7月31日(月) ああ、また7月が終わる
 
夏休みって7月が終わると加速度的に過ぎて行くんだよな。遊ぶなら7月、どこか行くなら7月、
7月こそが夏休みなんだよ、絶対。7月に動かなきゃダメ。夏の冒険は7月始まり。7月こそが今年の夏。
8月はお盆休みとか言って全然シャープじゃない。もたついてる。世間が夏慣れしていてぬるい。
夏の恋も7月に始まらなきゃダメな恋。とりあえずこんなもんでいいか物質の含まれた不純な恋愛というか、
いろんな夏の遊びが全部わざとらしくて濁っていて、美味しくない。輝きがない。7月に始まったドラマは
8月に膨らむ。成長する。そうして、秋に実になったり、あるいは夏と共に消滅したりする。それはそれでいい。
 とにかく7月、7月こそが夏休み。
 そういう感じに気づいたのは小学校5年の時で、その後中学、高校、大学、オトナ、オヤジ、とそのことを
毎年毎年確認し続けて30数年。また今年も7月が終わる。ああ。「夏休みは永遠に7月」。誰か声のきれいな
女の人、そういうテーマで曲作って歌ってくれたら俺、泣くかも。加藤千晶さんとか。お元気ですか。なんじゃそりゃ。

7月30日(日) また暑い 焼き肉だ!
 仕事、あるのだが先送りしている。暑いから。ところでボクの通販サイト「RAFFRESIANmq」の準備は
tubo氏の協力でゆっくりだが進んでいる。ボクのホームページから飛べるけどまったく別のサイトだ。
 こちらではやってないリンクのページや、オープニングプレゼントのコーナー、今休止中の私家版CDの
通販も再開する。まだまだ商品は少ないけど、ゆくゆく面白いホームページにするつもりなのでお楽しみに。
 暑いのでついつい水物の摂取が多くなりがちなので、昼に焼き肉ランチを食べる。キムチがうまくて食欲わく。
 焼き肉屋に入って、最初にキムチがまずいともう、ガッカリする。断然ガッカリ。80%失敗の気分。失敗の巻。
 逆に美味しいキムチだとこれから始まる饗宴への期待と食欲が入道雲のようにもりもりわき上がる。
 そしてビールすら頼まず、スピード感あるヤキニキングで、飲むなら烏龍茶で、でもその頼み方は誰かが
「すいません烏龍茶ください」と言ったのに顔も上げず「あ、オレも!」というもの。しばらくして白いご飯頼み、
肉と飯が口の中で組んず解れつすることに脳内快感汁出しまくり、なおもスピード感高め、というか意味なく焦って、
ほとんど「止められるか、俺達を」って感じ。暴走してる。生き急いでるような無鉄砲、無軌道な喰い荒らし。
付いてくるワカメスープを早く吸いすぎてワカメがクチビルのところでビロビロビロッとあばれて、スープの飛沫が顔に飛び、
でも気にしない、というか気付かない、ロース・カルビもう1枚ずつ、ニンジンが端のほうで気の毒なことに
なっているのも無視、ネギの裏が真っ黒、放っとけもう死んでる、なんじゃそれ。誰かが箸をかけたいいあんばいの肉に
「あ、それ俺の」と言いかけてやめ、人間の度量を見せつつ(あの野郎憶えてやがれ)とキムチの辛い部分かみしめ、
ふーふー言い始め、「もう、火、止める?」と言うやつをにらみ付けそうになり、でもはっと気が付いたら腹一杯で
1歩も動けない、苦しい、誰だこんなに喰わせやがったバカは、と怒りながらも顔がだらしなく笑ってる。というのがいい。
が、そういう喰いかた、最近とんとしてない。とんと。

