後悔日記(ア〜ア、こんな事書かなきゃよかった)
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9月27日(木) 大おっちょこちょい(久々)
月曜日から泉昌之とQBBの原作と切り絵で時間が全然ないが、今日という今日は書かないといられない。
こういう時期に義兄の店がリニュウアルオープンし、ボクは店のポップやなにかのデザインなど手伝った
関係で、お祝いの大きな切り絵を持って茨城県日立市の完成お披露目式に出席することになっていた。
式は6時からで、寝不足のまま3時上野発の特急に乗った。オリンピックのこととか全然知らないので
スポーツ新聞と週刊誌と缶ビールをひとつ買っっていった。すぐに寝てしまうつもりだったが、雑誌を読み込んでしまい
気が付くと水戸。もう30分ぐらいだ。でも全然眠くない。その時車内販売が来たので、思わず生ビールを買った。
で、また新聞を読んでいて、ちょっと眠くなったので目を閉じた。
ふっと目を覚ましたら列車が止まるところ。「あれ」と思ったら、そこはもう福島県でした。
あわてて飛び降りる。ぷーんと硫黄の匂いがする。「ゆもと」駅。学校帰りの高校生がたくさんいるのを横目に、
俺はイチモクサンで階段を上り、上りホームに走り降りた。そしたらそこには誰一人いない。
真っ赤なシャツを着て黒い帽子を被ってでっかい額を持った中年男性俺は、反対ホームから注目を浴びてしまった。
時刻表なんてありゃしない。俺はすごすごと階段を上って元のホームに行き、
改札で(たぶん寝ぼけた顔していたんだろうな)「次の上り電車は何分ですか」というと、「5時45分」という。
今5時過ぎ。しかも普通列車。「日立までどのくらいかかりますかね」(オヤジっぽい言い方)というと、
「1時間ぐらいかかるよ」。絶望的になる。俺は30分以上も寝過ごしていたらしい。
駅で精算して外にでる。約2500円。どうしよう。とりあえず立ち食いそばでも食べるか、と思い、
ンな場合じゃネーだろ!と思って思わず目の前のタクシーの運転手に聞いた。
「茨城の日立までどのくらいかかりますか、お金」「そーねえ、2万円弱かな」遠い!「時間は」
「1時間弱だね」「そうですか・・・・行ってください!」俺の財布には1万円札が2枚と小銭しかない。
もう崖っぷちだ。どうして俺ってこうなんだ!と思いつつ高速道路でガンガン上がる料金を見ながら、
自分の馬鹿さに腹が立って仕方なかった。でも式には15分遅れで間に合った。店の前にタクシーで
止まって社長である義兄に遠くから会釈されたが、まさかその時俺が福島から来たとは思ってないだろう、
と苦笑いをしつつ1万8千数百円を払った。自分は紹介され、絵を渡し、作ってきたTシャツやなんかも
届けて、拍手されたりなんかして、いろいろな人にテレビで見ましたとか言われ、アーどうもどうもそれは、
とかなんとか言って終電の時間になったので帰ってきた。立て替えたTシャツ代なんかをもらったら
1万円ぐらいになったので、なんともないような顔をしていたが物凄く安心した。
で帰りの電車では一睡もしないで考え事などしていた。ひとり反省会。
仕事場にたどり着いたのは12時近かったけれど、切り絵作品のジョン・コルトレーンを「ラッシュ・ライフ」
を聞きながら一気に切り上げた。この絵を見る度に今日のことを思い出すんだろうな。
あー、書いたらすっきりした。今夜は美學校だ。でも帰ってきたらまた切り絵だ。間に合うか?
