2月29日(火) 搬入
 やや二日酔い。の搬入。町田が遠く感じる。でもいろいろ並べ始めたら夢中になって面白くなってくる。
 描きかけの絵も、ユザワヤのビニール袋に強引に入れて、絵の具がベターってなったまま持っていった。
 弟に友人のカメラマンの人が手伝ってくれて、深夜12時過ぎにようやく形が整う。
 吉祥寺にたどり着いたのが1時半。結局そのあとタイトルのことやいろいろやっていて5時半。寝たの6時半。

2月28日(月) ホームページもニューリアルしたけど
 
いよいよ明日搬入。町田は遠い。でも遠いところまで来た人はきっといいことがあると思う。弟のイラストも良さそうだし。
 ハガキも増刷したので、行きたい人、住所メール下さい。送ります。
 いろいろなことが重なり、いろんなことが起こり、明け方4時半までがんばるも精神的にまいっている。
昨日はせっぱ詰まった気持ちのまま、友人関さんの結婚パーティで歌まで歌った。ヤケクソ。「谷間のない女」を
谷間のない歌手とギター弾き語りで。これが大受け。そのままギターを持ったまま15分ぐらい芸をして、
ほとんどなにも飲まず食わず(知っている人はとり・みきさんと奥平イラさんぐらいだったし)30分で帰った。
 でも新郎新婦はハデで明るくてよかった。関さん宴子さんオメデトウ。お腹の赤ちゃんも。
 やらなければならないことが10ぐらいあるのに、全然進まない。頭が混乱している。人の世話にばかりなっている。
 今日もこんな、あとでやればいいようなことをしてみたりして。絵も描きかけ。大丈夫だろうか。展覧会は弟に任せた。
 なんてわけにもいかない。なにやってんだろう。

 と、情けない日記を書いてぐずぐずしていたら、夜中の1時過ぎ、ハッパちゃんの実物大フィギュアが届いた。
スッゴクカワイイ。会場に非売品で展示しよう。ちょっと元気が出たような。
  
2月24日(木) キャンバス買っちゃった
 もうQBB展まであと数日、ほかの仕事もあるというのに、ユザワヤへ買い物に行ったついでに、
キャンバスを買ってしまった。しかも40号。この期に及んで油絵を描こうとしてるのか、俺。
 そのついでに、出来心で、寒くてお腹空いていて並んでなかったから、いわゆるとんこつラーメン食べてしまった。
 すっごく久しぶりで、頭で思っていたより油っこくなくておいしかったけど、もう当分いいって感じ。
 隣のワカモノが連れの友人に油そばの食べ方を小声で細かく指導してるのがおかしかった。
 ニール・ヤング展で顔出しニールくんを作ってくれた人が、ハッパちゃんの立体ポップを作ってくれていて、
色を塗る前にこれでいいか、確認しに持ってきた。大きさが10センチぐらいで、カワイイ!
実物大のハッパちゃん。あんまりカワイイカワイイといってたら「そんなにいいなら型とって樹脂で作ろうかな」
といいだした。ハッパちゃんフィギュア!初日には間に合いそうにないが、後半の土日までにならなんとか。
もちろん販売する。結局グッズは始まってから揃うことになるが、数が少ないから、後半にはなくなってるであろう
ものもあり(希望)、全部が揃ってる状態は1日もないかもしれず、作者としてはちょっと淋しい。
 初日から出るもので特に数が少ないのは、時計と帽子、帽子は女子供用に僕がデザインして、知人に縫って
もらっているベレー帽で、頭全体にテントウムシが張り付いていているもの。10個。だから高くするんだ。
 僕がギャラリーにいるのは、基本的に土日。初日は特にオープニングするワケじゃないけど、顔は出す。
まだ飾り付けやってたりして。でも平日も時間が出来たら行く。でも町田は遠い。ニール展の時も全然行かなかったもんな。
 後半の土曜11日がサイン会付き「とうとうロボが来た!改訂版」先行発売になる。
 ところで弟は今小学生向けの本に載せるQBBの恐怖マンガを描いている。原作付きで兄俺がコンテきった
のだが、ちゃんと怖いけどやっぱりどこかQBBになっちゃって、笑っちゃう。今度本気で
コワオカシイマンガ描こうかな。いやー勉強になった。来月はガロで久しぶりに泉昌之をやる予定。
でもそしたら来月ガロの中に俺が関係した企画が4本になっちゃう(QBB、泉、タキモト、自分個人)。
いいのかい?こんなマイナーなせまーい場所でヒッパリダコ。道歩いてる人誰も知らない売れっ子。
 あーあ、こんなの書いてる場合じゃないんだよな。
 