7月29日(土) 今度のライヴでやる曲
 
の譜面を揃えていて、自分たちの曲の多さに呆れる。全然録音もしてないのが100曲以上ある。
ちゃんとバンドでアレンジしてやっていながら1回しか人前で演奏していないのも多い。どうしてこうなんだろう。
 ボックスセットが2つぐらいできるぜ。死んだら誰かやってくれるか?なんて、ばからしい。
 今回はドラムがいつもの人と違うので彼用のテープを作ったりや譜面を書くのもめんどくさい。
 でもおかげで自分のバンドのライヴのテープを何回も聴けていろいろ参考になった。今回も面白いよ。
 最近はバッハなんか聴いていることが多いのだが、その影響は全くない、暴走オヤジバンドにしたい。
「Ah,it's a Tokyo woman let know inner Com'on!」なんていうロックンロールや、「オボエテナイ」、
「サタンの玉」「電気消せ!」「LOOSE SOX(軽い変態)」なんて曲をやることをばらしておく。
 夜、仕事場のすぐ近所で偶然谷口ジローさんに会った。声をかけられて一瞬誰だかわからなくて失礼した。
 最近国分寺に引っ越してきたとか。「孤独のグルメ」のかき込みは今見てもスゴイ。
 
7月28日(金) 老運転手
 
荷物が多く、タクシーに乗ったら運転手が80歳ぐらいの老人。反射神経が鈍く、危なっかしいが
口だけは江戸っ子っぽく達者で短気。前をおじいさんが自転車に乗っていたら、「おいおい、しっかり走れよ、
オレより年下だろ」といい、曲がろうとした角にスーパーがあり、角に自転車を止めようとしていたオバサンに
窓を開けて「どけろ!どけろっていってんだろわかんねぇのか!」と叫び、ボクのほうが申し訳なくなるほど。
オバサンもオバサンなんだが。そこを曲がりきると「ったく百姓ばばあが」などと言い、完全に昔の頑固ジジイ。
昔はこんな人いっぱいいたんだろうな、と思うと同時に、この人の運転で遠くまで行くのは命がけだと思った。
個人タクシーだから許されるんだろうな。降りるとき顔を見たらニホンザルによく似ていた。

7月27日(木) アート・アンサンブル・オブ・シカゴ
 ずいぶん聴いていなかったアート・アンサンブル・オブ・シカゴの日本でのライブをいいスピーカーで
大音響で聴いた。久しぶり。いわゆるフリー・ジャズにはいるのだが、その滅茶苦茶さの中のジャングル的な
秩序というか、ビートがたまらない。とても小さな音で家では聴けないので、興奮した。爆音の嵐。
 今度の12日のライブ、解放されて暴れたい。

7月28日(水) 雨
 今度親戚の人が日立で新しい店をオープンするので、相談にゆく。雨。寒い。眠い。
 ボクのブランド「RAFFRESIANmq」の小さなコーナーも出来るほか、店の中のいろいろなアイデアを
話し合う。短い時間だったけど楽しかった。シエスタの店といい、自分の店、というのを考えるのは楽しそうだ。
贅沢だ。不安も多そうだが、現場が楽しいほうがイイよ、という話に終始する。オレは集団作業になると、
完全に現場主義になる。事前に理想とか細かい構想が描けない。出たとこ勝負の場当たり主義。

7月24日(月) 細かい絵
 
1年に1枚ぐらい、すごく細かいゴチャゴチャした絵が描きたくなる。
 昨日の夜4時間ぐらい、今日午前中から2時間ぐらいかけて、単行本用のそういう絵を描いた。
 ボクのキャラクターのピーピーボンボンが100人ぐらい、原っぱのような場所でいろんな遊びをしている絵で、
ほとんどアドリブで思いつくままに描いた。シンプルな本のカバーを外すとこうなっている、という仕掛け。
 集中力がいるので、クビ肩がコリコリだ。目もしょぼしょぼ、手首痛い。画材はロットリングだし、
大きさはB4だし、100号油絵と大違い。自分はやっぱり分裂気味だと思う。でも楽しかった。
 描き終わったらとたんに眠くなってきた。
 昨夜は帰りに自転車で帰る途中タイヤがハデにパンクして、ごりごり押して帰った。今日自転車やに行ったら、
「パンクしたまましばらく乗ったろう、タイヤがボロボロだ、交換」と言われた。そういえばしばらく強引に乗った。

