8月29日(木) 三鷹国際交流フェスティバル
のポスターが届く。ボクがイラストでデザインが羽良多平吉さんの。今年は「平吉グラデ」は無く
シンプルなピンクのポスター。でもすごくかわいい。でもいったいどこに貼られるんだろう?
 
  明日はテレビの収録で、弟と一緒に出演するのだが、番組中で一曲オリジナルの歌を歌うことになっていて
その練習を仕事場でする。ウクレレ2本の弾き語り。弟と一緒にやるのは初めて。弟のテレビ出演も。
 キャベツ料理に向けて作った曲で「キャベツになりたい」。ずっと考えていて、昨日今日で作る。
 番組は NHK『男の食彩』。放映は10月初頭とのこと。
「へぼへぼ中学時代」の連載の原作。単行本は出たばかりだけど、連載は休むことない。1回3P。
コツコツたまっていく。これからもたくさんのカキコミよろしく。本の感想も!

8月28日(水) また暑い
近所のプールで 小1時間泳ぐ。もうガラガラ。子供達は夏休みの宿題をやっているのだろう。
25メートルのプールで、水の潜ると端から端まで全部見えるというのは気持ちいい。
ジムのプールは屋内でキレイでかっこいいけど、やっぱり夏は屋外プールに限る。でも涼しいのは一瞬だ。
ところてんを食べて汗をかきながら仕事。が、すすまない。

8月25日(日) 「中学生日記・文庫版」
なぜか見本本がウチに届いていなくて、弟に見せてもらう。
水道橋博士の解説がすごくいい(今日初めて読む)。なぜ帯に引用して名前を入れないのか(どういうことだ担当A木!)。
ずいぶん描き込み、描き直しが行われていて(普通の人はわからないだろうが)弟に感心する。ボクはあとがき書いた。
でもなんと言っても著者の写真が最高です。皆さん2冊ぐらい買って友達にプレゼントしよう。
26〜8日に書店に並びます。新潮文庫。

8月24日(土) 出版記念飲み会
「新・中学生日記」(青林工藝舎)が出来た飲み会。執筆協力者およびその他の人で美學校の教室はいっぱいになり、気がついたら
夜の11時を回っていましたした。「おそろしゴリラ」も兄弟で参加してくれたし(中学時代「西海岸」と思って
部屋に貼っていたオブジェ、ありがとう)、ユミさん、ツミさん、natsumiさん、ホンマさん、アイコン作ってくれた軽部先輩、
ナカダさん、美人姉妹だった24歳さん、ボクの中学の同級生でもあるタカヤン、そしてWAKA、
そしてマンガやHPをいつも見てくれてる人達大勢、本当にありがとう。22歳から44歳まで年齢層の厚い会だった。
ボクの卒業文集や、美學校時代の恥ずかしい写真も見せちゃったし、 よく飲んでよく笑った。差し入れもありがとう。
「新・中学生日記」は早くも第2巻出版の予定もあり、その時また盛り上がりましょう。
睡眠不足のせいですっかり酔いが回ってしまい、吉祥寺について弟タクヤとワインを一杯飲んだら
眠くなり、仕事場に行って荷物を置いてメールチェックをしてぐずぐずしていて、気がついたら
ソファに寝ていて朝6時半だった。本は26〜8には書店に並びます。みんな買ってね!
読んだら感想など送ってくれるとすっごく励みになります。へぼへぼ掲示板へのカキコミも大歓迎。

8月23日(金) 島帰り
八丈島に行ってきた。台風とはすれ違ったが、行った日は波が高く、帰り頃は逆に涼しくなって
小雨もぱらついた 。でもそのくらいの方がこの歳になるとちょうどイイかも。
海がキレイだった。前に江口寿史さんに紹介してもらった民宿に泊まった。
民宿のゆるさは大学の合宿を思い出す。実際大学生の合宿の連中も同宿していて、遅くまで女子達の部屋からは
な似顔か死因だか わっ!何が犯し忌んだか わっわっ なにがおかしいんだか、かんだかい笑い声が
ずーっと続いている。でも男子の部屋はしーんとしていて、酒を飲んでる風でもない。
ぼくらの時と大違いだ。酒ばっかり飲んで毎晩大騒ぎで声がかれたっけ。
今回は、アメリカ人とロシア人の夫婦と22歳の息子さんなど初めて会う外国人の知人達と
10人ぐらいで 行ったので 温泉ひとつに入ってもなんか気を使ってしまって、ぼーっとすることがあまりなかった。
そのぶん海にはいるとひとりで深い方に泳いで行って魚を見まくって、夜は心身共に疲れて
泥のように眠った。3食きちんと食べるのは旅行にでたときくらいなので、胃が大きくなったかも。
ウクレレを持っていったのは、待ち時間、空いた時間の過ごし方としてこの上なくよかった。

8月19日(月) 見本本
「新・中学生日記」の見本本が届いた。(「インフォメーション」に表紙UPしました。見よ)
 前作のように分厚くないし、4コマではなく基本は3ページ1話なので、前作とはずいぶん違った感じだけど、
皆さんのおかげでそうとう面白い本になりました(断言)。印刷所の人も笑っていたそうです。
 読みたいでしょう?一刻も早く来たい人は24日に美學校にいらっしゃい。うーオモロイ!

8月18日(日) 「ナビィの恋」
ビデオで観た。よかったねー。行ったことのない沖縄に行きたくなった。おばあがイイ演技だった。
 ふたりして船で島を去っていくところはぐっときた。おばあ、強い。長生きしろ、と言う言葉が胸に迫った。
長生き、はするものだ。いや、しないとね、ホント。海がいい。音がないところの風景が印象的。
 マイケル・ナイマンのテーマ曲も、沖縄に媚びて無くていい。と思ったらタイトルは「ラフティ」。豚角煮。
 沖縄料理は好きだ。ゴーヤチャンプル。沖縄そば。お好み焼きみたいの。ミミガー。うみぶどうを思い出した。
へちまも美味しかったな。豆腐よう。スクガ。あといろいろ・・。オリオンビールは薄くて美味しくない。
けど、きっと向こうで飲むと美味しいんだろうな。アメリカの西海岸で飲んだコカコーラみたいに。
  泡盛。古酒。行きたいな。

 今年は暑かったけど、その割に(?)蚊に刺されなかった。のに、ここのところ連続して刺されてる。
 自転車の乗る前に刺されて、乗ってる間に手の甲と腕が痒くなってきた。手の甲は汗をかいていて
掻きにくい。でも直径1.5センチぐらい、ぷっくりと。かゆー。腕は2の腕の外側。掻きにくい!
 今日は耳の上の借り上げた髪の毛の中。それと人差し指の脇。うー、熱くなってパンパンになってカユ!

