6月29日(土) 韓国料理
例のBS日本テレビ『夜のバカンス』の仕事で、韓国料理を食べ歩くルポをタキモトさんとやる。
いつもの「東京遺産」と別コーナー。
ワールドカップの韓国のパワーにあやかろう、という安易な企画。
 朝、タキモトさんは少し風邪気味で集合場所にやってきた。
場所は新大久保の路地裏の店。しかし、いきなり刺身セット。朝10時。
 でも最初に出たスープとアワビのお粥が美味しくて、食欲がでる。キムチがうまい。
たくさんの突き出しがでたあとにドーンとでてきたマダイ刺身。まるまる一匹。
 食べ方が全然違う。サンチュのうえにゴマの葉を敷き、そこに刺身の切り身を3切れぐらいのせ
そこに特製コチジャン(日本の味噌と混ぜてある)と青唐辛子一切れとニンニクスライス一切れのせ
巻いて丸めて一口で食べる。なんてがさつな刺身扱いだ、と思った。
ところが、噛むうちにあとからだんだんうまさが口に広がり、食べ出すと止まらなくなる。
最初は肴の味が潰されるじゃないか、と思ったが、食べているうちに、逆に
魚の味が野菜やコチジャンの味の中で立ち上がってきてウマさがわかってくる、味覚が
開発されていく感じ。 ビックリしましたね。
 でもお腹がいっぱいになるとダメなので我慢して次の店。
 今度はトリ鍋。ここのキムチもうまかった。唐辛子が何でこんなに甘いの?って感じ。
 トリ鍋にもたくさんの野菜が入っていたが特筆すべきはジャガイモ!
 タレにつけて食べるんじゃなくてスープにすでに味がついているんだが、これまた最高にウマイ。
 ニンニクと唐辛子は入っているんだろうが、ミソ味に見えるがミソは入っていないと言う。
 いわゆるチゲ鍋のように辛くはない。何だろうこの味、といいながらほくほく食べれる。
後で考えたらカレー粉の入っていないカレー鍋、という感じだ。
 これを食べたらタキモトさん、すっかり元気になってきて
「風邪、とんだねぇ、見事に」
とタキモト節をきかせていた。
その後インスタントラーメンとソーセージの入ったチゲ鍋「部隊鍋」(男なら大喜び)と「たこ鍋」を食べた。
 本当に体の芯が燃えるような感じで、いやー、本当にコリアンパワーの元は食べ物だと思った。
 オンエアは来週の金曜日、夜11時。BS日本テレビ。俺、見れない。

6月28日(金) 大阪へやってきた
という友部正人の歌があったな。
ボクは遠い昔フォークが流行ったとき一番好きだったのが遠藤賢司で、あと古井戸、そして友部正人
だった。吉田拓郎や岡林信康はその少し下だった。中学生から高校2年にかけての時の話ね。
友部のアルバムで一番好きだったのが「どうして旅に出なかったんだ」という奴だったんだけど、
「びっこのポーの最後」という曲がひっかかってCD化されていないとか。クダラナイ。
 まあそういうことが言いたいんじゃなくて、今日は取材で大阪に来た。
 大阪の谷町4丁目にある、株式会社マンダムを訪ねた。
  広報部長にいろいろ話を聞いたが、最後に
「ところで、少し前に若者に人気のあった『ブロンソンズ』というバンドがあったのご存じですか?}
と聞いたところ
「ブロンソンズ…」
「あの『男の世界』を日本語で歌っていたんですけど。『大脱走のテーマ』とか」
「…すいません、存じませんです}
と言われた。そうなんだ…。ブロンソンズが出た頃すでに広報部長だった人だが。
聴かない方がよかったかも。いや、あの「ギャツビー」のモヒカンパンクのCMやる会社だから
オッケーなんじゃないのかな。

6月25日(火) 美學校土曜日ゲスト
インフォメーションに書きましたが今週の土曜はお休み、来週7月6日はかの特殊マンガ大王根本敬さん。
これ は間違いなく面白いですよ。でも苦しいとき彼に会うと、彼の本質的な優しさがビンビン伝わる人です。
 当日はなんか面白いビデオとか写真とかイラストなんか持ってきてくれそうですよ。
 翌7月13日は、井口真吾さん。「Zちゃん」は不思議な存在ですね。話を聞くのがとても楽しみです。
 この前電話してスケジュールのことを話していて、
「今週の土曜日(6月29日)はお休みなんですが、」と言ったら
「ああ、ボクの誕生日ですねえ」
と訳の分からないことを言いましたが、さりげなく美學校にはプレゼントを持ってきてくださいと
ホームページか何かに書いておいてください的な響きを感じた。
 でも当日7月13日というのは、ズバリうちの父親であるオジハルの誕生日なんだ。で、
その二日後がボクの誕生日(なんてちゃっかり便乗してみました。でもプレゼントいらないよ。ほんとに。マジで。うん。こ)。
 井口さんは聴講者がいないんじゃないか、自分の思っているよりずっと少ないんじゃないか、
としきりに心配していた。どれくらいの集客を思い描いているか怖いけど、
「生声の通る小さな教室ですよ、大丈夫ですよ」となだめるのに必死でした。来てね皆さん。

6月23日(日) 少林サッカー
ずっと前にみうらじゅんが「オモロイヨ!」と言ってたしぜひみたいと思って、それで観たこの映画のことを
書くのを忘れていた。人のホームページを見て思いだす。
いや〜面白かった。最初は面白いけどこの映画どうなるんだろう?どこへゆくんだろう?
と思ってるうちにダサパワーにいつの間にか乗せられて引っ張られて、久々に腹から
声を出してゲラゲラ笑っちゃいましたよ。最後は笑い疲れた。
ちょっと疲れていて いろいろ「どうしようかな〜うまくいかないなあ」とか考えていたときだったけど、
見終わったときは吹っ飛んでましたね。CGの使い方が凝ってるのにバカで幼稚でマンガみたいで最高。
出演者の顔がいちいち素晴らしい。どこから連れてきたっていうオヤジさえなさ加減。
それがパッとスゴイ人になるところの落差。そのスゴサの、クダラナイ表現。
ヒロインのちょっとヒド過ぎという不細工面から、これまたお化けメイクへのやりすぎ感も笑った。
いやー、いいときに見たって思った。スカッとした。あとのビールがうまかった。
タランティーノが絶賛というのも、あとで読んで納得。
ブルース・リー(本人と作品)がこういう風に生き返る、生き続ける、というのもウレシイじゃないか。
映画でもマンガでも、主張なんか無くてエンターテイメントだけがそこにあるのが基本だぜ。元気づけられた。