7月23日(日) 今日も暑い
 お昼から近所のプールへ行った。ついに。でもそこは泳ぐ感じのプールじゃないので、泳いでもすぐぶつかり、
つかってるだけみたいで、これじゃあ風呂じゃん、と思ったが屋外のプールはものすごく気持ちよかった。
 武蔵野市営プールが大きくて深くてしっかり泳げていいのだが、ちょっと遠い。子供の頃よく行ったんだけどな。
 帰ってきたら睡魔。1時間寝る。これまた気持ちいい。仕事場の近くで冷やした抜きうどんを食べ、
仕事場について仕方なくクーラーを付けたら、これがまた気持ちよくて眠くなり、また1時間ぐらい寝てしまった。
 いったい何やってるんだろう。ちょっと夏ばて入ってるか。「ガロ」の原稿とか、原作。なかなか進まない。
 このところ暑くて1日にTシャツを3回は着替える。海に行きたい。島に行きたい。
 困ったことに、また眠くなってきた。

7月22日(土) 「江ぐち」の本
 夕方友人が来ていて、お茶を出そうと思ってヤカンを電気コンロにかけたまま出すのを忘れ、
ヤカンをかけたまま、彼が帰るとき気づくまで1時間半。もちろん水はなくなり、狭いキッチンがもわっと暑い。
あわてて止めたが、オソロシイ!ヤカンはちりちり音を立てていて、コワイ。爆発するんじゃないかと思った。
 本当にバカ。自分が怖くなった。ゴメンナサイ。誰に。反省。猛省。
 「近くへ行きたい〜」という16年前に出した本の文庫化は来年になった。その打ち合わせ。
来年の3月の話をしているなんて、嫌になる。けどあっという間なのかもしれない。そう思うともっといやだ。
 話していて「どうせ命なんて使い捨てなんだし」と自分で言って、どきっとした。そうなんだよな。
 仕事場に帰ったら、吉祥寺で飲んでいるという江口寿史さん、河野哲朗くん、泉晴紀らから電話があり、
来ないか、という。日本酒を飲んでいたので「じゃあ、ちょっとしたら行く」といったまま仕事場で
寝てしまい、4時前に彼らからの電話で起きた。江口さんも飲み屋で寝ているという。
 その飲み屋は帰り道なので寄る。みんな酔っぱらっていたけどまだ全然元気で江口さんも起きた。
 なんかくだらない話をして笑ったがあんまりよく憶えていない。完全に朝になって帰った。

7月21日(金) 夜寝
 外で打ち合わせのあと夕方ちょっと飲んで渋谷から井の頭線に乗ったら一駅持たず眠った。
気がついたら吉祥寺で、発車のベルが鳴っていた。昨日は結局4時頃寝て10時前に起きた。寝不足の酒はテキメン。
 で、夜11時頃仕事していたら猛烈な睡魔に襲われ、ソファで小寝の夜寝。CD3曲分ぐらい。
 ものすごく眠くて目を閉じたらすぐに瞼の裏になんかサイケなイラストみたいなのが現れた。ほとんど幻覚。
 どこかの屋上で犬小屋から突然黒い犬が飛び出して、思わずびくんとした。夢だった。すごいリアル。
 起きたらすっきりして、仕事をすればいいのに、こんなものを書いている。いけない。やめる。

7月20日(木) カフェ・シエスタ
 
シエスタとの15ヶ月ぶりのライヴ。楽しかった。店の関係で30人限定のライヴ。席がなくて帰った
近所のお客さんごめんなさい。食べ物もワインも美味しくてみんな満足してもらった。1000円のチャージは安い。
 1年に1度くらいやりたい。とにかくインテリア、おいてある小物、テーブル、椅子、ランプ、全部欲しくなる!
なのに入った瞬間「どうだ!」という感じが全然しない。さりげない。テーブルの間隔が広くゆったりしている。
オンボロソファもステキ。高いものを揃えた、というのでなく、気に入ったのを時間をかけて少しずつ集めたような、
いやー、全員やりたいでしょう、あんな店なら。ボクが知ってる東京の店で、たぶん1番好きかもしれない。
 べたぼめ。でもそうなんだからしょうがない。もし興味ある人は横浜市営地下鉄仲町台駅前セブンイレブン2階
のカフェ・シエスタにいって、みてちょ。値段も安い。手作りケーキも。6時から12時まで。火曜定休。電話ナシ。
 演奏は「ボロボロ」がノリノリでちょっとジャンゴ・ラインハルトみたいで(ギターソロないけど)、
アコーデオンとヴァイオリンが哀愁出していてやってて盛り上がった。
 というわけで、そこから「つぼ八」に打ち上げに行くというのは考えられず、そこでまったりする。
 まったりしすぎて、田園都市線の終電を逃し、東横線で帰る。電車の中で偶然トロンボーンの福村さんと
会った。また一緒にやりたいな。