8月17日(土) 「アポロ13」
をビデオながらようやく観た。友人の加藤総夫が映画で見た後、ビデオでも3回ぐらい見た、と言っていたので
観たかった。面白かった。いかにも加藤が好きそうな内容だった。つまり最先端の科学の最悪の失敗状況を
人間達が持てる知恵をふりしぼって力を合わせ突破するという。
悩むより行動、考えるよりやってみる、 最後の最後まで諦めない、どんな状況でも冗談を言える頭の余裕を持つ、
そういう言い尽くされたフレーズがもうストレートに迫ってくる。
 その加藤総夫の10年前に書いた本「ジャズ最後の日」を読み返している。松本伊代がアイドルだった時代の
原稿もあって時代を感じる(笑)が、音楽論はまったく古くなっていない。なんとかこれを別 の形にしたい。
 加藤クンもすっかりエライ先生になって自分の研究室を持っているが、夏はパリにバカンスに行っていたようだ。
なにしろフランス語は、向こうで教授をできるぐらいだから、違うよな、向こうに行っても。憎らしい。

8月16日(金) まわり寿司
を食べにいったら、隣の客がアナゴばかり7皿ぐらい食べていて気持ち悪くなった。しかも途中、息継ぎの
ようにウナギの握りを食べていた。その隣ではガイジンのファミリーが「カリフォルニア巻き」をやはり
みんなで12皿ぐらい食べていた。タコを頼んで醤油を上からどどどっとっかけて食べたのにも驚いた。
 反対隣のオジサンはカニの味噌汁を2回おかわりしていた。それはいいんだけど中に向かって確かに
「かんぱち」といったのに実際、出来てきて
「はいカンパチお待ちのお客さま」
と店員が何度呼びかけても無視して別のものを黙々食べている。あんた、いま頼んだじゃない。
注文してから気分が変わったのか?忘れたのか?いずれにせよ、隣に気をもませるな。余計なお世話だが。

8月15日(木) ダンドリくんヘルメット
知人のYさんが、カメラの付いた携帯電話で撮ってメールしてくれた写真。
西国分寺のガード下のバイクに乗っていたそうです。かなりウマイ。というか
これ、レッドマン本人が描いたんじゃないかという気がする。それにしてはサインがないか。


8月13日(火) 思いつかない
 だいたい作家とかマンガ家というのは、思いつくのが仕事のようなものだ。
面白いことを思いついたらこっちのもんなんだが、一日何にもできなくて、次の日も全然思いつかない
まま深夜になってくると、焦り始めて余計にいけない。きっかけになるかな、と本など読んでみるも
全然ダメで、ひどいことに寝転がって読んでるので眠くなって、本当に30分ぐらい眠ってしまったりする。
 思いつかない状態というのはまるっきり怠けてるのと同じ外見である。それが自分でわかるから
どんどん自分が怠けているような気がしてくる。本当に怠け者になってきて、こんなもの書いたり、
メールの返事を書いてみたり、意味無く日に何度もメールチェックしてみたりする。
 だいたい原作やるのにパソコンを立ち上げる必要がないのだ。遊んでる。怠けてる。
 なのに、仕事の電話で、そのあと雑談になると早く電話を切りたい、無駄な時間だ、なんて思ってしまう。
 自分勝手もいいところだ。暑さのせいだろうか。暑さのせいにしようか。そうしよう。明日こそは。

 ここ数日、500円で買った半ズボンをはいている。真っ赤なのと、黄色っぽい細かいチェックので
いずれもウエストはゴムだ。あるいはこいつのせいで脳がゆるくなって、ぼーっとしちゃってダメなのか。

8月12日(月) 「新・中学生日記」「中学生日記・文庫版」
2冊同時に8月26日か27日に店頭に並びます。
先行して8月24日(土)に「新・中学生日記」発売記念会をささやかにやります。場所は神保町の美學校。
詳しくは「ヘボヘボ掲示板」を見てください。参加費1000円で、ゆる〜く楽しくビールでも
飲みましょう。なんか恥ずかしい中学の時の写真を持ってきたり、掲示板の名作を読んだりして笑おう。
掲示板で人気の「おそろしゴリラ」「たかやん」「ビーチ」「natsumi」「ホンマ」「yumi」さんらも来そう。
気持ち悪いオフ会にはならないと思います。地方の方ごめんなさい「中井淳」さんお会いしたかった。

でも「中学生日記・文庫版」(新潮文庫)も実は結構ウレシイ。あとがきで映画化するなら・・・の話書いたし。
著者紹介の写真はQBBの中3の時の学生証の写真。うわ〜っ!って感じ。解説は意外な人だよ。だ〜れだ。

8月11日(日) 熱海花火大会
初めてみた。スゴイ規模。海の上の花火だけどほとんど頭上に上がったように腹に響く。感動。
とくにラストは圧巻だった。隅田川で見てから10年近くたつが、それ以上のフィナーレに感じた。
少し高い場所から見たので、ほとんど真っ暗な海岸の数万人の人が照らし出された有様も夢のようだった。
 最終のひかりに乗り損ね、東海道本線で帰ってきたら2時間半ぐらいかかった。
 最後の中央線は12時過ぎだというのに冷房が鬼のように強く、新宿から帰ってくる間に
冷え切ってしまう。どうかしてるよ、中央線の冷房!
 電車の中でこのところずっと読んでいた「エンデュアランス号漂流」を読み終え、これまた深く感動。
1914年に南極大陸横断に挑戦したイギリスの探検隊の話で、氷に囲まれ船は沈没、
それから押し寄せる危機また危機。食糧不足と疲労。もちろん通信装置なんてない南極海だ。
 なんと17ヶ月もの奇跡の漂流と生還。本当に損じられない話で、でも勇気を与えられる。

8月9日(金) 名古屋クワトロ
みうらじゅん「キョーレツ三本立て!」名古屋編のスライドショーの前座で「少林サッカーズ」
としてライヴ。イヤーすごかった。立ち見で500人の観客。ギッシリ。モニター/PAがよくて
バンドとしては非常にやりやすかった。けど、当日ライヴがあると知ってきたのはボクの
ホームページを見た人だけなので、驚いているようだった。
 リハーサルは最初みうら抜きでやったが、スライド構成中でなかなかやってこないので
みうらくんが昨日買ったばかりのギター(黒のフェンダー・テレキャスター)を借りて
3人で延々とセッションをやってしまった。テレキャス、断然欲しくなる。
 本番ではボクはみうらくんのバックなので、演奏中に観客の反応がよく見れて面白かった。
知ってる曲があって踊り出したいのに、隣の腕組んできいてる男を気にして小さく首振ってるだけの
女の子とか、部分的にはじけたいのに、なにかじーっと見る客に押さえられてる感じが演奏中はあった。
 すごくウケてたけど、そこがちょっとお客さんがムズムズしたところかな。みうらくんは
今夜はゆっくりした曲に味と重みがあってやっててもなかなかよかった。
 続くスライドショーにも安斉肇さんと一緒にトーク。これはストレートに場内爆笑の連続。
面白かった。ヅラとハゲの話は もう少し話させて欲しかったね、ハゲ代表としては。
  打ち上げは手羽先屋で盛り上がってオカマバーに行く。アキラ、モテモテ。ドラムの大西クンもゴキゲン。
ゲロ吐いてつぶれたスタッフ約1名。なんか最後の方無茶苦茶になってきたがよく憶えていない。
 ずっと立ちっぱなしだし、リハも長かったし楽器は重かったし、朝は早かったし睡眠不足だし
さすがに疲れて酔いも回り、ひとり先に部屋に帰る。着替えてベッドでウトウトしていたらみうらくんから電話。
ホテルに帰ってきたからちょっとこいや、というのでみうらくんの部屋に行って缶ビール。
 みうらくんがべろべろで、これまたフラフラのアキラがなだめベッドの上でひと暴れ。
 久しぶりにミュージシャンのビータみたいで面白かった。またやりたい。