6月22日(土) 本秀康
くんと対談。大好きなイラストレーターなので大変楽しく、興味深かった。
すごくおかしかったし笑ったり感心したけれど、もっと深く話ができなかったことに反省。
あとから、「ああ、あれを聞けばよかった、そこをもっと突っ込めばよかった、
あの時の気持ちを話してもらえばよかった」と反省するところも多し。難しいね。黒柳徹子はすごいっすよ。
本くんの中学の時、先生スケバンビンタされてメガネが吹っ飛んで、レンズが割れて、
それを先生がかけ直すというシーン、ああ、もうタマラナイメガネ野郎の哀愁。
たくさんの転校を経験した友達作りの話もよかったな。原画も素晴らしかった。
もっと話したい晩だった。唐沢なをき夫妻が見に来て技法のことでしきりに感心していた。

6月21日(金) イラスト
の仕事をしているがなかなか線が決まらなくて進まない。太い線で描こうか細い線で描こうか
迷っている。どっちでも描くんだけど、どっちもなかなか納得できない。
 媚びているような、中途半端なような気がして、描き直しばかりしている。
うまくもないのに、こういう繰り返しをしていても意味無いんだけど、わかっているのに 調子に乗れない。
 でもいいのが描けると、それまでの気分がさーっと晴れてしまうから、絵描きなんていい加減なもんだ。
 絵描きは短命なキチガイ系と、長生きなキチガイ系がいる。前者はゴッホとかで、後者はピカソや北斎。
 できれば後者になって周りの人に迷惑かけても全然お構いなしで好きな絵を描いて死にたいもんだ。
 ボクのおじいちゃんは、初の男孫だったボクをすごくかわいがったが、晩年、ボクが
マンガでデビューした頃、誰かにそんなことを聞いたのか、
「マサユキ、あにょーやっても(何をやっても)いいけんどよ、絵描きにだけはならない方がいいと、
おじいちゃんは思うよ」
と真面目に、しかし照れて笑いでごまかしながら言った。
商売をやってた彼は、配達に「画家」と言われる変人の家に行っていてその生活に、なにかこう、
どうしようもないものを感じていたらしい。
布団にちゃんと寝ないで折り畳んだ布団にもたれるようになって寝て、そのままの姿勢で
キャンバスに向かったり、何か食ったりしている、とか話していた。
 ああねえ、わかるよ、おじいちゃんの気持ち。でも画家の気持ちも。

6月20日(木) 兵六
というシブイ居酒屋が神保町にはある。日本酒もあるけど、焼酎のお湯わりがメインの店で
頼むと焼酎とコップと小さな急須が出てきてそこにお湯が入っていて自分で割ながら飲む。
その具合がすごくいい。
 始めてきたときは先先代の時で、顔が怖くて困った。何も言う分けじゃないが
コの字型のカウンターの真ん中にでんと座ってる存在感、その風貌がコワイ。
 でも慣れるとその顔を前に飲むのが緊張感があって酒がウマイ、というふうになるから酒飲みってヘンだ。
 もう亡くなられて、先代も亡くなられて 今は先代の甥の兄ちゃんがやってる。今どきの若者風だが、
なかなか芯がしっかりしていて、常連のオヤジ(30年通ってる)達のあしらい方が見ていて気持ちいい。
 こういうちょっと雨の降った日にはすごくいいんだけど、残念ながらちょっと早じまいのようすだった。

6月19日(水)「新・中学生日記〜男子も女子もヘボヘボ時代」
 単行本化の作業をしているが、内容の構成はだいたい終わった。すごく苦労したが、かなり面 白いと思う。
 本編のマンガは「朝日中学生ウイークリー」というのに連載しているものだが、このメディアでは
当然載せられないネタがたくさんある。まずシモネタ。それからイジメネタ。バカネタ。
 しかしこれらを取ったら中学生の本質としてウソになってしまう。というので、書き下ろしで補充。
 絶対このマンガじゃないと載ってないようなクダラナイ、けど本当の中学生の本質を描いた。
 それと、このホームページの「中学生ヘボヘボ掲示板」を過去にさかのぼって読み直し、
厳選して30本ぐらい入れた。これがまたそうとうイイ。ヤバイ。こんな中学生本、あっただろうか。無い。
 今回は「新」というだけあって、前作の登場人物も出てきながら 、設定が 地方都市の
公立の共学校になっている(前作は私立の男子校)。だから女子のヘボヘボ話も満載。
 8月末刊行予定でがんばっています。お楽しみに。    

6月18日(火) 今週の土曜日の美學校
ゲストは本秀康さん。ボク自身彼のファンなので、あのイラストやマンガの制作の秘密にはとても興味があります。
次週は休みですが、7月6日と9日は、「Zちゃん」の井口真吾さんと、特殊マンガ大王・根本敬さんを予定。
どちらの日にどちらになるか、今調整中。これも楽しみだ!

6月16日(日) モダンヒップライヴ
今年初のワンマンライヴ。初めての吉祥寺manda-la2。
 アコースティックとエレクトリックの完全2部構成も 初めてに近い。
リコーダーや小さなパーカッション類も幼稚で楽しかったな。
 今日リハーサルのあと、道でまたまた楳図かずおさんに会い、
「今夜ライヴなんで時間があったら来てください」というと
1部と2部の間の休みに楳図センセイふらりとひとりで入ってきて、一番前の端の席で最後まで見ていってくれた。
 とくに「シークレット・レイクの伝説」というGSサウンドをぼくらなりに
再構築したバカな曲は大ウケで、曲が終わると席から
「わかった!なんだかわかんないけど、今のわかったよ、ぼく!あははは」
と笑ってくれた。だからステージで「マッチョメ!マッチョメ!」をやったら
「ちょっと違うよ 。でもゼンマイ仕掛けみたいでおもしろい」と言われた。
全部終わってから挨拶に行くと、
「最後の曲、ほんとにイイ曲だね〜。最後にもピッタリだったし、他のもよかったけど、すごくよかった」
と言ってくれて、すごく嬉しかった。
 ワールドカップのせいかどうか、お客さんの入りが満員にはならなかったけど
初めて見に来てくれた人もずいぶんいて、来てくれたみんなに感謝。