7月19日(水) 明日はライヴ
 久しぶりでシエスタと組んでのライヴなので楽しみだ。1年以上ぶりにやる曲も多い。新曲もある。
 最近マーチンD-35が前より鳴るようになってきたので嬉しい。いつも弾いてると変わる。ネックにも慣れてきたし。
でもそれよりカフェ・シエスタという場所がいい。彼ららしいすごくセンスのある店。食事もかわいく美味しい。
 
 今売ってるソフトバンクから出てるムック「デジタルカメラLabs(ラボ)」にボクの写真マンガが出ていて
モーフィングでボクと泉晴紀の顔を合成したり「クスミ地蔵」を作ったりしていて面白いよ。なんて日記あるか。
 
 暑い。でもクーラーは出来る限りやめて扇風機で仕事。人が来るときだけ付ける。やっぱり快適。
 昨日の夜から決めていたんだけど、絶対キムチが食べたくて、今日は近所の讃岐うどん屋でキムチうどんを食べた。
うまかった。帰ってきて熱いお茶を飲んだ。体にいいことしている気持ちになる。
 こないだ人にいただいたホルベインの色鉛筆がすごく描き心地よく発色もいいので嬉しくなった。
 でも仕事はあまりはかどらない、そういう暑い毎日である。いろいろ巻きが入っているのに。

 午後4時。部屋の汚さにイライラしてきて、ついに掃除。約1時間で大まかに片付け、「よっしゃあ!
掃除機かけるぞ!」と(この時はうれしい)、掃除機を出してスイッチ入れたら、作動しない!
 うそお!前からソケットの部分の調子は悪いのだが、全然ダメ。コンセントを変えたりしてみると
ちょっと動くがすぐ止まる。汗びっしょりになって何度も繰り返したりしていたら、コンセント部分から
煙がでてきた!壊れた!掃除機がかけられない時点で掃除が終了!最悪!どうすりゃいいんだこのオレは!
 何もかも嫌になる。こんな部屋で仕事したくない!気持ち悪いよぉおお。
 
7月18日(火) 昨日の続きなんだけど。
 
書き足し。でも日付が変わったので火曜日ということにする月曜の深夜これを書いている。
1日に3回も日記書いた。珍しくまめな男。
 17日の夜、どうにもダルイし、暑いのにクビや背中が妙に冷たいのでテルミーという温灸の先生に来てもらった。
 で、横になり、お腹出して、とか言われてTシャツめくった。そしたら先生がちょっと笑って
「なんですか、これ。お子さんにでも書かれたんですか」
え、と思ってみたら脇腹の当たりに花のような絵が、え?なにこれ、あ!
花じゃない!あの東京都のマークに似たエッチなマークが、ボールペンで書かれている。やられた!
しまった!肘の内側の顔の時点で点検すべきだった。くそ、みうら達の仕業だ。やっぱり飲み屋で寝てたか、オレ。
 すぐ消すわけにも行かず、そのままお腹出して治療されていて、ものすごく恥ずかしかった。
 
 昨日一昨日と4,5時間しか寝てなくて、しかも日中暑い中出歩き、何度も冷房ギンギンの
ところに出入りしたからということ。熱を入れてもらうとものすごく気持ちよくなり、
そのまま15分ほど寝た。起きて軽く食べて、少ししてゆっくり風呂に入ったらだるさと寒気がすっかり取れた。
 この頃睡眠不足にすっかり弱くなった。徹夜なんかすると二日ぐらいダメ。プール、行くぞ。

