4月25日(金) 明日のイベント
アートバザールのイベント、4時と7時の2回です。
で、この日記を見ている人に特権。入場料1500円ですが、ご招待します。
メールアドレス
hac@enbu.co.jp
宛てに、
「久住昌之の知り合いで
  アートバザールの26日の○時のイベントを見たい。
 ご自分の名前
 人数」
を書いてメールして下さい。直前までオッケーだそうです。

4月23日(木) 「通販生活」夏号
届いた。ボクと谷口ジローの新作マンガが始まりました。とにかく絵が。

4月22日(水) お蔵だし! 
アートバザールで売るものに、RAFFLESIANmqのお蔵だしをやることにした。
ハッパちゃんのTシャツ、トートバッグ、もう数は少ないけど持っていきます。2500円ぐらい。安いカワイイ。
あと、なにかオリジナルグッズ作って持っていきますのでヨロチク!イベントにも来てね。
詳しくはインフォメーションを。

4月19日(土) 「WATARIDORI」
映画「WATARIDORI」観た。渡り鳥の生態を描いただけのドキュメンタリーだ。話を聞いたときから観たかった。
 感動。何も言うことなし。制作費3年20億というが、こういう使い方なら誰も文句は言えまい。CG無し(でもあった、
でもわかる人はわかる範囲)で、この映像。何度も何度もその美しさに息を飲み、深く感動。
 どうやって撮ったのか想像もつかない映像多数。間近で羽ばたいている姿を見ると、健気で涙が出そう。
 渡り鳥の不思議は子供の頃からずっと思っていた。今も毎日井の頭公園でカモを見て、どうしてもこのパンくずに
群がってる連中が外国まで飛行するとは信じられなかったが、飛んでるよ。凄い空高くを。パタパタ、パタパタ。
 ますます不思議になった。神様はどういうヒントをここに出しているんだろう?
 音楽もいいし、ナレーションも最小限、ずっと鳥と風景。飛翔感が素晴らしい。胸が空く。
 いかにもフランス人の監督、という感じもする。 おかしくて笑ったところも何度もあった。
 環境問題とか動物保護とかの問題も押しつけがましくなくて、わかってらっしゃるという感じだ。
 こういう映画、もっと作って欲しい 。全世界でヒットしていることがウレシイ。
 観客層も変わってる。鳥ファンがいうのか。年代が幅広く、年輩の人には白髪の人が目立つ。ハゲは少ない。

4月18日(金) 「サイン」
弟が「昔テレビで見たSF映画って感じで、ダサくておもしろいぜ」というので、レンタルでわざわざ日本語版を借りてきて
深夜に見る。たしかに、まったくその通り。これ、狙ったのかな。CNNで、南米のホームビデオに宇宙人が映った、
という映像が映されるのが最高。笑った。

4月17日(木) 「猫田一金五郎の冒険」とり・みき(講談社)
が届いた。これまた素晴らしい造本、やっぱり祖父江慎さん。この人の仕事にも頭が下がるというか
凝りまくってる。どこまでもどこまでもやってる。でもキレイ。読みにくいようなことはけしてしてない。
さて内容だけど、オモシロイ!とりさん、マンガを描くのをあらためて楽しんでる感じ。とりさんの第何期かのピークか。
 イラストとマンガの中間みたいな端正なペンタッチででちゃんと自分の ギャグマンガを展開している。
それが今読んでいてすごくちょうどイイ感じで、気持ちいい。 自分の好きなあらゆる分野のネタが
正しくネタとして機能しているというか、嫌みがない。ボクとは全然違うマンガだけど、すごく刺激になった。
 まず 主人公のキャラクター、顔ががすごくはまっているんだろうな。マンガもまずは主人公の顔だ。すごくいい。
仕事をさぼってぼろソファに寝ころんでずっと読んでしまう。

いろいろな人の作品に背中を押されて「クリック小僧」の妖怪を3週分描く。
14日にリンク張った「折田先生」、写真にないバージョンがまだいろいろあるらしい。見たいよぉ。

4月16日(水) 本秀康個展「おもしろ帝国」
原宿のラプネット(こないだスペロク展やったとこ)に見に行く。やっぱり原画はスゴイ!キレイ!細かい。
丁寧な仕事で遊びがあって、とにかくカワイイ。今週一杯なのでみんな見に行った方がいいですよ。
Tシャツがまた超カワイイからもー。なんか刺激受けました。空がキレイだったな、どれも。