6月14日(金) 楳図かずおさん
本人に朝11時頃、井の頭公園 を通って仕事に行くとき会った。よく会うことはあうんだけど
昨日題材にしていたばかりなので、ハッとする。挨拶するといつものようにニコニコ
「あ、コンニチワ〜」という。いつものように手ぶらで横縞のTシャツを着ていた。

 日本のワールドカップも盛り上がっているが、今ラジオで聴いている韓国のサポーターの盛り上がりはスゴイ。
 みんながホントにキチガイみたいになってる状態でフーリガンもガンガンいてもう
メチャクチャという場所に、ちょっといたいような気がするというのはどういう心理だろう。
 でもラジオっていうのも面白いですね、アナウンサーの興奮と、聞いている想像力が。
 昔の作家、マンガ家、いわゆるクリエイター達の想像力の豊かさって、今に比べて
圧倒的に少ない情報量によって、 想像力や妄想力が猛烈に高められたんだろうと思う。
 今、韓国が勝った。観客のなんだかわからない咆吼、熱狂が凄まじい。今ソウル市内に行ってみたい。
 でも六本木なんかも大変なのかな、今日は金曜日だし。
 

明日、美學校の公開講座、唐沢なをきさん。暇な方、貴重な話が聞けますよ。

6月13日(木) 美學校
楳図かずおさんのマンガを題材に、みんなにマンガの一部を描いてもらう。
  これが面白くて なおかつ、いったいマンガとは何か、マンガ家ってどういうことをする仕事なのか、
ということが、笑いながら実感できる。これはいつかどこかで発表したいぐらいだ。
 楳図さんのマンガは、そういう意味では「まさにマンガ」だと思う。
 
 今週の土曜日、公開講座はマンガ家の唐沢なをきさん、「編集者のバカヤロー!」という話を
ボクとするので、これは本当の話だけどどこにも書けない面白い話になると思います。
 クライ話と言うよりすっごいバカでオカシイ話で笑えるはず。ボクも楽しみです。来てねー。

6月11日(火) ソロ・ゲスト
 
新宿TalkingMonkeyzの「和久井光司5夜連続ライヴ」のゲストで生ギターの弾き語りをする。
 今度の日曜日に自分のバンドのライヴがあるので、公開リハみたいなもんだと思ってやる。
 まったくひとりというのは、確かここで去年ゲストでやったのが最初。
  もうアガルということもないが、やっぱりミスすると内心冷や汗。
リラックスを心がけたけど 終わって少ししてから どっと疲れが出てきた。
  でも面白い曲も作っていったりしたので、皆さん笑ってくれて楽しかった。
 新曲は「ヨシボーの犯罪」「ボクだけの線」「ジョーの歌」。
「ジョーの歌」は初めて思い切りディランみたいな曲。歌っていて気持ちいい。ハーモニカも。
ヨシボーはつげ義春のマンガから取ったタイトルのバカな歌。
 最後に「骨」と「自由の筈」を和久井くんと二人でやった。日曜日、来てね、皆さん。

6月9日(日) モダンヒップ、リハ
ちょうど一週間後に迫ったモダンヒップのライヴのリハ。アコースティックとエレキの
バランスが今回はイイと思う。今年はモダンヒップではライヴが少なそうなので、ぜひ
この機会に見に来てください。老若男女、お客さんの層は厚いです。初めてという人もぜひ。
 縦笛が 随所でいい味だしてる。
 
8時半過ぎに 表を歩いたらいろんなところからサッカー観戦と思われる集団の喚声が
聞こえてきた。地下の方から、2階の方から、スゴイ。みんな集まって見てるんだな。

6月8日(土) しりあがり寿さん
と美學校で話す。興味深い制作の話や、小中学校の話が興味深かった。
 ボクとしりあがりくんは(変な呼び名)同い年で、弟も4歳年下と、よく似た家庭環境だった。
 なんかの話の途中で「曼珠沙華、いや、さるすべり・・・」と言いかけて
しりあがりくんは自分で笑いのツボにはまってしまい、汗と涙を流してしばらくの間悶絶、
ボクも含めてみんな、何のことやらわからないまま爆笑になり、面白かった。
 こういうことってあるよね。
 静岡出身のしりあがりくんはやっぱり子供の頃イルカを食べていたそうだ(好きではなかったが)。

6月7日(金) 杉浦茂展
三鷹市民ギャラリーにようやく見に行きました。
いや〜、よかった。かわいいし、ヘンだし、丁寧で、本人が楽しそう。
帰ってすぐに絵が描きたくなるような展覧会だったな。そして俺も90歳ぐらいまで
絵を描いていたりしたいな、と思いましたね。俗い言い方だけれど元気をもらった。
もう少しで見逃すところでした。BBKYさん、ありがとう。

6月6日(木) 夏
みたいだ。この3日ぐらい。でも夜は少し寒くなる。
  午前10時頃自転車に乗っていたら江口寿史さんに会う。飲み屋じゃないところで
会うの久しぶり。「早いね」と言われる。江口さんは10年ぶりに週間連載をしようとしている。
 無謀、との声もあるが、本人はずいぶんがんばってるように見える。肋骨一本折ってまで(関係ないか)。
 自分もそろそろ泉昌之で連載マンガ描きたいと思う。
 
  古い曲の弾き語りの個人練習。しかしあらためて見直して、この10年いっぱい曲作ったなあ。
ライヴ以外で発表しないというのに。 美學校に行って帰ってきたら夜中はWAKAと二人練習だ。

6月5日(水) 床屋
に行ったらワールドカップの影響でがら空きの日が多いそうだ。
  夜久しぶりに大友克洋さんが よく来る飲み屋に行ったら、そこも大きなテレビがないので
最近暇でしょうがないという(そう言いながら 店主は小さなテレビでサッカーを観ていた)。
 俺、やっぱりお酒の中では日本酒が一番好きだな。たくさん飲めないけど。 神亀。

6月4日(火) 東急まつや
吉祥寺の中にあるそば屋のまつやは、ボクの大好きな神田のまつやの流れをもったお店で
気取ってなくて好きなのだが、今日5時半頃入ったら、客が誰もいない。ひとりも。異様。
 ワールドカップ日本戦の威力スゴイ。東急裏の大画面テレビを置いている飲食店は、大盛り上がり大会。
 夜中に闇太郎に行ったら、サッカーをみんなで見ていたそうで、近年でこんなに店が盛り上がったことがない
という大騒ぎだったという。そういう中で見るのも面白いな。
 ボクが行ったときはすっかり静か。コップ酒2杯、キュッと。シブイ。
 
