この曲は、Q&Wというアコースティック・デュオを組んでいた時に作りました。
何かのついでに5分ぐらいでパッとできた歌で、たった8小節で、サビもない小唄みたいな歌です。
リハのスタジオで ちょっとやったら、WAKAが「…イイ曲じゃん」と珍しく聞いた瞬間にホメてくれて、
その後なんとなくライヴの最後にいつもやるようになって今に至る。
吉祥寺manda-la2で、観に来てくれた楳図かずおさんも「最後の歌、いいね」と言ってくれた。
今、ちょっと調べたら10年前のことだとわかりビックリ。
当時は10年ぐらい続いた「モダンヒップ」を 休止中で、ボーカルのWAKAと二人で生ギターと歌で
、
小さな店中心にライヴ活動をしていました。
今は無き三鷹の喫茶店「ハーヴェスト」、同じく吉祥寺のバー「UP&DOWN」、
ここはまだある高円寺の「洗濯船」など。 マイクも無しで、二人だけで20人ぐらいの
お客さん相手にたくさんのライヴをしていたころです。
実はこの曲はこのアルバムの前に、ビクターから出たコンピレーションアルバム
『中央線ソングス』に、収録されています。その時もブルーヒップ名義ですが、
メンバーはコーラスGOCCI、ベースAkira、カホン荊尾浩司、バイオリン&アコーディオンSIESTA
という編成で、アレンジもずいぶん違います。よかったらこちらも聴いてみて下さい。
『中央線ソングス』では、吉田拓郎、RCサクセション、高田渡などに囲まれていて
恐縮するようでした。ここでそのスゴイメンバーが見れます。
でも聴き劣ることもなく、いい感じに収まっていますよ。
このアルバムでは、加藤千晶さんのライヴで大好きになったパーカッションのケッチャンこと
高橋結子さんに手伝ってもらいました。
そしてボクの大好きなソプラノサックスのフクムラサトシに 間奏をやってもらっています。
GOCCIのほかに、モダンヒップの時のコーラス・佐藤真紀子が手伝ってくれてます。
彼に吹いてもらうと、その瞬間に世界がフワーッと広がるようで、やっていて自分の歌なのにグッときます。
ベースはこの録音時期に短期間在籍した内田英里が堅実なプレイをしています。
アメリカの大統領が、武力行使をする時、しばしば「自由」という言葉を使うのが本当に嫌なんです。
そしたら相手にも戦う自由、テロするしかない自由、も認めることにならないでしょうか。
自分だけの自由、は本当の自由ではない。誰もが自由なはずなのに。
自由は時に他人を束縛する、危ない言葉でもあると思う。 自由は本当に難しい。
自由というのは、目の前にもあるのに、つかもうとするほど逃げていく、
果てしない「憧れ」の言葉なのではないでしょうか。