8月8日(木)「猫びより」
という雑誌がある。猫好きの人が「やだ、かわいいン」とかってめくる雑誌だ、と遠くから見ていた。
ところが 初めて手に取ったら執筆陣に思わぬ知人が書いていて面白かった。赤瀬川さん、林丈二さん。
写真家のハニ一さんも一度メールをやりとりしたことがあるし、名物編集者の花田さん、ボクの大好きな
文章を書く故武田百合子さんの娘さんの写真家・武田ハナさん。
 猫力、恐るべし。なかなか面白い雑誌だ。季刊。デザインもしっかりしている。
 次号でQBBでそこにマンガを描いた。猫を飼ったことのないぼくらが何を描くかお楽しみに。

8月6日(火) キャベツ
が好きだ。炒めたのも、生も、漬け物も、みんな好きだ。
 塩コショーと少量のタカの爪で炒めただけのシンプルなキャベツ炒めは、ご飯にもビールにも合う。
 ザクザクッと切ってキュウリの斜め薄切りと混ぜて酢と塩で和えてちょっと置いておくと
即席漬け物ができる。これにミョウガの千切りを最後に加えてもう一度さっとかき混ぜて
食べるとボール一杯食べられる。夏の食欲のない時にもいい。
 キャベツがなかったらトンカツなんて絶対に食べない。
万世のカツサンドにはキャベツが入ってないからおいしくても ダメ。

8月5日(月) 「ダスト」
恵比寿ガーデンプレイスにて「ダスト」観る。重いところもある映画だけどボクは面 白かった。
「人は皆自分の物語を持っていて、それを語ることができるとき、その人は自分の経験を人生の中に
組み込めたということ」を河合隼雄さんが書いていたけど、それを思い出してしかたなかった。
でもこの映画ではそれを映画的・映像的にもう一歩進めているのがよかった。

8月4日(日) みうらじゅんバンド
の名前は「少林サッカーズ」になった。いいのか。いいのか。バンマス(俺)、いいのかそれで。まあいいや。
 今週の金曜日、名古屋のクラブクワトロです。ツアーだ、ビータだ、うれしいな、と喜んでいたら
ベースのアキラ(17)に「なんか楽しそうですね」と冷静に言われてしまった。

8月3日(土) QQgoods夏の一点もの。
 ずいぶん更新してないQQgoodsだけど、夏の一点ものアップしました。
 好評だった「トリのウクレレ」2002年盤。今年はオールカラーペインティング。いいよー。早い者勝ち。
ちょっとコワイ。見てみてね。

8月2日(金) プール
あまりに暑いので 小1時間プールに行ったが、家からGパンの下に海水パンツ(淡水パンツ)をはきこんでいって
まんまと下着を持っていくのを忘れ、ノーパンでズボンをはいて仕事場に。仕事場に替えのパンツが
あってよかった(雨に降られたときやよもや漏らしたときのために非常用パンツ)。

8月1日(木) 「新・中学生日記」
のカバーデザインを昨日と今日、ずっとやっていた。マンガの原作と作画と同時進行だったので
頭がこんがらがりながらやった。ビートルズやジャニスやスチャダラパーを聴きながらパソコンに向かう。
夕方渡す予定が、夜11時半に来てもらう。終わったら今度は株関係のマンガだ。
今日という今日は、ずうっとエアコンつけていた。
外に出ると巨大なエアコンの室外機の 前に出たようにぼわーっと熱気にくるまれる。たまらない。

7月31日(水) 道頓堀劇場
取材。真夏の真っ昼間のストリップ劇場だ。客なんているのかと思ったらオヤジがたくさん。
ジジイもいっぱい。 オタクデブも。7割ぐらい入っていた。後ろで踊ってるジジイもいた。驚く。
いや〜ストリップというものをこんなに都会でちゃんとしっかり席についてじっくりと見たのは
初めてだ。客の様子にはしばしば笑っちゃったけど、面白かった。
なるほど飽きさせないように、努力してるわ。じじいには確実に回春効果があると思う。
しかしなんかやらしいと言うのとは違う、なにか不思議なショーでしたね。
若いきれいな全裸の女性の体をあんなにストレートに明るく美しく見せられると、ホント、なんといったら
いいんだろう。感動、とも違うけど、不思議な、夢とか天国のような(笑)気分になって
見ている自分がやらしい感じが全然しない。入る前は「どういう顔してりゃいいんだ」と思った。
たぶん浦島の行った竜宮城はこういうのに美味しいものがセットになっていたんだろうな。
でもアルコールを飲みたいとは思わなかった。出てから打ち合わせの喫茶店の小ビールが美味しかった。
井の頭線で、すぐに完全に寝て、仕事場に帰って全然関係ない仕事に取りかかった。

7月30日(火) 食欲
がない。気がついたら打ち合わせを2本して夕方、まだ何も食べていない。お茶ばかり飲んでいる。
 自分で描くマンガの原作がすすまない。FAXがいろいろ届き細かい打ち合わせのようなことが重なる。
 昨日一日かけて描いたイラスト2枚を仕事場で渡そうとしたら、なんとそこにデザイナーの
羽良多平吉さんが同行してきた。狭くて中学生の勉強部屋みたいに散らかってゴチャゴチャな
この部屋を、日本を代表する洗練の極みのデザイナーに見られてちょっと恥ずかしい。
 でも羽良多さんはいつでもぼくらを立ててくれ、ボクのイラストをほめてくれる。
 それだけじゃなくて「今度、焼き鳥でも食べに行きましょう」と言ってくれた。泣かせる。
 昨日は精神的にも肉体的にも疲れていて手が震えるのをがんばって描いたのでみんなが帰ってから
なんだかホッとして、空腹をおぼえ近所に讃岐うどんを食べに行った。
  迷った上なぜかワカメうどんを注文したら、店員のオジサンがちじこまったわかめをすごい量 のせている。
 だって、それ汁を吸ったらものすごいことになるぞ、と思ってるうちに 出されてしまった。
 見る見るワカメはひろがり、うどんの表面が暗緑色のぬるぬるした海草で埋め尽くされ、
うどんを食べてるのかワカメを食べてるのかわからなくなった 。ワカメ地獄。まいった。
 プールに行って運動して健康に腹を減らして肉を喰うぞ肉を。 夏ばてしている時間はないんだ。