  久しぶりに新しい曲を作った。弾き語りでもバンドでも出来る曲を作りたいと思って。
 最近の真面目な気持ちを歌にしてみたりして。「ボクだけの線」という歌。
 来週の火曜日6月11日、新宿のTalkingMonkeyz(厚生年金会館隣のフレッシュネスバーガー地下)で
友人の和久井光司のライヴのゲストとして弾き語りをするのだけど、その時試運転するつもり。
 このライヴについて詳しくはhttp://plaza4.mbn.or.jp/~flying_d/news.html
 今年は弾き語りのゲスト多いなあ。ギター一本持ってってぱっとやって帰って来るというのは身軽でいいんだけど。
 地方とかも行ってみたいな。誰か呼んで。
 とはいえとりあえず16日のモダンヒップのライヴに力を注ぐので、来てね、吉祥寺に。

6月3日(月) 不信メール
がこのところずっと毎日1,2通来る。へんなsubjectでわけわかんない名前の添付書類が
あるので開かず全部捨てている。たぶんウイルスメールだと思う。中には知人の名前で来ているが
どう考えても怪しいものもあり、たぶんその人が感染しているんだと思う。
そうでなかったらごめんなさいだけど、ひっどい話だよな、いたずらにしては最悪質。
 今日も暑い。夏のようだ。
 なんか飲んだことのない飲み物を飲みたいと思って、「ノンカロリー」という字だけに
反応して見慣れないペットボトル飲料を買った。飲んだら美味しくなくて
ボトルをよく見たら「Tかの友梨のエステな生活」というくだらない飲料だった。
 そんなのを買ってしまった自分にがっかりして、なにやってんだ俺、とボトルの
イラストを見たら「Shizuka K」のサイン。げ、K藤静香かい。あのキモい絵の。
 俺、何やってんだ。
  夜睡眠が浅く、寝不足だったので昼間15分ぐらいの昼寝を 3回ぐらいした。
志ん生の落語を小さくかけると心がなごんですぐ眠れる。そしたら夢にダスティン・ホフマンと
ロバート・レドオフォードが出てきたのだが、彼らの声が志ん生でもの凄く奇妙。
 目が覚めて笑ってしまった。

6月2日(日) モダンヒップ・リハーサル
6月16日のライヴのためのリハーサル。今回は前半アコースティック、後半エレクトリックな
感じで、新曲も少しとアレンジをずいぶん変えたものを数曲。
 最近ゲストでやったりする「ガイジン」をリコーダーなどを使ってやったところ
さらにかわいらしいイイ曲になった、ような気がする。
 暑い 。ずっとTシャツで過ごした。みんなワールドカップを見ているのだろうか。

6月1日(土) 昼間タキモト・夜みうら
 
午前中から根津・谷中でBS日本テレビの収録。タキモトさんと一緒に東京遺産を
まわり、3時頃までずいぶん歩き回る。あそこはイイ町。住みたくなる。
 お風呂に入ったタキモトさんは、火曜には抜けていた差し歯も入れていて元気だった。
 倒れかかったような古い古い元モダンアパートを見ていると、
「う〜ん、こんなとこ一部屋借りたいねぇ、男の隠れ家に」
と言って笑わせた。
 近所に人に聞くと、もうばあさんしか住んでいないとか。

 夜は美學校のフリートークのゲストにみうらくんに来てもらう。みうらくんは気遣いなので、
タダみたいなお金で来てもらってるのに2時間以上しゃべり、満員の教室は大ウケ。
 それはよかったけど 帰りにお疲れさまで飲んでいたら、みうらくんに無理言って
申し訳なかった(ホントはとん祭りに行きたかっらたしい)ような気がしてきて
胸がちょっと痛んできた。そうやって飲んでいても、一緒に行った人を笑わせてるし。
 しかも最後は新宿に行って二人で鯨ベーコンを食べて日本酒を飲み、それは
みうらくんにご馳走になってしまった。まったく、また借りをつくっちまったぜ。
 あ、そうだ、来週6月6日?なんか萩本欽一の番組にみうらくんが出るのが
相当面白そうだ。みうらくんも今までの仕事の中でも最高に面白かった、と言っていた。
「欣ちゃんと、じゅんちゃんの、ど〜んと」みたいなのをやるらしい。すげえ、見たい!
 最後、台本通り「あばよ、じゅん」「あばよ、キンイチ」と言うらしいよ。キンイチかい!

5月31日(金)「ハイ・クライムス」
という、もうまるっきり全然知らない映画の試写会を見る。なんというか、話を知っていたら
観ようと思わなかっただろうな、という映画だった。でも試写会だと「へ〜」とすっかり楽しんでしまう。
でも「面白かったですか」と聞かれたら「あんまり」と答えてしまうだろう。でも楽しんでた自分。

5月30日(木) 美學校
週2回も美學校に来ていると、ホントにしょっちゅう神保町に来ている感じ。
でも、ひさしぶりに「さぼうる」でコーヒー。おいしい。
QBBの時の4コママンガのボクの原作コンテのコピーを配り、作画家になった気分で
マンガを描いてもらう。みんなすごく面白い。忠実なのやら突飛なのやら。ボクも勉強になる。
それから弟の出来上がりを配って 原作と作画の仕事を笑いながら実感してもらう。