4月15日(火) 「ピクニッキズム」byばばかよ(扶桑社)
を読んだ。軽くて面白い。絵の「狙ってない」感じが疲れない。
「ヤッホー」を超える山言葉・・・確かに無いね。
そもそも ヤッホーって、何語?ちょっと調べたけどわからない。ya-hoと書くらしいが。
装丁がキレイ、と思ったらやっぱり祖父江慎さん。

4月14日(月) 折田先生を讃える会
最高に面白いホームページを教えてもらったのでさっそく管理人にメールして許可してもらった上で
ここにリンクを張ります。教えてくれたホリくん@美學校ありがとう。
とにかく見て下さい。折田先生最高!
http://members.tripod.co.jp/euro2002/orita/orita_top.html

4月11日(金) 「東京遺産」
BS日本テレビ の「夜のバカンス」という番組に月に一回ぐらい出ているんだけど、自分では家で見れない。
そしたらいつの間にか番組のホームページができていました。教えてくれたさのくん@美學校ありがとう。
見れない人も雰囲気はここでわかってもらえますね。先週と明日オンエアかな?
http://www.clubvacance.com/clubvacance/bs_spot/isan.html#top
今回はタキモトさんと二人で品川を歩いた。

4月10日(木) 相撲はスポーツではない
気がついたらずっと日記を書いていない。なんだかずっと睡眠不足が続いている。
でも飲んだりもしてる。お花見もしたし。前後眠かったけど。
 こないだ、飲んだとき出た話でおかしかったのは、大相撲が外国人力士ばかりになって大いに結構じゃん、
「大リーグ」みたいで。なのに大相撲協会は外人横綱を全然盛り上げる気がなくてヒドイ、という話になった。
 みんなで文句を言ってたら、ひとりがふざけて大相撲協会の連中になりきり、
「おい、あんたっち、相撲をスポーツだと思ってんじゃないの?」
とすごんだので笑ってしまった。相撲というのは神事であると。だからそういうヒイキがあるのは当然だ、と。
「そうかそうか、じゃあ、これからテレビで大相撲中継の時は、時々画面にテロップで
『これはスポーツではありません』
って流すといいね」
とまた笑った。
「じゃあプロレス中継の時はさ、わざわざ
『これはスポーツです』
って流すのは?」
プロレスや相撲を「スポーツ」と考えるとなんだかヘンで面白い。ちょんまげのスポーツマンって。

4月3日(水) 4回戦ボーイ
後楽園ホールでボクシングの取材。いわゆる4回戦ボーイの試合を見て、感動。
今日デビュー戦という28歳のボクサーと、19歳で1戦1敗のボクサーの試合なんて、どっちにも勝たせたい。
試合は壮絶で思わず興奮した。見に来ている中にボクサーの親御さんと思われる夫婦がいて、タマラナイ。
こういう世界があるのか、と思った。というか知ってはいたけど、間近で見るとやはりスゴイ。ドラマだった。

4月1日(日)「地球のすばらしい樹木たち」(早川書房)4000円
という写真集を思わず買ってしまった。トマス・ペケナムというイギリスの人が4年間世界中を巡って出会った
巨木の写真集だ。スゴイ。驚き、畏敬の念を抱き、ある種胸が空くような思いをする。
 バオバブ、メタセコイア、オーク、カシ、日本からも縄文杉と元麻布の大銀杏などが紹介されている。
「ロード・オブ・ザ・リング」の「二つの塔」でも「エント」という動く樹の活躍が大好き だ。
 この本の前に「Meeting with Remarkable Trees」という本があって、これはイギリスとアイルランドの
木々の写真と文章の本で、まだ未訳だけど国際的に絶賛されていてテレビ化もされている という。
 訳されたら読みたい。文章がすごくイイので洋書では買いたくない。
 ボクもアフリカに行ったとき、驚くべき木々に出会い、そういう写真集はないのか、できないのか、
とガイドをしてくれた人に聞いたことがあった。この本はボクの思い描いていたような本だ。
 日本にも樹に会うのを趣味にしている人がたくさんいて、そういう本も何冊か出ている。
 が、今回買ってながめているこの本ほど想像力をかき立てる本はない。文章もわかりやすくてしみる。
 樹は人間よりも多くのことを深く知っている、と思わざるを得ない。人間の知がまだまだ小さいものだと感じる。
 