7月17日(月) ボクのニール・ヤングの油絵が
 
BEAMSのパンフレットに載るということで、貸し出す。自分でも気に入っているのでなんだかウレシイ。
「ゴールド・ヤング」。どうせなら買い上げて社長室に飾ってくれたらいいのに。なんて。
 ミネラルウォーターを沸かして誕生日にいただいたお茶を入れて飲んだ。非常に美味しくやる気がでた。
暑くて水物を取りすぎでやる気がでないんだと思う。こんなとき熱いお茶、よい。
 プールに行きたい。海水パンツ、いや、淡水パンツでゆっくり泳ぎたい。そのあと麦茶飲んで昼寝したい。
起きたらそうめん食べたい。薬味にみょうが刻んだの入れたい。おやつに美味しいトウモロコシもいいな。
 届いていた「ミュージックマガジン」に一昨年クロコダイルの「スキヤキロックス」でゲストボーカルを
やったレヨナ(玲葉奈)がクローズアップされている。うれしい。彼女の声、大好きだ。息が長く売れますように。

 と、ここまで書いたところで近所のワインバーAndeuxナカヤマ氏より電話、「マディの絵、どうします?」という。
 すぐさま持って歩いていって壁に掛けてしまった。すごい存在感。店の中心になってしまった。どうする。
 ワインとマディの落差、どう埋める。「いや、意外と違和感なく・・・」と言いつつ笑っていしまうナカヤマさんだが。
 展覧会で見損ねた人、是非吉祥寺Andeuxまで「マディ詣で」にいらっしゃいませ。ご慈悲に預かれると思います。
あーあ、やっちゃった。知ーらない。でも助かった。100号が片づき、しかも多くの人に見てもらえる。

7月16日(日) 搬出
 原宿の展覧会、終わる。後かたづけ。結局車の都合で100号の絵は各自の仕事場に。あーあ。
 でも最終日なので早めに行ってひとりで絵を見ていた。もう次の作品を描きたくなった。
アトリエ、欲しいなぁ。やっと夢ができた。アトリエだ。天井の高いアトリエが欲しい。
 最後のボクの仕事場に来て、それから打ち上げ。みうらくんは、なぜかボクの写真をたくさんコレクションしている。
それが酔っぱらったときのもの中心で、ひっどい。いつか公開するつもりらしいがとんでもない。海坊主以下。
 鯨ベーコン、食べたかったぁ。(店で切れていた。みうらくんが注文した5品目ぐらいが全部切れていた。珍しい)
 夏ばてか、なんとなくダルイ。珍しく漠然とした鬱っぽい気分。
 朝、帰って寝ようとしてふと見たら、肘の内側にボールペンで顔が描いてある。いつのまに。
 しりあがり寿の「女装社員・薔薇のヴァネッサ」が相変わらず面白い。
 
7月15日(土) 「幼稚なOTONA」
 
今度のQBBの単行本は「幼稚なOTONA」。その打ち合わせを弟を交えてする。9月半ば発売予定。
 これは自信作。というか、サイテーな中年男が主人公。すべてにおいて調子づいていてバカ丸出し。
オカシサという意味ではQBBのマンガの中で一番だと思う。しかもカラーでおそらくファンも読んだことのない
防災マンガがごそっと入っている。真面目な防災雑誌に載ったにもかかわらず「ニュースで見る炊き出しがうまそー」
とか、不届きなことをヘーキで書いている。今読み返してもくだらなすぎて自分でも笑っちゃう。
 レギュラーの仕事があるのに、昨日のワインが残っていてダルイ。誕生日のプレゼントでもらったドイツ製の
ハサミの切り心地がものすごくよくて、意味もなくいろんな紙を切り刻んで時間が過ぎていく。お札が切りたくて
たまらない。泥棒に入って人のへそくりをチョキチョキ切ってきたい。夏目漱石だけ切り取ったりしたい。
 あ、絶版だった泉昌之の「天国や地獄」(青林堂)がそろそろ出ます。9月には同じく「豪快さんだっ!」予定。
 今夜は夜中の12時半から20日のライヴのリハーサル。新曲4曲くらいやるつもりだし。
ボクが詞を書いてWAKAが曲を付ける「グーなエピソード」「Any more」が面白そう。