2月23日(水) グッズ出来てきた
 腕時計の試作品上がってきた。すごく気に入った。たくさん発注したいけど、お金がないのでたった10個ずつ。

 展覧会場で1個9.800円ぐらいで売る予定。売れるようだったらまた作る。いずれにせよ、少しずつ。早いものがち。
なんて、煽ったりして。バッグ、タオルもできてきた。タグを縫いつけなくてはならない。でもなかなかカワイイ上がり。
 みうらじゅんや、泉晴紀に「クスミは結構ブランド野郎だ」とからかわれ続けたので、この際開き直って俺のブランドを
オレが作ってやろうじゃないか、と考えて1ヶ月。展覧会はその発表会でもある。
 ラフレシアという花と、ハッパちゃんという2アイテムで、少しずつ商品を作っている。
 でも馬喰町に行ったり錦糸町、浅草橋の問屋なんかまわるうち、面白くなっちゃって、お金をずいぶん使ってしまい、
自宅と仕事場の家賃同時更新もあって、はっきり言って貧乏。初めて借金した。でもそれもまた面白いから困る。
 でもグッズばかり先行して肝心の新作がまだ出来ていない。
 にもかかわらず、ガロの原稿などにおわれる。しかも中崎タツヤさんの漫画の装丁も入ってきてしまった。
 あ、今日、「孤独のグルメ」の文庫版が送られてきた。小さくなって字も絵も異常に細かい。読んでない人よろしく。
発売中。扶桑社文庫。630円。
 
2月22日(火) MANGA ZOO
 Tシャツの発注とTシャツ選びに三軒茶屋へ。もうギリギリ。初日に間に合うのか?間に合わないかもしれない。
 その足で「ガロ」の打ち合わせとタキモトさんの写真セレクト。
 その足でMANGA ZOOというマンガのインターネットサイト?のオープニングパーティへ。なんだか知らないけど
ちょっとバブルを思い出すハデなものだった。人もずいぶんたくさんいた。なんかちょっと挨拶した。司会はモーリー・ロバートソン?
と千葉麗子?だった。つのだじろうや谷岡ヤスジ夫人もいた。久しぶりに楳図かずおさんと話した。江口寿史さんは
ビデオ録りのインタビューが大画面3面マルチで流れた。吉祥寺で会ってるから、なんかおかしかった。
 あとから、しりあがり寿さん、安斎肇さん、なんきんさんも来て、10人ぐらいでレゲ居酒屋に飲みに行く。
みんな「じゃちょっとだけ座ろうよ」と言いながら、僕が終電で帰ろうとするとえーーーー!?」とか言って結局この忙しいのに
遅くまで飲んでいた。すごく面白かったからいいんだけど。

2月20日(日) 雪ぱらつく
 
午前中雪がぱらつく。寒い。でも冬はこうだよな。
 仕事場で静かに仕事。電話も来なくて調子いい。
 一区切り付いたところで、2月18日と16日の日記をさかのぼって書いてみたりして。
 今聴いているのはユッスー・ンドゥールの新作。その前に聴いていたのはスティーブン・スティルスの74年のライヴ。
 エレキギター弾きまくりてぇ。(よく夜中にエレキギター抱えて、アンプにつながないのにちゃんと立って弾いてる馬鹿は俺だ)