5月28日(火) 「タキモトを風呂に入れる会」
「タキモトの世界」のカメラマン・タキモトさんが体調を崩して、自宅療養(少し仕事始めた)してるが
このところずっと風呂に入っていなくて、入ると風邪を引くような気がして、
いよいよはいるのがおっくうになってきたという(いったいどのくらい入ってないか、不明)。
 このままでは本当に「自宅内ホームレス」になってしまう、というので、
みうらじゅんと、田口トモロヲと3人で、タキモトさんを健康ランドに連れていこうとになった。
 タキモトさんはいやがるかとボクは思ったが、以外にも「行きたい!」とのことだった。
 3人で渋谷のモヤイの前で待ち合わせ(笑)、タキモトさんのところに行った。
 みうらくんは大量のアダルトビデオ、トモロヲさんは2本の裏ビデオ、ボクはお煎餅をおみやげに持っていった。
 タキモトさんはすでに「お風呂セット」を準備して待っていた。すぐに タクシーで健康ランドに乗り付ける。
 裸になって、ひと流しして、「まず垢をとる前に蒸らさなきゃ」と
湿式サウナに入り、しばらくしてタキモトさんが足の甲を自分の指でこすると
ぼろぼろぼろっと皮がむけるように垢が出たので「やめっやめっ」とみうらくんが慌てて止める。
 そのあと、頭は3回洗い、体も2回洗い、ゆっくり風呂に浸かって、休憩室に行った。
 そこでどうしょもないハンバーグ定食を食べて、自分たちが以下にサッカーを知らないかを
確認し合う(近くの席の人達、かなりイライラしたと思う)。
みうら「でもさ、トモロヲさん、ワールドカップとFカップっていったらどっち取る?」
トモロヲ「Fカップ」
みうら「だろ?」
だろじゃない。4人のいい大人が幼稚な話してごろごろだらだらした。
 それからもう一度風呂に入った。タキモト以外はもう洗うところもないので、のぼせるほど風呂に入った。
 結果、タキモトさんは顔色が変わった。肌がつるつるになった。頭がさっぱりした。
ヒゲも剃った。(そしたら鼻毛が左右各5本ほど3ミリ以上鼻孔から突出ているのが目立った)
 しかし、それよりなにより、なんというか、活き活きした感じになった。
けして 繰っぽく無理して騒ぐとかではなく、静かに話していてもすごく生気が感じられる。
 というと前まで生気がなかったようだが、そんなことはないけど、からだから発散している気が強まった。
 で、自分から「クスミ、この話、ホームページに書いていいよ。書いてよ」と
いうのでこうして書きました。さらにタキモトさんは茶碗蒸しを食べながら、
「いや〜、こりゃいいとこ教わったわ。うん。・・・俺、ここで働きたい」
 そこに行くか?そんなふうに いろいろタキモト節も出ていたし、
やっぱり風呂の力ってスゴイと思った。風呂は効く。風呂はリラックスする。風呂はリセットする。
 帰りに従業員の女の子に「ごちそうさま!」という声にも驚くほど力があった。
トモロヲさんが「タキモトさん、アノコが気に入ったみたいですね」と言った。
 3人のタキモトさんに対するアプローチが少しづつ違っているのがいい。
 今週の土曜日の昼間はテレビの収録でタキモトさんと街歩きするのでちょうどよかった。
 夜はみうらじゅんと美學校でトークだ。そんな話も出るんだろうな。  

5月26日(日) 川崎市麻生区
で「だんちでクイズ」生放送。ベランダにオトナリくんを描いた大きな垂れ幕が出ていてる。
 自分の描いた絵を、読者や視聴者が描いてくれるのはすごく気分がいいものだ。「届いている」って気がする。
そのあと新百合ヶ丘をいろいろ歩いたが、新しい街なのでイマイチ面白くない。
 帰ってきて夕方からモダンヒップのリハーサル。「思い出が出てこない」という曲のバンド版がイイ感じ。
 夕べは遅くて今朝は早かったのでかなり疲れて、仕事場の近所の銭湯に行った。
風俗店とかある地区の真ん中にある古い銭湯。ペンキ絵が描き直されずにあってガビガビ。でもいいのだ。
 銭湯は短時間の入浴でも、うち風呂と疲れのとれ方が違う。身も心も、伸びきる。
 高い天井が気持ちいい。あの銭湯独特の匂いも好き。包み込まれる。
 仕事場のそばに銭湯があるって、考えてみるとスゴイ贅沢だ。

5月25日(土) さねよしいさ子ライヴ
ゲストしてきました。下北沢ラ・カーニャ。5時半と8時の2回ステージ。両ステージ満席。さすが。
 最初の回は、3曲目で弦が切れるハプニング。4弦が、曲のイントロで切れた。イントロでよかった。
 時間がなかったので急遽、近藤研二さんの ギターを借りる。全然違って最初勝手が違ったけど曲が始まるとそれも忘れた。
ハプニングも経験のうち。近藤さんが急遽ガットギターになり、それもいい雰囲気だった。
 2ステージ目はもっと余裕があった。さねよしさんの演奏も楽しんで聴き、自分にも余裕があった。
 その時初めて最初のステージは少し緊張していたな、と自覚した。
 さねよしさんはクラシカルな歌を歌うと本当にウマイ。近藤さんのクラシカルなギターと一緒にやった
新曲が個人的にはこの日一番よかった(もちろんラストの「Gloria」は名曲、名演)。
 打ち上げでドラマーの久下恵生さんと初めて話した。
 久下さんは83年頃、ひとりでニューヨークに行ったが、たいした当てもなく英語もできなかったので
予想以上に寂しく孤独にさいなまれたそうです。その時たまたま手に入れたマンガが泉昌之の
「かっこいいスキヤキ」で(83年初版)、その時本当に心から笑って、ここがどこだか、そういうことも
忘れて大笑いして「ホントに、救われたんですよ」と話してくれた。
 ボクは何と言っていいのかわからなくなったあげく、
「そうですか、いや〜なんというか、くだらないことやっててよかった、って感じです」
と言ってしまいましたよ。本音です。くだらなくないことをしようとしないでよかった。
「立派への道」を目指してはいけない、ともう一度自分に言い聞かせよう。
 
1日2度のステージは疲れたけどすごく楽しかった。さねよしさん近藤さんお客さんに大感謝。

5月24日(金) 指輪物語
全9巻読み終わる。こんな長い本読んだの20年ぶりぐらいかな。半村良の「妖星伝」以来。
面白かった。だいたい移動中や電車待ってるとき読んでいたんだけど、全然待ち時間が苦にならなくて
時間が飛ぶように過ぎた。でもずいぶんかかったな。
 最後の方は、主人公の疲労と一緒になってしまい、読み進むのが苦しいほどだった。
 一人一人の登場人物の書き分けが、原作、翻訳ともにたまらなく魅力的だった。
 サム、いいですだ。 アラゴルン、かっこよすぎ。「 し、し、いとしいしと」のゴクリも親しみいっぱい。
 読み終わって、さてこれからどうしようって感じ。でも作者はこの物語を20年もかけて
書いているんだもんな。とにかくスゴイ世界観。でもエンターテインメントだった。