あ、切り絵展のハガキがで来ました(遅い!)どうしても欲しい方、差し上げますのでメール下さい。
先着順で締め切るので来なかった人ゴメン。でも展覧会には来てね。作品は各25.000-で、販売しちゃうつもり。
9月24日(日)切り絵
昨日の深夜から切り絵の新作に取りかかっている。今日も1日切っていた。テーマはミュージシャン。
まずジャコ・パストリアスを切った。過去にも切ったことはあるけど、今回は顔のアップ。ちょっと狂気。
次に人から頼まれているデビッド・マレイ。上に着物みたいなのを着ていて、その斑点模様部分に
3時間ぐらいかかったが、切り終えてみるとそこの部分がホントによくて、嬉しくなる。手が痛い。
次はセロニアス・モンク。ユーモラスでヒップなやつ。あと、考えているのはジミ・ヘンドリックス。
もう下描きが出来ているのは、バディ・ガイ。今度来日したときはぜひとも手渡したいと思っている。
新作の他に、昔作った切り絵をコピー・拡大してもう1度切り直したりもしている。こちらは人に手伝ってもらっている。
ビートルズ、フランク・ザッパ、ZZトップ、エルビス・コステロ、シンディド・オコナー、嘉手苅林昌など
がある。でも全部で20点が目標なのでまだまだ足りない。リクエストあれば、チャレンジするかもしれない。
でもとにかく時間がない。ほかの仕事の合間に必死でやってるけど、始まるのは10月2日だ。
9月23日(土) 滝本淳助展
結局忙しくて行けなかった。みうらじゅんやえのきどいちろうや安斎肇は今日最終日に行ったはずだ。
このホームページを見ていった人もたくさんいたそうで、タキモトさんにお礼を言われた。
道に迷って電話した人は「うーん、近くまで来てる。あと3人ぐらいに聞けば着く感じかな」と
タキモトさんに言われたそうだ。とにかくタキモトの世界爆発。何しろ自宅だから。ヤクルトを買ってきて
欲しいと言われた人や、延々と万引きの話をさせられた女の子、遅れて説教されたカメラマン志望の若者、
そばをゆでさせられた女の人、それが詰まった流しの掃除をした北海道から来た男の人などがいるようだ。
行った人からはボクの方に感想が送られて来たりする。インターネットの怖さをタキモトさんはわかってない。
3回も撮影に大遅刻した男が、どんな説教していたか、聞いてるよタキモトさん。片腹痛いは。
でもとにかくスリリングでまったりしているようだ。6時間ぐらいいた人はざらだとか。
行けなかったことのお詫びの電話を入れたら「いやいや、まだまだやってるでしょう、俺ンちだもん。
当分これ、片づかないでしょう」と言っていた。もうしばらくやってるかもしれない。興味のある人は、
03-5489-6613にFAXで「いついつ行きたいんだがやっていますか」と書いて送ってみて下さい。
(連絡先を書くこと。タキモト本人から連絡がきます。たぶん。迷惑FAXはやめて。)
9月21日(木) こんなもののんきに書いてる場合じゃない
原稿書いてメールで送って美學校に行きます。そうそう。イラストは明日かな。いいでしょ?
忙しそうに見えるけど寝坊が原因。
9月20日(水) デザイン
来月発売になるQBBの新刊「幼稚なOTONA」の装丁を丸1日パソコンに向かってやる。深夜3時、
とりあえず完成。自分でもかなり気に入ったデザインになった。昔の手塚治虫の「新宝島」とか、あの頃の、
装丁だけで欲しくなるような本が作りたいと思ってネバった。でも幼稚だけど。同じデザインでポスターサイズに
プリントアウトするつもり。今度の展覧会場に貼ろう。寝ている卓也を電話でたたき起こしてとりあえず
「かっこいいのできたぜ」と言う。誰かに話したいときあるでしょう。でもひでー。
深夜のワインバーで原稿の校正。なんて書くとかっこいいが、やりたくなくてやりたくなくてたまらないんだもん。
一昨日のボーリングの筋肉痛が、今日になって出てきた。右モモ、右シリ、右腕痛い。とくに尻が痛いのがヤだくて。
9月19日(火) 日本画講座中止
楽しみにしていた池袋の日本画講座が直前の中止になった。コミュニティカレッジ側の諸事情による。
弟も参加したい、と言っていたのでがっかり。すでに申し込みされていた方々のは申し訳ありません。