2月18日(金) 「馬鹿でよかった(仮題)」
 という歌が僕らのレパートリーにあるが、そういうタイトルになりそうな本を作っている。
 松尾スズキさんの「ぬるい地獄の歩き方」を作った演劇ぶっく社に「ボクの単発エッセイの本出してくれませんか」と
いったら、あっさり出してくれることになったのだ。で、編集者にメールやFAXでエッセイをたくさん送って
「構成はとりあえずそちらでやってくれませんか」と、まかせておいて、ちょっと忘れた頃に、全体を構成して
打ち出してくれたのを見せてくれた。これが結構面白くて、だんだんエッセイじゃない本みたいになってきた。
 ボクの初めての文字の本は角川文庫で出て絶版中の「久住昌之の人生読本」だが、それに近いテイストになってきた。
(その編集者が「人生読本」を大学生時代に愛読していて今も面白いと思っているから、というのもあると思うが)
 で、どうやらボクは自分で1人称のエッセイを書くより、誰か架空の人の独白見たいに書いたほうが、
テレがなくて極端になって口が悪くなって、面白いらしいことを今さらながら痛感した。泉くんや、弟と組んで漫画を書くのも、
wakaに歌ってもらうのも、たぶんそういうことなんだろう。そういうやつなんだ、俺って。一人では完結しないやつ。
 と痛感したところで、エッセイからそういうテレの部分を外していったら、文章がずいぶん減ってしまった。
 というわけで、結局今回も大量の書き直しと書き下ろしをすることになってしまい、楽して単行本、の夢は消えた。
 自分的には「極端な俺」で書くと、人から見たら「自然なクスミ」なのかもしれない。自分のことは難しい。
 5月発売予定。大丈夫だろうか。 

2月17日(木) グレン・グールド
 の27歳のドキュメンタリー映画を銀座のレイトショーで観た。かっこいい。「Off the record」と「On the record」の
2本で1時間ぐらいの作品だが「ピカソ 天才の秘密」のように面白くてどのシーンも興味深かった。

2月16日(水) 深夜の俺様
 忙しくてこの日の日記は書かなかったが吉祥寺のバーHavana Moon(イイ店です)のマスターが「書いてくれるの楽しみにしてます」と
いうので、ひとつ仕事が終わった狭間にこれを書く(2/20)。
 夜中の3時頃仕事が終わり、近所のCopaBrosで、テキーラなぞちょっと飲みつつ来週のスケジュールを考えていたら、
店員が「WAKAさんから電話です」という。3時半頃だよ。何だと思ったら、
「あ、これからしげるんだけど、どう?来たばっかり?」
という。え?なに?なにするって?
「これからハバナのみんなとしげるんだけど、どうよ」
もう1度聞いたら「大茂(だいしげ)」という店に行く、ということだった。大シゲに行くから、シゲる、か。
わかんねーよぉ、いきなり!思えばここからすでに始まっていた。
 帰り道にある店なので、自転車で行くとテーブル席にwakaを中心にハヴァナの店長と若いスタッフの男女が
飲んでいて、なんだかみんなゲラゲラ笑っている。どうやらwakaが酔っぱらって俺様バクハツしているらしい。
 でお湯割りを頼んで話に加わると「ラヴホテルに入ったら、風呂は男と女とどっちが先にはいるか?」と
いうようなwaka得意の話題で、面白いのはみんなに質問することから始めるんだけど、結局自分の話をするわけで
それがどれもセコイ理屈になっていて、馬鹿馬鹿しくておかしい。
「たとえばさぁ、相模湖ローヤルって知ってるだろ?」
全員知らない。話の最初から崩れる。でもめげない。
「全裸でソファでタバコ吸ったり、しない?みんな」
誰もしない。しかもその描写が細かくて馬鹿馬鹿しくておかしい。
しかしハバナの店長もつられて恥ずかしい告白をしていた。
「酔っぱらって電話で好きな女に電話で自分の曲を歌ったこと、ありません?」
誰もない。滅茶苦茶恥ずかしいじゃん!と笑ったら、wakaが真顔で、
「あ、俺、ラヴホテルの中でなら、あるかも」
歌うかぁ?結果的にボクはそれに油を注ぐ役目をしてしまったので、笑いっぱなしで、気が付いたら5時過ぎ。
翌日早かったので、一足先に自転車で帰ったら、翌日の夜11時頃wakaから電話(自宅より)。しおらしい声で
「昨日は悪かったね、なんか呼び出しちゃって?」
え、なにいってんだよ、最高だったじゃん。
「ゼンッゼン、何にもオボエテナイ」
自分の持ち歌のようなこといってる。前の店でラムをしこたま飲んでベロベロだったらしい。そんな風に見えなかったが。
しかもその後寿司屋に行ってたまたまそこにいた禅ちゃんと店が終わるまで飲んでいたという。(禅チャンも禅チャンだが)
もうそのへんは完全に記憶がなく「俺禅チャンに対してやらしおいオヤジになってなかったか」と心配している。
それどころか、タクシーで帰って、金を払ってお釣りの小銭をもらって、それを手に握って車を降り、
財布に入れようとしたら、財布がなかったという。最低最悪。(結局タクシー会社から電話があり財布は見つかった)
 wakaは「たぶん日本一寿司の一店員を『握れない猿』なんて言ったバチだよ」と語ったが、まさにその通りだと思う。