7月14日(金) 銀座
 
タキモトさんと銀座を歩き「その窓の中」の撮影。昭和初期に建てられた7階建てマンション(アパート?)。
5階までは階段。エレベーターも超古い。階段の手すりとか床とか最高。
「クスミ、ここだよ、ココに事務所借りろよ、最高だぜ」とタキモトさんは、ちょっと開いているドアに鼻を突っ込み
(中は映画セットのような古い会計事務所)くんくん中の匂いを嗅いでいた。ほとんど変質者。
 タキモトさんは坊主刈りにしていた。生まれて初めてと言うことだが、結構似合っている。
 それから有楽町線で成増に行き、マンガ家のキクチヒロノリさんの仕事場を取材。ミニカーのマッチボックスシリーズ
をズラリと揃えていて、いかにもだった。
 そういえば小さい頃、デパートに行くたびミニカーを買ってもらっていた。もう車の名前忘れた。でも中に、
メタリックブルーのクーペで、ドアを開けると車内の電気がつくのがあったのを憶えている。重さの感じとか。
 その前は樹脂でできた動物だった。ライオンとかゴリラとか30匹ぐらい持っていた。大きなサイを買ってもらったときは
ドキドキした。手触りとか匂いとか今でも思い出すことができる。

 夜遅くから、Andeuxでお客さんが誕生日をお祝いしてくれるというのだが、行くのが怖くてぐずぐず仕事していたら、
「もう帰ると言う人がいる」と電話があり、慌てて行ったら20人ぐらい知っている人がいて驚く。ライヴに来てくれる
人が中心だけど、打ち上げとはまるで精神状態が違うので、全然落ち着かない。ごまかすためにワインを飲んでいるうち
酔っぱらってわけわからなくなったので、帰りました。皆さんありがとうございます。
 同じ誕生日の人とかと飲み会をやったことはあるけれど、ケーキのロウソク(42本!)を吹き消して、例の歌を
歌われたのは(これが卒倒しそうに恥ずかしかった、どうしようと思った)、たぶん小学校の低学年以来。家族以外初めて。
 
 それで朝起きたら服着たまま仕事場のソファで眠っていた。だめだこりゃ。

7月12日(水) あ
 今、日付書き込んでわかったけど、明日(というかこれを書いてるの13日午前2時だから今日)は父の誕生日だ。
 いくつになるんだ、昭和2年だから、73か。うーむ。電話でもしておこう。
 掲示板にも書きましたが、ボクの100号マディ・ウォータース買ってくれる人(100万円)、
預かってくれる人、募集中。今度の日曜日搬出です。誰もいなかったらどうするんだろう?邪魔!いいのに邪魔。
 16日日曜の搬出は夜9時ですがボクは6時頃からずっとギャラリーにいようかな、と思っています。

7月10日(月) 暑い
 暑くて水物ばかり飲んでしまい、ちょっとお腹がくだり気味。そんなこと世界に発信してどうする。
 でも考えてみればくだらないことしか世界に発信してない。でもこういうくだらないことをニューヨークでは
イッチャンが、そしてアラバマやベルリンやパリの人が読んでいたりするのだからおかしなことになっている。
 雪印が大変なことになっているが、次はどこでしょう。(急に社会的話題ふってみたがあとが全然続かない)
 前に図書館で見てずっと欲しかった写真集「ピカソとジャクリーヌ」を手に入れたんだけど、やっぱりすごくイイ。
 カメラマン、デイヴィッド・ダグラス・ダンカンは、ピカソの写真を何万枚も撮ったが、驚いたことに
ピカソがまばたきしたのを見たことがないという。表紙であんなにめちゃめちゃに解体されたジャクリーヌの
肖像画が「似てる」のもちょっと信じられない。映画「ピカソ〜天才の秘密」もものすごく面白かった。
 キヨシローの「夏の十字架」買った。もちろんいい。もう怖いものなし、なんでも有りの独走態勢だ。
 あ、お楽しみ箱の「バカデミーショー」更新してます。 