でも「え、それはラッキー、よかったあ」というのが、正直な今の気持ち。どう考えても大変なスケジュールだった。
これでなんとか「ジジメタルジャケット」今月休まなくてすみそうだよ、泉クン。切り絵の準備、油絵も進められそうだ。
時々こういうことが起こる。でも、楽しみにしてくれていた方々には、ボクからもごめんなさいです。
9月18日(月) サイン会
とうとうサイン会の日だ。時間前に行ったらポスターとかハデに飾ってあって恥ずかしくなる。
で、知人に会い「ボク7時5分前に本買ったんですけど整理番号22番でしたよ。やばいっすね」
と言われる。ほらきた。泉クンは、「よし20人なら60÷20=3で、一人3分かけて絵を描けば
なんとかもつ」とすぐ計算した。でも泉昌之がふたりでよかった。さびしくなくて。
ところがサイン会が始まってみるとどんどん人が並んできて、最初のほうの人にサインの他に
絵を描いていたのを後悔するほどで、延長して閉店時間いっぱいの9時までサインと絵を描き続けて、
ふたりともちょっとへとへとになった。でもうれしかった、やっぱり。来てくれた皆さんありがとう。
サインをした人には一緒にポラロイド写真を撮ってあげるというお店のサービスもうれしかった。
ホームページで名前だけ見る高校生も来てくれて本当に高校生なので(疑っていなかったけど)おー、
そうかそうか、若いネーと思った。下は10代上は50代まで幅広いことも面白かった。
知り合いも心配してきてくれて感謝感謝。しかしサインしている途中、ふと見ると列に下を向いた
長髪でヒゲの男が並んでいる。みうらじゅんだった。やりにくー。で、つぎがみうらクンの番と言うときに
ちょうど彼のケイタイが鳴り「今、サイン会で並んでいるところ、もう次なんだ、どうする?」とか
話しているので並んでいる人や店員がみんな笑い出す。あとで知ったがこの電話は安斎肇からだった。
仕掛けたようなタイミングだったが偶然だという。みうら君はボクとレッドマンの飲み屋で撮った恥ずかしい写真を
A3に拡大コピーしたものを持ってきて広げて渡しやがった。くそー。でもひねくれた友情を感じたことは感じた。
今日のサイン会に新刊「馬鹿でよかった」が30冊ほど先行発売され、おかげさまで全部売れたようだ。
ボクはこの本はデザインも編集もかなりまかせっぱなしだったので、すごく楽しみにしていた。
出来上がりを見たらスッゴクカワイイので嬉しくなった。ダイレクトプリントと言うことだが、
全然デジタルな感じじゃなくて本文もまるで昔の詩集とかそんな感じだ。不思議な、でも独特の本に仕上がっていて大満足。
終わって、下で「出待ち」していたみうら君達とスゲー美味しい焼き鳥屋へ。そこに安斎肇も合流。
1軒で仕事があるので帰りたいのに帰してもらえず、2軒目、そこを出ても引っぱっていかれ、
なんと深夜からボーリング!ボーリングも2年ぶりぐらいか、もっとしていない。
さらに、そのあとなんと卓球!最後のほう泉クンが床に座り込んでいた。
でも面白かったんだけどね。おかげで仕事場に帰り着いたの、朝の6時。お疲れさま。
9月17日(日) 「幼稚なOTONA」
弟から表紙と裏表紙のイラストが届く。この本はダブル表紙のリバーシブルマンガなのだ。デザインを始める。
あとがきに変えて、登場人物の談話を入れる。彼によってボクは「マサさん」弟は「タクちゃん」と呼ばれている。
11号キャンバスを立てたらいきなり仕事場が狭くなった。下塗りのジェッソを塗る。
「馬鹿でよかった」の文章の朗読をしてMDに吹き込んでみる。なんかすげーヘン。
9月16日(土) 100号キャンバス
購入。三連休で、今から注文すると来週末になるというので、駅前のユザワヤに行ったら100号の張りキャンバス
があったので、買って手でもって帰る。持ちにくくて腕と肩が痛くなった。
明後日サイン会なので床屋に行った。で、帰ってきて夜歯を磨こうとして鏡を見たら、ヒゲが変な風に
切りそろえられている。鼻の下のヒゲの、クチビルのすぐ上のところを2ミリぐらい剃刀で剃り揃えているのだ。
うへー、スケベヒゲ!あごひげとの繋がり部分も両サイド細ーくまっすぐに残して、いやらしい感じ!