2月14日(月) 丸善
 昨日の日記を読んだ人で、はやくも糸井の筒井本が丸善で入手できることをメールしてくれた方がいて、驚く。
さっそくインターネットやってない遅れた糸井にFAXしておきました。ユカリさんありがとう。
 今日は昼から浅草橋、馬喰町と、またグッズの素材あさりと、問屋さんとの打ち合わせ。ボタンの試作品ができてきた。
 これが渋カワイイ!中型の、裏が金属のボタンで、カーディガンやジャケットのボタンにいと思う。2種。
 キャップはちょっと技術的な問題ができて、ひとまず保留。バッグは白・黒・デニム各20発注。個人だとショボイ。
 腕時計も完成予想写真が送られてきて、すごくイイ。オレがしたい。お金がないから10本ぐらいしか作らない予定だったが、
来週試作品が上がってきたら、このホームページで公開して、予約もとろうかと思う。町田で遠くて、やはり土日しか
来られない人が多いと予想され、水曜から始まるので、地元の人がいいところから買っていってしまう可能性が
高い。なんて、まるっきり売れなかったりして。500円のオリジナル刺繍入りハンドタオルなどお買い求めやすい品も
取りそろえてお待ちしております。なんてちょっと商人になってるか、オレ。
 でも馬喰町は面白くて、そういう気分になる。もっともオレに向いてない仕事、それは商人であることもわかった。
価格設定などまるっきりどうしていいかわからない。最終的に損しなきゃいいや。
 といいながら、今はお金がどんどん出てゆくばかりなわけで、それがまた面白くてたまらない。金持ちにはなれない。
 夜中、肩こりで気持ち悪くなり、近所のツボしあ〜つに行ったら、隣のベッドでオバサンが凄いイビキで寝ていて
(一緒に来たじじいより早く終わって待ってる間寝込んでるらしい。酔ってる。ガマガエルのような寝顔)、最初まいった。
でも起きるときの寝ボケ加減に笑った。「あれ、みんなは?」だって。みんな。
 その後は静かで、BGMはジャズだし、2度ほど気持ちよさに気絶しそうになった(寝そうになっただけか)。
 帰ってハーヴティを飲み「東京人」の原稿。終わって「ガロ」のQBBの原作。でももう疲れたからどっかで1杯飲んで帰る。