7月29日(月) 全身
が重い。起きた瞬間。一度起きて、もう一度寝て、次に起きたのは11時半。やはり全身が疲れている。
 やっぱり昨日のライヴは普通のライヴと消耗度が違う。いや、たんに歳か。
 重たい抜け殻 のような体で自転車に乗り仕事場に来る。こういう日はひと泳ぎして体をほぐし
マッサージでもしてもらって、ちょっと昼寝をして、お茶でも飲んで仕事にかかりたい。
 なんてそんな悠長なこと言ってられないのは、先週自分が怠けていたから。はいはい。

三鷹国際交流協会のフェスティバルのポスターのイラストを描いていたら、夜7時頃猛烈な睡魔に襲われ
ソファに横になった。
  すぐに眠りに吸い込まれるかと思ったら意識のあるままに夢の中に。

 ボクは高架下を自転車で飛ばしている。そのうち何か強い力で横転。体が投げ出される瞬間も
意識が半分目覚めている。「これは夢だ、夢だ 」と思うが目が覚めてくれない。
 背中を強く打ち、頭が土に着いた。ホコリっぽい土の匂い。しかし目は覚めてくれない。
「やっぱり夢にも匂いはあるじゃないか」と思うが背中と後頭部が痛い。そのうち目が覚めてくれないので
これは現実なんじゃないかと焦り始める。だってここまでの記憶が何もない。ボクは確かにソファに
横になったはずなのに、こんな高架下の土の上に投げ出されている。ボクは壊れてしまったのか、
バカになってしまったのか?と思い、ますますあせる。目覚めてくれ!と思うが土の上だ。
 そうしたら本格的に眠ってしまったようだ。
 
  次に見た夢は 悪夢だった。知らない男に銃を向けられる。逃げるようなそぶりでなくさりげなく早足で
その場を去るが、男はついてくる。知らない男が撃たれた。でもどうも自分と間違えられて撃たれたらしい。

 その次も悪夢。イラストレーターの知人が家(実家)のボクの部屋に訪ねてくる。彼は何か言いたそうだが
言わずにもじもじしている。そのうちなぜか彼は全裸になっている。ちょっとだぶっとしている皮膚感がリアル。
 気まずい時間。なにかのきっかけで彼とケンカになる。彼の方が怒っているようだが、理由がわからず、
だだっ子のようでもある。コドモみたいだ、というと、コドモじゃないですか、と言う。
 組み合って倒れたらボクの肘が彼の肋骨に当たって彼は悶絶した。すごくイヤな気持ち。
 彼は帰ると言ったが外がスゴイ豪雨。無理するなよ、というと彼は帰るのを断念する。そのうちボクの両親が出てくる。
彼が全裸なのが不自然。なのにお袋は全然平気な感じ。ご飯をどうするとか言ってる。
 急に彼が気の毒になる。外の雨はまだ強い。
 なぜかボクは家というと、まだ実家が出てくる。しかもボクの部屋は小学校から中学にかけての勉強部屋だ。

 さらに悪夢が続く。またボクは自転車に乗っている。
疲れているのに狭い道に女子高生やおばあさんやイヌがたくさんいて 走りにくい。
地面は赤土で、工事現場のようにでこぼこしている。
 歩道のところで、無理矢理雑踏を分けて広い道に出ようとして犬を踏みそうになる。
でも心のどこかで「踏んでしまえ」という乱暴な気分もある。結局犬はひかずに道路へ出た。
 夕方でよく見えない。気がつくと自分のショルダーバッグが真っ逆さまになっていて
中身を全部落としてきたらしい。泣きたい気分で元の道を。薄暗い中に。ペンとかノートが落ちている。
 見られたら恥ずかしいものが入ってなかったか考えるが思い出せない。あまりに目が見えないので
メガネを外すとぐんにゃりと曲がっていて、片方のレンズがなかった。あ、これは保証期間過ぎたから
高くかかる、などと妙に現実的なことを考えている自分。でもメガネがないと非常に心細い。
 すると道ばたに誰かの携帯電話と財布が落ちている。明らかに女性のもの。
 ボクはそれらを拾い、ポケットに隠す。盗んでしまおうと思う。
 前から女子高生が自転車で通り過ぎる。自分は罪悪感をむしろ気持ちいいと思っている。
でもそれがもっと大きく考えるととても悲しいことだというのも知っている。

 ここで目が覚めた。20分ぐらい寝ていた。寝汗をかいていて、目覚めは最悪な気分。
 思わずこうして書いてしまった 。今は眠気も去り気分がさっぱりしてお腹も空いたので
近所に食べにいって帰ってきてまたイラストの続きを描くつもり 。
 ボクは悪夢というのは心の浄化作業のような気がしている。でも見ているときの気分は最悪だ。

 そういえば、後頭部をバーンと打つ夢も見たな。ベニヤ板か何かで。うたれたのか。
その感触と頭の中の音が生々しい。こういう夢をよく見る人は脳溢血になりやすい、と聞いたが
いやだな。時々見るんですよ、起きる直前に額をパーンと何かにうつ夢。
 
7月28日(日) カフェ・シエスタ ライヴ
 いや〜 今回という今回はお客さん少ないと心配していたんですが、当日に「One Fine Day」の
河野哲郎くんなんかが予約入れてくれて満席になり、よかった。こんな暑い日にサムイ客席はコワイ。
 シエスタとは1年ぶりなのにリズムが合って、「ボロボロ」なんていう曲は自分で言うのも何だけど
やっていてグルーヴしてる感じがした。シエスタの二人も「今日は楽しかった」と言ってくれた。
 ぼくらの音楽をまったく知らない人達が半数いたのだがみんなよく笑ってくれた。
 ここではマイクがないので、とにかくごまかしがきかないと言うか、声が出たまま 届くというか、
観たまま聞こえるままの自分たちなので、「気」をぐぐっと上げないと持たない。
 なんというか一回制の、いわば演劇的なライヴ。でもこういう音楽のありかたも大好きだ。
「SUPER8」に感激したばかりなので、そういう気分が自分でも盛り上がっているかも。
 終わってお客さん達と飲んだり話したりして、終電車で帰って1時頃から三鷹「栄チャン」で
WAKAと二人で打ち上げ。 白エビの唐揚げとポテトサラダが美味しい。なんか美味しい芋焼酎のロックも飲んだ。
ネギぬたもうまい。 真面目に今日のよかったとこと反省とこれからどうするって話をした。どうと言うこともないが。
 酒がうまくておかわりを重ねていたが、エネルギーが尽きたように眠くなり帰る。4時になっていた。