仕事場で風呂に入って全部そり落とした。ヒゲを全部剃ったのはたぶん3年ぶりぐらい。
でも今考えると面白いから写真に撮っておけばよかった。
ボクが小学校1年ぐらいの時の床屋の話を思い出した。当時ボクは前髪をぎざぎざに切って少し横分けっぽくしていた。
(これはもちろん自分でしたんではなく母親の趣味だろう。でも自分でもそれが気に入っていたようだ)
まだ母親と床屋に行っていたのだから幼稚園かもしれない。とにかくある時、ボクが紙を切ってもらってる間
母が待っていて、ふとボクの視線を感じて鏡越しにボクを見ると、物凄い目で母を見ているという。
怒ったような悔しいような悲しいような目には涙が溜まっている。泣く寸前。どうしたのかとよく見ると
前髪が完全にまっすぐにおかっぱ頭に切りそろえられているという。急いで母は理容師に直してくれるように
言ったらしい。自分で言えよ、俺。その話を俺は後に笑い話として母親に何度もされ、親戚等の前で辱められたわけです。
で、そういう体験を元にして「中学生日記」にボーズの床屋話を書いたわけです。
恥ずかしい話は寝かすと全部笑い話になる。それがその時痛ければ痛いほど。
北海道旭川から知人が訪ねてくる。ボクのホームページのイラストを使った染め物のコースターをもらう。
思わず「かわいい!」と言ったら「自分の顔がかわいいですか」と言われ絶句。ありがとうabeさん。
9月15日(金) ジョギング
昼、雨が上がったところで、久しぶりに近所の公園をジョギング。汗をたっぷりかいてシャワーを浴びて
飯を食って仕事。体調よし。今日は祭日なので吉祥寺は混んでいる。
インフォメイションにも描いたけれど、10月にもうひとつ展覧会をすることになってしまっている。
今度出るボクのエッセイというかバカ散文?『馬鹿でよかった』の発売記念展を中野のタコシェで
10月12日からやる。タイトル「久住昌之のピーピーボンボン本屋さん」。なんて幼稚なんだ。
この本は表紙などにピーピーボンボンが活躍しているので、思い切ってピーボン(もう略してる)の
キャラクターを全面展開して、Tシャツとかトレーナーとかペーパーウエイトとか、どうせ狭い店なので
もう1点ものばかり作って飾ったり売ったりしようというもの。目玉はなんといっても、同書の
クスミ自身による朗読CD-Rでしょう。中から数編、僕自身が感じを出して読む。うわー。これは
相当恥ずかしいので、相当おかしいのではないでしょうか。もちろん私家版・限定発売。もちろん録音・自宅。
電車の音や電話が入っちゃうのも全部オッケーにするつもり。即興鼻歌とか。うわー。
それにしても10月は2日から切り絵の展覧会もあるし、なんとボクは今年展覧会、グループ展を含め6回!
尋常じゃない。自分でしようと思ったわけでもないのに、どうしたことだろう?