2月13日(日) 糸井快挙!
 時々アシスタントに来てくれる糸井大介くんのイラストが、フランスで出版された筒井康隆の単行本の表紙を飾った!
 スゲエ嬉しい。本は『夢の検閲官』。やった。世界の筒井。世界の糸井。「世界の」といったら「ジャイアント馬場」
だった時代は去年で終わった。本当、これからは国際的イラストレーターとして活躍してくれ!
 しかし原稿料は5000円で、本は1冊しか送ってもらえなかったそうだ。どうなってるんだフランス。
 糸井君は自腹切っても、せめてもう2冊ぐらい欲しいそうなんだが、誰か購入方法教えて下さいませ。
 その本を見たい人はここをクリック。

2月12日(土) 杉浦日向子
さんの新刊「呑呑草子」(講談社文庫)が送られてきた。ボクが表紙のデザインをしたのだ。杉浦さんと担当のポワール嬢が
升酒風呂(んなのあるか)に入って酒飲んでると言うふざけたもの。よく見ると背景に、
「IIONNAGAHUTARISITENANIYATTENDAKA…(いい女が二人揃って何やってんだか…)」と書いてある。書いちゃった。
中の文章でおかしかったのは、「ルノアールやルーベンスの描く名画の裸女は、水着が似合わないだろうな」っていうの。
 ほんと、ルノアールの描いた女って、スレンダー系いない。時代なのか、個人的好みなのか。時代だろうな。でも好みも入ってる。
 疲れてたのか、昼間、ちょっと横になったら、3時から4時半まで昏々と寝てしまった。こんな長い昼寝数年ぶりか。
 3月1日からの展覧会の案内ハガキが上がってきた。特に欲しい人には送ろうかなと思っていますが。
 とにかく今は仕事しながらジミ・ヘンドリックスばっかり聴いてる。最高。死ぬ前、マイルスと実際やってたようだが
どんな演奏してたのか、ものすごく聴いてみたい!生まれて初めてストラトキャスター欲しくなった。高校生が買うような
安ーいストラト買おうかな。で次のライブで壊して燃やそうかな。燃やして消化器まいて出入り禁止になろうかな。

2月11日(金) あがた森魚ライヴat原宿クエストホール
 メンズウォーカーの仕事で、あがた森魚さんのライヴへ行く。ゲストにかしぶちさんと、鈴木慶一さん。
もしかしてボクが歌詞を書いた「骨」をやるかな、と思っていたら、やったなんてもんじゃない、後半最大の盛り上がり、
それも狂ったオヤジ達、がラストは原始人、を通り越して類人猿となってステージで凶気の吠え合いを演じた。最高。大バカ。
 いやー、最近オレも爆音してるけど、甘かった。まだ全然遠慮している。恐るべし50歳。3月18日はなんかしでかそう。
 しかしきれいな曲はこの上なくきれいだった。でもきれいだけどパワーがあっていつも微かな狂気をはらんでいた。
 ロビーで、10年ぐらい前よく一緒にライブをやった和久井光司くんや、メトロファルスのヨッチャン、ライオンメリーさんなどに
会う。あがたラインの人たち。一生こうして会うんだろうな。でも今回初めて、という若いお客さんも多く、うれしい。
 今日は渋谷公会堂でみうらじゅんといとうせいこうの「スライドショー」なのだったが、そういうわけで行けず。
 なぜかスライドショーとは第1回からスケジュールが合わない。渋公まで大きくなったというのに。みうらくんごめん。
 って、こないだ会ったとき「読んでるよ」と言われて、謝ってみたりして。やりにくくてしょうがない。
 全然忘れていたけど、「孤独のグルメ」(作・オレ・画谷口ジロー)が扶桑社文庫化されることになってて、その
校正が出てきた。なんだ、じゃ、もうすぐ発売なんだ。へー。地味な表紙だった。この本では、あとがきのかわりに
ボクが1本文章書いていて、これが「ないほうがいい」という意見と「そこが好き」という人といて、意見別れるなら
取っちゃってもらおうかなあ、と思ってたらもうしっかりレイアウトされていて、仕方ないから少し直して戻す。
 今これを書きながら、北海道の知人に送るQ&Wのライヴテープをダビングしているんだが、wakaの歌の
「想い出が出てこない」という曲は凄くいいぞこれ。大人の、言ってみれば情けない歌だけど、今聴いててちょっとグッと来た。
 いろんなことが同時進行でいつも何か忘れてるような気がしてしょうがない。でも儲かる系の忙しさは全然少ないんだな。
 風邪ひいてないのが救い。
 あ、そうだ「バカデミー・ショー」更新しました。今月は「レザボア・ドッグス」時間が無くてこんな感じ。「お楽しみ箱」の中に。

