクなのだ。

5月5日(月) 実家
に用事があって行った。廊下で原稿を書いていたら昔ここで仕事していた頃を思い出した。
ボクの部屋は友人達から「地獄部屋」と言われるほど夏は暑かった。もちろんクーラーはない。
扇風機をかけ上半身裸でマンガの原作とか作っていた。
実家であったが当時は一階と別で、中では行き来できないので、飲んだ友達がしょっちゅうウチに泊まりに来た。
女の子(気はあるけどまだ彼女ではない、というケースが多かった)を連れて来たヤツも多い。なんだと思ってるんだ。
ボクはベッドで寝て、宿泊客は床に布団を敷いて寝てもらった。4人ぐらいで泊まりに来た連中もいた。
夜中に女の子がなんかあったのか、ボクのベッドに入ってきて、寝ていたボクが無意識に突き落として凄い音がして
階下で寝ている両親に心配されたこともあった。
でもいかがわしいことは無かった。させねーよ。なんて、寝てて知らなかっただけだったりして。
なんて、青春みたいだなー。懐かしい。
よく近所のスナック「ブラインドレモン」にパジャマの上に半纏を着て飲みに行った。
そのままそこで飲んでいた人のウチに泊まりに行って(もちろん男)、翌日昼間にパジャマで帰って来るのが
恥ずかしかった。近所に精神病院があるので、抜け出したように見えたかもしれない。
いつか「ブラインドレモン」の話を書こうかな、とも思う。どんどん忘れているんだけど・・・。
金子監督や格闘技マンガの猿渡さんも。まだまだ売れないころ。泉昌之も食べれない頃。
変な外人、劇団、ジャズマン、虚言癖、ヒッピー崩れ、にせカメラマン、魚屋、その父の鳶職、新聞配達、
にせ外人、ノミや、そば屋のオヤジ、編集者からサウナのマネージャー になった人、いろいろいたなぁ。

5月4日(日) 相武台下
という駅に行った。早く着きすぎたので駅前の喫茶店で原稿を書こうと思ったら、そば屋すらない。
ほんっとに田舎駅だった。相模線って初めて乗ったが相当にローカルな電車だった。
暑かったので1日Tシャツでいたら腕を日焼けした。油断した。腕時計の後が真っ白、あと真っ赤。

5月3日(土) ゴールデンウイーク関係なし
今年は10連休とかそんなんじゃなくて、すごく嬉しい。別に関係ない。仕事。

5月1日(木) 山口百恵
のことを文章に書いたので、つけるイラストを切り絵で切った。
ベストアルバムを買ってきて切ったが、昔の歌謡曲って、やっぱり歌詞とかアレンジとか、ヘン。
高校時代に歌謡曲をダサイと思ってバカにしていた気持ちを思いだした。
こんな歌詞をどんな気持ちで歌っていたんだろう?と。でも当時の百恵のインタビューを読むと
「いい日旅立ち」 かなにかで「やっと一人称で歌える歌に会いました」みたいに書いてあって、
「これっきりこれっきり〜ですか〜」とかまで人ごとみたいに、役として歌ってたんだなーと思った。
やたら「アン、アン」とか「ア、アンアン」とか出てくるのもオヤジ臭いというか、へん。
ユーミンという人が登場してから、はっきり歌謡曲は変わったんだなとあらためて感じた。

4月30日(水) アートバザール
4日間、美學校のOBの御協力でなんとか乗り切りました。売り上げも思ったよりあってよかった。
初日は朝から重い商品と楽器を持って多摩センターにでかけ、お店の他に弾き語りとスライドショーと司会を、
2ステージもこなし疲れましたが楽しかった。辛酸なめ子さんにも初めてお会いできてお話しできた。
とても普通のチャーミングな人で、まさかって感じでした。 ボクのブースの真正面に出店していました。
でもこの4日間の間にモダンヒップのベースでもあるアキラの自分のバンドの初めてのライヴに行ったり
(すごくよかった!次にあるときはもっとホームページで宣伝します)、ニキ・ド・サンファル美術館の
取材に那須まで行ったり(めちゃめちゃ刺激受けた)、続けざまに原稿やら原作を書いてバタバタでした。
ゴールデンウイークなんて嫌いだ。 1年に一週間任意に取れるようにしたらいいと思う。
夜中に久しぶりに闇太郎に行ったら客が誰もいなくて、でも店主が
「さっきまで江口(寿史)くんと岩谷(テンホー)くんがいたよ」と言っていた。
ちょっと飲んだらすぐ眠くなった。

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