7月27日(土) ブルース・セッション
久々に近所のブルースバー「ゴールデンバット」のセッションに参加。偶然にも大学時代からの
友人であり、飲み仲間であり、モダンヒップの最初のリードギタリストとして尊敬しているタカシさんが
ボクが入店したすぐ後にやってきた。そのため、同じセットで一緒にギターを弾くことになった。
ブルースを一緒にやるのは十数年ぶりだろう。非常に盛り上がった。
十年ぐらい前まで、タカシさんの前で演奏するのはものすごいプレッシャーだったものだが、
今はようやく自然体になれてきたというか、むしろ安心してバカになって弾ける。それが嬉しかった。
弾いていてお客さんの反応もよくて、えーい、行ってしまえ、ぎゃー!って感じに出来た。
あとで飲んだとき「クスミって、どうしてアーなっちゃうの(笑)」とタカシさんに言われた。
ボーカルの人が力強かったのでやっていて、逆に力が抜けて自由に弾けたのもよかった。
生ピアノの女性も、ドラムの兄ちゃんもすごくよかった。知らない人同士でひとつの音楽を
やってうまくいくとやっているときも終わった後もすごく充実感がある。
ホントの意味でリラックスして、他のイヤなことや苦しいことを忘れる。
そして明日はカフェ・ライヴ・・・。

7月26日(金) 「タイムマシン」
観た。全然知らないで、まあラヴストーリーっぽいSFぐらいに思ってたら、スゴイ面 白かった。
映画的に傑作とか名作とかではないかもしれないけど、とにかく話が単純でよくできてる。おお、こう来るか!
ええ、どうなるの?映像もかなりよかった。ご都合主義でも強引でも引っ張る力があった。
 それにしても 昔の人の想像力って スゴイと思う。今は想像力がなえなえって感じだな。
 現代のアレンジも、まあ、こういう感じだろうけどよくできていた。驚いた場面も多い。
 少なくともあの「A.I.」なんかより全然イイ映画だ 。時間の残酷さと切なさもあったし。

 ところで日曜日のカフェライヴ 、まだ座席余ってるようなので、来てくださいね。待ってます!ホント。
フジロックで来れないという人が多くて、うー・・・。お願い。

7月25日(木) 別冊宝島「楳図かずお大研究」
が送られてきた。こないだ原稿書いたばかりなのに。もう発売。それだけボクの原稿が遅かった、
本当にギリギリだったと言うことだろう。巻頭の楳図さんのロングインタビューがなんといっても面 白い。
「漂流教室」もう一度全巻読まないといられない気持ちが高まる。  

7月23日(火) リハーサル
今度の日曜のカフェ・ライヴのリハーサル。それにしても長くやってきたもんだ。
 86年頃作った曲を演奏するんですよ。当時いしかわじゅんさんが「パンクドラゴン」というキャラの
イメージアルバムを作ろうとしていて、ボクのバンドが全面的にやる方向でレコーディングまで
すすんでいたのに、企画がインチキプロデューサーで、途中でポシャった事件があった。
 しばらくしてそのテープを こちらで買い上げようとしたら、すでに怒ったスタジオ側に消されていた。
 中にはトラックダウンを待つだけの曲もたくさんあり、ショックは激しかった。
 その時アルバムのために作った曲で「メモリー・ラヴホテル」というのがあって、もちろんタイトルはストーンズの
「メモリー・モーテル」のもじりなんだけど、その時より今やった方がなんとも味があっていいんですよ。
「いろいろ経験があったからじゃない?」と自分で歌いながらいうWAKAだが、なんじゃそりゃ、
実際今の方が歌がいい。あの時はWAKAの歌にも余裕がなかった、とくに録音だと。
 その頃はバックの演奏をうまく、かっこよくやろうとしてばかりいて、歌も音痴にならないように
なんてことばかり考えてる感じで、大切なものが欠けていたような気がする。
「ホームタウン」とか「優柔不断」とかみんな80年代に作った曲。今の方がずっと歌のオリジナリティを
前に出せるようになったと思う。まったく遅いっつーの!若いときそれが出来りゃ売れてたのに。
 なーんて、人生は長い。音楽はまず楽しまなきゃ。そしてもっとお客さんに楽しんでもらわないと。
 フジロックや何かで、来れない人が多く、まだ席あまってるみたいです。カフェ・シエスタまで電話を。

 
夜中にひとりで飲みに行ったら江口寿史さんが編集者と飲んでいた。久しぶり。髪が茶色だった。
ずーっとマンガを描いていて(描き貯め)仕事場に引きこもり状態だったという。
 あまり飲んでないのに帰りの自転車で酔いが回り、公園の中の道で曲がり損ねて転んだ。
めちゃめちゃナサケナイ。 泣き笑い。ケガはしないけどモモを打って痛い。でもこんなこと久しぶり。
  誰もいない午前3時過ぎの公園で。

7月22日(月) 市民プール
に1時間だけ泳ぎに行った。なんか暑さと冷房で体調が悪いような気がしたので、運動に行ったのだ。
ジムのプールでなく、屋外の冷たいプールで泳ぎたかった。気持ちよかった。体がほぐれた。
これで昼寝になだれ込めれば最高だったんだが。
 知り合いの夫婦から誕生日プレゼントに 箸をいただいた。携帯箸で、一本一本が二つに
分解できて木のケースに入る。かっこいい。その奥さんはまだ若いんだけど、
男は 50過ぎじゃないとかっこよくない、と言う人で(ちゃんと旦那は50過ぎ20歳ぐらい上)で、
44歳のボクは男性として、ようやく彼女の視界に入ってきたかな、というところだそうだ。

7月21日(日) ものすごい暑さ
NHK-BS2「だんちでクイズ 」の生放送を見に江戸川区の小松川に行く。晴天の炎天下。
 睡眠不足でものもろくに食べてないままだったので、フラフラした。水分だけは
取るようにした。子供の頃、よく日射病になった。
 終わってから平井までのあたりを街歩き。猛烈に暑い。昼過ぎて理論的には空腹なはずなのに
食欲が全くない。でも食べないとダメだと思って冷やし中華を食べる。食べ始めたら美味しかった。
 携帯電話を持っていないので公衆電話ボックスに入って電話でうち合わせしたら蒸し焼きになりそうだった。
夜、猛烈に眠い。日に焼けるのは疲れる。気がついたら腕に白く売れ時計の跡があった。
 日焼けしていた。そう思って鏡を見たら鼻の頭も赤く、恥ずかしい。