3月31日(土)鶯谷
の元美學校の生徒の家にみんなで集まる。今期最後ということでOBも集まっての宴会。
築30年ぐらいの一軒家で、元花屋さんで一階はまだ花屋のままのタイル張りの店舗跡と台所、
2階は3畳間が二つと6畳。確かにボロイ。ホントに古い。風呂もない。でも家賃を聞いたら、なんと3万円。
風呂がないと言っても、歩いて90秒のところに朝11時から夜中の1時半までやっている銭湯がある!
いらないですよ、風呂なんて(夏は一階で水シャワーも浴びられるし)。むしろ気持ちいい。掃除いらないし。
畳が腐っていたので全部捨てて板を敷いてカーペットを敷いてあった。
こういう家での宴会はまた格別に楽しいものだ。隣も気にしなくていいので思い切り笑った。
大雨の日には屋根の雨音が怖いようだ、というがそういう晩もまたいいだろう。イイに決まっている。

3月28日(金)「孤独のグルメ」

谷口ジローさんと組んで作った「孤独のグルメ」(扶桑社文庫)がイタリアで出版されることになった。
全く思わぬ展開。しかし高崎の焼きまんじゅうがベニスやフィレンツェの人にわかるだろうか。いいんだけど。
イタリアにも行きたいなぁ。古川タクさんもローマにはまってるって言ってたし。
谷口さんとはすでに次のマンガを描き始めていて、来月には某誌に掲載される予定。

井の頭公園では桜がほころび始めた。
昨日から鼻水が出始めて困る。花粉症は30歳ぐらいに治って、以来薬のお世話にはなっていないが、
今日は朝から右の鼻から鼻水が出てしかたない。左の鼻は詰まりがち。目も痒い。それより鼻の奥の喉とつながってるところが痛い。
学生の頃は花粉症で辛かった。それを思い出す。晴れていて暖かですごく気持ちいい日なのに憂鬱。
顔もがさがさしてる。頭が少しボーっとしてる。全身の粘膜が腫れてる感じで、だから尿道も狭くなってる感じで、
なんかちょっと出が悪い感じ。老人だ。やだやだやだ。

3月27日(木) 浜松町
の駅近くにある老舗のもつやき屋「秋田屋」を取材。昼3時頃からやっていて、昼間からにぎわっている。
てっぽう、とここでは呼ばれるシロ、軟骨、タン、どれも美味しい。うまいもつ焼き屋はお新香もなぜかうまい。塩辛や煮込みもウマイ。
飲み物は酒とビールとウイスキーで 焼酎類がいっさい無いのも面白い。昼間のビールは美味しい!ついでに冷や酒。
というわけで気持ちよく酔って、帰りの井の頭線で爆睡。知らない人に吉祥寺の駅で起こされる。恥ずかしー。

3月26日(水) 閉店

長年楽器やそれに付随したものを購入していた「三鷹楽器」3店舗が今月で閉店になる。店員とともにオヤジに
なっていったボクにはちょっと淋しいものがある。その店員たちも職を失い大変そう。
吉祥寺PARCOの地下の画材店TOOも時を同じく閉店。こちらにもお世話になった。今日行ったら品物が極端に
少なくなっていて淋しい。セールなのでトレペを買おうと思ったらもうなくて、店員がサンプル用でよかったら、
と少し汚れたのを2冊くれた。
不況で文化のほうがダメになるのがやりきれない気持ち。

3月24日(月) 「FIRE BOAT」
大好きなイラストレーターのマイラ・カルマンの新しい絵本「FIRE BOAT」を買った。
 洋書なのでまだすごく高かったが立ち読みして買わないではいられなくなった。
 ファイアーボートとは消防船のことで、いつものように かわいくて楽しくてユーモラスながら
いつもの彼女の絵本にしては色味が少しヒンヤリしてるというか、 絵にどこかピンと張りつめたものがある。
 そしたら大きなオチというか展開が 待っていた。実はNYの2001年のテロがテーマだった。
それは激しくて悲しくて怖くて、そうして 最終的にとても柔軟でしなやかで美しかった。
 素晴らしい絵本だった。作者の大変な体験、あるいは激しい感情が、作者の心の中で完全に昇華された
傑作だと思う。絵がとにかくイイ。多くの大人に読んで欲しいし、子供達のためにも早く翻訳されて欲しい。
 本を買って、一刻も早くうちに帰ってばかばかしいマンガを描きたいと思った。
 目に見えない力を、目からもらった気持ちだった。