2月10日(木) 卓也誕生日
 
あ、今日は弟久住卓也の誕生日だ。皆さん掲示板になにか書いてみ。おもしろいから。(←こういうひどい言い方で
おとなしくて照れ屋ちゃんな(ほらまた)弟をぬる〜くいじめていたヒドイ兄だった)

2月9日(水) 「オリジナルグッズ」
 
とりあえずタオルに刺繍したのの試作品が送られてきた。なかなかいいぞ。嬉しくなる。でもギリギリだな。
 さらに夜は腕時計の人と会う。面白いのが比較的安くできそうで、嬉しい。グッズを作るのは楽しい。
 実は今日はQ&Wのピックもデザインした。展覧会中にはできそうだ。
 レギュラーの文章の原稿が落ち着いて書けず、てまどる。
 そうだ、今度の3月1日から14日までのその展覧会で、週何日か、店員さんをしてくれる人を募集すると思います。
 町田で午後1時から8時。誰かいるかなあ。そっち方面の方。寝たの6時。
 
2月8日(火) 「モナリザ」
 
東京都美術館に「モナリザ100の微笑展」見に行く。昔の模写作品がものすごく似てるのに、こら全然違う人だ、
という最初のコーナーがすごく面白かった。「そっくりさん」のオカシサが出ちゃってる。超真剣なだけに。
その後のパロディアートや引用アート、コンセプチュアルなモナリザアートは全然つまらなかった。ウォーホルも。
 せっかく上野に行ったから、と忙しいのにひとりで蕎麦屋に行って1枚。当然1杯。
 帰りの中央線でお尻があたたかくてウトウト。
 なんやかんや仕事終わったの朝4時。

2月7日(月) 「とうとうロボが来た!改訂版」
 
のカバーのデザイン。同じ絵を使うのでむずかしい。全然違うのをやったら、弟がそこまでやらないほうが、
というので、前のものと似ているけど印象が少し違うものにする。
 今回は結局、単行本未発表の漫画を3本加えることにした。うち2本は「兄弟漫画」で、ちょっと私漫画。
 オレは最高におかしいが、自分のことを書いてる弟は「オレがかわいそう」といっていた。確かにひどい言い方の連続。

