『手拭い (作詞作曲:久住昌之)



(↑久住卓也作の手拭いの一本「中学生日記てぬ」)

 手拭い   

あの人は街の外れの 小さな居酒屋で働いている
どこかとぼけた笑顔が見たくて 今宵もアタシ ドアを開けるの
あの人の働く姿は 沈んだ気持ちも軽くするのよ
お客さんとの距離の取り方 いつも絶妙 クールでヤサシイ  
  頭に手拭いキリリと巻いて 前掛けのヒモをぎゅっと縛って  
  気合いを入れて腰入れてもひとつ根性ぐっといれ  
  「いらっしゃいませー!」まいどー  

あの人は人気があるから アタシなんてだからいつも心配
あんな八方美人の女なんて無視して こっちに注文 聞きに来てよ
あの人が休んでる日に 行ってしまってガッカリしてたら
普段着姿の彼が入ってきて ななんと隣で飲んで話せちゃった  
  頭に手拭いキリリと巻いて 前掛けのヒモをぎゅっと縛って  
  気合いを入れて腰入れてもひとつ根性ぐっといれ  
 「い らっしゃいませ〜!」まいどー!

酔ったせいにして言ってみちゃったの
「好き好き結婚してちょんまげ〜」って そしたら・・・
「俺が独立できるまで待っててくれるなら…なんちゃって」
ばかばか大嫌い  
  頭に手拭いキリリと巻いて 前掛けのヒモをぎゅっと縛って  
  気合いを入れて腰入れてもひとつ根性ぐっといれ  
 「
らっしゃいませー!!」まいど まいど 毎度    


 この歌は、ボクの 実弟・久住卓也が2006年、手拭い作家宣言をして、
初の個展を開いた時、オープニングパーティの余興として演奏することになって作った。
 何かにつけて曲を作るのだ。
 展覧会のために作ったとはいえ、 モデルは吉祥寺に実際ある居酒屋「ガチャガチ屋」。
(ここの3周年記念の歌も作った。他じゃ歌えない、つぶしの利かない歌だ〜)
  ここの店員は全員手拭いを頭に巻いている。そういう店、今よくありますね。
 でもこの店はそれがハッタリではなく、皆気合いが入っていて、気持ち良い。
 珍しい芋焼酎がずらりと揃っていて、すごく安い。つまみも、手打ちの(!)うどんもウマイ。
 あ、今調べたらガチャガチ屋のホームページがあった。
 よく聴くと、語りの部分のバックに、営業中のガチャガチ屋でボクが録った店の中の音が入っています。
 
  語りはパーカッションの栗木健。ガチャガチ屋の店員にオーディション(笑)をやったが、
イマイチだった、というのはウソで、台詞は店内録音は無理だった。
 Bobのエレクトリック・ウッドベースが実にいいノリを出してる。
 Shakeのピアニカもいい感じに切ない。
 GOCCIは京都でガチャガチ屋のような店でバイトしていたことがあるそうで、歌に実感がある。
 最後の「いらっしゃいませ〜!」にワンテンポ遅れるやつがいる のもリアルくね?
 
  この曲はドラムとパーカションとベースをスタジオに録音機材を持ち込んで録ったあとは
すべてボクの仕事場で録った。同じようにして録ったのは「トロッコ」
「四畳半ビョーク」
「神様私にピアノを下さい」。
  今回収録しなかった 「とうとうロボが来た!」も実はリズムセクションまではすでに録音済み。
 つまり次のアルバムの準備はすでに始まっているのだ。
  別のスタジオで『自由の筈』と 同じメンバーで 録った 『誰かさんが今』も未完成のまま保存されている。

 久住卓也の手拭い展は、都内のほか、今年は春に仙台、夏に京都でも開かれる予定で、
その際はボクも必ず賑やかしにギター一本持って出かけて、弾き語りとトークなどします。
 ボク個人の出張弾き語り&スライドショー&トークは、頼まれれば全国どこへでも行きますので、
ボクのアドレス(TOPページ下にある)に気軽に お問い合わせ下さい。
  これまでに、 京都、旭川、日立、塩竈、名古屋に出かけています。