7月9日(日) 汚さ限界
 
仕事部屋に仕掛けてあったホウ酸団子が効いたらしく、小さなゴキブリの死体が3匹床に転がっていた。
 しかも床は本と雑誌と楽譜と写真とスライドとTシャツとFAXとレポートと楽器とカメラに覆われている、
その隙間にだ。考えたらノイローゼになりそうになって、仕事を保留にしてついに掃除始める。
 そしたら切れたギターの弦とかいらないビデオとかペットボトルとかのど飴3粒とかが出てきて、
分別ゴミの袋が5種類ぐらい必要になった。とにかく掃除機をかけたいので、捨てるものはどんどん捨てて
いるものは机とソファの上にどんどん乗せていったら久々に床が出現。ずっと山道を走って海に出たときの如し。
汗びっしょりのまま掃除機をかける。快感。
 ところが一心不乱に掃除機をかけていたら、油絵を描くとき使う筆洗いの缶をけ飛ばし、
アッという間にジュウタンにクリーナーつまりほとんど石油ですね、あれがドバーッとこぼれた。
うっわあああああーーーー!!!靴下も一瞬にして汚染。最悪。
 というわけで、これを書いている間も下から石油っぽい匂いが立ち上っていてたまったものではない。
 どうして俺ってこうなんだ?頭に来て30分エレキギター小さな音で弾きまくる。上半身裸で、立って。

7月8日(土) タモリ倶楽部収録
 
テーマはハゲ。「業界のゲーハ50人に聞きました」。くだらなすぎ。ハゲさんチームは、井出らっきょうと
山田五郎とボク。止めどなく出るハゲエピソードにスタジオは爆笑の連続だった。ふさふさチームでは
ひさうちみちおさんが、いい味を出していた。ちゃんと京都からネタを仕込んできているのもオカシイ。
 オンエアは、7月28日の深夜。どうなってることやら。10年来知ってるタモリさんのマネージャーに
「ほんと、クスミさん禿げてからのほうがかっこよくなりましたよ」といわれる。
 無視されてる仕事場は荒れはてて無人の野寺化。野猿の天下かゴキブリの巣窟。現実から逃げてる俺。
 夜中に帰ってくると「今キャバクラでイズミさんもいるんですけど、大ファンなんで〜す。」という留守電が
入っていた。キャバクラ嬢に電話させるな泉晴紀、そんなとこにいるのかピンクの頭で、俺はダシか。

7月7日(金) バカデミーショー
 
今月は「シリアル・ママ」。「ピンク・フラミンゴ」のジョン・ウォーターズ監督のバカホラー映画。
キャスリン・ターナーの演技が素晴らしい。台風が近づいているので、掃除をすることができず、
依然部屋は殺伐中。ますます荒廃中。ゴミ箱も溢れ放題。
 
7月6日(木) 美學校
 
さすがに疲れがたまっていて、仕事が進まず30分以上遅刻。夜中に「闇太郎」で飲む。
 今夜は店のオヤジの誕生日だった。ここの梅酒はおいしい。そんなわけでまだ部屋は殺伐中。
1度ものを置いたらすぐ見つからなくなる。

7月5日(水) 「天国や地獄」泉昌之(青林堂)
 の新装版の装丁。エッセイ本の校正。その他。仕事場から絵が無くなったが、壁に飾ってあった絵もなくなり、
掃除していないので、なんというか殺伐としている。でも掃除する気力が出ない。

7月4日(火) 大雨ライヴ
 開場時間前に大雨。ものすごい集中豪雨。ずぶぬれできた人もいた「スペクタクルロックライヴ」。
 開演前の「余興」弾き語りの時、観客は50人ぐらいしかいなかったんじゃないか。
 でも始まってから雨が止み、次第に客増え、最終的には満員で大盛り上がり。よかった。
 オヤジパワー全開。みうら「とんまつりJAPAN」with和島慎治と俺のツインリード、ド迫力。
 泉晴紀「憧れの人」どこを切っても歌謡ロック。「FRESH」に負けず劣らずどうかしてる。
 安斎肇「ブラウンシュガー」「アローンアゲインオオサビ抜き日本語版」。カワイクテ面白かった。
 そしてボクは前夜に訳詞を考えた「見張り塔からずっと」。結局リハーサルほとんどナシで本番気合い勝負。
最後はお決まりの「カリフォルニアの青い馬鹿スペロクヴァージョン」。「何がモーニング娘だバカヤロー!」とみうら絶叫。
 スライドとかアレンジとかもろもろ今日は総まとめ役で、メンバーと店のスタッフに「ここどうなってるんですか」と
ばかり聞かれて、いろいろ疲れたけど、演奏爆発でチャラ。1年に1回ぐらい理由を付けてやりたいな。
 打ち上げで腹が減ってるのに食い物が全然来なくて俺はマジで不機嫌になったぜ。でも喰ったら収まった。ゲンキン。
 でもたまたま今日はしりあがり寿さんと唐沢なをきさんの文春漫画賞授賞式とパーティと重なってしまった。
 行きそうな4人が原宿でバカ騒ぎだった。お二方おめでとうございます。パーティいけなくてゴメンナサイ。