5月23日(木) お通夜
知人のお父さんが亡くなり、久品仏にある浄真寺という寺にお通夜に行った。
 知人の結婚式の時1度お会いしただけだったけれど、遺影の写真の笑顔がその時の、あたたかな人柄
そのもので、思わずぐっときてしまった。これからだんだんお葬式が多くなるんだろうな。
 帰りにひとりで境内を少し歩いた。立派な寺で、静かで落ち着いた空気があった。
 夕闇がしのびよる黒々とした樹々の下に、 線香の匂いと緑の匂いが混じり合い、夏の夕暮れを思わせ
切なくなるようだった。生と死の時間がお寺の中では黙って並んでいる。
  ボクはいつまで生きているんだろう、と思った。
 道に出たらコンビニと銀行のキャッシュディスペンサーがあって、そんな考えはどこかへ消えた。

5月22日(水) 大相撲
取材で両国国技館へ。世間で言われているとおり、 客の入りは悪い。中入り過ぎて一階枡席は
9割の入り。スタンド席は6割ぐらいか。枡席の当日券、枡席の個人席の当日券があった。
 でも相撲見物は楽しい。別世界だからだ。1時過ぎから行って、だらだらのんびり楽しむ。
 最後は枡席は巨大な居酒屋状態、お花見状態。声援がスゴイ。フラッシュもたき放題。
 最後は 一階席の後ろで立ち見して観客席を堪能。面白かった。
  相撲茶屋の醸し出す独特の雰囲気が 場内に漂っている。日本の祭りであり、神事的雰囲気もある。
  帰りにはなんと引退した曙を間近で見た。とにかく破格にでかかった。人間離れしたサイズだった。
あんなものと戦うって、ただごとじゃない。ジャイアント馬場を見たときより驚いた。
 曙が銀座のクラブで酔っぱらって暴れた、という話があったが、そいつは大変だ。警察だ。自衛隊だ。
でもスーツ姿だったので一瞬誰だっけ、と思った。そのスーツ姿がかっこよかった。
 相撲に行くなら空いてる今だ、と言いたくなる。

5月21日(火) クラブ美學校ゲスト変更
今週の土曜日はライヴなのでお休みだけど、来週の土曜日は美學校は公開講座クラブ美學校
なんだけど、先日6月1日(土)みうらじゅんさんになりました。(しりあがり寿さんとかいてしまいました)
 翌週6月8日(土)しりあがり寿さん。ごめんなさい。申し込み等はインフォメーション見てください。

5月20日(月) ダーツ
ここ数年吉祥寺のバーでは、ダーツが流行っていて、ボクがよく行くCOPA BROSにも、
電動(っていうの? 点数を自動的に計算してくれるやつ)のが入った。
 いろんなルールの遊びがあるようだけど、店が暇な深夜、店員なんかとたまにやる。
 みんな狙い方や投げ方が違って、その人らしくて面白い。
 ダーツといえば中学生の時、勉強部屋でやりまくった。
  もちろん、的をそれて押入のふすまに穴を開け、 冷や汗をかいた。
が、いくつも穴があくと慣れてきて、襖どころか的もない柱に直接投げ刺すという、信じられない暴挙に出た。
 おかげで柱は穴だらけになった。親に見つかったら大変だ。
 机の前の壁にも刺した。ベニヤみたいな壁だったのでぐさぐさ刺さる。ポスターで隠した。
 ひっでーガキ。

5月19日(日)さねよしさん等とリハ
今週の土曜日、下北沢でやるさねよしいさ子さんのライヴのゲストのリハ。
初めての顔合わせはドキドキとワクワクがある。
いや〜、なんか感激しましたね。自分の書いた歌がこうなるか、って。
 3月の加藤千晶さんの時も自分の楽曲の膨らみ具合がすごく面白くて、かつ感心したけど、
さねよしさんは歌歌い!という人なのでボクの歌を自分の世界に持っていく というか、
いや違う、 ボクを邪魔しないようにしながら、きっちり自分の世界を歌ひとつで持ってくる。
そこがスゴイ。プロですね。すごく刺激になりましたね。
 最初は引っ張られてどうなることかと思ったけど、何度かやると
実にはまって独特の世界観が現れましたね。事前に入念に考えてきたのがわかる。
 でも楽しそうに気持ちよさそうに歌っていて、ボクも気持ちよくなる。
 最後は歌ってて「お、お、来た来た来た!」ってなった。何が来たんだか知らないけど。
 5曲もやるんでお客さん怒らないかな、と思ったけど十分さねよしさんの良さも出てると思う。
 最近ひとりでよくやる「11+31」と「On the roof」が特にいいですよー。自分で言ってる。
近藤研二さんのギターもセンスが良くて、的確で、ぐわっと空間を広げてくれる。
 キャパ80人ぐらいの店で 1日2ステージやる(これも初めての経験)。
当ホームページのインフォメーションのところを読んでぜひ来てくださいませ。

5月18日(土) 美學校
5月 からほぼ週二回の美學校がよいだ。
今日は公開講座「クラブ美學校」で泉晴紀と泉昌之対談。
高校で生徒会長だったのは知ってたが、どうやってなったか、どんな生徒会長だったか、では爆笑だった。
最近はまんまとテレビに向かって文句や説教してるオヤジになっているようだ。
キリストやお釈迦様にも言いたいことが山ほどあるようだ。
高校時代の地味な絵の努力とその報われな加減と報われ加減が面白かった。
今週25日はお休みで、翌6月1日はみうらじゅんさん。

5月17日(金) ツノダ自転車
の取材をした縁で知り合ったツノダ社長が上京したというので会う。小さい会社でなければできないことを
やろうとしている姿勢がいい。迎えた方なのに、すっかりご馳走になってしまった。
 ホームページで「自転車の乗り方最新方式」というような記事を載せて
驚いたのは、世間にはこんなに「自転車に乗れない大人」がいるのか、ということだそうだ。
 子供を持つ親向けに書いたのに
「乗れました 。感激です。世界が変わりました。ありがとう」
みたいなメールがたくさん届いたという。
 この日記読んでる人やその周りにもいるのかな・・・隠れ自転車カナヅチ。
ツノダ自転車ホームページ