2月5日(土) チャップ
 
というあだ名の高校時代からの友人が博多からでてきて吉祥寺の東急インに泊まっているので飲もうという。
 結局11時に居酒屋で待ち合わせて飲んだ。彼も飲み出すと長っ尻でエンディングがないほうだ。昨日も飲み過ぎたので
注意して付き合う。彼は高校まではマッチ棒のように痩せていたのに、いまでは関取のように太っている。
 いいやつなんだが、なんというか、昔から幸せにムラのある男で、すごくいいことがあっては、ものすごく悲惨なことに襲われる。
 高校時代から好きな女の子には、好かれず、全然好きでもない子にものすごく思われる。社会人になっても、人から見たら
「付き合っちゃえよ」というかわいい若い子に好かれながら、全然タイプの違う女の人に一途になったりする。追いかけて追いかけて
やっと結婚した奥さんとは数年後離婚。しかも一方的に向こうから別れられた。気の毒だった。ところがつとめている会社(一流企業)で
大出世、したと思ったら父親が亡くなり、転勤先では会社で1番性格の悪いと評判の支社長のしたに配属。「食い物がうまくて最高」と
いう博多にいながら、いろいろなトラブルに巻き込まれ忙しい間を縫って上京している。でも関取でぶ。
 さんざん愚痴を聞いてから店を出て「もう1軒」と寿司屋に行った。まあ、ちょっとだけね、と飲んでいたら、吐血して
飲めないはずの禅チャンが入ってきた。午前3時に寿司屋に烏龍茶飲みに入ってくる女、いるかね?
 まあ元気そうでよかった。「烏龍茶もほどほどにして帰って寝ろよ」なんて言って先に帰ろうとしたら、なぜか財布に
金が千円しかない。禅チャンにちょっと借りた。情けなくて自分が嫌になる。おまけに膝のリハビリとかいって
自転車でなく歩きなので自宅までの距離がものすごく遠く感じ、チャップのホテルの転がり込みたかった。でもふらふらしながら帰った。
 
2月4日(金) 講師
 
新宿は住吉町にあるENBUゼミという演劇の学校で特別講師。エラソウ。でもウクレレ弾いたりして。
 帰りに春にでる予定のエッセイ集(?)の打ち合わせでちょっとビールを飲む。四谷の焼鳥屋すげー美味い。
 で8時過ぎに打ち合わせも終わり、店を出てひとりになり何となく中途半端だったので、まさ吉という、青林工藝舎御用達の
居酒屋に行った。スゲーシブイ店。ここで以前に受賞のお祝いをやってもらった。自家製の薩摩揚げと自家製のらっきょうで
焼酎お湯割り、客俺ひとり。渋すぎるシチュエーション。
 で、吉祥寺に帰ってきて近所のバーへ腕時計の打ち合わせに。5本くらいだけ試しに作ってみようと思う。
 それからもう1件、いつも行ってる店に行って、ちょっと飲むつもりがWAKAが3時頃やってきて、どうでもいい新宿の
ラーメン屋の話をしているとき、突然口論をふっかけてきて(時々ある)収拾に困ったが、トイレから帰ってきたら
けろっとしていてよかった。そんなこんなで今日は結局飲み過ぎた。
 
2月3日(木) 朝
 起きたらセーターとズボンのまま布団に突っ込んで言った体勢のまま寝ていた。靴下もはいたままだった。
 疲れて眠いんだから仕事終わったらさっさと帰りゃいいのに、夜中の2時半に飲みに行ってしまった。
で知り合いに会ってしまい、ビール1杯飲んで引き上げるつもりが、テキーラなんて飲んでしまった。びしびし。
 今日はインタビューを2件受け、各1時間半ぐらいずつ。マンガその他が進まない。
 WAKAに少しだけもらった「凍頂烏龍茶」が美味しい。これ買おうかな。
 そういえば一昨日カレー屋で偶然江口寿史さんにあった。急に思い出した。どんとが死んだのには驚いた。

2月2日(水) 陶芸
 3月1日からの個展のために、東青梅の陶芸教室に行く。教室に行く前駅近くの「雲水」という手打ち蕎麦屋に行く。
いつも陶芸に来たときの楽しみ。久しぶり。美味しかった。教室は高橋アッコさんに紹介してもらった。先生がすごくイイ。
 すぐに作業に入り、夢中になってぐい飲みを作る。2年ぶり。土をいじるのは原始人に戻るようで日常の一切が関係なくなり、
ある意味で瞑想のようなものだ。約3時間集中してやり、帰りの電車でぐったりと疲れてる自分に気づく。でも気持ちイイ。
 これで帰って風呂に入ってビール飲んで寝られれば最高なんだが、そうもいかない。
 お猪口はひとつひとつ違うのを作るので、前の個展の時は自分で好きなものから売れてしまい、嬉しいけど
ものすごく淋しいというか悲しいというかつらかった。だから値段は絶対高く付けるんだ。1個1万円。10万円にしようかな。