3月19日(火) ウェイン・ショーターの新譜
 
先週は横浜アリーナでストーンズを観て、感激した。今年60とは信じられないミックとキースの体力と気力というか
集中力、サービス精神に驚き、ミュージシャンとしてプロ中のプロとはこういうものだと思い知った。
  前に観たときは初来日の東京ドーム、の一番後ろから2番目だったから、全然違った。
 
  それはそれとして、今日は雨で気持ちも沈んでいて、何か新しい音楽が聴きたくなり、
「きっといいんだろうな、間違いなくいいんだろうな」と気になっていたウエイン・ショーターの新譜
『アレグリア』を買った。35年ぶりのフルアコースティックアルバムということだ。
 ウェザーリポート解散後のショーターは今ひとつバンドサウンド的に自分にはしっくりこなかったが
これは予想を遙かに超えて素晴らしかった。切り絵をしながら、何となく聞き始めた一曲目は
いわば「ムズカシイ」というか音楽的に「全員なんか間違えてない?」という「例の」聴き心地で
でもショーターの音はいいなあ、と思っていたが、そのうちホーンセクションの極上のハーモニーが
耳を包み、3曲目になると「ああもう、なんて素晴らしい音楽なんだろう、これはいったい何なんだろう?」
という静かに激しい感情が沸き起こってきた。60年代にマイルスに「面白そうだからやってみれば」と
手渡されたと後で読んでさらに驚いた。40年代のブラジルの曲らしい。アレンジ・演奏ともに
完璧とはこのことか、なのにどこまでも自由にあふれているイメージがある。
 で、4曲目の「ブラジル風バッハ第5番」で、ついに手が止まって音楽に浸り込んでしまった。
 打ちのめされるように、抱きかかえられるように聴いた。こみ上げるものがあった。
 いい音楽は生き物だ。演奏されている間だけ生まれてその時間を生きる命だ、と思った。
 こういう新しい音楽が生まれた時代に生きてることにほんの少し感謝だ。
 世界の状況はよくない。人間は理不尽で不条理な存在かもしれないと思うけれど、こんな時代に
こんな音楽を生み出せる、そして人々の心を癒せるというのは、
人間の心の最後のいいところだと思う。ありがとう、ウエイン。
「ノー・ビギニング・ノー・エンドのものがいい」
あなたの演奏、アドリブはまさにその言葉そのものだ。唐突に現れる沸点。いきなり最高の瞬間が訪れる。
予定調和がこれほどないアドリブを奏でられる人はいない。
普通の4ビートでは全然ないが、でもやっぱりこれはジャズだ。なぜかボクはそれがウレシイ。天井の音楽だが、ボクの踏んでる地面 の地続きにある。
 ストーンズにも驚いたが、ショーターは実に70歳である。「ありえねー!」ほど若々しい演奏、音、パワー、
そしてこの創造欲。すでに制作中の次のアルバム完成は「6、7年後だろう」だって。 どうなってるんだ。 創価学会だけど。

3月11日(火) スペクタクルロック展2のポスター(B全)
欲しい人いますか。ボクがデザインしたもので、ラフォーレに貼ってあったものを2枚もらってきました。
ボクは1枚持っているので、欲しい人2人に差し上げます。なかなか評判よかったですよ。早い者勝ち。
僕宛にメール下さい。 送料着払い。吉祥寺に取りに来れる人歓迎。近所のワインバー「Andeux」に来てもらえると嬉しい。
現物の画像、アップしたいけどメンドクサイので ゴメン。 