そんなこんなでバタバタしてるけど、全然儲かる仕事してない。どころか金は出てゆくばかり。そんなもんさ。
月曜日のサイン会ですが、当日同書店で『馬鹿でよかった』が先行発売されることが決定しました。
ね、「天国や地獄」「豪快さんだっ」持ってる人来たらうれしい。18日19時新宿ルミネ1青山ブックセンター。
9月14日(木) 畑中純さん宅訪問
午前11時勝鬨橋で、カメラマンのタキモトさんとガロ「その窓の中」取材。かつて勝鬨橋を上げ下げ
していた操縦室の窓の中。最高だった。スイッチがたっくさんあって、配電盤が建ち並び昔の怪獣映画のよう。
タキモトさんが遅刻したおかげで橋桁の中の歯車部まで見せてもらった。ロマンただようのことよ。
終わって築地で食事。マグロ中オチ定食。すっげーうまい。でもテーブルがまだインベーダーゲームの。驚く。
そこから一気に調布へ。「まんだら屋の良太」の畑中純先生宅を訪ねる取材。これもガロ仕事。
畑中先生の仕事量とその速さに驚く。しかも未発表作品が軽く単行本数冊分ある。版画の版木も
数百枚。今も「仕事の合間に」版画を自分で彫って刷っている。ずっとアシスタントなし、ひとりというのが
驚異的だ。人柄も優しく、とても楽しくいつまでもいたかったけど、美學校なので今度は神保町へ。
美學校終わったあとのビールがうまかったこと。今日は暑くて汗かいたー。
9月13日(水) 日立日帰り
茨城県日立市似建築中の義兄の店を見に。2時間半かけて行き1時間弱いて2時間半かけて帰ってくる。
電車乗っているだけだったら神戸、いや広島ぐらいまで行っちゃう。疲れた。行きは隣が50ぐらいのサラリーマンで
乗り込むなり靴を脱いでチーカマとビールでアサヒ芸能。で、イビキ。なんか時々「ふんごっ」というような
奇声を発する。でも行きは寝不足もあってなんとか眠れた。今回行く目的は見せに僕のコーナーを作ってくれると
いうことで壁やスペースの確認。ここにも絵を飾ることになっているのだ。見て、お茶1杯飲んでとんぼ返り。
帰りに缶ビールを買い、また寝ていこうと思い、電車の中で2口飲んだら、なんだか飲みたくなくなり、
飲んだら吐くような気がしてきて、飲むのをやめ、カバンに入れておいた薄いジャンパーを着て、
眠れないまま目をつぶってじっと東京へ。ビールが美味しくない、というのは体調が悪い証拠。
ここで風邪でもひいたら大変だ。たいしたことないけど、大事をとるに越したことはない。
近所で暖かいものを食べ仕事をしていたら猛烈に眠くなり40分ほどソファで爆睡。コンディションが上向いてる。
仕事を再開したが、早めに切り上げ帰って寝る。睡眠不足にめっきり弱くなった。
9月12日(火) 滝本淳助自宅写真展
「タキモトの世界」のファンに。友人のカメラマン滝本淳助が、自宅で写真展を開きます。
題して『ギャラリー・タキモトの部屋』。今週の土曜9月16日から23日まで毎日午前11時から
深夜まで開かれます。16日はオープニングと言うことで来た人にはもりそばが振る舞われます。
差し入れ大歓迎(ただしアルコールはいらない。あと、冷蔵庫は壊れています)。とのことです。
場所は「オトナだったら住所を調べて来い」とタキモトさんは言っています。大雑把に言えばJR渋谷駅の
モヤイ像のほうに出て、246を越えて恵比寿というか代官山のほうに坂を上って降りて徒歩10分弱。
番地は東京都渋谷区鴬谷町14うぐいす住宅2-303。地図で調べて来てくださいとのこと。エラソー。
番地じゃわからないと言う人は、予約を入れると教えてもらえるでしょう。そう、この展覧会、
場所が狭いので「要予約」(FAX03-5489-6613)。前代未聞ですね。行きたい希望日時と
お名前、人数、ご連絡先を明記してFAXすると、折り返しタキモトさん自身から連絡がいきます。
何しろタキモトさんの自宅に行くわけですからスリリングで面白いと思います。部屋中、写真が
貼られてあるそうです。どうなってるんだろう?僕も興味津々だ。勇気ある人は予約を!