7月3日(月) よく寝た
 
夕べは疲れて久しぶりに午前2時頃寝た。だから朝7時頃目が覚めたのだけど、ものすごくすっきりしていた。
深ーい眠りだった感じ。でもまだ早いので新聞を読んで冷たいびわ茶を飲んでからもう1度寝る。
 そしたらすごい悪夢を見た。でも舞台になっている街はゴチャゴチャして古くて市場みたいで
ものすごく楽しい。それなのに顔の左右が別人の見知らぬ女にしつこく追われる。すごくコワイ。目の高さが
左右3センチぐらい違う。その目でにやーっと笑いながら人混みの中を追いかけてくる。
 すごくイイ感じの食堂に裏口から入り込み、「ここはいいところを知ったぞ」と思うともう隣りにその女がいる。
 この前ホラー映画観たせいか。起きた瞬間、ドキドキしていたのは久しぶり。ところが、起きてしまうと
なにか憑き物が落ちたように心がさっぱりしていた。自分は海外に行った最初の晩、よく悪夢を見るが
それに似ている。悪夢は脳にとっていいときもあるのでは、と思っている。
「天国や地獄」の新装丁、終わる。前よりよくしなきゃならないのでプレッシャーがあるけど楽しい。
 雑誌のイラストを描いたりして、夜中になって明日の音楽の準備。訳詞をつくったり、アコースティックの
曲を探したり。そうしたら高校生の時作った「バカじゃないのこいつ的」な歌が出てきた。恥ずかしくておかしい。
 全然彼女でもない女の子の誕生日用の歌。「18歳になったヨーコちゃんへ」だって。しかもそれが未完。
その未完具合がおかしい。当然ヨーコちゃんには聞かせなかった。あと、『中学生日記』に出てくる、
「白いカラス」はモデルがあるので、ちょっと形を整えてやるつもり。あの歌もオオバカ。
 エレクトリックセットでは、今回知人からストラトキャスターをなぜか2台も借りてしまい、昨日の
リハで弾いてみたが、弾きまくるには、やっぱりいまいちトーンの作り方とか慣れていないので、
サブギターとして持っていく。最近愛用のGibson340で滅茶苦茶やるんだ。
 でもこれ書いたらスライドの構成やらないと。

7月2日(日) 7時過ぎから始める
 7月4日のスペクタクルロックライヴのリハーサルした。時間が無くてまとめるのは大変。
自分の曲は全然できなかった。「ウルサイのやって!」という要望なので、ディランの「見張り塔からずっと」
を日本語でやることにした。でも当日1発本番ということに・・・。安斎さんの「ブラウンシュガー」かっこいい。
今回は1番安斎さんがいいんじゃないかな。みんな面白いけど。イズミ君は当日のギターとパンツに注目。
 みうらくんは、歌詞を変えるなど、絶対何か仕込んでくるはず。
 後で打ち合わせをする中、開場から開演までが長すぎる、とみんなが言い出した。
 クロコダイルは6時開場8時開演なのだ。「そんなに待ってられない」と言うことになり、
開演約1時間前の7時頃から4人がひとりずつ出てきて生ギターで昔の曲を何曲かやることになった。
もちろん開演時間はもう告知してあるので、客電も消さず、アクマでオープニング前のBGMサービスとして
やる。この日記を読んでくる人はラッキーなものが見れるでしょう。安斎さんがトップ。次がボク。みうら。
 最後のイズミ君が一番緊張していた。京都時代にマジで歌っていた歌がリクエストされている。
 8時からはちゃんと「スペクタクルロック・スペシャル・スライドトーク」をやる。
 9時までやったら、ちょっと休憩してエレクトリックセット。みんな2曲ずつ。個性ばりばり。バカノリ。
 スッゴク盛り上がりそうで、楽しみ。これを読んだ人は早めに来てね。

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