3月10日(月) 片づけ
昨日は一日ボーっとして何点かのイラストを描いただけで終わってしまう。たまった仕事を片づけ、
ちいさなインタビューを受けて、フォレットへ作品の回収に。
 12分割された巨大絵画は、結局10枚売れて2枚売れ残った。どれとは言わない。言えない。
売れた絵も650円(笑)から5万円まで幅がある。一人で全部買いたいという人もいた。
 泉くん、みうらくんはすでに片づけ終わって帰っていて、一人淋しく作品を梱包していたら安斉さんが来た。
 Tシャツは100枚以上売れたそうだ。カンバッジやボタンも売れたが、バラバラに持ってきた絵と
切り絵とグッズの残りと絵の資料はとても電車で持って帰れる量ではなく、タクシー代に半分以上消えた。

3月8日(土) 美學校
夜は美學校でイラストレーターでアニメーターの古川タクさんとトーク。タクさんはアフリカ仲間。
話はすっごく面白く貴重だったが、タクさんは肝心の自分のアニメのDVDの中身を忘れてきた。
でも他に持ってきた世界の短編アニメがどれもこれも面白く、アカデミーショー候補の「頭山」も見れて
アッという間の2時間だった。後で飲みに行ったが、とても1941年生まれとは思えない少年ぽい人だなのだ。

3月7日(金) トーク&ライヴ
 
渋谷PLUGは初めてやる新しいライヴハウスだったが、なかなか大人っぽい不思議なハコだった。雨の中、立ち見もいっぱいの満員。
 新しいドラムスのカタラオくんはファンクなドラムが非常に気持ちよい人だった。
 5日に初めて一緒にやったとき、ウオーミングアップにやったワンコードのファンクが気持ちよく、
レッドマンが「オレはそういう曲で登場したい、シャウトしたい」というのでそうする。でもやる曲は
オリジナルの「ドライヴに行こう」という(泉くん車の免許持ってないのに)歌だった。
 当日ぶっつけ本番の安斉さんは「詩を読むから」とのことだったが、楽屋で急遽バックの音楽をつけることにして
リハーサル無しでやったが、本番中アドリブで「人生は」とか「人間は」とか歌い出し驚く。バカ受けだった。
 後で聞いても「あそこが一番よかった」という人が何人もいた。ボクは3人で「自由の筈」をやって、
みうらくんは爆音でロックンロールをかました。「クスミ、なんかオレのギター『ミーンミーン!』ゆう感じの音に
して!」という変な注文。ボクは久々に本番中に弦を切った。でも演奏にほとんど支障無し。
 トークはなんと言っても、泉晴紀の会社員時代の写真が面白すぎた。最高。京都で弾き語りを
していた時の写真にも笑ったが、その時の彼の「芸名」が「坂本和美」というのだった話に仰天した。初めて聞いた。
 サカモト、カズミィ?どこがどうなってんだ?クスミの長髪なんて吹っ飛んだ。おかしすぎた。
 最後に泉晴紀肉筆Tシャツのオークションがあり「50円」というのはかわいそうすぎたがおかしすぎた。
 とにかくこれはお見せできないのが残念、出すたびに開場爆笑の10枚だった。とに最後のミックの逆立った髪!
5000円で売れたけど、あれは涙が出た。せめて写真で取っておけばよかった。あれは本当にレア。
 打ち上げは新宿に行ってやった。個室で10人ほどでこぢんまり盛り上がって飲んでいたが、例によって
夜更けに座ったままウトウトしてしまった。ふっと気が付くと顔に濡れたような感触。笑い声。
 目を開けるとみうらじゅんがオレの顔に何かペインティングしているところだった。
 すぐに鏡を見ず「イエー!」とか言ったらなんだか異様にうけている。それから狂乱の盛り上がりになり
その場にいた全員の顔が真っ黒、真っ黒になるまで(女子一名含む)、らく顔された。笑った笑った。
 それからトイレに洗いに行って己の顔を見てたまげた。予想を超えてスゴイ顔だった。そこからまた飲んで、
もうフラフラになってタクシーで帰った。仕事場に学期をおいて時計を見たら朝7時を過ぎていた。