9月11日(月) 秋です。日本画、ボクと一緒に習いませんか
というテーマの講座が今月の23,24日の連休の午後2日間集中で、池袋コミカレにおいて開かれる。
というのを完全に忘れていて(来月と思っていた)、あわてて「インフォメーションにアップした。
日本画とか水墨画には興味がありながら、道具が高かったりしてできないでいた。この機会に
ぜひ楽しむつもり。やりたい人、1週間前までに連絡下さいとのことです。先生も有名なイイ先生だそうです。
ボクが失敗したり質問したり突っ込んだり怒られるのを見ながら2日で小さい作品1枚完成させるそうです。
道具は全部貸してくれるそうなので2日で19.200円の受講料は高くないと思います。待ってま〜す。
9月10日(日) 「オヤジバトル2000」
というNHK衛星放送の番組の収録。平均年齢40歳以上のロックバンドのコンテスト。
漁師と鍛冶屋のロックバンドとかあって鹿児島弁で何言ってるかわかんなくて面白かっこよかった。
完全にオヤジなオヤジ、と言うのが笑っちゃいけないけど笑える。ところが演奏は結構みんなうまい。
ボクはレポーターだったんだけど、楽屋では緊張したオジサンなのに演奏が始まると、みんな「入っちゃって」
リラックスしていい音を出す。見ていてこっちが緊張するバンド、がいないのが意外だった。さすがオヤジ。
審査員は萩原健太(15年ぶりに話した)、近田晴夫(ビブラストーンのホーンセクションはもともとボクらの)、
三原綱木(ご近所。喫茶店でたまに一緒になる)。さらに視界が松尾貴史と清水ミチコと、みんな知っている人ばかり。
でも1度に久しぶりに会った。清水ミチコさんだけ、たまたま部屋が違って挨拶できないまま別れた。
ゲストがシーナ&ロケッツだったんだけど、この演奏がぶっ飛んでて感動した。ボーカル+4人、
最小メンバーのストレートロックンロールだけど、もうかっこよさが半端じゃなかった。
ギターもベースもアンプ直。鮎川誠のギターのコントロール、素晴らしい。弾く姿とともに
完全に自分と一体になっている。シーナも歌ってないときもカッコイイ!ほーんと久しぶりにシビレタ。
帰りの飛行機が彼らと一緒で、ベースの人に「今度マンガにシナロケ描いちゃってくださいよ」と言われる。
そんなこと言われるとすぐ描いちゃうじゃないか。
最終便で東京に戻り、帰ってきて仕事場でシャワー浴びてこれから某雑誌の付録の来年の絵はがきのデザイン、
一気に20枚イラストとデザインだ。ロックンロール!
9月9日(土) 博多
朝早めに起きたのでグラウンドを走る。
夕方5時羽田なので、余裕だと思って仕事していた。吉祥寺から羽田まで1時間5分とYahooで
調べてある。でもハッと気が付いたら3時40分で、しかもよく考えてみたら自分は駅までの時間、
空港でチェックインする時間をなんにも計算に入れていなかった。あせって走って、羽田でも走って
ギリギリで飛行機に乗った。いつもこんなことやってる。博多へ。
打ち合わせのあと萩原健太さんらと屋台に行って飲んだ。美味しかった。
9月8日(金) 森英恵
の、一般の人がお金を払ってみるファッションショーの取材。何も考えず赤い水玉の半袖シャツで行ったら
浮きまくって参った。編集者に「モリハナエにケンカ売ってるような格好ですね」と言われる。確かに。
朝日新聞で見てきた(朝日新聞主催)おばちゃん客が多く、自分で考え得る最大のオシャレをしている感じ。
その緊張した視線の動きが可笑しくてたまらなかった。緊張しすぎて後半はハンカチにアクビばかりしている。
帰りにおばちゃん達の感想を盗み聞きしたら「やっぱり細いのネー」とか全然変なところを見てる。
帰ってオンライン古本屋さん「杉並北尾堂」店主の本の装丁。この本すごく面白い。
9月7日(木) 美學校
の生徒(25女)が、帰り道に「毛沢東って、何してた人ですか」といい、みんな言葉に困ってしまった。
誰かがぼそぼそ説明すると「え、じゃあ偉い人なんですか」。小学校か、俺の教室は。「今度伝記読まないとまずいですか」。
「南方熊楠って言う人の自伝も面白いらしいんですよねぇ」ああ、話の次元が違う。「え、今も生きてるんですか!?」
そういうことじゃない!思わずしゃべり方を真似して「何歌ってた人ですか」「なんに出てた人ですか」とか
言って笑った。でも考えてみると「毛沢東について200字以内で書け」といきなり言われたらボクは固まるだろう。
9月6日(水) 柔軟だけ
走らなかった。1日坊主。「バカデミーショー」を必死に描いていた。お楽しみ箱に近日中にアップするでしょう。
明日からまた美學校が始まるので準備。いろいろ押しまくっているというのに。
カメラマンのタキモトさんから深夜の長電話。今度自宅で展覧会を開くという。
「差し入れは大歓迎だけど、冷蔵庫、壊れてるから、よろしく」という。
冷蔵庫が壊れて中のものが腐って大変なことになったんだという。結局蛸足配線の接触不良とわかり治ったんだけれど、
「もうガムテープでびしっと封印しちゃってるから使えない」んだそうだ。作動してるのに?