5月16日(木) みうらじゅん

昨日は「みうらじゅんキョーレツ3本立て」を見てきた。
例の「エロスクラップ」は圧巻だった。カラーコピーして目線入れるとはうまくすり抜けた!
 とにかく量ですね。あれが全部性欲に突き動かされたものだと思うと、大変なエネルギーだ。
 性欲の平和利用、性欲のエネルギー化で砂漠化するアフリカをなんとかできないか。
「お座敷画廊」も、なんともいえない居心地の悪さ、視線のやり場のなさが面白かった。
 寝転がったりあぐらかいてる人たちの前を 靴下足で歩いて絵を見ていくのは、
日帰り温泉の大広間の休息室で、すでに風呂に入ってくつろいでいる知らない団体客の中に入り込んだ気分。
 ひとりだったし、ごろごろ座ってる若い人達の視線も気になり、そそくさと出た。
 そういう自分の姿がみうらくんに見られてるようで「やられたなあ」とにやけてしまった。

5月15日(水) 井の頭線(急行渋谷行き)で
明大前で降りようとして席を立ったら、前に立っていた背広の男が誰に言うとでもなく
「違うだろ」
と言った。ん?と思ってすぐ気付いた、確かに今車内アナウンスは
『次は明大前。明大前を出ますと次は久我山に停車します』
と言った。それは違う。と思ったらすぐに
『失礼しました。明大前を出ますと次は下北沢、下北沢に停車いたします』
と訂正が入った。男はもうドアの方に向かっていた。近くに立っていた知らない若い女の人と
目があったらその人も笑っていた。ボクの顔も笑っていたと思う。
電車は止まり、ボクは京王線に乗り換えた。

5月14日(火)「マライカ」
というアフリカの歌があって、今度さるパーティでみんなでそれを歌うのだがその音楽まとめ役で
神楽坂にある某出版社に出向く。
神楽坂は好きな街のひとつ。事務所構えるならここ、なんて思ったもんだ。
クラブ美學校第一回「泉昌之トーク」は今週の土曜日7時から神保町美學校で。
レッドマンという生き方を聞きに来てください。詳しくはインフォメーションを。
その他の予定もボクのHPではどんどん発表していきます。

5月13日(月)「バーバー」
前後しちゃったけど一昨日コーエン兄弟監督の『バーバー』観た。
 いつものように全然ないよう知らないままに信頼してる知人の薦めで観たが、面白かった。
 ここで内容を書くのは自分と同じ体験ができなくなるのが悪いから書かないけど
例によってたんたんとした時間の流れと、昔の南部の町のかっちりしたモノクロ映像に、
今回は何とベートーベンのピアノソナタが、 何とも言えない不思議な調和を味あわせてくれる。
 こういう映画を見た後は、脳が得したような、ちょっと自分のセンスが磨かれた気がするが、
それは まったくの錯覚。

5月12日(日) 狛江
NHK-BSの「日本列島だんちでクイズ(ホームページも作ってますよhttp://www.nhk.or.jp/danchi/)」
今日は狛江から生放送。「オトナリくん」のシーツをいただき、うらやましがられる。
 放送終了後、狛江を散歩し、駅前の古くて小さくてシブイ、いやボロイといってもいい
けど黄色いのれんが清潔な中華料理店「越前屋」(名前もびんびんにきてる)で
今年最初の冷やし中華 をやる。この日は毎年神聖にして特別な1日なのだ。
 いい天気だからもちろんビール付きで。サイコー!
 しかしこの冷やし中華、具が多い。量はそうでもないが、種類が。
  チャーシュー、錦糸卵、キュウリ、紅生姜、なるとの切ったの、もやし、 ここまでは定番、
そこに加えてコーンとみかん(両者とも缶詰の)!麺が見えない。で、白ゴマふりふりしてある。
 俺はご飯とおやつが混じったような食い物は大嫌いで(たとえばドリアとか、冷や麦にスイカのせるとか)
普通なら怒るところが、全然怒りがわかないのは、この道何十年という店主のじいさんの放つしぶいオーラと
優しい心遣いの店員の婆ちゃんの応対だ。いいじゃないいじゃない、と思ったよ。
  みかんとたれ、全然合わなくても、レトロ・ラブリー。からし特盛りだったし。

5月10日(金) 焼きそばパン
もの凄く久しぶりに買って歩きながら食った。
焼きそばとパンが口の中でひと噛みひと噛み混じり合っていくのを
傘を差して雨の中を歩きながらじっくり味わった。
ああ、こんな味だっけ、いつもがさつに食べていたんだなあ、
と思い、焼きそばパンをいつからか見くびっていた自分を
「いつからそんなに偉くなったんだ」と叱った。
その後しみじみした気分のまま喫茶店で女性編集者と打ち合わせした。
帰り際に トイレに行って鏡を見たら前歯の歯の間に青ノリが3片も!
呪ったね、焼きそばパンの野郎。

5月10日(木) 美學校初日
 今年も新学期が始まりました。去年は生徒が少なかった上に全員女子の女子校だったんですが、
 今年はもう少し多くて全員と話すのにちょうどいいぐらいで、でも男子はひとりでした。今
学校以外の学校ってみんなそういう傾向みたいですね。男子がんばれ。パソコンばっか見てんじゃねえ。
 現役の女子高生生徒もいて、さすがに帰りに飲み屋には一緒に行けません。ボクは18の時美學校に入って
最年少だったけど記録を塗り替えられました。
 さて、ほぼ毎週土曜日にやるオープン講座「クラブ美學校」の第一回ゲストはボクがコンビ組んで
泉昌之として一緒にやってきた泉晴紀、レッドマンだ。
 僕らは美學校で知り合い、全然性格も趣味も違うのに 20年以上やってきた。
 彼の「俺様」ぶり、「ダンドリスト」ぶりを笑いつつ、泉昌之の創作の秘密に迫りたい。
 なんちゃって、結局は約2時間のフリートークです。ゲラゲラやってるうちに終わるでしょう。
 
この講座は美學校以外の人でも1500円から 2000円払えば聞くことができます。安すぎる!
  30人から50人限定 ということで、でもそうすると、あの人やあの人なんか呼んだときは
美學校の生徒すら聴けなくなる可能性があるので、この講座はあくまで美學校の講座として
ファンに漏れないようこっそりやります。
だから誰が出るかは美學校に問い合わせても知ることはできませんが
直前にボクの掲示板に書きます。このホームページ を見てくれる人の特権ね。
 この後もいつとは言えませんが、Sりあがりさん、Mうらくん、Mと秀明くんなど、興味深い人々が
続々登場予定。ボクとフリートークします。絶対面白くてお得なのでお楽しみに。
 基本的に土曜日の夜7時からで、第一回の日時、予約方法など詳しくはもう少し近づいたら
インフォメーションか日記に書きます。