2月1日(火) みうらじゅん誕生日
 
昼間はマンガ原作などをして、夕方から打ち合わせ、帰ってきてまた出て、少し仕事したらもう夜10時。
 で11時に仕事場を出て、三軒茶屋へみうらじゅんの誕生パーティwith泉’レッドマン’晴紀に行く。
 しかし42歳なんていう中途半端な歳でお誕生会するかい。しかも同じ月の誕生日の泉晴紀と合同なんて、
ほとんど幼稚園だ。泉晴紀45歳。デザイナーというよりはソラミミストの安斎肇も来ている。
 なんだか知らないが靴下を喰うのはあれ以来儀式になっているようで、凄かった。靴下酒を飲んでいる男もいた。
 バーの2会の座敷のようなスペースにぎゅうぎゅう詰め、完全に大学生の合宿のコンパのノリ。いくつだホントに。
 どこからか生ギター出てきて、俺はずいぶん伴奏係をやった。異様に盛り上がった。特に泉晴紀はひどかった。酔って
腰が抜けて立てない。みんな「晴紀ちゃん、立って」などと感動の母子ドキュメンタリーみたいなことを言って応援。
 やっと立ち上がると、
「これからね、みんな、ここにいるみんな、2000年、嫌なこと、つらいこと、あるよ、
でもね、でもね、俺だけは楽しいんだーーーーーーー!」
と声を枯らして叫んでいた。完全にどうかしている。
 ジーパンの上から真っ赤なブリーフを履き、顔中に口紅を塗って、である。キチガイじみている。
 相方として困るが、まあ、頼もしい限りだ。たまになら。

 人のことばかり言うので、正直に自分のオオバカぶりを正直に告白する。
 今日の昼間、自分が嫌になった。きっと信じてもらえないかもしれない。
 4時から渋谷で打ち合わせがあり、その前の仕事に手間取って、仕事場を出るのが30分も出るのが遅れてしまった。
 出る直前、帰りが暗くなって冷えてきたら、と思い、ジーパンの裾をめくり、痛めている膝に例の遠赤外線関節サポーターを
付けた。今日は日中割とあたたかかったせいか、昨日の痛みに比べたら、歩いても少ししか痛みがなかったのだ。
 で、駅に向かう道を慎重な急ぎ足で歩いていたら、サポーターを付けていないほうの右膝がちょっと痛い。
やはり左膝をかばって、右も疲れが
と思ってハッと気が付いた。痛めてるのは右膝だ。俺はなんともないほうの膝にサポーターを巻いて出てきたのだった。
 こんな人、いるだろうか。自分が嫌になった。おっちょこちょいにもほどがある。
 でも道で付け替えるのもヘンだし、ムズムズする気持ちで駅のまま駅に入る。駅のトイレで直すのは気が進まない。車内か。
 電車に乗る。上手いことに端の席に座れた。しかしどうしてもジーパンの裾があげられない。車内はそんなに込んではいないが
隣はOL、正面は女子高生二人。若い男が斜め前で吊革につかまっている。やれば造作のないことなのに、実行できない。
 この膝サポーターは3カ所をマジックテープでとめる方式なのだが、そのはがす「ベリベリベリッ」という音が
頭の中に大きく響き、付け替えをためらわせた。でも躊躇してる間も何ともない膝が丁寧に保温しているのだ。
 そのまま渋谷まで行き、結局待ち合わせの喫茶店でも、遅刻の負い目もあり、そんな間抜けなことできなかった。
 で、とうとう仕事場に帰ってくるまで、そのまま意味無しサポーター。なをやってるんだろう俺。
 痛めてる膝は、予想通り帰る頃冷え込んできたか、しくしくとわずかに痛みを増した。
 仕事場に戻るなり、むしり取るようにサポーターをはがすと、膝回りはうっすらと汗をかいていた。

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