3月5日(水) 巨大絵画
ラプネットに行き、カンバッジ納品ついでに、あさってのトーク用のスライド写 真を撮ってくる。
 平日のお昼というのに結構人が来ていて、握手など求められる。若い人ばかりでなく年輩の人もいて少し驚く。
 で、12分割の上オークションで売るといっていたあの共同巨大絵画「Paint it black」、
すでに十数人が値段を付けているという。どの絵が人気かはもちろん秘密。皆1万円ぐらいだが、絵によってはすでに
約5万円の値段がついているらしい。 それはどの部分?と聞いて教えてもらったが、意外な絵だった。
それであらためいろいろて見直してしまった。全部で買う!と言う人か会社いないだろうか。
 そうそう、サインは入れてないけれど、バラしてお渡しする前には1枚1枚4人のサインがもちろん入ります。
 帰る前、誰もいないとき、この絵のいろんなところにさらなる描き込みをこっそり加えてきちゃった。
 今夜はトーク&ライヴのバンド部分のリハーサルがある。

3月3日(月) 今週のクラブ美學校
のゲストはイラストレーターの古川タクさん。
アフリカ旅行に一緒に行ったご縁で仲良くさせていただいているタクさんは、世界的にも知られた
アニメーション作家だ。晩年の手塚治虫がアニメに固執したわけが、タクさんの短編アニメを見るとやわらかく
わかるような気がします。なかなか見る機会がない貴重なアニメ作品も紹介できるので、興味ある方は
ぜひ見に来て下さい。千と千尋ばかりがアニメではないですよ。予約は「インフォメーション」を見て 美學校まで。
ところで、その前日のスペロック2のトーク&ライヴはどうなるんだろう?みんな何度話してもバラバラだ。
ボクはとりあえず凄く恥ずかしい長髪時代の写真とか持っていきますが。爆笑は必至だが全体像が見えないイベントだ。

3月2日(日) スペロック展2で売るモノ
が、今のところ安斉さんデザインのTシャツとテングーグッズぐらいしか無いというので、カンバッジを作って
置くことにした。「ヨーチA」の限定スペクタクルロックバッジ。あと、1点ものでロックウクレレも出すかも。

3月1日(土)展覧会始まる
妖怪まぶたたきは、まだボクに取り憑いたままだ。しかも昨日絵を搬入する際、50号のキャンバスを2枚持つのに
凄く持ちにくくて、それで電車で行ったから、手の筋肉が痛い。モノをつかむのに力が入らない。
 昨日は搬入して展示し終わったのは夜の10時を回っていた。4人でくぎを打ったりワイヤーでつるしたり、
絵を描くよりよっぽど協力して一生懸命やっているのがおかしかった。
 打ち上げで明け方まで。最後はみうらくんが「ラーメン食べたい!」と歌舞伎町裏へ。おいしかった。
 展示してみると、とにかくデカイ絵画が面白い。見れば見るほど誰だかわからない人がいっぱい描いてある。
  近くで見たり遠くで見たりするとまた違うものが見えてくる。楽しんで下さい。似てなっぷりも、味ありっぷりも。
 4人が個人で描いてきた新作絵画は、本当にみんなそれぞれで笑ってしまう。
 安斉さんは例によって一晩で描いた絵だけど、いかにもデザイナーらしい(といったら失礼だが)お洒落な風通 しのイイ絵だ。
 みうらくんはみうらくん以外の何者でもないみうらワールド。ディランの帽子が妙に立体的だ。色がいい。
 泉くんも全くもって「レッドマン」としか言いようのない絵。「誰もが欲しくなるようなジョンレノンの
家族のやさしーーい絵ができちゃったよ」と言っていたが、その言葉からは想像もつかない絵を描いてきた。
ジョン?ヨーコ?ショーン?面白すぎる!泉昌之のパワーの源が見える。マーク・ボランがこのイメージか。
 そしてボクのは「樹齢3000年て感じだね(みうら)」「でも似てるよ、道に落ちていてもキースってわかる(安斉)」
というものでした。皆さんどう見えるでしょう。サイン帳を置くのが遅れましたが、メッセージなどあったら
ぜひ書いてってください。もちろん絵の感想をボクにメールくれたらもっと嬉しい。
 巨大絵画は12分割でオークション販売されます(買う人なんているのか?)。
 ボクの絵では切り絵のみ欲しい人には 売らせていただきます。
 今日 見に行って、来ていた知人達と近所でお茶を飲んでいるうちに、展覧会と関係ない話が盛り上がり、
やっと「終わった」という気持ちになり、 その後ビールを一杯飲んだら急激に疲れが押し寄せてきた。
  帰って仕事場で風呂に入り、仕事のイラストを一枚、頭空っぽで描いた。


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