5月9日(水) 「ぬる〜い地獄の歩き方」文庫化
 松尾スズキさんの爆笑対談集「ぬるジゴ」が早くも文庫化された。
 イラストがボクで単行本の時は数十点描いたけど、文庫にはそのうち13点ほどが収録された。
 でもこの本はかなり面白いので読んでない人にはオススメ。タキモトさんの失恋話が最高にオカシイ。   
 早くも、とつい書いたけど、先月の10日発売だった。できた本がウチに送られてきてなかったので
昨日本屋で偶然見つけてビックリして、さっそくその旨メールすると、担当者の足によって
本日菓子折りとともに仕事場に2冊やってきたというわけです。正面きって謝られるのは苦手だな。

5月8日(火) QQgoods
は今、サーバーを変えるので引っ越しお休み中。本当は7日にオープンする予定がサーバーの
都合で遅れている。 再開店(トップの新装はしないので新装開店と言えないんだけど)したら
せっかくだから新作Tシャツをいくつか出そうと思い、描き下ろしたりデザインしてみた。
 QBBものでは「ヨーチA」新作(今までより絵が大きめ、カラーと線画単一カラー。キマッタネ!ポーズ)
 泉昌之では「キッチョメン石神井先生・愛のTシャツ」(「All I NEED IS LOVELOVE」と入ってて派手)
 ボクのイラストでは「ピーピーボンボン」新作(パートカラー「あまやどり」)と
「動物の人達・ベンガルトラのカジャちゃん」。(寝坊さんにぴったり)
  なにか一点ものも出そうかな。
 なんかいい年してお店やさんごっこしてるみたいだ。 しばしお待ちを。

5月7日(月) 「指輪物語」
休み中に全9巻読もうと思ったがやっぱりできなかった。でも5巻まで読んで、6巻目。すごく面 白い。
 4巻までが「ロード・オヴ・ザ・リング」として映画になっているので観たが、長いはずの
3時間が「大相撲ダイジェスト」を観るような感じだった。ほんと、ダイジェスト。すごい飛ばしっぷりだ。
  久しぶりに文字と映像の違う楽しみを感じた。(「夜行」の時とも全っ然違う。ははは)
 原作は 翻訳もすごくいい。瀬田貞二。 ボクは絵本「名馬キャリコ」の独特の翻訳が 子供の頃大好きだったので、
そのテイストがちゃんとあってウレシイ。 たとえば剣の名前の「かみつき丸」とか、「中つ国」とか、
怪物の「ゴクリ」(映画では違う名前)の台詞の
「し、し、いとしいしと」
とか。翻訳家はいったいどう読め(どう音読しろ)ってつもりなんだか、わけ わかんないけど、
そんなこと読んでると全然感じなくてもう、ただ、いい感じじゃん。 たまんない。ならではの面 白さ。
 いや、映画は映画で遊園地映画ということで面白かったけど。
  しかしもう全能だね、SFXというか、CGは。
 映像にもはやホントもウソもない。見かけ倒しで寄り切って勝ち、っていうつまんない芸風も大ありの時代だ。

5月5日(日) モリタくんち
 かつて「写真4コマ漫画」というオバカな本を作ったとき 編集として登場人物として
表紙にまで写真が載ってる、ボクの美學校時代からの友人、森田トミオくんの
部屋にちょっとおじゃまする。彼はフードジャーナリストとして夕刊フジなどに健康の記事を書いている。
 モリタくんは いつも渋いところに住んでいて、今のところは井の頭公園裏手の閑静な住宅街の中の
築30年以上の風呂ナシ木造アパート。そのシンプルな暮らしぶりは 羨ましくなるようだ。
 6畳一間と台所が4畳ほど。二階の角部屋。少ない家具もみな古くて質素だ。
 隣の家の大きな庭木が揺れる 風の音がして、ずいぶん茶色くなった畳が手のひらに心地いい。
  来年の夏に取り壊されるというので、最近隣の部屋も借りて、大家さんに内緒でふた部屋を一部ぶち抜いてしまった。
「友達の大工にやってもらったんだけど、音が冷や冷やするね、あれは。脱獄みたい」
 増えた一部屋にはほとんど何もおかないでがらんとさせてある。なかなかできないことだ。
「寝ても気持ちいいよ、ごろごろしても何もぶつからないし。って、赤ん坊じゃないんだからねぇ」
と笑う。自家製の梅酒やらっきょう漬けが美味しい。圧力釜で炊いたご飯に昼に作ったカレー暖めてかけて
出してくれたけど、これがまたすごくシンプルで味わい深かった。
 台所が二つになったので、一方のガス台を取り外して、そこに最近もらったテレビをおいている。不思議。
 この十数年の引っ越しが4回のうち3回は取り壊しによるもの。いつも家の最後の住人になっている。
「タキモトの世界」の時はつげ義春の「李さん一家」の住むような二階家(風呂ナシ)に住んでいたな。
 自分の生活に無駄がありすぎる気がして、恥ずかしくなり、どこかへ逃げ出したくなる。
 
5月2日(木) アメリ
を吉祥寺でもレイトショーでロングランしてる。この映画をまだ観てない人で、特に自分が
ちょっとセンスあると密かに自負してる人は、なんか今さら観たくないと言うか、観るのが悔しいというか、
観てパンフレット持って幸せそうな顔してる若い女が気にくわないというか、そういう何とも言えない気分になってる
ような気がする。で、その人は観ると結局ほめるのね。「あの子がよかった」とかって。なんかへそ曲がりだよなー。
 でももの凄くわかるんだ、 その気持ち。あの日本での宣伝戦略もハナにつきだすとたまらない。なんだろう。
  いい映画、いいポスターなのにね。
 じゃあ『怒るアメリ男』という曲でも作るか。いや、演歌で『アメリ酒』ってのはどうか。
 『爆笑!センセイの鞄』とか。ひっで〜。強いものほどひっくり返すと面白いのは笑いの基本だな。

5月1日(水) さねよしいさ子
さんの ライヴのゲストに呼ばれることになる。5月25日(土)下北沢ラ・カーニャ。
 いわゆるライヴハウスではなくて、洋風居酒屋?っつーの?の一角をステージにして、
ギターの人とさねよしさんが ふたりでやるライヴにボクもギターとウクレレを持って数曲参加する形になりそう。
 お店には沢田としきさんや、今一番人気の絵本作家 荒井良二さんの絵がたくさん飾られていていい雰囲気。
 詳しいことが決まったらインフォメーションに告知します。

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