7月20日(土) 1958年のワイン

を誕生日ということで空けてもらった。44年ものとは思えないフルーティなかおりと口当たりの良さで
自信を持っちゃいましたよ、なんて。かんけーねーか。ごちそうさま、ナッペさんと奥様。
ワインって不思議ですね。 でも全然なんていうワインだったか憶えていません。憶える気がないんだな。
 前日一睡もしていなかったので、なんかハイになって、ウクレレ弾きまくってしまった。
 タクシーの中で激睡。猛睡。でも明日は朝早いのだ。

7月19日(金) 蛭子能収さん 平口広美さん 根本敬さん
と久しぶりにあった。蛭子さんは実際にあって話すのはたぶん6〜7年ぶり。その時も偶然新宿の街で
会って一言話したぐらいだった。
  蛭子さんには15年ぐらい前、正月に競艇に初めて連れていってもらった。
「全然変わってないですねぇ!」と言われた。蛭子さんは髪がずいぶん白くなったけど、やっぱり
芸能人ぽく洗練された感じになっていた。でも話は同じ。懐かしかった。
 風俗のマンガルポやAVビデオで有名な平口さんは、美學校の2年先輩だ。ボクが18歳の時初めてあった。
 大きな体と風貌と違って、非常にシャイでナイーブで、でもとても優しい人だった。
 みんな暇だった頃、当時の蛭子さんの家の近くの 航空公園で、ソフトボールをやったっけ。
蛭子さん、平口さん、それからまだ「リス」と言うバンドをやってた福間ミサさんと、
イラストレーターの友沢ミミヨ さんなんかがいた。帰りに一応居酒屋に飲みに行くんだけど
酒を飲まない蛭子さんは、いつも早く帰り足そうにしていた。 15年以上も前の話だ。
 根本くんにはこの前美學校に来てもらって話をしたけれど、今日は根本くんのやっている講座を聴きに行ったのだ。
 人の講義は面白くてとても参考になる。この日もいわゆるディープな、モロな、グロい、でも真実の
ビデオなどを見ながら興味深い話が聞けた。若い女性の受講者も多かったけど、みんな画面 をじっと見ていたなあ。
 ボクは平口さんの性病のビデオ(治っていくドキュメンタリー、自分で撮影、当然無修正)はあんまり
ずっとは見ていられなかったなー、さすがに。痛そー。気持ちワルー。
 
「とうとうロボが来た!」の漫画を連載中に 、取材で郡山に行ったとき、現地で小学校などを見る案内を
してくれた元ガロの編集者も見に来ていて、久しぶりに話して、懐かしかったぁ。
  郡山のビジネスホテルで、二日酔いで 目を覚まし、水を飲んでテレビをつけたら日曜日で
街の小学生の鼓笛隊コンテストをやってたんですよ。思わず見てしまい、じーんときて、それであとから
「あ、これをラストシーンに持ってこよう!」とひとりで思いついたのでした。
 その時はようやく初めての長編マンガの最後が見えて 、力がみなぎってくる感じがしましたね。そうそう。

7月18日(木) ライヴの夢
大人になったのに、まだ学生の時の試験の夢を見る人っていますね。
うちの母親が 50過ぎてもまだ女学校の時の試験の朝の「どうしよう、全然勉強してない」という夢を
見てあせって目が覚め、自分で苦笑いする事が時々あると言っていた。
 今朝、今度やるカフェシエスタでライブの夢を見てしまった。
 当日、カフェでお客さんがもういっぱい入っていて、最初にシエスタの二人が演奏、
その後短い休憩になって、次が本番なんだけど、歌詞カードも譜面もない。一回も練習していない。
 WAKAに歌詞カードを見せて、というと分厚いファイルを渡してくれる。
 中を開くと 雑然とたくさんの 紙が挟まっていて、しかもまともな歌詞カードより、
新聞の折り込みチラシだとか、歌詞の部分的な殴り書きだとか、ステージ用カンペみたいのとか、
余計なものが多く肝心な歌詞が見つからない。あせるとファイルから紙がさらさらさらっと、床に滑り落ちて広がる。
 時間がない。書き写していられない。「どこかにコピーは?」というとWAKAが
「向かいにあるよ」というので急いで階段を上り地上にでる(店は地下。実際は二階)。
 そこはどこか田舎町。コピーがありそうな店などない。向かいの肉屋に聞くと
「そんな店はないけど、うちでやりますよ。有名なんだ」
という。有名?見ると肉の秤みたいな、かなり汚れたコピー機が奥のガラスケースの上にある。
それでも助かった、と思い、歌詞を探して一枚一枚渡す。肉屋のお兄さんはすぐにコピーしてくれる。
自分はあせって歌詞を探す。コピーし終えたお兄さんはそばで待っている。時間がどんどんたつ。
あせって紙をめくる。ライヴハウスのお客さんのことが気になる。あせる。めくってもめくっても余計なメモ書きや、
そこに挟まった 枯れ葉ばかりがさらさらとこぼれる。遠くから演奏が始まった音が聞こえる・・・。

ホントの本番は四人で息もあってバッチリ面白いですからね! 28日よろしく!

7月17日(水)カフェシエスタの電話番号
間違っていました。ごめんなさい。正しくは045-944-3454
27日(日)ライヴ、すぐに予約してください。絶対絶対オススメです。 それにしてもまたやっちゃいました、オッチョコチョイ!

7月16日(火) 砂の女
安部公房の原作を読んだのは高校生の時だった。「かっこいい日本の小説」を読んでる自分に
ちょっと酔ってましたね。告白すると。不思議な、でも面白いお話だった。題名がもう、かっこいいですよ。
「砂の女」ははっぴいえんど解散後、の鈴木茂のファーストソロアルバムに入っていた曲でもある。
カッコイイ曲で詞は当然松本隆。ライヴでもハイライトになる曲だった。
見に行きました。鈴木茂とハックルバック。西荻ロフト。狭いライヴハウスで。前座が吉田美奈子ソロ。
高校2年か。

そうじゃなくて、それが言いたいんじゃなくて、映画「砂の女」をようやく観たのだ。
自由が丘のレイトショーで。勅使河原宏監督。安部公房本人脚本。主演・岸田今日子、岡田英二。
草月家元にして、前衛映画の巨匠としても知られる故・勅使河原の1964年の作品。
アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたり海外での評価も高く日本映画ベスト10に入れる人も多い。
が、ボクとしては高校生の時に読んで、映画の存在があるのを知り、観たい見たいと思っていて
ようやく見れた感慨も深い。
この映画が「今まで見た映画の中で一番コワイ」というカキコミが確かボクの掲示板に前あった。
やっぱり映画はかっこよかった。確かに前衛的表現も多いけれど、話としてはサスペンスであり
恐怖映画であり、けしてわけわからないものではなかった。でも深層心理に響いてくる理不尽さ、不思議さ
人間の怖さは並々ならぬものだった。
とにかく岸田今日子がコワイ。濡れ場がコワイ。朝起きると、隣に全裸の岸田今日子が全身砂まみれで
寝ていたら、そりゃあコワイでしょう。あの声だし。38年前か。
とにかく砂、砂、砂、という砂丘の谷の中で、汗にまみれる男女の蠢く様が、
カッチリと硬いモノクロ映像で捕らえられていて、そこに武満徹の音楽がカーンと響いて、うっわー、
いやはやまったく日本映画史上でも特異なポジションにある映画でしょう。見れてよかった。