「動いてるけど、怖くて開けられない」怖いって、中はもう冷凍されてるわけでしょ?菌も死んでるよ。
「そういう理屈になるけど、だめ。怖くて。間違って開けないようにガムテープでバッテンが張ってある」
何をこの人は一人でやっているのだろう?冷蔵庫なくて、どうしているんだろう?
9月5日(火) 雨
今日も走るぞ、と思っていたらいきなり雨。出鼻くじかれる。でもからだの節々が何となく痛い。
運動不足が出てる。それがうれしい。ストレッチだけやる。本当に体カチカチ山。
仕事場に行きエレベーターに乗ろうとして、あ、と思い階段を歩いて4階まで上る。友人が前にニューヨークで
ギル・エバンスを訪ねたとき(いきなりすごい人が出てくる)、1階のベルを鳴らしたら4階からギルが
階段で下りてきて「運動のため」と言っていたのを思い出したのだ。うん、いいぞ。その気持ちだ。
夕方、雨が止んだようなので、傘を持たずに「運動のため」と階段を歩いて降りていって、
表へ出たら雨がまた強くなりだした。「えー」と思ってエレベータで4階に傘をとりに上がった。
だめじゃん、俺、全然。と思いながら帰りもエレベータで降りてきた。そんな程度の男か、俺。
9月4日(月) 涼しい
朝起きたらひんやりと温度が低い。「よし!」と思って着替えてニュースを見ながら30分柔軟を
やったあと、近所のトラックにジョギングにいった。トラックを軽〜く5周。気持ちいい。
その後また軽くストレッチをやって、シャワーを浴び、ざるそばを食べて仕事場へ。体調イイ。
今月末に出るボクの「散文集」『馬鹿でよかった』の打ち合わせで、来月中野のタコシェで、出版に合わせて
なにか展覧会的なことをやってくれるそうで(また展覧会!)、でも描き下ろしている時間がないので
いろいろぼく個人のイラストを展示したりなんか簡単なグッズを作ってもらって置こうかな、と話していたら
編集者から「本の1部をクスミさん自身が朗読したカセットを作って売ったらどうでしょう」というアイデアが出て
それはスリリングで今時遅れていてオモシロイ!と言うことになった。CD−Rにやけるのにカセット、
と言うところがまたタコシェっぽくていいと思う。今ハヤリの(笑)ポエトリー・リーディングにも似ている。
自分の仕事場でひとりで読んで録音して編集もしないでまんまダビングして出す。おっかしい。
後ろで時々電車の音がしたり、読んでる途中で電話が入って中断、もそのまんま入れる。限定50本とかそういうので、
サインとシリアルナンバーつけて、売れ残りはインターネットで販売。こういう遊びにはすぐ飛びついてしまう。
9月3日(日) 装丁
ブックデザインの仕事。北尾トロさんの「ぼくはオンライン古本屋のおやじさん」というその名の通りの本。
中身が面白くて読み込んでしまう。インターネットで古本屋を始めた成功失敗談。成功と失敗、同時進行の感じが
リアルで面白い。日記もすごくいい。写真を使おうと思ったが、編集者に渡されたのはCD−Rで、開いてみたら
100枚以上の写真データが入っている。コレが普通の写真なら、パラパラめくって、いいのだけ別にして置いて
選ぶことができるが、CD−Rのデータの場合、1枚開くのに数秒かかり(コレがイライラする)、別にして置いても
それがどんな写真かわかるように名前を付けてこちらのパソコンに保存しなければならず、(データにはナンバーしか