7月15日 (月) 44歳
というのがどういう歳なのか、正直言ってよくわからない。
会社員なら部長とか、そういう時期か。先生だとようやく貫禄が付いてきたところ。
でも野球選手なら大ベテランか鉄人。相撲取りに44現役はいない。
でも行司だったらまだまだ若造。ボクシングではコーチしかないな。 でもプロレスなら現役は可能。
サッカーはもう走れないな。 水泳競技は死んじゃう。でも70過ぎて潜ってるダイバーはいるし。
絵描きだと、どうだろう、今死んでなきゃまだ あと50年ぐらい描けたりして。
書道家、陶芸家、能・狂言は、まだまだこれから、といったところか。
物書きだと、この歳で「遅い文壇デビュー」という道もまだ残ってる気がする。
ミュージシャンだと「脂がのりきった」というところか。
女だったら女盛りも過ぎてしまったか。いやいや、同級生を考えるとそんなことも。
男だと言い訳不可能のオヤジ真っ盛り。若作りもそろそろ無理がでてくるか。陰毛に白髪か。
まあ、でも今の日本では昔の人や外国の人より10歳は精神の発育が後れているから
昔の人の34歳ぐらいの気持ちで、こんなものちんたら書いているんだろうな。
「新撰組血風録」読んでてみんな自分より歳下で、やんなっちゃった。

7月13日(土) 井口真吾さん
今週のゲストは井口真吾さんでした。思った以上にたくさんの体験談やZちゃんができるまでの
いろいろな心の中の話をたくさんしてくれて、爆笑も数多く、ボクが一番興味深く楽しんでしまいました。
毎週のように来ている人達からも「今までのゲストの中で一番面白かった」と言ってくれる
人も多く、少な目なお客さんだったのが本当にもったいないというか、貴重な90分でした。
「クラブ美學校」今期はこれでおしまいですが、9月からもいろいろなゲストを呼んで
楽しい時間を過ごしたいと思います。よろしく。

7月11日(木) 台風一過
台風はたいしたことなかったのに、台風一過は見事なまでの青空、太陽カーン!だ。
プール行きたい!屋外プール行きたいよー!冷たい水に飛び込みたい!

7月10日(水) 台風
「直撃!」とかいってワクワクしていたのに、来やしない。
子供の頃、夜中にどんどん風や雨が強くなってきて、布団の中で「大丈夫だろうか」なんて
思いながら屋根に当たる雨の思い響きを聞いて、少しワクワクしていたものだ。
 父が懐中電灯とラジオを枕元においていた。
  うちはボロかったからよく雨漏りもした。洗面器やバケツをおいて。
 朝起きたらバケツがいっぱいになってあふれそうだったこともある。父が苦笑していた。
家族も笑うしかなかった。天井がベニヤっぽい板なので、雨漏りでグニャグニャになった。
 貧乏だったけど、そういうのはなんだか楽しかったな。そういう楽しさって、
今の日本に少なくなっているような気がする。
 ネットで台風情報得て、止まった電車から携帯で電話して、ゲームして時間潰して・・・。

7月8日(月) QWシエスタ ライヴ
今月の28日(日)に、横浜市営地下鉄仲町台の、お洒落でシブイカフェ、CafeSIESTA
生ギター2本・バイオリン・アコーデオンのユニット・QWシエスタのライヴがあります。
1年ぶり。詳しくはインフォメーションを見てください。ボクは「SUPER8」を見た後だから
すごくやる気ありますね。新曲作ろうかなと思っている。
どのジャンルにも属さない、けど懐かしいような、おかしくてバカで楽しいのがやりたいな。

7月7日(日) 楳図かずお研究本
がまた宝島社からでるそうで、そこに載せる文章を書いていたのだが、書きながら思い出し、
書きながらいろんなことを発見したが、結局、泉昌之というのは、その原点は楳図かずおだと初めて自覚した。
泉昌之の原点は、楳図かずおの「アゲイン」(〜「まことちゃん」)だ。
あの恐怖マンガのために作り上げられた絵で、そのままギャグが描かれてあった衝撃。
 これがパロディならわかる。でも本人があえてやった迫力。本物のおかしさ。
 徹底的に違和感を感じながらも、理屈を吹っ飛ばして生理的に爆笑してしまった。
  中学生のボクは マンガ家になろうなんて1秒たりとも考えたことなかったけど、刷り込まれていたんでしょうね。
「夜行」の、泉くんが描き上げた原稿を見たときのおかしさ、変さ、これはきっとボクにしか
わからないだろう、と思いつつ大笑いした。その時楳図かずおのことなんて忘れていたけれど。
 そんなわけで楳図さんを尊敬しなおしました。なんて、まだ原稿出来てないんだけど。やば。

7月6日(土) 根本敬
美學校 に来てもらう。やっぱり面白かった。韓国人感が最高で、みんながワールドカップを見て
感じた韓国人感の数歩先を見ている。韓国人より韓国人の本質を知っているのではないか?
 まだまだ話したり無かったけど、それはボクの力量不足。毎週いろんな人と話すと、自分のことを
知る勉強にもなる。終わって反省することがすごく多い。見に来てくれた皆さん、ありがとう。
 しかし根本くんなんかになると、ホントに危ないファンもたまにいるようで、レコード店で知らないファンに
イキナリ本人ですか?キャーとか言われた上、
「このアルバム、欲しいんですけど買ってくれませんか」 と言われ絶句してると
「印税とかもらってお金あるんでしょう?」なんて言われて困ったりしたことがあるという。
 でも基本的に優しい人で、小学校の時の傷ついた話とか、ゆっくり根本敬ができあがってくるところが
興味深かった。高校生頃「マンガ家になるのはいやだ」と言うあたりの微妙な心理とか。
 終わってからサイン会になってしまった。一人一人に丁寧に絵を描いてる根本くんお疲れさま。