付いていない。開いてみるまでどんな写真かまったくわからない)100枚全部見なければならないわけで、
それに気づいたときは本当にうんざりした。見るだけで軽く2時間はかかった。こういうのはアナログに限る。
9月2日(土) 披露宴
友人の結婚式の披露宴に出た。この歳になると友人の結婚式はさすがにあまりない。久しぶりだった。
新郎は40歳、新婦は10歳下。新郎が何から何まで自分で仕切ってまるでフロアマネージャーのようだった。
顔もヘアスタイルもそういえば式の時、新婦の後ろにしゃがんで椅子を引いたりする人にピッタリだ。
彼は美學校の友人なので、スピーチは赤瀬川原平さん、乾杯の音頭は南伸坊さんと、豪華だった。
200人ぐらいの大きな披露宴で、この規模のものも10年ぶりぐらいに出た。最近は地味婚が多いし。
新婦のおじいさんのスピーチが非常に受けた。なんと今年100歳。声が元気で驚く。
それにしても今日は暑かった。礼服を着ていったらえらいことになると思い、TシャツとGパンで行って
向こうのトイレででも着替えようと思った。案の定駅から会場まで歩くうちに汗びっしょりになった。
だって夕方3時半に吉祥寺の駅前の温度計、40度をさしていたもの。風呂だ風呂。
着くと係りの人に「お召し替えですか?」と言われた。お召し替え室があった。でもそこが暑くて、
お召し替えの間にまた汗が吹き出てきた。とくにネクタイをお召すのに悪戦苦闘した。最後はデタラメに固結び。
俺にお召し替えって言葉は似合わん。おしめ換えのほうが合ってる。
一番遅れて席に着いたら少しして隣の人にスーツの襟からワイシャツが飛び出しているのを指摘される。
「少しして」という時間が痛い。その間、襟の後ろからワイシャツビロンと。もう、お召し替えなんてキライだ!
こういう場所で食べるコース料理は美味しいんだかまずくないんだか味が良くわからない。酒も。
でも昔朝日生命の友人がやった「いかにも大企業」の大結婚式よりずっとよかった(しかもそいつは離婚した)。
帰りにもう1枚用意して置いたシャツにお召し替えして帰った。シャワーを浴び、パンツまで換えて仕事。
太田君由美子さんおめでとうございます。
9月1日(金) 隅田川
の周辺を取材で1時から6時半まで歩いた。歩いていると町名がどんどん変わる。細かい単位の地域の
繋がりが強かった時代の名残を感じた。今の住所はひどく味気ないものだ。家と家の繋がりがない時代を感じる。
待ち合わせたのは勝鬨橋、終点は柳橋。つまり銀座の南の端から月島、佃島、門前仲町と回って隅田川のそばをうねうねと
総武線浅草橋駅あたりまで歩いたのだ。疲れたけど面白かった。台風の影響か、風が強く、川の近くは気持ちがいい。
空の表情が刻々と変わり、開けた川の風景がいつまでも飽きない。ラストは凄い夕焼けだった。
RAFFRESIANmq、オープンしました。すごい1点ものを売ってます。100万円。
00年8月の日記を読む
00年7月の日記を読む
00年5月6月の日記を読む
00年4月の日記を読む
00年3月の日記を読む
00年2月の日記を読む
00年1月の日記を読む
99年11月12月の日記を読む
99 年10月の日記を読む
99年9月に日記を読む
99年8月の日記を読む
99年7月の久住にとってイベントがありすぎの日記を読む
99年6月の日記を読む
99年5月の日記を読む