 今週は「Zちゃん」の井口真吾さん。みんなも遊びに来てね。

7月5日(金) マンガ
ほぼ3日間マンガを描いていた。徹夜はしなかったが、睡眠時間はずいぶん少なかった。
一度お手伝いの糸井くんに来てもらったが、来てもらっている10時間の間に3回ほどソファで
小寝をした10分から15分。眠さの限界まで我慢して横になるので10秒ぐらいで
深い眠りに落ち込む。パッと目が覚めると、気分がすっきりしていて、すぐに仕事再開できる。
一度大きなトカゲに噛まれる夢を見た。なぜかそのトカゲはボクに対してだけすごい敵意を持っている。
ああ、嫌だなあ、と思っているとくわっと口を開け、飛びかかってきて、手をかみつかれる。痛い。離れない。

7月4日(木) 暑い
いきなり暑い。蒸し暑い。今年初めてエアコンのドライをつける。
エアコンは好きではない。ドライでも時々窓を開ける。小さな扇風機が活躍している。
エアコンをつけると弱くても部屋の床の方が冷えるので、ふくらはぎが凝る、ような気がする。

今電車の乗るときやパソコンの待ち時間に読んでいる本は、パット・メセニーの生ギターを
作って有名になった女性ギター製作者リンダ・マンザーという人の
「森の中からジャズが聞こえる」(フィルムアート社)で、 すごく面白い。
  職人の話はたいてい面白いものだが、自分も興味のある手作りギターの話となると
どこをどう読んでも興味深い。聞き書きなのも読みやすく、人柄がしのばれ、引き込まれる。
 できたギターはとにかく弾いてもらわないといい音がしないので、苦労しても手元にとどめておきたいとは
思わないそうだ。とにかくガンガン弾いてくれ、と。弾けば弾くほどいい音がするようになる、と。
 しばらく弾かないでおいたギターは、1時間ぐらい引き込むと、寝ぼけていた頭がはっきりするように
鳴るようになるそうだ。高いギターを何本も買って、飾っておくだけの人がどれだけいることか。
 そして楽器は弾き手が合わなくても、売られたりして、最終的には弾かれるべき人のところに
たどり着くものだという。なんかイイ話だ。
 ボクがニューオリンズで買ったギターも、そうなんだろうかと思うと不思議で、楽器にますます親しみがわく。
 
7月3日(水) 手帳
今年の手帳がなんかボロくて、カバーを取った後ろの表紙がはがれてきたので気になっていた。
それを思い切って買い換える。さすがに今年の日付入り手帳は手帳は無いと思ったら、4月始まりの
手帳は結構売っているので、買った。半年分無駄になってしまったが、気分がすごくいい。
手帳はどこにでも売ってるごくごく普通のものを買っているが、メーカーは決めていない。
今年の手帳はなぜかよくなかった。縁起をかつぐわけではないが、仕事のスケジュールなどを書くのも
どこか気がすすまなかったような気がする。今にして思うと、ね。
そして手帳を変えたら、いきなりまったく新しい仕事が2件来て、忘れていた人から仕事の再依頼があった。

7月2日(火) 「SUPER8」
「白猫・黒猫」というちょっとカルトな傑作映画を撮ったユーゴスラビアのエミール・クストリッツァ監督
の新作「SUPER8」の試写会を見た。
 これがもうボク的には最高。楽しくて、嬉しくなって、もう音楽ってやっぱり最高、バンド万歳!
なごきげんきわまりないバンドロードムービーだった。
 クストリッツァはバンドマンでもあり、「ノー・スモーキング・オーケストラ」というバンドを
組んでその作曲をするリーダーでギタリストである。その音楽は、「白猫・黒猫」ヲ見た人は
そのサントラがそのまま彼らの音楽である。
 10人編成のバンドで、ボーカル、ギター、ベース、ドラム 、パーカッションに
アコーデオン、バイオリン、サックス、チューバが加わっている。
 2/4拍子を基調にした「ウンザ・ウンザ」と呼ばれるリズムで、独特なアップテンポの
音楽だけど、そこにジャズ、ロックンロール、スカ、そしてクラシックの要素が加わってる。
ジプシー系の哀愁も入っているが、ドライで、ユーモラスだ。 そしてカッコイイ!
 このバンドの大規模なヨーロッパツアーのドキュメンタリーでもありながら、
巧妙に準備・構成・編集が施され、まあ見て欲しい。絶対面白い。
 メンバーの世代がぼくらの少し上なので、意外なところで「スティーブ・ガッドが」とか
「パット・メセニーは」なんて言葉がでてきたりふざけて「スモーク・オン・ザ・ウォーター」
を演奏したりする。みんなウマイ! それぞれがみんな微妙に国籍や生まれが違い、
日本人から見るとみんな変人に見える。これだよ、これ。いいんだ、雰囲気が。笑えるし。
 これ、公開されたら映画が当たって、バンドで来日して欲しい。
 とにかくメチャクチャ楽しい。こういう音楽で踊りたいぞ、俺は久しぶりに。

7月1日(月) 犬料理食べた
前のカキコミの取材の続きで、今日は三河島の韓国料理屋で犬の肉を使った鍋料理を食べた。
 もちろん初めての体験だ。
 ボクは基本的に美味しいというならたいていのものは食べられる。ただしわざわざ気持ち悪い状態で
出す活け造りとかは趣味悪くて好きじゃない。生きたミミズや虫とか。
 この料理は韓国では夏ばてや手術後などに元気を出す、精をつける料理として出されるという。
 石鍋に味噌系のスープを張り、韓国から冷凍輸入したという犬の肉(養犬場で育てられたもの)の骨付き
のものを入れ(小さなスペアリブ状)、そこにニラ、エゴマの葉、シメジ、ネギを大量 に加え、
韓国ゴマ・タマネギをすったもの・ネギを入れた醤油味のたれにつけて食べる。
 香り消しにそういった野菜を入れるのかなと思って、「これは臭いかも」と
覚悟して食べたら、意外にもあっさりしていて、本当にスペアリブの、もう少し淡泊な味だった。
 確かに、ちょっとクセはあるかもしれないが、マトンの方がよっぽど臭い。
 茹でたものは、チャーシューとトン足の間みたいな味だった。スープが濃厚でいかにも精が付きそう。
 この店のキムチも猛烈に美味しかった。(さりげなく口直しにたくさん食べていたかも)
 犬の肉は、犬に出すと絶対食べないそうだ。さらに犬の肉の料理を食べてきた人を怖がるという。
 少し味見したディレクターは、その話を聞きびっくり。最近犬を飼い始めたばかりという。
 しかし、どんな犬なんですか、と聞いたら「チャウチャウみたいな犬です」と言われ
急に具体的になって「うーん」と思ってしまった。漠然とイヌ、と言うことにして欲しかった。
 チャウチャウかあ。しかも「ほっぺたの肉がとくに美味しいそうです」なんて。
 でもタキモトさんは全然抵抗無いようで、箸で肉を口に持っていきながら
「これがワンちゃんの肉ですか」と編集でカットになりそうなことを言って美味しそうに食べていた。 

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